2023/04/17 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアストラさんが現れました。
アストラ > 陽の傾く時間であっても、メグメールの街道は行商人や冒険者を運ぶ荷馬車が行き交っている。
徒歩で王都を目指す者もいれば、近隣の都市へ向かう辻馬車もある。
時折ではあるが明らかに貴族のものと思われる豪奢な馬車も、幾人かの騎士を連れて過ぎていく。
多いのは奴隷だろうか。この国は油断をすればすぐにありもしない罪で奴隷堕ちさせられてしまう。
枷を付け、檻のような馬車で見せしめのように運ばれていく彼らの行き先は奴隷都市だろうか。それとも娯楽の多い港湾都市か。
野盗や魔物なども出るので、必ずしも安全な道のりとは言い難いだろう。

「見ていて飽きないものねぇ……」

暇を持て余した女冒険者。アストラは近場の岩に腰をかけながらそんな馬車が行き交うのを眺めていた。
依頼を請けた。街道の安全保障という巡回任務依頼。初心者と中級者が組んで、魔物や盗賊などが出ないように巡回する。
正規の軍や騎士たちでは目の届きにくいところ。あるいは単に人手がない時に、冒険者に寄せられるものだ。

依頼を請けて、巡回して、終わらせた。
後は王都に戻るだけなのだが、そこは気まぐれで奔放な性格なので、こうして休憩も兼ねて街道見物しているのである。
見目とスタイルの好い、男好きするだろう肉感的な体を持つ冒険者風の女が無防備に座っている。
声をかけるかどうかは人次第だ。あるいは、魔物の気配があればそちらへと向かうだろう

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にヨアヒムさんが現れました。
ヨアヒム >  すっかり暗くなった街道を、ランタンを揺らす二頭立ての馬車が走る。優に4人は乗れる客車の中で、背の低い太った中年王族は溜息をついていた。奴隷都市の視察に出かけたは良いが、かねてより親交のあった奴隷商人が自分の奴隷に命を奪われ、その後始末や後釜探しに追われていたのだ。

「やれやれ。全くとんだ……んん? ああ、ちょっと!済まないが止めてくれないかね」

 柔らかなソファに身を沈めてぼんやりとしていた中年王族は、ふと街道脇の岩場に女性―しかもとびっきりの、男好きのする容姿の女性―を見た気がして、つい杖で天井を叩いた。馬車を停車させた後、不安げな御者を尻目に扉を開け、通り過ぎたばかりの岩へと歩み寄る。

アストラ > 軽くうとうとして気づけばとっぷり陽も暮れてしまっていた。
それでも襲われないような運があるのだからそれはアストラの特性の一つ。
すっかり通りにも行き交う人々の姿がなくなっていた。欠伸を零し、そろそろ帰路につこうと思った矢先に過ぎていく馬車が一つ。
とくに気にも留めなかったが、その馬車が止まったのが馬の嘶きで分かる。

「……? あら」

馬車の中から誰かが降りて、此方に近づいてくる。
見るからに高級そうで大きな馬車から降りて近づいてきたのは、アストラの記憶にも残っている。
ル・リエーの水浴び場で親切に色々と施しをくれた人の好さそうな中年の男性だ。
岩から立ち上がってスカートの裾を翻し、ふわりと控えめな微笑で迎える。

「あらまぁ、お久しぶりですわねぇ、旦那様」

頬に手を当ててのんびりとした口調で声を掛ける。

ヨアヒム > 「やあ、こちらこそ。それにしても大したものだなあ、君は……」

 のんびりとした女性に思わず笑ってしまいながら、中年王族は辺りを見回した。大の男でも不安を覚えてしまう街道の夜道にて、二十歳程の彼女は自身のプロポーションを際立たせる衣装を纏い、岩に腰掛けている。
 様々な意味で「狙ってくれ」と言っているようにしか見えない女性を改めてじっくり見つめ、特に肉付きの良い太股と大きな尻に熱く湿った視線を送った後、咳払いする。

「……ところで私はこれから王都に帰る所なのだが、良ければ乗っていかないかね?近くに馬などは見当たらんし、野営している様子もない。近くに宿もないことだし……勿論、貴女に予定が無ければ、だが」

 柔和な笑みを浮かべ、親切そうな言葉をかける。しかし一度会っている彼女にならば、男の目的は容易に見抜けるだろう。指差した先には、優に4人は乗れる上品な内装の馬車。乗客はおらず、誘いに乗れば王都までの長い旅路を2人きりで過ごすことになることは、容易に想像できるはずだ。

アストラ > 「ふふ、慣れていますもの」

にこにこと柔和な微笑を浮かべながら、彼の視線が素肌に刺さるように感じる。
以前会った時の水着姿に比べれば体を覆う面積は増えているものの、隠れた部分までしっとりと熱のこもった視線を向けられれば流石に普通の女性なら身の危険も覚えるかもしれない。
が、そこは色情魔のアストラなので、そういう視線も嫌ではない。

「まぁ……、素敵なお誘いありがとうございます。是非ご一緒させていただこうかしら」

以前されたことも忘れたわけでもない。人の好さそうな笑顔の下にある下心も知っている。
彼と二人きりになる馬車内で何も起きないはずもないことは予想できた。
本来警戒すべきであるそれに対して笑顔のまま同意を示すということは、つまりその下心に応じるという意思表示だ。
アストラからすれば一人で歩いて帰るには遠い距離でもあるし、運んでもらうついでに愉しいことをするのもやぶさかではないのである。

誘われるままに並んで馬車へと向かえば、きっとエスコートをしてくれるであろう彼に手を委ね、密室の車内へと乗り込むだろう。

ヨアヒム > 「それは良かった。ではどうぞ、此方へ……」

 承諾を得られればにんまりと笑みを深め、左手で彼女の手をやんわり握って停車する馬車へと。上質なソファ、ワインなどの果実酒が入った魔法式の冷蔵ケース、そして菓子を入れた蓋つきのガラス瓶などが並ぶ、いかにもゴルドがかかっていそうな車内に彼女を通し、続いて自分も乗り、杖で天井を叩いて発車させる。

「差し支えなければ、慣れているという言葉の意味を教えて頂きたいね。普段から屋外での活動をされているのか?失礼ながら、レンジャーや狩人には見えんが……あ、お酒は何を?勿論、ジュースもある」

 魔法の水瓶で両手を簡単に清めた後、中年王族がいそいそグラスを出しつつ訊ねる。

アストラ > 裕福そうだという印象は変わらず、未だ彼を王族という認識はしてないがさぞかし高位の身分なのだろうと思いながら車内を見渡す。
馬車の中とは思えない程高級感と高品質な造り、冷蔵ケースなどもかなり希少品だろう。
発車する馬車もほとんど揺れを感じさせずに窓から景色が流れていく。

「これでも冒険者を生業にしてまして、屋外での活動も野営も一通りのことはできますの。……例えば、」

耳につけているピアスに触れれば清浄な空気と光が煌めいてアストラの全身にふりかかり、すっきりと洗われたように綺麗になる。
こういうものがあるので、何かと小汚いと言われがちな冒険者には見えないだろうという説明をしつつ、グラスを出す彼の隣へと腰を下ろして身を寄せる。

「お酒も窘めますので、旦那様のお勧めをくださる?」

傍らから露出の多い身を寄せれば、胸も彼の腕に当たるだろう。
上目遣いにおねだりしつつ、口元に微笑を浮かべて掌を彼の太腿に添えてつ、と撫でて。

ヨアヒム > 「おおっそれは……それは良いなあ。あんな場所にいたにしては小ざっぱりしていると思っていたのだが」

 ピアスに触れる相手を見て何をするのかと思っていたら、瞬く間に彼女の全身が清められる。小さく笑いながら拍手した後、飲みやすいリンゴ酒を開け、透き通った金色の液体をグラスに注いで相手に手渡した。

「おうっ……ほっほ、そうか。実はこう見えて役目柄あちこち出歩くものでね。しかも、鎧姿のむさ苦しい男達が似合わん場所であることが多い。冒険者でありながら品もあり……美しく、さっと身だしなみを整えられる貴女のような人が護衛についてくれたらなあ、と思うのだが。いかがかな。そういう……何といったかな。依頼?に、興味はおありかな?」

 自身の太腿に触れ、「その気」を仄めかす女性。二十歳代の艶っぽい美女に誘いをかけられた中年王族はすっかり気を良くし、太股を触る手に自身の掌を触れさせた。

アストラ > 「ふふ、ありがとうございます。色んな所で、気軽に使えますのよ」

勿論、見えないところまで綺麗に。と耳元で内緒話のように囁く声音。それでどこを連想するかは彼次第だ。
リンゴ酒を注がれたグラスを受け取り、軽く揺らしながら匂いを嗅ぐ。
色や香りだけで高いものだと分かるそれを目で楽しみながら、軽く一口含む。口の中に広がる芳醇な味わいに、美味しいですねぇ、と頬を緩ませた。

「まぁ……それは大変ですねぇ。ふふ、指名を下さるのであれば喜んで。富裕地区に私へ依頼を斡旋してくださる方がおりますので、その方を通して貰えればいつでも」

手を重ねてくる彼に、手首を軽く返して指を絡ませるように握り返す。
すりすりと擽るような繊細に指を動かし、掌を擦り付けながら手を引いて露出している肉付きの良い太腿まで連れてくるように招き、誘い、彼の手を握ったまま内腿に挟んでしまおう。
滑らかな肌質、柔らかな肉感、温もりが直に、その手に伝わるだろうか。
そんな風に露骨に誘いながらも、何気なく話を続けていく。

「護衛依頼となると、数日間ご一緒することになりますねぇ。依頼金に関しては心配はしておりませんけれど……依頼内容に色々と"追加"できるものもありますわ。冒険者ギルドとしてはダメなので、"個人的な依頼"、になりますけど」

ヨアヒム > 「それは……便利なことだなぁ」

 説明の続きを囁かれた中年王族は、グラスを傾ける女性を眺めて笑みを浮かべつつ頷く。

「なるほど。王都に帰ったら、そのあたりを聞かせて頂こうか。勿論、互いに名乗った上で……お? おう、ほほっ」

 右手を内股に挟まれれば、これは了承を得たも同然。途端に大胆になった男が手を更に進め、紐下着で辛うじて覆われた秘所を中指で撫でた後、無遠慮にも秘所だけでなく下の方まで探る。「見えない所まで綺麗に」という相手の言葉を信用してのこと。

「依頼内容の追加か。それは例えば……貴女の此処で、私が背負った心身の疲れを癒してくれるといったことも含まれているのかね?」

 金色の瞳を覗き込みながら、中年王族は太股で挟まれた手を動かす。左腕で女性を抱き寄せ、右手の親指で紐下着越しに淫核を刺激し、中指で後ろの穴を押し揉む。

アストラ > 「是非、喜んで。詳しい事はその時に」

そう言えばまだお互いに名乗っていなかったことを思い出しておかしくなって小さく笑う。
太腿に挟んだ手が動き出したのが伝われば握っていた手を離して、再び彼の太腿へと置き直した。
その手がもぞもぞと内腿の中で蠢くのを感じながら、秘所へと下着越しに触れればぴく、と反応する。

「んっ…、は…、…ええ、勿論。旦那様が疲れを癒されたいとおっしゃるなら、如何様にも…♡」

抱き寄せられるままに身を寄せ、耳元で色艶を乗せながら甘く囁く。
挟んでいた太腿を広げ、脚を開けば阻害するものはなくなり、形の良い鼠径部からわずかな布地で覆われただけの淫裂、その奥の窄まりまで思うがままに触れられるようになろう。
感じやすい陰核への刺激に「ぁ、ぁん♡」と嬌声を上げ始め、後ろ孔を揉み解そうとする指の動きに肉輪が疼く。
不浄の気配もなく慎ましやかに閉じていた菊孔も次第に柔らかくもなるか。
秘所から蜜が溢れ、濡れた音がする。

ヨアヒム > 「ふうむ。かなりの自信をお持ちのようだな。それでは此処で、「追加の依頼内容」に関する面接を行おうか」

 そこまで言った後、中年王族は股を開いて誘う女性と向かい合う形で座り直す。そして早くも秘所から溢れ出した蜜を指で掬い取り、早速解れ始めた尻孔に塗り込む。

「契約するからには心地よく働いて頂きたいからね。まず貴女の適性を見てかねば。経験や感度、それに……意欲、だな」

 くりくりと左手の人差し指で陰核を転がしながら、蜜で濡れた右手の中指で後ろを弄る中年王族。女性がその場所での行為を経験しているならば、男の指使いが慣れたものであることに気付けるだろう。
 性器の前端にある突起に指の腹を押し付けつつ、尻孔へと丹念に蜜を塗り込む。そして柔らかく解れた後ろを充分に濡らしたと見るや、中指をぬるぬると直腸内へ差し入れていった。入った後は直ぐ出し入れすることなく、中で指を折り曲げ膣を裏から刺激していく。

アストラ > 「あら…そうねぇ、信用も大事ですもの…っぁ、んん」

面接という体を取るのだと分かれば正面に移る様子に、秘所ではなく尻孔を穿り返す指に嬌声を零す。
ぷっくらと肉輪が広がり濡れた指がぬるりと押し込まれていく。括約筋が指を押し返そうと締め付けるも、忌避感はなく、ましてや肛虐を好む貴方ならば以前と異なりそれなりに経験済みで開発されていることがわかるかもしれない。

「ぁっ♡ んん…ッぅ♡ それは…嬉しい、ご配慮ですわ…っ、ぁあっ」

巧みな指使いで尻孔を弄られ、陰核も同時に刺激を受ければひと際高く声が出る。
足を開いたまま腰が浮きがちになり、そのまま滑りを帯びた指が尻孔へと差し込まれれば、中は柔らかく抵抗もなく男の指を飲み込んだだろう。
指の付け根を締め付けるばかりで、中の動く度に肉璧越しに刺激される蜜壺が切なく疼き蜜を垂らす。
不快感を表情に見せず、嬌声にも忌避感はない。陰核だけ感じているわけではないといった様子を見せながら、白い頬を赤く染めて腰がゆらりと揺れていく。

ヨアヒム > 「おお……最後に会った時と比べて大分こなれているじゃないか。経験豊富なのは好ましい。経験回数を教えて頂けるかね? 差し支えなければだが」

 言葉こそ丁寧だが、内容は性的侮辱も良い所。直腸の温度を指で堪能しつつ、開発済の狭い小穴の奥を中指で掘り返す。そして充分に解れたと見るや、太い中指をゆっくりと出入りさせ始めた。

「うーむ。これは予想以上の人材だな。出会って早々此処まで乱れてくれるとは。護衛と性処理をかなりの高水準で両立してくれるに違いない。帰って契約を結ぶのが楽しみだよ」

 その言葉と共に、笑みを浮かべた中年王族は尻孔に挿入した指の動きを速めていく。そして陰核に2本の指を添え、腸内に指が深く入るごとにきゅうっと摘み上げる。前後の責めは、2人の馬車が王都に入るまで続いた。