2022/09/21 のログ
■ゲネロム > 引き返すにはもう集落は遠く。
戻ることには夜が明けるどころではなく丸2日以上掛かるだろう、と考えれば腹をくくるしかない。
「………大丈夫ダロウ……タブン。」
弱者には強気であるが強者には卑屈である性質の強いゲネロムという獣人はニンゲンの言葉で愚痴り、獣の顔で苦笑いを浮かべると、なるべく無害を装い、王都の門近くで簡単な露店を作り商売を始めるだろう。
見た目は無骨なれど切れ味の良いナイフに片手剣。
剣やナイフとは別にきらびやかな装飾のなされたアクセサリー。
運が良ければ買えるし、運が悪ければ売り切れる。
期間限定の獣人による露店が始まる……予定である。
もし興味があれば購入者に尋ねれば名刺に似た紙をもらえるだろう、そこに書いてある場所に行けば、そこにはゲネロム達の交易所が……。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からゲネロムさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアスベルさんが現れました。
■アスベル > メグメールの街道、その街道から外れた場所に見える倒れた荷馬車。
見付けたのは偶然の事だし、事の終わった後であったのは幸いの事だろう。
それが自分を指すのか、それを行った連中を指すのか。
それは置いておくとして。
「……」
そこまで興味があった訳でもない。
そこへと街道から下ったのは何と無くだ。
馬も奪われ、御者や護衛だった連中も地面に転がっている。
そこにあるのは、中身も何もない破壊された荷馬車であった残骸のみで。
もし今この場に誰かが現れたのならどう思われるのか。
さすがに一人だ、この破壊活動をしたとは思われないが、興味本位に漁りにきたり野次馬で来た奴、ぐらいには思われるかもしれない。
■アスベル > 「この感じじゃ、どうせ雑魚共ばっからしいな。
面白そうな感じがあれば、と思ったんだがなぁ」
つまらなさそうに呟きながら、視線をある方角へと向ける。
それが何を眺めているのか、誰が見たところで分かるわけもないのだが。
その実、ここを襲った連中が逃げた方角であるのだ。
暴れた事によって残る力の残留、それによって相手の力を計り、去って行った方角を確かめたのである。
もっと高い感知能力等があれば、残った跡を探るような真似もいらず便利なんだろうが。
残念ながら自分はそんな力は持ち合わせていないのだ。
■アスベル > これ以上は何も無さそうか。
少しの間聞き耳なりを立てていたのだが、何も聞こえないし、何も感じない。
「仕方ねぇ、戻って進むか」
無駄足だったか、と思いながらその場を後に。
街道へと戻り、王都へと向けて再び歩き始めるのだった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアスベルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にゲネロムさんが現れました。
■ゲネロム > 今夜は集落への帰り道である。
昨晩は何とか王都の門付近で露店を開き、そこで幾つか取引を終えて、懐も温かく身も軽い状態でカンテラに帰り分の火を灯しての帰路であった。
服装は変わらない。
ゲネロム族とわからぬようにフードで顔を半分程度隠し、身体もなるべく見せないように外套でキッチリを隠した姿は一見してこの時間帯歩くのに危うい子供のように見えるかもしれない、が――…当然ながら尻尾がはみだしているので、ゴブリンではないが、近くに寄れば魔物とわかるだろう。
人間には比較的柔軟に対応するし取引もする。
だがエルフやミレー族や獣人は獲物としか見ていない。
昨晩もそれでトラブルを起こしかけたが魔物の本能なので仕方なく、抑えるのに苦労した。
だが疼くのだ。
あの獣の特徴を得た半端者や森を我が物顔で支配するエルフ。
美しく愛らしい奴らを犯して屈服させて嬲って喰らったらどれだけ愉悦を快楽を得よとゲネロムの本能が騒ぐのだ。
ごくり、と想像だけで思わず溢れかけた生唾を飲みながら、外套の裾で口元を拭う。
当然人間でも女であれば美味しく頂くつもりである。
懐が温まれば次は身体も温まりたいと思うのは雄として当たり前の本能。
――…それも遭遇すればの事。
今は王都からゲネロム族の集落のひとつ交易所を目指して歩き続ける。
その足音は小さく、カンテラのゆれもまた小さく。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にルキアさんが現れました。
■ルキア > 街道から少し外れた森の中で、少女は今宵のキャンプを張っていた。
街道や、自然地帯などで野宿をするよりも人の多い町や村に宿をとる方が安全だということは、よくよく理解していたが、少女が経験してきた事柄ゆえに、まだ人は怖く信用できずにいた。
かといって、生まれ故郷の森に帰るには自分は汚れすぎていると思い込んでいれば、森に帰るわけにはいかず…エルフなどのほかの集落にも行きづらい。
となれば、最低限人にかかわらぬように、と避けて生活をしようとすれば必然的に、こういった危険な場所を塒とすることとなる。
「日が暮れるのが早くなってきたなぁ…。もうちょっと早く、テントの設営に取り掛からないとだめかな。」
テントの設営中に日が落ちてしまったため、焚火とランタンの明かりをたよりに設営することになったのを反省しつつ、今度は食事の用意にとりかかろうと荷物を探っていく。
■ゲネロム > 王都から集落への道はゆっくりと歩けば丸3日は間違いなくかかる。
「……馬車ヲ借リルノモ交易所ハともかく、集落ガばれテ面倒ダカらナァ……。」
帰路の途中で一度野営をし、後はぶっ続けて歩く予定の荷物は皮袋にしっかりと詰めて準備をしてある為、帰り道に不安などは無いが、出来れば素材になる金属や鉱石の類以外にも手土産のひとつが欲しかった――…そこまで望むのは贅沢の極みだろうか。
あとまた退屈でもある。
基本一人で行動する事が多いが偶には兄弟と共に歩くのも楽しいものだろうと、色々と魔物なりに考えながら歩いているのだが、ふと鼻腔を擽る香りを捉える。
土よりも木の香り。
いけ好かない香り。
苛立ちと欲をそそる香り。
………アア、憎らしいエルフの香り。
匂いのする方向からして、自分の歩いている方角に近しいところに留まっているのだろうか、フードを指先で少しめくり鼻を露出させるとスンスンとその匂いを嗅ぎながらなるべく足音をさせぬように、だが獲物を逃がさないように駆ける。
距離は近く視認できるのも直ぐだろう。
街道から少し離れた場所で森の中で野営のテントを見つけ、その傍で食事をする人影を見つけ、手元のカンテラの蓋を閉じながら、その人物をエルフらしき人影を木陰より眺める。
美味しそうか、ヤレそうか、魔法を使うか、武器を使うか、危険か否か、孕みそうか、大人か、子供か、――…喰えそうか。
■ルキア > この季節は、実りが多くて野営をするにも助かる。
周囲に生えていた食べられるキノコや木の実、それらを保存食と混ぜて練って、木の枝に練りつけるようにすれば火にあぶられる様に地面に刺していく。
しばらくすれば、香ばしい香りが漂ってくるだろう。
その食べ物の香も、少女らしいかすかな甘い香りも、種族特有の香もすんすんと鼻を鳴らすゲネロムの鼻孔へと届いていくはず。
気休め程度に魔物避けの香をたいているものの、それも気休め程度。
嫌煙する魔物もいれば、意に介さない魔物も存在する。
ゲネロムがテントの場所を発見し、視認すれば、そこには蒼銀の長い髪のエルフの少女が食事の準備を行っていた。
ほっそりとした華奢な体に、膂力はそれほど強くないことが知れるだろう。
けれど、ほっそりとしながらも、年齢は10代の後半に入ったところで、胸部にはつつましやかながらも膨らみが見え、くびれた腹部から腰にかけても生殖能力を有するとわかる外見年齢。
見た限りは武器は腰に挿している短剣のみ。しっかりと見極めるならば、指には宝玉のついた指輪が光っているのが分かるはず。
■ゲネロム > 対象が獲物に成り得るか慎重に判断すべく、夕餉の支度だろう準備を行う姿の一挙手一投足を逃さず眺めているも、次第にそんな理性を本能が覆っていくのが判る。
食欲をそそる飯の匂いが余計に欲を湧き上がらせ、湧き上がった欲は食欲と共に繁殖を渇望させる性欲までも湧き上がらせる、そもそも食欲も性欲もゲネロムという種族には似たような物でしかない。
嗜虐、支配、快楽、食欲、一度火が点けば燃え上がるのは当然で、得に今夜見つけた獲物はエルフ……当然喰らうに美味な種族であり、視線の先の少女は特に楽しめそうな肉付きをしてた。
こぶりな胸元であるがしゃぶるには良さそうで、くびれは掴んで捕まえるのに程よそうで、あの尻も叩けば良く鳴きそうであると、ゴクリと先ほどの空の生唾ではなく、はっきりと生唾を飲み込むと、蓋を閉め光を消したカンテラをゆっくりと地面に置き、それから背中に背負った皮袋をも地面に置くと、じり、じり、と摺り足で茂みより抜け出し、直ぐに小走りになると外套を脱ぎ捨てながら、位置としては真横から少女の身体に抱きつこうと腕を伸ばし、体当たりしてそのまま地面に押し倒そうと。
――…身長の差は幾分あるが、小柄ながらの腕力は華奢なエルフには抵抗を許さない強さを兼ね備えていた。
「ウマそウな肉が落チテるなァ…オイ……。」
黒い体毛の狼の顔で少女に語りかける鼻をスンスンと鳴らして我慢できないと少女の匂いを嗅ぐ。
唾液はもう止まらない、口端から牙の隙間からダラダラとたれ続けてた。
■ルキア > ぱちぱちと、焚火が爆ぜる音が響いて時々少女は木の枝をつっこんで火力を調整していく。
香ばしい香りはより強くなって、次第に木の枝に練りつけた生地に焼き目がついていく。
「そろそろいいかな。」
美味しそうに焼けていく生地に、満足そうに一人で笑みを浮かべる少女を見ている者がいるなんて、少女は思いもしなかった。
地面に刺した生地を巻き付けた枝を、一本手にとったところで——
「きゃぁっ?!」
突然、真横から何かが飛び出してきて少女へとぶつかっていく。
少女よりも小柄な、子供のような背丈のそれだったが突然の突撃に容易に少女は押し倒されてしまう。
「な…何?!――—ひっ!」
体を地面に強かに打ち付けられて、何が起こったのかわからずに蒼銀の瞳が右往左往する。
そしてその瞳が認めたのは、焚火に照らし出されるよだれをだらだらと垂れ流す狼の顔。
スンスンとゲネロムが少女の匂いをかげば、エルフの匂いも少女特有の少し甘い香りも何もかもが濃くその鼻孔へと流れ込んでいくだろう。
「お、狼…ちがうっ?!いやぁっ!」
最初は狼かと思ったが、それは喋ったのだ。
肉など焼いていなかったというのに、ウマソウナニクガオチテイルと…。
肉とはそれすなわち………。
狼とは肉を食らう獣――それによく似たゲネロム、唾液が垂れる合間に見える鋭い牙…。
混乱する思考の中で、イコールでつながれば少女は必死に逃れようと身をよじり始めるだろう。
「た、食べ物ならそこの焚火のところにあるからっ、保存食の干し肉もあるからっ食べないでぇっ」
必死に身をよじって逃れようとしながら、意識を自分からそらそうと叫ぶ。
■ゲネロム > 「オォォォォォォン!!!」
――…遠吠え、空気をビリビリと震わせ、焚き火の炎を揺らすほどの勝利の雄叫びと兄弟に此処に美味い肉があるぞと知らせる何もかもが混じった咆哮。
想定以上に軽く華奢な少女を地面に押し倒したなら、当然その匂いをまずは堪能し、鼻腔いっぱいに少女のほんのりと甘い特有の香りを吸い上げて、ぬれた黒鼻をひくひくと動かすと、もっともっと匂いをくれと何度も鼻を動かしてゲネロムには菓子にしか感じれる香りを味わう。
「……干シタ肉?肉ハやっぱり真っ赤ナ血が滴ルのガイイ。生きタママ、ガブリと喰ラキきテェのサ!」
身を捩り抵抗をする事は嗜虐と情欲――…食欲を煽る行為にしかゲネロムには見えない、黒い眼には左右に揺れる蒼銀の少女の瞳が抉りたい程に美味そうに見えて、また滴らせる涎の量をダラと増やして、焚き火の光にヌラと光る鋭い爪が伸びる両手を伸ばし、その手で少女の着ているワンピースの胸元を左右に引っ張り引き裂こうとしながら、少女が逃げぬように少女の腰を両足で膝で挟むように座りなおして体重をかける。
「……アア、乳モ喰えソウだ。知っテルカ?乳は脂肪たっぷりデ、食い千切ル、歯ごタエが……。」
溢れんばかりの食欲を堪えきれぬ様子で獲物に少女に饒舌に語りかける、語りかけるのを止められない。
そして当然のように食欲に混じるもうひとつの欲望も騒ぎ始めてか、股座の毛並みの中より体躯に比べて随分と大き目の肉棒がでろんっとはみ出し、まだ硬さがなく、自然と少女の腹部に落して、卑猥な切っ先までものせて、その先っぽからじわーっともらしたかの如く我慢汁の雄臭するあの汁をたらすのだった。
食欲以外にも欲がある、と。
喰らう以外にも少女を使うつもりもあると。
性欲の強さを本能的に獲物に見せつけ、どちらの意味で喰らうのか、或いは両方なのか、もしくは獲物にそれを選ばせるようでもあった。
焚き火の赤い炎に照らされて、狼の黒い毛並みは爪と同様に艶やかに輝く、それでいて狼の黒い眼には血走っているが確かに知性を輝きを浮かべ、一部の隙も逃さぬように少女の蒼銀色の瞳に舐るようなまなざしを注いでいる。
■ルキア > ビリビリと空気を震わせる咆哮に、思わず少女はぎゅっと目を瞑って耳を塞ぐ。
そろそろと目を開けば、濡れた黒鼻がひくひく動かしながら、少女の首筋を胸元を、顔をと行き来して匂いを吸い込んでいく。
「――ひぃっ!きゃああっ!!」
必死に抵抗しようと、身を捩るが抜け出すことは叶わない。
干し肉の提案も、却下と同時に少女を恐怖のどん底へと陥れるような言葉を吐かれて、涙が溢れてくる。
そして、滴る唾液が少女の肌にかかりながら、鋭い爪が伸びる両手でワンピースの胸元を左右に引っ張られる。び、びりっと 布地が限界の悲鳴を上げて、とうとうびりぃぃぃっと裂ける音とともに引き裂かれてしまった。
布地の下には、上向けに横になっているからよけいにつつましやかに見えるふくらみと、その先端の淡いピンクの先端が焚火の光にあおられている。
「い、いや…いやっ…お肉なら、どこかで生のお肉を買ってくるから…うさぎでもなんでも、とってくるから…っ食べないでっ食べないでっひっぃぃっ」
引き裂かれて、臍のあたりまで露出した肌にでろんと柔らかく生暖かい不快な感触のそれが乗っていく。
脅しのような言葉におびえながら、それを載せられて不快感と恐怖に涙をこぼしていけばどろどろとした雄臭い先走りが肌の上を伝っていく。
その意味が分からぬほど、少女は何も知らない頃とは違ってしまっていたから…わかりたくなくても分かってしまう。
食欲以外にも性欲を持て余しているのだと、分かってしまう。
「こ…ころさ、ないで……」
死ぬのは怖い…痛いのも、怖い……
「なんでも、いうことききます、から…。」
死ぬのはいや…死ぬのはいや…
炎に黒い毛並みを輝かせ、血走る眼で舐るように少女の蒼銀の瞳を見つめる獣に、ガクガクと体を恐怖に震わせながら、震える声で命乞いをするだろう。
■ゲネロム > 思わず喉を膨らませ二度目の咆哮をあげそうになった。
早く早く兄弟たちを此処に呼び寄せ、酒と料理と活きの良いエルフの肉で宴をしたいと、願い一度目を吼えたのを後悔さえした――…エルフが命の代わりを差し出そうと、美しい者が獣に服従の言葉を向けたのだ、これ以上の愉悦はない。
「ナンデも、カァ?ナンデモなノカァ?……デモなァ?」
黒毛の狼の顔はハッキリと愉悦混じりの口角吊り上げた笑みを浮かべて、少女の命乞いにある意味命をかけた交渉にのり、何かもったいぶる様な言葉を唾液撒き散らしながら吐き出すと、ぬれた鼻先を少女の首に寄せてから舌ベロを出してべろりと首筋からあご先まで舐りあげて、他の兄弟がきてもわかるように唾液と臭いを擦りつけ、味見を。
焚き火の炎が反射して映る黒い眼はその最中も片時も少女の蒼銀色の双眸からは視線を外さない、いつでも殺せると言う殺意は薄れたが未だ残る食欲と、それを超え始めた性欲で血走ったおぞましき物を少女の視線に重ね続ける――…逃がさないとも、視線は語るだろう。
「………ソコマデ言ウなら、テメェは喰ウより、面白イんダロウナァ…。」
もったいぶる言葉に重ねてナニを己に差し出すのか、探るような言葉さえ吐いてから、道端の石ころで手慰みをするかの如く、片方の手だけ生命の鼓動を打つ心臓のある左側の乳房に掌を被せると、硬い爪先で淡いピンク色の先端を軽く突き、命を握っているのは己だと、対価は何だと痛みでも語り掛ける。
エルフの少女の腰にまたがる小柄な狼人。
余程の獲物が気に入ったか、或いは暫くぶりの肉にありつけそうなのか、体毛でふわりとする尻尾を左右にふって、あたりに獣臭を広げながら尻尾でも喜びを見せるのだった。
そして、喜びはまた雄の象徴を昂ぶらせる。
でろりと少女の腹に乗せた肉棒の大量の我慢汁を溢れさせたエルフを多種族の雌を孕ませる為の形をしたカリ首ある亀頭、その竿に徐々に血流が増し、弾んで硬くもなっていく、それ以上に根元にあるパンパンに膨れ上がった陰嚢までも露出させ、不気味な下腹部に。
■ルキア > 「ひっ…!」
べろりと首筋から顎先までなめられて、生臭い唾液の匂いがこすりつけられていく。
犬の下のような柔らかい感触の舌に、ぞわりと鳥肌がたって拒絶感に悲鳴が漏れる。
血走った目が少女を見つめ続けて、その場に縫い付けるように視線を注ぎ続けていた。
「痛いっ…やめてっ…いうこと、ききますから、殺されたり食べたりしないでくださいっ」
ドクドクドクと早鐘をうつ心臓の真上へと、ゲネロムの手が重なり鋭く固い爪先が先端を突いてくるのに、必要以上に痛みを感じて少女はびくっと体をこわばらせた。
より一層、命への危険を知らしめながら、狼は腹の上にのせたそれを膨らませていく。
どろどろと先走りで少女の肌を汚しながら、むくむくと固くなったそれが天を突くように少女の肌から離れていく。
少女の腰をまたいているから、パンパンに膨れ上がった陰嚢の感触まで伝わってきて、今すぐに逃げ出したい。
けれど、逃げられるはずもなく…命を守るには、相手のもう一つの欲を満たすしかないのだ。
「さ、さわっても…いいですか…?」
ああ、こんなことが嫌で、人里から離れていたはずなのに…。
悍ましい、汚らわしい、気持ち悪い…
けれど…死ぬのはいやだ…
自分の中の葛藤を押し殺して、震える声でそう問いかけるのは、いきなり触って攻撃と勘違いされるのを避けるためだった。
そっと天を向く男根へと震える手を伸ばすと、両手で包むこむようにしてすり、すり、と下から上へと摩り上げていく。
にちゃ、ぬちゃっと先端へと触れると先走りが少女の柔らかな掌に絡みついて、ぬるぬるとした感触とともに滑りをよくしていくだろう
■ゲネロム > 「……そこマデ、言うナラ仕方ネェなァ……優しイナ、オマエの飼イ主様ハ、ダロ?ちゃんすヲくレテやるんダカラ。」
己の気分ひとつでひとつの命を喰らう事が出来ると言う優位性、そして美しいエルフを自由に言葉で行動で虐げられるという悦びにわざわざもったいぶる様な言葉を選んで吐いて、今の己の立ち位置と立場を雌に対しての圧倒的優位な立ち居地を何度も繰り返し確認して反芻が如く楽しむ。
もちろん爪先の柔らかさもだ。
薄桃色の先端部分を乳首を突いた爪を引っ込め手を引くと、蒼銀色のエルフの前髪を掴んで、鼻先を顔を寄せて、間近で少女の恐怖と絶望に彩る双眸を眺めながら、舌先よりたっぷりと少女の問いかける唇に涎を垂らして、どうするか様子を伺う――…舌べろをだらり、焚き火の輝きは唾液すらきらきらと輝かせるのだった。
「………ツマラナかったラ喰う。ヘタくそデモ喰う、ソウダナ、ツマラナイ事をシタら、その度に、指でもクウカ。」
と、完全にエルフの少女を自分の下と認識している、欲望のはけ口と玩具として認識していると言わんばかりの眼差しにあわせて、わざわざ恐怖を煽る言葉を続け、脅かして、精神すらしゃぶりつくさんとするゲネロムという雄。
ヤレと言わんばかりに腰を前に揺らせば、少女の冷たい手が触れてくるのには項の毛を逆立てて悦び、両手が触れて摺り始めると当然の如くそこには血流は流れ続け、する度に亀頭の先より我慢汁をこぼして、快楽を得ていることを少女に伝える。
ビクン…ビクン……と心臓の鼓動の如き勃起の律動。
包み込んでくる少女の手を内側より跳ね除けんばかりに太く雄雄しくより反り返る肉棒、張り詰め始めた肉棒の亀頭は腰を前に突き出したことで、わざと少女の乳房の片側をするように仕向け、そのこぶりながらのふくらみを肉棒で味わおうとする。
容易く少女に反応するのは飢えていた証左。
そして根元の陰嚢の大きさは蓄えている子種の量と少女が許されるまでの時間を教える――…当面は無理であると。
それが空になるとまではいかないが、存分に吐き終えるまでこの惨状は終わることがないと。
■ルキア > 「…っひぐ…ひっ…」
違うといいたくても、言えるはずなんてない。
涙でぐしょぐしょになって、恐怖に表情を歪ませながらうなずくしか少女には選択肢は残されていなかった。
そして、突きつけられていた爪先はひっこめられて、今度は前髪が捕まれる。
ぐいっと涙と恐怖でぐしょぐしょになった顔をのぞき込まれながら、舌先からだらぁりと涎が唇にたらされていく。
生臭くて、獣臭い吐き気を覚えるそれを、少女は震える唇を開いて受け入れていくしかない。
キラキラと焚火にきらめく唾液は、糸を引きながらゲネロムの舌から少女の口の中へと注がれていくだろう。
「ごほっ…こほっ…」
ごっくんと、いくらかたまったそれを、意を決するように飲み込んでいけば従順だと判断してもらえるだろうか。
「が、がんばりますから…許して、食べないで…殺さないで…っ」
少女の心は、恐怖に支配されつつあり逆らう意思が根本からもぎ取られようとしていた。
その証拠というように、自らゲネロムの男根に手を伸ばしていけば、やれというように腰を突き出されていく。
ぬちゅ、ぬちゃっと雄臭い先走りを塗り付けるようにしながら、手でしごいていけばそこに心臓の鼓動があるかのように、びくんびくんと律動していくのが感じられる。
突き出された男根は、つつましくも柔らかな乳房の片側に押し付けられていくのに、びくびくと少女は体をこわばらせながら、先端が押しつぶされるたびに淡い快楽が走って息を詰まらせる。
根本の陰嚢のふくらみは、人間のものよりもかなり大きいように感じられて、それがしぼむまではゲネロムは満足しないのだろう…そして、いつまでも手淫だけでごまかせないことも、少女は忌々しい経験上知ってしまっていた。
だから、首を起こすようにすると胸に押し付けられている男根へと舌を伸ばしていく。
早く出して、満足してほしいとそう願いながら、舌を伸ばして苦さの混じる生臭いそれをなめとり、亀頭をくすぐっていく。
■ゲネロム > しなやかな少女の肢体に劣情を抱くのは雄として当然。
そして独占欲を抱くのも当然であり、番(つがい)と言う栄誉あるモノではなく、気に入った玩具に名前を刻むように今は唾液に含まれる獣臭で少女の柔らかい首に今は唇に口内に自らの所有物である証を刻んでいく……今は臭いだけだが、興奮すればするほどに赤く鮮やかなものも見たく衝動が沸く。
ぐしゃぐしゃに顔を涙で汚しで汚れ、優雅さも気品も無い恐怖と絶望に染まるただの雌の顔になったのは至極愉悦で、己が意のままに察せよと言わんばかりに垂らして見せた唾液をその唇を開き受け入れて嚥下するのには満足げな笑みさえ狼の顔で浮かべるゲネロム。
「……ナラ頑張っテ媚売ッテ、尻フッテ、喰ウより価値ガあるッテ教エテクレよナ、腹ヘッテるカラ正直ドッチでモ良イインダけドな!」
幾度も繰り返すマウンティング的言動。
その度に巻き散る唾液の量もまた貪欲さの象徴であった。
そしてもうひとつの象徴から感じ始めた甘美だが物足りぬ刺激もまたマウンティング的な言動を増やす要素である。
亀頭に触れるこぶりながらの柔らかさと先端の弾力、少女の手の滑らかさと己の我慢汁の滑りで、刺激され煽られ、少しずつ肉棒以外の態度でも少女の選択肢を悦ぶようなそぶりが増える。
ビキビキと血管を浮き立たせて、今や熱した鋼と見まごうばかりに怒張までたどり着き、それでもなお物足りなそうに勃起を続ける肉棒、その甘い少女の手淫の感覚、それに加わった小さな舌先が亀頭に触れる感覚にゾワゾワっと背中の黒下を逆立て、狼頭はまた嗤うのだ。
「ナンダ、しゃぶりテェのカ。そうかそうか、飯時ダッタもんな…。」
と、首を起こして舌先を伸ばし、亀頭を舐めてくる少女の舌に大きく張ったカリとまたこぷりと溢れる我慢汁を押し付けたながら、少女が首を起こしたように少女の腰にまたいだ状態から蒼銀色の前髪を離し、鈍く輝く爪のびる手を更に先まで伸ばして、腰を持ち上げてその腰の位置を変える。
獣の如き四肢を這わせた姿に近しい体位。
亀頭を舐めてくすぐる少女の舌先と唇をその亀頭で圧しながら、膝を立たせ少女の脇のあたりに足裏を摺り寄せ、調度胸元をまたぐように、自分の股座を少女の相貌の上に位置させると、怒張した肉棒を少女の唇に垂直に寄せる――…もし腰を落すなら、当然それは喉を小突くに十分な角度となるようにし、当然その奉仕の続きをまつ、そして垂直になれば当然重力に導かれ我慢汁は真っ直ぐに少女の唇へと落ちる……あの唾液のように。
■ルキア > 唾液を飲み下し、手淫を行い、それでも雄は満足しないものだとわかってしまっているから、命を守るために少女から進んで口淫を行っていけば、嬉しそうな満足そうな声が漏れる。
しかし、それはまるで少女が男根をしゃぶりたがっているかのように揶揄する言葉で…。
少女はそんなことはないと、心の中で叫びながら耳まで赤く染めていくだろう。
より一層血流を巡らせて勃起した男根から、先走りが溢れて舌に絡まりついていく。
子種すら混じりそうな雄臭いそれに吐き気を覚えながらも、れろれろと上目遣いにゲネロムを見上げながら奉仕していれば、ゲネロムが体制を変えていく。
少女の頭を地面に寝かして、ゲネロムのまた座がちょうど口の真上にくる体勢。
「――—っ……うぅ…んむ…あむぅ……うぐ…」
真上にきた亀頭部分を唇で挟み込むと、舌をちろちろと尿道口にふれさせて擽り、そして亀頭全体を口の中へと飲み込んでいく。
ゲネロムが腰を落とせば、容易に喉奥までえぐりこむことが可能だろう。
少しでも乱暴にされることがなくなるようにと、少女は暴力におびえながら積極的に舌を絡めていく。
そして、垂直になり先走りがどろどろと喉奥へと流れ込んでくるのを、必死に飲み下していくだろう。
■ゲネロム > 「……ホラ、ウメェだロ?……オ?もう指ハいらネェってカ?イラねぇナラ喰っちマッテモいいヨナァ?」
ゲラゲラゲラと唾液を撒き散らしながら、初めて人と同じように狼の頭部で口開いて品無く笑うゲネロム族の雄は数刻前より余程機嫌よく少女の行動に満足した様子を見せるが、言葉は矢張り少女に奉仕を煽り、手指も休むなと暗に告げた後にザリっと地面を強く前足の爪で掻いて、四肢に力を込めなおすと、余裕の出来たふさふさの体毛が逆立つ尻尾を使い、少女の膝裏を撫でてから太ももの内側までなで、そのスカートの中に尻尾を差し込んで、楽しげに太ももを毛並みで撫で回す。
「……アア、手クライ、兄弟タチに貸しテやるカ。ホラ、キタゾ…。」
と、眼差し周囲に向けることなく、首を曲げて自分の股座に咥えつく少女を見るのだが、見づらいことに違いなく、ただその分しっかりと少女の価値を示すチャンスが増えたことを伝えると、直ぐに少女の舌使いに意識を向けた。
亀頭に走る熱と錯覚しそうな少女の舌べろの生む心地よさ、尿道をすられると別のものまで沸きそうになるが堪え、その分だけ我慢汁が水っぽくなるが、構わずに完全に亀頭をくわえ込まれた心地よさに一度だけ鼻を鳴らすように鳴いてしまう。
それはある種の屈辱。
ゆえに直ぐにそれを誤魔化すべくゲネロムは腰を動かす。
積極的に絡ませてくる巧みな舌にあわせ、亀頭を舌の根元を突くまでに腰を落しながら亀頭を押し込むと、また腰を引くことで亀頭を引いて、完全に少女の唇から抜いて、口内全てに我慢汁を臭いを押し付け、抜いたところで少女がどうするか我慢汁を尿道口より垂らしながらまつ。
その間に宣告したとおり茂みからは少女にまたがった雄とそっくりな獣人が2匹、既に股座はギッチギチに張り詰めて反り返っており、目的は見るまでも無く少女にある事を見せつけながらおこぼれに預かろうと少女に近づいていく。
周辺はもう完全に獣臭に包まれ、周囲から小動物や鳥すらも姿を消している状況となる。