2022/03/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道/風呂付の小屋」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 「はふ……ふぅ…ぅ……」

近場の川から引かれた水が小屋の中に置かれた浴槽の中へと溜められていて、真新しい薪が小屋の傍らに小高く積まれている。
高い煙突が際立って見え、手桶と洗濯板まで用意されている、一風変わった設備付きの小屋であった。

そんな小屋を見付けてしまったならば、と薪を使って火を起こし、服を脱ぎ去って一人堪能している旅路の女性が小屋の中で小さく心地良さげな声を漏らす。
旅路の中のちょっとした贅沢な感覚を味わいながら足を伸ばして堪能し、時々に薪の火加減を調節して意図せず湯加減に浸っていて。

まだ新しい生木は水分を多分に含み、内側からは分かりづらいが外側から見れば煙突からもくもくと白煙が立ち上っている様子が日の沈む夕暮れ時にも確認出来る。
即ち小屋の中に入った人物が風呂に入っているかどうかも筒抜けになっている仕様であるとは、何も気付かないまま。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道/風呂付の小屋」にエズラさんが現れました。
エズラ > 少し時を経て――同じ施設を発見した度の男。
どうらや入浴施設である、ということを外観から理解して、こりゃあいい、と脱衣を済ませて浴場へ足を踏み入れる。
無論、先に脱いであった衣服を見ているので、先客のことは承知だが――

「おおっと、こりゃあ……――」

――その性別までは、今の今までわからぬまま。
鍛え上げられた肉体を相手に晒し、隠そうともしないままに、ずけずけと浴槽の中へ足を踏み入れて。

「旅のモンだ――少し邪魔するぜ」

そう言うや、相手の向かいの位置、湯に浸かる――
当然のようにその視線は、湯の中の相手の信じがたいほどに熟れた肢体を眺めている――

レフェーリア > 「――あっ、え、っ」

のんびりと佇んで眠気さえも浴槽の中で感じていた時に、突然に入り込んで来た見知らぬ者の姿。
此処が街道のあくまで一時の休憩用の小屋である事を思い出した時には、平然と浴槽の中へと入り込んでいく様子を丸く見開いた両目で眺めて。

「……あ、は、い……どう、ぞ…っ……」

明らかに驚いていたながらもこの場の事を思い出したのと、今の状況に気が付いてどうにか相手に言葉を返すのが精一杯だった。
相手が入り込んだ事で波間が立つ湯船の中でも豊満な肉体、たっぷりと浮き上がっている乳房までも合わせて揺れる姿を自然と見せ付け。
透き通った湯の中で相手の鍛えられた此方とは真逆の肉体をじっと見ながら、こんな時何をするのか分かっている様に――

もしくは、受け入れる手順まで心得ている様に平静を取り繕いながらも裸体を隠さず、ぼんやりと相手を見返して。

エズラ > 大の男が闖入したというのに、どこか落ち着いているような相手の態度。
しかし、男の視線を受けるその様子には、落ち着き以上に――どこか、こういう状況に仄暗い気持ちを揺らめかせているようにも見えて。

「ふぅ~……旅の途中にこんな湯につかれるたぁ、嬉しいね――」

そうして――湯の中を泳ぐように、正面の相手に近づいていき。

「おまけに、一期一会の出会いまであるたぁ、なおのことだぜ」

そう言って、相手の身体に手を伸ばし――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道/風呂付の小屋」からエズラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道/風呂付の小屋」からレフェーリアさんが去りました。