2021/07/04 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にジェイクさんが現れました。
ジェイク > 王都から離れる事、半日。昼下がりの近隣の村落に通じる街道。
普段から人の往来が多い、その道を遮るように柵が設けられ、
道の脇には幾つかの天幕が建てられ、簡易的な陣営の趣きを為していた。
街路に立ち、通行する馬車や通行人を差し止め、積み荷や身分の検査を行なっているのは、王都の兵士達。
曰く、此処最近、山賊や盗賊の類が近隣に出没するために検問を敷いているという名目であるが、
実際の所は隊商からは通行税をせしめ、見目の良い女がいれば取り調べの名を借りて、
天幕でしっぽりとお楽しみという不良兵士達の憂さ晴らしと私腹を肥やすための手段に他ならなかった。

「――――よし。次の奴、こっちに来い。」

でっぷりと肥った商人から受け取った賄賂を懐に入れて、彼の率いる隊商を通せば、
列をなしている次の通行人に声を掛けて近寄るように告げるのは一人の兵士。
何よりも厄介なのは、彼らが紛れもない王国の兵士であり、市井の民が逆らえない事だ。
そして、その事を理解している兵士達は、御国の為ではなく利己的に国民を食い物にしている最低最悪な屑揃いであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からジェイクさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 日よけ程度にしか使う事が出来ない様な掘っ建て小屋の中であったが、今回は幾らかの食事が、飲み水の入った瓶が。
そして全てを取り込みながら、何があったのか小屋の中に首輪から伸びる鎖で繋がれた一人の女性が佇んでいる。
傍らに置かれた看板に書き記されているのは「ご自由にお持ち帰り下さい」と彼女本来の権利を完全に奪い去ったかの様な背徳的な意味合い。

それ程に小屋の中に薄く漂っているのは少し前まで肉欲に浸っていたであろう淫らな匂い。
彼女の身体の中からも汚された後として色濃い精臭が染み着いているものであり、好き放題に楽しまれた後で放置された、というのが現状だろう。

「はぁ……うぅ……」

生殺与奪さえもこの小屋へ訪れる者に握られているという相当な状況でありながらも、彼女の顔立ちから火照りは消えていなかった。
今の状況さえも発情を促すくらいに淫らである様子を証明してしまっていて…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にハレスさんが現れました。
ハレス > いつもの採取やらから帰る道すがら。
平素であれば見向きもしない素通りするような掘っ立て小屋であったが、この時ばかりは人の気配と、その中で何があったか明らかにわかるくらいの匂いが仄かに感じられた。
放っておくのも悪い気がするというなんとなくな考えてその小屋の中に入ってみれば、目の前には豊満な裸と女とわざとらしい看板が一つ。

「おう、また会ったな…今回も妙な出会い方だが」

前も彼女は裸だったなと思いつつ、彼女の性格と状況からいろいろ察することができる。
見ての通り彼女はこの状況すら馴染み、興奮している様子…そして一応勝手知ったる男がじっとりとした視線を彼女に向けながら、助けるでもなくどうしようかとほくそ笑んでいるのだから。

レフェーリア > 以前に出会った時と比べて淫紋の色合は一際濃さを増しており、どんな目に遭っていたのかはまだ小屋の中に漂っている匂いからでも感じ取れるだろう。
簡素な扉が開いた先で出会った、以前に出会った経験も、そして身体を重ねてしまった経験まで持ち合わせている相手と視線が合い、ほくそ笑んでいる姿に小さく身体を震え上がらせながら。

「あ、あぁ……あの………うぅ……」

普通だったら何をしてでも助けを求めるしかないかもしれない。小屋の中に繋がれた鉄製の首輪は彼女一人の力では外す事も出来ないし、
このまま助けられなかったならば次に小屋に誰がいつ訪れるのかさえも知れないのだから。
しかしながら彼女は何か言いたげんに口を開きかけてから、やはりとばかりに看板を指差してそれ以上は何も言わない。

今現在の状態を、甘んじて受け入れたがっているかの様に。

ハレス > じっくりと彼女の身体を舐めまわすように眺める。
相変わらず男受けするであろう肉付きの良い身体、整った顔立ち、そして肉欲に従順な性格。
下腹部に刻まれている淫紋も以前にも増して色濃く見えているのは、犯されて間もないからか、それとも魔術的なものを注がれたからか。
少なくとも直前に彼女で楽しんだ人物は、ただの好色家ではなさそうだ。

「ああ、わかってるって…ちゃんと持ち帰ってやる、風呂くらいは入れてやるさ」

彼女を繋いでいた鋼鉄の首輪を、己の腕力でのみバキンとねじ切ってしまう男。
精液まみれで放置され続けるというのも少々酷なものがあろうと、首輪だけの状態になった彼女を連れて帰ろうか。
優しい言葉を掛けるも、彼女は身をもって知っている…この男と肌を重ねればどれほど激しく犯されてしまうかを。

レフェーリア > 日頃の行いによって濃さを増した淫紋の効能までも自然と高まってしまっており、相手を見るだけでも興奮が高まっているという始末。
相手から気紛れにでも見放されてしまったならば次には死んでいてもおかしくないのに、どうしようもない程の熱気は今でも続いて体の中を渦巻いて漂ってしまっている。

「あ……ありがとう、ございます……あぁ……」

容易く鎖を破壊して貰って自由の身になった…のではなく、看板を掲げている以上は相手の所有物になってしまったのだという感覚の方が強まって止まらない。
散々に汚され続けて来たのだろう身体からは染み付いた精液の匂いを押し退けられる程の甘い雌の色香が漂って、これから先の事に期待している様子を少しも隠す事さえ出来ていない。

こうして小屋の中には看板と鎖の残骸、そして見知らぬ色香のみが残る様になったが、
そう言う事に使うのはあまりに物が無さすぎると、普段通りに使われ始めたという話である…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からハレスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からレフェーリアさんが去りました。