2020/12/13 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にハクさんが現れました。
■ハク > 王都マグ・メールから街道を進み、神聖都市ヤルダバオートへの分岐点となっている交差点。
そこから少々南東に、道から外れて進んだ先のちょっとした丘になっている場所を超えた所でハクは草原に寝転んでいた。
ちょっとダイラスからマグ・メールへの荷運びの依頼を受けて行って居る所だった。
ただ、その『荷運び』は少々違法性のある薬物。
粉末状にして吸引させることで大の大人でも一発で昏倒せしめるような薬だ。
――なぜこんなモノを運んでいるかというと、それはマグ・メールのとある医者からの依頼だからである。
以前に王都の友人が病床に倒れた時に助けてくれた医者から、医療用にと懇願されてその荷運びの依頼を受ける事になった。
昏倒させる――麻酔効果のある薬なので、時に体を切開するような治療を行う時に。
はたまた、獣やヒトに襲われ末期を迎え苦しんでいる者への最後の慈悲を与えるために。
そういう時に使うものだと言われ、しかしそれがこの国では違法性がある、とも説明を受けたが……
それでも人助けになるのであれば、とその違法荷運びを行って居る所だった。
「問題は、アレでござるよなぁ」
交差点からさらにマグ・メールに向かった所にいつの間にか張られていた検問。
薬が魔力で変質する可能性があるため布袋以外に入れられない、という理由で手にもつ荷袋に入れた薬を見られれば、
犯罪者の烙印を押されて薬を届ける事ができないだろう。押収されてしまう可能性もある。
別にこの荷運びは急ぐものではない。なら少し時間を潰していいか、と考えこうして草原で寝転がっているのだ。
■ハク > 特に視界を遮るようなもののない平原だ。検問を見て引き返す様子は見られたかもしれないが……
まぁ、恐らくその程度でこちらに兵が来ることもないだろう。
もし来たとしても、検問で金を取られるくらいならキャンプでもして過ごそうとした、とでも言えばなんとかなる、そう考えている。
「――ふむ、しからばキャンプの準備でもしておくに越したことはないでござるか」
思いつきに説得性をもたせるため、収納魔道具の宝珠からテントをとりだす。
ちょうどこの丘を降りた所には川がある。説得性も増すだろう。
うむ、と頷きテキパキとテントを設営すると、今度はスコップを取り出して竈を作るために穴を掘るのだ。
小一時間ほどで料理をするのに十分な竈ができあがり、満足げに頷いてそこに火の術を小さく投げ入れ乾燥させる。
「あとは食料でも、と」
ゾス村の方に戻れば森もあり、そこでいくらか森の恵みを得る事もできるだろうが……
流石にそれは手間と考え、魔道具から釣り竿を取り出す。
特にテントに結界等は貼っていないが、まだ日も高い。
薬を入れた荷袋こそいれてあるが、それとは別に囮用の少々の金貨を入れた袋もいれている。
盗みに入ったとしても衣類と日常雑貨と薬しか入っていないかさばる袋より、その金貨袋を持っていくだろうと考えている。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にトーカさんが現れました。
■トーカ > テントから、釣り竿を持った幼女が出てきて、付近の水場へと釣りに向かう。
…十分離れたところを見計らって、不可視の少年が入れ違いにこそこそとテントの中へと侵入していった。
魔力に依らない、生来の能力としての『透明化』のちから。
加えて生涯をかけて学んだ盗賊技術により、トーカはテントの主に察知されず侵入を果たせるハズだ。
つい半刻ほど前までは、トーカはハクの後ろ数百メートルを歩く、無関係な旅人だった。
しかし、検問を見るや否や踵を返して、白昼にもかかわらずテントを設営するハクの振る舞いを見てしまったならば。
この幼い(見た目の)旅人には必ずや後ろ暗い事情があると、トーカの盗賊の勘が働いたのだ。
どんな厄介事を抱えてるかは知らないが、知っておけば必ずや己の為になると。
ありていにいえば、『カモ』として選ばれたわけだ。
十分怪しいと思ってテントに侵入したのだから、囮の金貨袋に騙されるなんてこともない。
そんなわけで。ハクが食料調達を終えてテントに戻ってくると…。
…その中では、見知らぬ旅装の少年が泰然と座り込んで、テントの主の帰りを待ちわびていた。
透明化はしていない。手には例の違法薬物の包みを持って、不敵な笑みを浮かべながらこれ見よがしに弄んでいる。
■ハク > 「なかなかの釣果にござったなぁ」
2時間程の釣りの結果、3匹の程よいサイズの川魚を釣り上げる事ができた。
ハク自身はあまり魚の種類に詳しくないものの、それらは味がいいためそこそこの値段で取引される魚であり。
この魚はどんな味なのか楽しみにしながらテントに戻ってきてみれば……
「……お主、何者にござるか?」
荷袋に入れている調味料をとろうとテントの入り口をくぐるまで気づかなかった気配に少し驚き。
耳と尾をぴんとたてながら、腰に佩いている太刀の柄に手をかけ誰何する。
その視線は一度少年のもつ薬袋に向いてしまうが、できるだけ平静を装いすぐに視線を少年の顔に向けた。
■トーカ > 「よう、おかえり。ずいぶん長い釣りだったなぁ?」
テントの中に不審人物がいれば、当然警戒を向けられる。
だが、青髪の少年は余裕の笑みを崩さず、おしりを着いて足を広げた挑発的な着座姿勢のまま、少女を見返す。
「俺か? フフッ。たぶんだけど『同業者』ってやつじゃないかな?
このクスリのことだって知ってるんだぜ? 俺もたまーに依頼されて運ぶからな」
2本の指でつまんだ薬の容器を、ひらひらと揺すってみる。
薬包とハクに交互に視線の焦点を合わせながら、油断なく少女を見据える。
腰には東方の刃物。使い手であることは見受けられるが…。
「……まぁそうイキり立つなって。俺は結構すばしっこいぜ?
それに万が一、その刃物を躱しそこねて斬られちまったら、俺は全力で悲鳴を上げるよ。
そうしたら関所の連中も寄ってくるだろうなぁ……」
貧民街育ちのトーカは、油断している素振りを見せつつも真に油断することはない。
だが、東方の刃物使いが概して実力者であることも知っている。油断せずともなお、太刀打ちできないことだってある。
だから先んじて修羅場にならぬよう釘を差しておいて。
「だがよ、同業者のよしみってやつだ。
条件次第では、こいつをマグメールに持ってく手助けをしてやってもいいぜ?」
■ハク > 「盗みが入っても、そこの袋で満足するかと思ったにござる故」
長い釣り、と言われても仕方はない。実際暇つぶしとして楽しんでいた面もある。
だからこそあまり強い反論もできず、少し困った雰囲気になりながら言い訳をするあたりは見た目相応のように駆け引きが不得手であることも見て取られるかもしれない。
ふてぶてしく座ったままの少年を見て斬る事も考えたものの、その手に持った黒い粘液入りの瓶はさほど頑丈ではない。
床面もクッション性が強いわけではないので、落としたら割れてしまうだろう。
だからこそ、少年に言われずともに斬る、という行為はとりあえず『無し』の選択肢にして。
「『同業者』……?いや、それがしは今回の荷運びが初、また今回が最後でござるよ」
自分以外にも医者がこの違法薬の運搬依頼もしているのか?と訝しげに思いながら眉根を寄せる。
――もしかすると、医者が実は違法行為に手を染めているかもしれない。
――もしかすると、他にもこの薬を何らかの目的で欲している者がいるかもしれない。
それらの事実の裏とりは今回行っていない。
今回だけだという約束だったため、というのもある。
せめて最低限の裏とりくらいはするべきだったかと思っているところで、提案をされて首をかしげ。
「……む、具体的にはどのような?」
話を聞く姿勢を見せる。
別にここでキャンプするのは検問避けのためだ。マグメールに戻れるのであれば、それはそれで問題ない。
ただ、そのための報奨として多額の金を要求されたら困るため、それほど強い欲求の姿勢は見せずに聞いてみる。
■トーカ > 「検問の前で足踏みしたりキャンプこさえてるのを見せられちゃあな。
私は検問を素通りできない裏事情があります、って宣言してるのも同然じゃん」
だから金貨袋程度には気を取られない、とほのめかして。
薬を無傷で強奪するのも難しいことにも気づいたようで、少女の戦意が収まるのを見れば。
トーカも内心で抑えてた緊張がほぐれ、ふぅ、と1つ安堵のため息をつく。
「……なんだ、普段からこういう密輸業をやってるわけじゃないのか?
つーことは、あんたは盗賊じゃなく見た目通りの『サムライ』ってやつか?
ふぅん、なんにせよ慣れない仕事だったってわけだな」
指先で弄んでた薬瓶をぎゅっと手で握りしめると、トーカは音もなく立ち上がった。
「俺はマグメールで盗賊やってるトーカってんだ。
なに、あんたみたいな身が軽くて強そうな奴に、貸しを作って置こうってだけだよ。
そんな面倒くさい条件じゃねえ。次に会ったときに俺が困ってたら助けてくれ、くらいの奴さ」
ニッ、と白い歯を見せて笑みを浮かべる。外見年齢通りの、幼さの残る雰囲気の笑い顔。
……それを油断なく見ているなら、トーカと名乗った少年の姿が、何の前兆もなく『消える』。
霧が晴れるように、人体がまるごと中空へとかき消えてしまうのだ。着衣はもちろん、手にしていた薬さえも。
「どうだ、俺はこんなふうに透明になれるんだ。魔術じゃないからこのクスリの成分にも影響はない。
いつもこうして関所や城門を抜けて密輸してんだ。
あの関所を通るときだけ、俺がこうしてクスリだけ向こうに持ってくんだ。それなら大丈夫だろ?」
同じ位置から、トーカの声が聞こえる。
■ハク > 「むぅ……」
なぜこの偽装があっさり見破られたのか、説明されると自分の行動を見られていたなら当たり前かと理解する。
理解するものの、見られていたことを気づかなかったのは少し気に食わない。
気に食わないといっても目の前の少年が、というわけではなく未熟な自分が、という意味だが。
「まぁ、そうでござるな。冒険者として活動しているのが主にござるよ。
慣れぬ仕事というのはまぁ、そうでござるが」
問いかけてくる相手には素直に返事をする。
――マグメールでは娼婦としても活動しているが、その事について言及されないのであれば特に説明する必要もないと考えていて。
そして薬瓶を握ったまま立ち上がった少年が言う事には、なるほど、と理解をして少し気を緩めた。
しかし、説明の途中でその姿が急に消えてしまえば驚いて目をむき、左右を見回す。
気配すらも消える隠形に、まさか盗まれた!?と思ったのもつかの間、元々居た場所から声が聞こえてきて。
「なるほどと理解はできるでござるが、説明くらい先にしてほしいにござる……
しかし、了解したにござる。お主が薬を検問の向かいまで運び、
終われば今度お主の働きに手を貸す、という事でござるな?
まぁ押し入りやら強盗やら、そういうことでなければ承ったにござる」
少しため息をついて苦言を呈してから、段取りを理解して口にする。
一応、恩を受けたら返すつもりではあるものの、非道行為は無理だとは前置きしておく。
さてそうなれば、と手にもった魚をひとまず得意ではないが発動はできる氷系の術で凍らせようとし。
「……すぐ行くでござるか?それとも、食事するにござるか?」
食事するのであれば、この魚を使い。
そうでないなら氷術で凍らせて保存しながら一緒に持ち帰ろうと考えていて。
■トーカ > 「冒険者、つまりなんでも屋ってことだな。厄介な仕事をよろず引き受ける便利屋。
盗賊まがいのこともするとあっちゃ、そういう技術を磨いておいても損はないぜ?」
姿を消したまま、トーカは軽口を叩く。その声色は第二次性徴の只中といった感じで、高くもなく低くもなく。
小生意気な印象は拭えないだろう。
「提案にノッてくれるんだな? じゃあさっさと行こうぜ?
俺が消せるのは姿だけだからよ、魚の臭いとかがついてたらさすがに気付かれるかもしれねぇ。
……ま、そうでもなければ、あんなザル関所なんて誰にも悟られずに越せちまうがな」
さっさとキャンプを畳むよう促す声を発しながら――その声の発生源がハクに近寄る。
僅かな気配を帯びた不可視の人物が、テントの入口に佇むハクの脇をすり抜けるように抜け出ようとする。
さすがにサムライ相手となっては『まったく気取られずに』とは行かないだろう。
だが、盗賊として決して素人ではないということのデモンストレーションにはなるだろう。
「だから食事は後にしようぜ。俺は先に行ってる。
関所を越えて500mほど行くと左手に大きいポプラが立ってるだろ?
あそこなら関所の連中からは見えないし、そこで受け渡しとしようぜ?」
そう言い放つとトーカは、さっさと関所へと向かおうとしてしまう。
かすかな足音とともに、平原に生える雑草が断続的に踏みわけられ、乾いた土に浅い足跡が穿たれる。
トーカの振る舞いに怪しさを覚えたなら、それを追って引き止めたり斬りかかることもできるだろう。
■ハク > 「ふむぅ……なるほどにござる……」
盗賊まがいのことをするか、と言われるとできるだけやらないつもりではあるが。
それでも盗賊じみた技工を身につけるのは一つの手だと考えて素直に頷く。
相手が子供のように見えるといっても、自分もまた見た目は幼女のようなもの。
同じような存在かもしれないし――前にみたような、竜種や魔種であることも考えて素直に話を聞いている。
「む、了解したにござるが……っと、あー」
理解すれば、少年の気配をうっすらと感じ取る事はできる。
テントの床面の歪みや空気の流れは確実に『そこになにかある』事は理解できる。
ただ、見えない。それだけは本当にすごいと思いながら脇を抜けてテントの外に行く少年に振り向き。
「ふむ、了解したにござる。ではまた後で」
少年が走り去ろうとする背中に声をかければ、そのままテントを畳んでいく。
竈も潰し、荷造りも終えれば問題なし。再び街道に出て堂々と検問所へと向かっていくのだ。
■トーカ > 整地されてない地形では、さすがに草を踏んでしまったり足跡も残してしまう。
だが整備された街道に出てしまえば、その素早い歩みに一切の痕跡は残らない。
がっちりと固められた関所であろうと、不可視の術と忍び足をもってすれば素通り可能。
先行したトーカはかくして、違法薬物を手にしたまま王都側の街道へと入れてしまう。
去り際にハクへと伝えられた、目印となるポプラの木。
冬となって葉は落ちてしまっているが、太い幹と下り気味の地形は関所からも街道からもいい目隠しとなる。
ハクが無事関所を越えられたなら、街道からその木に向けて新しい足跡が伸びているのを見つけられるだろう。
さきほど去り際につけた足跡と同一。トーカは約束を違わず、そこでハクを待っているようだ。
しかし、その足跡は木の幹のすぐそばで途切れているものの、トーカの姿はない。
■ハク > 検問でも多少の質問こそあったが、荷物を改められても特に違法性のものはない。
収納魔道具の中も専用の検知魔術で調べられたが問題ない、ということで無事に通ることができた。
であれば、あとは例の薬を受け取るだけだと安心しながら道を進み、話にあったポプラの木の場所へ向かう。
地面を見れば足跡があり、そちらに向かったのだろうと理解できて。
「む?」
しかし、その足跡は幹のそばで途切れていた。
念の為、最後の足跡の所で手を振ってみるも、何かに触れる事はない。
「トーカ殿、どちらにいるでござるか?」
であれば、近くにいるかも知れないと思って声をかけ。
とりあえず木の幹に背を預けて待つことにするのだった。
■トーカ > 無事関所を通り抜けてきた少女が、葉を落としたポプラの木へと歩み寄ってくる。
未だ姿を消したままのトーカを訝しむ様子を見せながら……想定通りの反応だ。
最後の足跡が残る地点から少し位置をずらし、器用に気配を消して待ち構えていたトーカ。
彼女が己の名を呼んだその瞬間、行動に移る。
「……ふッ!」
ハクのすぐ側、なにもない空間から突如微量の黒い粉が吹き出る。トーカが預かっていた麻酔の薬品だ!
不可視となっている間にこっそりと薬物の粘液を指に取り、強くこすって粉末に変えていたのだ。
この量では麻酔としての薬効は不十分、昏倒させるには至らないだろうが、脱力させ体の自由を奪うことはできるだろう。
そして、消えたときと同様に一切の予兆もなく、ハクの目の前でトーカの姿が再び可視状態となる。
……下半身を露出した状態で! 脱ぎ去っていたズボンを手から地面に落とす。
彼の股間からは、細長い見た目のペニスがむっくりとそそり立っている。ショートボウのような弧を描いて。
「すまねぇな、サムライさん。さっき『次に困ったことがあったら助ける』って約束してくれたよな?
さっそく困った事になっちゃったからよ、助けてくれ。見てくれよ、俺のチンポを。
サムライさんがそんなスケベな裸同然のカッコしてるからよ、さっきからずっと勃起が止まらねぇんだ。
具体的に言うとおまえさんの横を通り抜けた時くらいからね……クククッ」
寒空の下、ぎんぎんに怒張した細長ペニスを見せつけながら、トーカはハクを見つめる。
薄手のタイツに羽織物だけという露出狂めいた着衣の幼女を、ターコイズブルーの瞳が舐めるように見分する。
すぐに襲いかかるようなことはしない。薬が効くのを待っている様子。
■ハク > 「ふむ……?いやまさか、盗んだ等ということは……っ!?」
幹に背を預け、反応がないことに訝しんでいた所で急に顔に向けて粉末が浴びせられる。
それに対してなんとか顔をそむけようとするものの、間に合わずにそれを吸い込み、がくがくと膝を震わせ崩れ落ちて。
「な、なに、が……」
呪いのせいもあって薬効が非常に高いハクの体はすぐに昏倒薬の効果が発揮され、手足の力が何も入らなくなる。
調合を適切に行なっていないせいか気を失うまではないのだが、逆にそのせいで目の前に現れたトーカが股間を丸出しで立っているのを見上げる形になってしまい。
「うぐ、ぁ、いや、そん、なことを……」
声を出すのもなんとか、という雰囲気で口を開く。
戦闘力としての期待ではなかったのか、という事を聞きたいのだが、そういう意味を口から出す事もできていない。
ジロジロと、地面に尻をつき、足をだらしなく開いているせいで極薄の魔力皮膜越しの、
股間の割れ目も露骨に見せつけるようなポーズになってしまったまま、体をぷるぷると弱々しげに震わせる。
■トーカ > 「よし、効いたな。何度かこのクスリ運んだことあるって言ったろ? 使い方だって心得てるんだ。
大丈夫、預かったクスリはちょっとしか使ってねぇよ。俺が満足したら返してやる」
本来の使い方ではない簡易的な粉化だが、十分に効いてるとみて、ククッと口角を釣り上げる。
悪辣な笑み。弱者をいたぶる弱者の、卑屈な笑み。
「そんなこと? 何がだ? こんなに雌のボディラインを強調してよ、マンスジまで浮かび上がらせて。
ちょっとばかし幼すぎるが、俺の好みから外れちゃいねぇ。どーせ見た目通りの歳じゃないんだろ?」
ハクの外見は幼女そのものだが、先程から交わした会話から、精神年齢は十分成熟してると見て取れる。
トーカも似た類の亜人種だが、さて実年齢にどれほどの差はあるかは定かではない。
――だが、こうして体の自由が奪われてしまえば実年齢や歳の差なんて関係ない。捕食者と獲物の関係にとって変わったのだ。
脱力して膝をつくハク、その額に手を伸ばしてぐっと押しやり、冬の地べたに仰向けにさせる。
「まあでも、さすがにガキの体だ。俺のチンポは根本まで入らねぇよな。
それじゃチンポが風邪引いちまうからよ……口で頼むわ」
仰向けにしたハクに跨るようにトーカも膝立ちになり、覆いかぶさるように体を下ろす。
弧を描くペニスが太刀のごとく振り下ろされ、ハクの唇にびちびちと触れる。
濃厚な雄の性臭が放たれ、口や鼻の付近にまとわりついてくるだろう。
「すまねぇな、ちょっとした長旅でロクに宿も取れなかったんで、2日は風呂入ってねえんだわ。
まぁその辺も含めて『助けてくれ』るよな? きれいに掃除してくれよ、外も中もよ、ククッ♪」
竿の根本に手を添えて、幼女の口を汚しながら、唇の合間へと切っ先をねじ込もうとする。
咥えこまれてしまっても、その長い竿はどんどんと口腔へと押し入ってくるだろう。
■ハク > 「そ、いうこと、きいて、る、わけ、では、っっ……」
せめて薬がちゃんと効果を発揮し、昏倒してしまえばまだ我慢もできるかもしれない。
半端な効果が強く発揮してしまっているせいで、もしトーカがハクの手を持ち上げるなどしても抵抗なく玩具のように持ち上げる事が可能だろう。
そんな、全身のちからがまったく入らない状態にされて、聞かされる言葉に反論をする余力もあまりなく。
頭を押されれば簡単に地べたに仰向けに倒れ込んでしまうことだろう。
「ううぐ、っし、く、せ、せめて、やど、で……」
逃げるのは無理、そして相手はこちらを犯す気しかない。
となればせめてこんな路上に近い地面の上ではなく、宿に、と懇願してみるもの……
そのまま顔の上に跨がられ、ペニスの先端を口元に押し当てられる。
少し汚れも付着している濃いオスの匂いは鼻孔をくすぐりハクの下腹部をこんな時でも熱くさせてしまう効果がある。
そのまま唇の間にねじ込まれれば、割りと抵抗なくそのまま口内に侵入することが可能だろう。
そうなれば口内に満ちるオスの匂いで、抵抗の動きも弱くなっておとなしくなっていってしまう。
見た目年齢通りに幼い肉体は体温も高い。本当にペニスの温度が低くなっていたとしたら、熱い湯に入った時のような快感がそれだけで得られるかもしれない。
そして口内もペニスのしゃぶり方を体がちゃんと理解しているようで、押し込めばしっかり喉まで使って根本まで飲み込んでいくことが理解されることだろう。
■トーカ > 「宿ぉ? それまで俺の勃起をほっとけって言うのか? おまえのせいで勃起しちまったんだぞ?
責任っ、取れよなっ……ふうううううっ…!」
力なく横たわる幼女の肢体を組み敷き、眼下にはなおも扇情的なタイツ姿の下半身がある。
見れば見るほど情欲を煽られ、ペニスは冬風に吹かれつつもその硬さと熱さを失わない。
……そんな肉棒がハクの唇に触れ、吸い込まれていけば、湿った体温が纏わりつく感触にびくんと戦慄する。
トーカはペニスを迎え入れた舌や上顎の感触を亀頭でしばし堪能した後、さらに奥へと肉棒を導こうと腰をおろしていく。
「ふうっ、ふうっ……。さて、サムライさんのドスケベタイツの股間、もっと近くで見せてもらうぜ…」
口腔のみならず喉までも犯そうとペニスを差し込みながら、トーカは上体も下ろしていく。
いわゆるシックスナインの体勢になり、ハクの両脚を手で掴んで割り開きながら、下腹部へと頭を寄せていく。
「ん、このタイツ、ただの布じゃないな? すごい薄いな……。まぁいいだろ。舐めるぜ?」
お尻の下で口腔陵辱されている幼女にわざわざ断りを入れた後、反応を待たずに、女性器へと食らいつく。
タイツ越しにくっきりと浮き出た幼女特有のぷにぷにな大陰唇に、口も顎も埋めてしまうほどに大胆に。
そして舌を伸ばし、割れ目全体を大きく何度も舐めてくる。クリや尿道口にもしっかりと、執拗に摩擦を加えてくる。
魔力皮膜は体液や匂いを通すものかはわからないが、トーカは気にせずがっつくように激しくクンニをお見舞いする。
女体の体温と柔らかさだけでも、ペニスを固く保つには十分だから。
■ハク > 「ふぐぅふ、んっっぐ、んじゅ、じゅるっっ……」
腰をおろし、ペニスを根本まで口にねじ込まれ。そして引かれて再び口内にねじ込まれる。
口を使ったセックスような動きをされれば口の端から呼吸を伴った唾液音が響いていくことになる。
そうしながら足を開かされると、一瞬だけ抵抗はあったがすぐに両膝が左右に別れ開いていってしまう。
股間どころか足先まで覆う魔力皮膜は皮膚に沿って生成されているので性器の形もくっきりと浮かび上がらせてしまっている。
そこをぺろりと舐められしゃぶられると、被膜越しに伝わる体温を感じる事ができるだろう。
発情して上がりつつある体温は、図らずもハクにとって大好きな体位である、というのも影響あるのだろう。
「んっぷ、んっじゅ、んぅうっっっ……」
口が何か言いたそうにするが、その動きは逆にペニスをしゃぶり刺激するような動きにしかならない。
そして、トーカの目の前では股間や勃起してしまったクリトリス、尿口などを舐め回された事で毛量豊かな尾が嬉しそうにぱたぱた振られているのが見えるかもしれない。
――そしてもし、トーカがハクがテントを設営する前。
トーカの存在に気づいていないハクが小用を足す際に首元の装置を何かしら弄り、排泄していたのを覚えていれば……そこに何かギミックがあることを思いつくかもしれない。
■トーカ > 「ふうっ、ふんっ……っ、ふうっ……。…くくっ。ちと味気ねぇが、舐め甲斐のあるぷにまんだぜ?」
貪るようにハクの股間に顔を埋め、被膜越しに粘膜の柔らかさと体の奥から溢れ出る熱気を堪能するトーカ。
無遠慮に腰も上下させ、口腔を犯す腰つきも徐々に激しく深くしていく。
常人であればすぐにも嘔吐反射を見せてしまうようなイラマチオにも、この幼女は情熱的な反応を返してくる。
この体勢が好きなのか、ペニスの味が好きなのか。
何にせよ、泣き叫んだり全力で拒絶されたりするよりは心地がいい。
しっかりとサムライ少女にも快感を注ぎ込みながら、喉奥を犯し続ける。
1つ腰を往復させるごとに、肉棒全体から放たれる雄の発情臭と熱い猛りが増し続け、ハクの内部に塗りたくられていく。
――実際のところ、事前の観察により、この少女が纏うタイツの解き方は概ね把握している。
だが、タイツ越しに間接的に晒される女体の輪郭にこそ興奮したトーカである。
首輪に秘密があることを察しているが、まだ解かずに魔力皮膜越しのクンニを続けている。
的確に女性器の弱点を見出し、特に尿道口へ舌先を小刻みに突き入れるような責めを断続的に繰り出し始めるが。
皮膜越しであれば、その愛撫もどこかもどかしいモノに感じられるかもしれない。
「………っ、ふ! そ、そろそろイキそう、だっ……おまえもイけ、タイツの中でイけ…っ!
……っくううっ!!」
トーカが早くも1発目の射精の波を感じ、腰をぐっと引き上げて、亀頭をハクの舌に乗せる体位に変えてくる。
自然と陰部に押し込まれたトーカの口の中では、ハクのクリトリスを前歯が甘噛みし、コリコリと鳴らしてくる。
同時に高い鼻先で尿道口を深くえぐり、無理矢理気味にでも同時に絶頂を迎えようと…。
■ハク > 「っふ、っふう、っふ、っぷ、んっぐ、っぷむっっ……!」
口腔を犯されながら、力なく晒してしまっている魔力皮膜越しの秘所を只管舐め続けられる。
処女の状態に戻っているために柔らかくはあるが割れ目はぴったりと閉じて居た場所も、興奮によりわずかに緩んで口を開き初めていた。
魔力皮膜は皮膚に沿って張られているものの、流石に性器の内側にまでは発生しておらず、形こそ顕になってしまっているが穴の奥には直接は進めない構造だ。
しかし、ただただシックスナインの体位でイラマチオされながらのクンニ攻めに、体はかなり昂ぶってしまっている。
びくん、びくんと体が震える痙攣はクリトリスや尿口を舌先で強く摩擦した時に発生しており、軽い絶頂を何度も味わってしまっている。
そしてやがて、腰が一度引かれた後舌にぐ、っと押し付けられ。
さらにクリトリスを皮膜ごしに噛みつかれて尿口を鼻先でえぐられるという刺激を与えられれば――
「んっぅ、っっっ……っっっ~~~~~……♥♥」
びくん、と腰を震わせ絶頂に達してしまう。
1度達してしまえば、あとはクリトリスに噛み付くだけで同じレベルの絶頂痙攣を引き起こしてしまうことだろう。
■トーカ > 「………っく! ふうっ、ふあっ……っふ……」
背骨から骨盤へと駆け抜ける戦慄に、トーカも詰まった雄叫びを漏らして絶頂を表現する。
どぷ、どびゅ、ぶぴゅ、と断続的に精液がほとばしり、ハクの口腔全体にまぶされていく。
舌に触れ鼻に抜けていく精液の香りは、名も知れぬ花の香りを微かに帯びているが、それ以外は味も臭いも常人の精液である。
「……っふ、ふうっ……出た出た。あんたもイッたよな、よしよし…俺のテクも捨てたもんじゃないぜっ……」
浅く咥えさせた亀頭を十分舐らせた後、一度その口から切っ先を抜き放つ。
ぶるっ、と腰を大きく震わせ、尿道から精液の残滓を絞り出してハクの鼻っ面に吹きかける。
精液と唾液でべちゃべちゃに濡れた肉棒をハクに容赦なく見せつけながら、トーカも呼吸を整える。
「……だがよ、まだ萎えねえわ。あんたがドスケベすぎてよ……っ!
クスリが切れるまであと10分くらいか? もう一発くらい付き合ってくれよな!」
言うと、トーカはシックスナインの姿勢のままで手を伸ばし、ハクの首元のチョーカーに指を添える。
そして器用に結び目を解き、魔術皮膜を解除しにかかる。
「こうすれば、このタイツも消えるんだよな。さっき見てたからよ……俺は目ざといんだぜ。
旅の最中なうえに一度イッた後のガキマンコだ、中身はどんな状態かな…ククッ♪」
■ハク > 「っぶ、っじゅ、んぎゅ、ご、っきゅ……っっ」
遠慮なく口腔に吐き出された精液に息が詰まりそうになり、喉を鳴らして飲み下す音を響かせる。
しかし飲む速度は少々遅く、ゆっくりと飲みながら鼻で濃厚な精臭と共に酸素を取り入れていく。
だがその鼻にまで精液を浴びせられ、少し呼吸がしづらくなるものの……
胸を大きく膨らませながら濃い臭いの空気を吸い込んでしまっていた。
「ん、んきゅ、んきゅ……」
トーカが言っている言葉の内容に抵抗も反抗もすることはできない。
薬の効果もあって体が動けない、というのも一つであるが……
すっかり体が発情し、自分も性行為を、被膜ごしではない直接的な刺激を体が求めてしまっていた。
だから、トーカの手が首元に伸びてチョーカーをほどこうとしているのに気づいても何も動くことはしない。
本来はそれに触れて念じる事ができれば、それだけで必要な部位の皮膜を解除できるが……
しかし今彼がやるようにチョーカーを解く、というのも一つの解除方法だ。
しゅるりと解けた事により魔力皮膜はパチンと弾け、一瞬で魔力に転化されて空気に溶ける。
そして……トーカの目の前には度重なる絶頂でお漏らしまでしてしまったのか、黄ばんだ液体も付着している股間を眼にすることができるだろう。
クリトリスは皮膜越しに見えていたとおりに勃起し、しかし皮はかぶったままの姿。
陰毛は1本も生えておらず、桃色の大陰唇は涎のように愛液を溢れさせている。
尻穴もまた桃色の肉であり、もしそこに指を差し込んでも指先に付着するのはやや粘性の高い体液のみになる。
■トーカ > 「うわっ……!」
持ち前の器用さがあれば、片手だろうと硬い結び目だろうと解いてしまう。
魔力あるチョーカーをするりと解いてしまえば、幼女の身を覆っていた極薄のタイツもかき消えてしまう。
黒い被膜に覆われていた肢体も扇情的だったが、こうして白昼の屋外でひん剥かれてしまった女体というのも別の趣がある。
そして、シックスナイン体勢でのクンニにより、ハクのそこは無残なまでに濡れそぼっていた。
執拗な尿道口弄りの影響か、尿臭も漂ってくる。もちろんその芳香も、トーカの劣情をさらに煽る効果しかなく……。
「………く、くそっ、たまんねぇぜ……はぶっ!」
トーカはまるで塊肉に食らいつくかのように、再びハクの股間へと勢いよく頭を埋めこんでしまう。
ぐじゅぐじゅに濡れたハクの幼い大陰唇を割り開き、口や顎を内部に差し込んで、頬すらも濡れてしまうほどに。
唇は尿の塩気が色濃い尿道口へと吸い付いて、ちゅ、ちゅ、と断続的に吸いたてて来る。
時折負圧が和らいだと思ったら、舌が勢いよくその穴に突き立てられ、浅くも力強く拡げようとしてくる。
同時に鼻先は先刻同様に膣口を穿ち、そこから湧き出る雌の性臭を嗅ぎながら乱雑にピストンを繰り返す。
まるで湧き水の泉に直接口をつけて飲むような、下品なクンニリングス。
そしてハクの頭部側では、再びペニスが唇に押し当てられ、無理矢理にでも口腔に押し入って来る。
今度は口腔だけではとどまらず、一気呵成に喉まで……食道にまで細長ペニスを突き入れてくる。
そしてそのまま、女性器に対してそうするのと変わらない力加減と勢いで腰を振り始める。
パン、パン、と音を立てながらハクの眼前で臀部を上下させ、乱暴に口と喉をいたぶる。
陰嚢までもが踊り狂い、幼女の鼻先や額にべちべちと何度も叩きつけられる。
「ふっ! ふぶっ! ふううっ!!」
■ハク > 「っきゅ、ごきゅ、っっ、けぽ、っほ、っは、はぁ……っっ」
ようやく口内に吐き出されていた精液を飲み下す事ができ、口での呼吸が可能になる。
既に魔力皮膜が解除されているため、吹く風に少し寒さを感じるものの……
それ以上の発情の熱により体は蕩けてしまっていて。
「ひはふっっ!?ん、っっ、んぅ、っっ……♥」
薬の効果がわずかに弱まったのか、粘液まみれになっていた股間に再び食いつかれた事で少し大きな嬌声を上げてしまった。
そして粘液まみれの股間を只管舐め回され、穴を広げようとする動きに体は再び刺激で興奮する。
しかも今度は先程と違い、被膜越しではない直接皮膚を、粘膜を刺激するものであり。
「っっううううっっっ……!!」
びくんっ!と再び震えて絶頂により、トーカの口内に向けて潮吹きまでしてしまった。
それに対して謝罪するべきなのか、と緩んだ頭で考えていたところ、再び口内にペニスがねじ込まれる。
先程のように、しかしより苛烈に口を性器扱いでピストンする動きに鼻先を陰嚢で叩かれながら、喉までしっかり挿入されての口交尾が始まってしまう。
そして最中、ぶるりと震えて嫌そうに腰を揺らしてしまう。
度重なる刺激で再び尿意が湧き出してしまった。流石にこれは、と考えて嫌がるように腰を動かす。
■トーカ > 「あむっ、ん、ぷっ、ぷふっ……! はふっ……く、くそっ、エッチすぎるだろ!
さっきからイキまくりかよ、このメスガキサムライがよ……!」
タイツ越しのクンニから直接攻撃に出た途端、腰をビクつかせて潮を吹いてしまうハク。
尿道から吹かれた熱い熱い潮汁を、トーカは何の躊躇もなく吸い立てては飲み込んでしまう。
呼吸を整えるためにほんの少しだけ陰部から口を離し、その隙にハクの痴態を揶揄する。
その間もシックスナイン体勢のイラマチオは容赦なく継続し、人の頭を頭と思わない暴力的なピストンを童顔に振り落とす。
「もっとイケっ! おまえのスケベなオマンコのもっとスケベなとこ俺に見せてくれっ!
一生オナネタにすっからよ! ……んむっ!っぷ!」
互いに貪るようなくんずほぐれつの組み合いのまま、なおもトーカはハクの股間に顔を深く埋める。
小陰唇を吸い、膣口を鼻で穿ち、舌で陰核から尿道までを広く舐めたと思ったら、次は尖らせた舌先で尿道口をほじる。
執拗にハクの弱点を探り当て愛撫するトーカの手管に、少女の腰がなまめかしくうねり始める。
だがトーカはそれを彼女のさらなる発情の証と捉え、気を良くしてさらにクンニとイラマチオの勢いを増してしまう。
「ふぶっ♡ ふうっ♡ んじゅっ♡ んぷ……く、くそ、俺ももうイク……ま、まだ窒息するんじゃねえぞ!
全部出し切るまでっ……おまえも、全部出しちまえ……っ、ふううああ!」
むき、とトーカの細長ペニスが一回り太くなり、1発目以上に強烈な射精の波が近いことをほのめかしてくる。
同時にトーカは噛み付くようにハクの女性器に顔を深く押し込み、尿道口をじゅじゅじゅっと吸い上げた!
■ハク > 「ふぶぅ、ふ、んっく、ふぶっっ♥」
地面に頭を押さえつけられ、逃げ場のない口を使ったセックスに体は快感の波に抗えずにいる。
潮吹きしてしまったものまで飲み込まれてしまいながら、さらに膣穴に、尿口に舌による刺激を与えられ。
特に弱点であるクリトリスを噛まれた時と尿口を舌先でほじられた時には強い反応を示して体を震わせてしまう。
メスガキサムライ、と言われても今の発情状態では逆にマゾ的な快感が浮かんでしまい、尾を震わせてしまって。
「っふっく、んっふ、んっじゅ、んぷぅっくっっ」
ごちゅ、どちゅ、と喉を貫かれる音を響かせながらイラマチオとクンニ刺激が常に頭と股間を襲い続ける。
すっかり暴き立てられた弱点を攻められては先程から小刻みに絶頂を繰り返し続けていて――
「ん、んっふ、んっじゅ、んっぷうっっっっ♥♥♥」
そしてトドメを指すように、膣穴を鼻先でえぐられながら尿道を吸い上げられる事で絶頂へと上り詰め。
そのままトーカの口内に絶頂放尿してしまいながら、羞恥に顔を赤らめつつしっかりと勢いよく出し続けてしまう。
■トーカ > 「んぷっ! ……んぐ、んくっ、んくふっ……」
トーカが絶頂するよりわずか早く、ハクがその尿道口から潮でない熱湯を吹き出し始める。
排泄物に分類されるその液体を、トーカは一切の躊躇なく唇をすぼめて吸い立て、舌で受け止めては喉に導く。
幼女特有の香気と性臭が鼻に抜け、トーカは白目を剥きそうなほどの快感の奔流を覚える。
「…………っく! うっ、ふ、ふおおおおおぅっ……」
どちゅっ! …と、トーカの恥骨がハクの顎骨に当たるほどに力強く下腹部を打ち込んで。
細長いペニスは彼女の食道の中程にまで入り込み、そこで射精した。
どぽ、どぷっ、と重たく粘った感触が胸から腹の辺りまで絡みつき、胃に落ちていく感触を覚えるだろう。
膣内への中出しとは違った放出感に、トーカはおしっこに濡れた舌を震わせながら恍惚にふける。
「おうっ…♡ お゛♡ お゛お゛お゛ぉ♡」
射精の勢いがなかなかやまない中で、徐々に腰を引いていき、ペニスを喉マンコから抜き放っていく。
1発目よりも濃くて量の多い精液で、幼女の食道から咽頭蓋、そして口腔全体をザーメンで染めていって。
とどめとばかりにハクの顔全体にも残滓を撒き散らしながら抜ききってしまう。
「………ふうっ、ふうっ、ふう……。ど、どうだ、メスガキサムライ。腹ぁ膨れただろ?
俺ももうお腹ん中タプタプだぜ? おまえのイキ汁とおもらし、ぜーんぶ飲んじまったからよ……くふっ」
トーカは全力のクンニと射精で乱れきった呼吸を整えながら、女体に覆いかぶさる体勢を解いて立ち上がる。
そして地面に擲った己のズボンを拾い上げると、未だ半勃起でベトベトに汚れた陰茎をその中に押し込もうとする。
「……ほんの10分程度のえっち、密輸1回分の対価としちゃ破格だろ? 少なくとも俺ぁ満足だぜ。
また会ったときは、まぁ今回の借りってのはないことになるが……そん時はそん時でよろしくな?」
ズボンのポケットから預かっていた薬瓶を取り出してハクに見せつけると、それを彼女の荷袋にそっと仕舞う。
もうじき麻痺の薬効も消えるだろう。それまでにドロンしないと反攻の虞れもある。
ハクが引き止めたりしなければ、トーカは倒れた幼女を気遣う素振りもなく、立ち去ってしまうだろう。
■ハク > 「ん、んっぅ、んっっぅううううっっっっ♥♥」
放尿絶頂の最中に喉奥にまでペニスをねじ込まれ、そのまま食道へ射精される。
ねじこまれたペニスで喉を膨らませてしまいながら吐き出されるため窒息状態ではあるものの、快感が強すぎてそれもまた快感の一部になってしまっている。
やがてこちらの放尿がとまり、舐められていた口が離れて。
その後もしばらく放尿のように射精が続いていくと、苦しさから少し身をよじりだし。
やがて終わった事でぬぼっ、と音をたててペニスが引き抜かれると、ぜひゅ、ぜひゅ、と荒い呼吸をするのだった。
「ぁ、っぉう……っぷ」
精液臭い息を履きながら、顔に再び精液を浴びせられ。
蕩けた顔のまま、身支度をするトーカを見るもまだ何かを言う体力は戻っていない。
トーカの言う通り、こちらの胃の中は彼の精液でたっぷりと膨れ上がってしまっており、少しばかり腹が膨れてしまっている。
その後も彼が薬を袋にしまい、立ち去るのを見てもまだ動くことはできず――
結局そのあと、数十分してからようやくよたよたと起き上がる事ができ。
行った行為による恥ずかしさに少し身悶えしてから、少し森の中へ。
水の香りを頼りに泉に向かうと体を清めて再びチョーカーを身に着け、魔力皮膜を出現させる。
その後は無事に王都にはいり、薬を届け。
医者から感謝されながら、次はこんな事はしないと力説してから医局から出る。
――一瞬そこで水色の髪の少年がいた気がしたが、それもまた気の所為だったようで。
頭をふり、街中に消えていくのだった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からハクさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からトーカさんが去りました。