2020/09/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──Zzzz……」

まだ日の高い時間帯。
街道脇の草原で、草に埋もれるようにして仰向けに寝そべっている金髪の男が一人。
両手を組んで枕にしながら、晴天の空の下で無防備な寝顔を晒して絶賛爆睡中だった。
時々吹き抜けてさわさわと草を揺らす風に擽られたように、ムニャムニャと寝言めいた
声を漏らしたりしつつ。なにかいい夢でもみているのか、その口元は緩んでいて。

なお男の寝るその近くでは、男が連れたものらしき、馬具を装備した平均的な印象の鹿毛の馬が一匹佇んでいる。
時折そこいらの草を食んだり、ゆったりと歩いたりするものの男から大きく離れることなく一定の距離を保ち続けていて。
のんきに眠る男と合わせて、ごくごく平和な光景を形成していた。

とはいえ──男の姿が草に埋もれていることから、遠目から見れば馬が何故か単独で
佇んでいるように見えるかもしれないが。

エレイ > やがて日が沈む頃に男は目を覚まし、馬に乗ってのんびりと王都へ帰っていって──
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からエレイさんが去りました。