2020/02/16 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「Zzzz……」

ある日の昼下がり。
街道脇の草原で、草に埋もれるようにして仰向けに寝そべっている金髪の男が一人。
両手を組んで枕にしながら、晴天の空の下でマヌケな寝顔を晒して絶賛爆睡中だった。
時々吹き抜けてさわさわと草を揺らす風に擽られたように、ムニャムニャと寝言めいた
声を漏らしたりしつつ。

なお男の寝るその近くでは、男が連れたものらしき、馬具を装備した平均的な印象の鹿毛の馬が一匹佇んでいる。
時折草を食んだり、ゆったりと歩いたりするものの男から大きく離れることなく一定の距離を保ち続けていて。
のんきに眠る男と合わせて、ごくごく平和な光景を形成していた。

エレイ > 日も暮れた頃、男は馬に起こされ、のんびりと王都に帰っていったとか。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からエレイさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にイリーナさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からイリーナさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にイリーナさんが現れました。
イリーナ > メグメール街道を一人の冒険者が歩く。
特徴的な紅いコートに銀の髪を揺らしながら。
王都から向かう先は九頭竜山脈のふともにある小さな村。
定期的に往復するいつもの仕事である――が。

「さすがに、今はないでしょ」

つい先日は突如できた関所に足止めを食らわされて大変な目にあったばかりである。

さすがに二度目はないだろうとばかりに歩いているのだが。

イリーナ > 安全が確保されているからか、行き交う行商や馬車とすれ違っていく。

その護衛の冒険者には顔見知りもいるからか二つ、三つのやりとりを。

最近の景気はどうだ、とか。
あっちにモンスターがでたから依頼がでるかも、とか。

他愛ない情報のやりとりをしながら女の足取りは、軽い。

「この分だと、予定通りにつけそうかしら、ね」

この先に何もなければではあるが――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にルヴィエラさんが現れました。