2019/10/22 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にラフェルさんが現れました。
ラフェル > 気候の乱れか、強弱の入り乱れの激しい風の吹く街道の一角。
人気無く闇に包まれた場所、そこに僅かな灯りが灯されていた。
それは灯りとして灯されたものでなく、一人の少女を包むような僅かな輝き。
頭の上に浮かぶ輝きの輪と、広げられた白い翼、身を包む白一色の衣裳。 
そして、手にした一張りの弓と数本の矢。
それらが、うっすらと見える事だろう。
少女の視線は真っ直ぐに正面へと向けられ、静かに弓を構えている。

少女は身動ぎ一つしない。
乱れる風の流れ、それを見定めるかのように。
そして…

少女の向ける視線の中に、強まった風の流れに誘われるかのように、一枚の木の葉が舞い上がる。

「っ…!」

矢筈に添えられていた指が放れ、矢の一本が放たれる。
風切る音を立てながら、それは的確に、舞っていた木の葉の中央を射抜く。
しかし、それだけでは終わらない。
即座に弦へと矢継ぎ早に次の矢筈を番え、それを放てば、射抜いたばかりの木の葉へと次の矢が、射抜き空いた穴を的確に抜けていった。
三本、四本、五本、六本、少女は手にしていた残りの矢を次々と放つ。
七本目、最後の一本を放てば、そこでやっと少女の手は止まる。

放たれた矢は、どれも射抜いた後は、何も無かったかのように消えている。
後に残るのは、弓だけを手にする少女と、舞っていった一つの穴を開けた木の葉だけであった。

ラフェル > 弓を持つ手から、その弓が空気へと溶けてゆくかのように消える。
その視線は、射抜いた木の葉が見えなくなるまで、それを見詰め続けていた。
それが見えなくなれば、深く吐息を吐く。

弓術の腕は衰えていない、確認したように眼を閉じる。
少女自身からすれば不要と考えているそれだが、鍛錬は常に積み続けていた。
これは必要だからと、そう教えられてきたからだ。
そうなのだと教えられた事は、従順に従う、それがこの少女。
例えそれが、少女自身は不要だと思っていても。
吐いた溜息は、集中を切らした事によるものではない。
そうした考えの、現れであった。

自分が行うのは救いを求める存在に、出来る限りに救いの手を差し伸べる事。
間違えば相手を傷付けてしまう技術、どうしてそれが自分に必要なのか。

「やはり、私には分かりません。
理解するに到れない私を、どうかお許し下さい」

懺悔の呟きを漏らしながら、胸元で祈るように両手を組む。
吹き荒れる風の音だけが、ただただ周囲に響き渡っていた。

ラフェル > 閉じていた眼が開かれる。
周りの様子を確かめれば、ふわりと僅かに浮かび、耳を澄ませる。

今のところ、この周辺からは自分に届く声は聞こえない。
それは、少女にとっては安堵する状況であって。
組んでいた手を解いて、胸元に右手を添える。

「このまま、何事も無い平和な日が過ぎますように…」

祈るような呟きと共に、少女の体は更に上空へと舞い上がる。
上空から見渡す光景、その視線は遠くに見える山脈へと向けられた。
そして、白い翼を羽ばたかせながら、少女は視線の先へと飛び去って行くのであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からラフェルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にラヲさんが現れました。
ラヲ > 日もくれた往来の無い街道。一台の役人か貴族向けの豪奢な馬車が停まっている。
ただ、馬車は広い草原が広がる一本道の真ん中で停まっていた。動く気配がなく
馬車の中には明かりがついているが人気が無い。馬車の装飾は帝国風の物であった。

「……………」

暫くして、馬車の中から出てきた一人の女。女は下位の帝国風娼婦の衣服を身に纏っている。
頬に僅かに残った返り血を親指で拭い、外の様子を見れば誰もいないと静かに何かを懐に入れて
足場に足をかけ、しっかりした足取りで馬車から降りる。扉を閉じると、床の隙間から
ゆっくりと甘い匂いを放つ糖蜜がしたたり落ちていた。

ラヲ > 女は帝国風の紙巻きたばこを取り出すと木の破片で着火し、煙をふかしながら
繋いである馬の方に向かい、馬車と馬を繋ぐ留め具を外す。

「ほらお行き、ほらっ」

馬2頭の腹をトンと叩くと、留め具の外された馬は馬車を置いて走り出した。
太陽もすっかり沈み込んだ空に向けて馬が走りだし、草原の一本道から小さくなっていくのを
親指と人差し指で手の内側に包み込んだ煙草を一口吸い込むと空に向かって吐き出す。
壊れた扉が僅かに開くと、蜜のしたたっている馬車の中にはかつてこの馬車の利用者であった
だろう裕福そうな男の死体が丸まって、本来足を付くべき床に転がっていた。
其処に血は無く、血にしては色の薄い、紅い透明な蜜が馬車の中で溢れていた。

生気のすっかり失せた馬車には貢物であっただろう金品も大量にまだ残されている。
取り敢えず女が先ほど懐にしまった小さな書簡を取り出し、眉間を僅かに固めながら
僅かにその文に目を通していた。

「……………あー、成る程ね…」

書簡の内容、そして女が頼まれた事を思い並べてみると、彼女の中で何処か納得したのか
斜口に煙草をくわえたまま静かに頷いた様子を見せ、再び書簡を懐に収めた。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にマヤさんが現れました。
マヤ > 街道のど真ん中に突如、六芒星の線が奔る。
大気に電流が流れたが如く、ビリビリとした音が鳴り響くこと数十秒。
やがて開いた"ゲート"の中から飛び出してきたのは、大き目の分厚いローブを被った一人の少女。
ひょいっ、と陣から飛び降り、周囲を見渡すこと数秒。その第一声は。

「えっ、ここ――どこ?!」

ハイブラゼールの"アルバイト先"から自宅へ帰還するはずの転送魔方陣が、
なんの因果かこんな街道のど真ん中に門が開き、ただ茫然と立ち尽くす。
そんな自分の真横を、二頭の馬が走り去っていった。
――ゲートは既に閉じ、行くことも戻ることもできない。
再度門を開こうにもアイテムすら無い。何故なら今の自分の格好と言えば――。

「……あっ、あのぉ…」

たまたますぐ近く立っていた女性の元へ足早に近付いていく。
こんな街道で人に出会えるなんて、不幸中の幸いだったろうか。

「すいません、あのぉ……ここ――どこですか……? ……近くに街とかありますか?」

女はローブの中で両腕を抱え、寒そうな声を上げていた。

ラヲ > 「っん????????」
一服の為に休憩をしていると、何だか突然雷の音が鳴り響いた。
奴さんもう感づいてきたのかと思い、一応助けを待つ遊女のふりをして煙草を吸っていたが
現れたのは何だか随分と若い、ローブを来た女性であった。似た手合いを差し向けてきたのかと思ったが
どうにもそういうワケではなさそうであって、近づいてきては女性が口を開いた言葉に。
普段は切れ長の目は丸くなり、半開きの笑った口で暫く沈黙していた。

「何処って…………メグメール…の街道…道が狭いからあんまり使われてないけど」

寒そうにしている女性だが現れ方からすると王国風の魔法規格を使用するようであった。
極めて珍しい物でもないが、そして何よりもその風貌を見るなり記憶が女の頭の中を駆け巡った。
目の前の女性には逢った事が無い。だが、間違いなく知っている顏だったからだ

「何かアンタ、桃水晶(ピンク・クォーツ)で見たな…」
帝国の、女のコミュニティではそう呼称していた。知り合いの妖仙から暇つぶしで見せられたものの一本に
あったのを覚えていたのだった。

「まだそんな着込む季節じゃないでしょ、下に着るのが足りないんじゃないの?」
言うと女は下から彼女のローブをめくりあげてみた

マヤ > 日が暮れてきており遠目には気付かなかったが、よく見ればそこには一台の馬車。
けれどそこに馬は繋がれておらず……。先程駆けて行った馬の意味を知る。
……その側に悠然と佇む女性。よくよく考えてみたら怪しい人だ。
彼女の風体から、騎士団の人であろうはずもないのに、なんてこと無い様子。
盗賊?――此処までの思考、僅か数秒。馬車の中が見えていなかったのが不幸中の幸いだった。

「メ、メグメールですか?!」

思わず息を呑んだ。全く明後日の方角。何故こんなところにゲートが開いてしまったのか。
理由を考えるよりも、まずこの後どうしよう――と考えていたところに。

「――……あ、あは。あはは……女性に見てもらえてるなんて嬉しいな……」

男性の視聴率が圧倒的に高いであろう業界で、女性に知名度があるのは嬉しいこと。
こんな場所で無ければ……だが。
――素性を知られているなら悪いようにはされないかな、などと甘い期待を抱いた矢先。

「あっ、ダメです――っ」

ローブを捲り上げられるとそこには――。
ハイブラゼールの娼館で一仕事を終えた、そのままの衣装。
自宅に転移するだけだから部屋で着替えよう、という考えが仇となったその衣装はまさに娼婦そのもの。
派手めなサテン地クリムゾンレッドのマイクロビキニに透明なレースのスカートとヒールのみという格好だった。

「――ちっ、違うんです、これはお店の衣装で別にプライベートからこんなんじゃなくって……///」
上は先端と乳輪をかろうじて隠しているだけ。ワンサイズ小さめを意図的に着せられており、
隠してはいるものの乳首の形がはっきりと浮き上がっている状態。
重々しげなGカップのバストを持ち上げている。
――下はというと、前は筋の形がくっきり浮き上がり、背後から見れば後孔も隠せていないほどの極小水着。
薄めのヘアが露わになっている上に、食い込みをじっとり湿らせている白濁の正体は精液。
中出しされた後のザーメンが逆流してきた、まさにお仕事直後といった様相で。

ラヲ > 「うわっすげぇ」
めくりあげた所から見える女性の恰好。自分は待機中の遊女の恰好なので大した露出も無いが
彼女のソレは驚きの肌の露出度であった。それはこの季節寒い訳である。
乳房は中々大ぶりな物で、形だけなら決して隠しているとは言えない布面積であった。
加えて股間からは液が流れ出ていて、女ははーーーっと何故か感心するような、どこか年寄りくさい
リアクションを取りながら、耳半分に彼女の主張を聞いていた。

「あぁ、やっぱ桃水晶で出てた子なのね……にしたってザーメンの抜き取りぐらいは自宅と言わずに
終わってから店でしようぜ。」

言いつつ女は彼女の着ているマイクロビキニやスカートをえらく自然に脱がしている。
そのままソレを受けているとヒールだけの姿になると思われる。

マヤ > つぅー……と腿を滴る白濁の感触と指摘に思わず下を見れば、赤面した様子で両手を振って。

「ち、違うんですっ。ちゃんとシャワーで流したんですけど…っ!凄い量出されたから、まだこんなに残って……
 ああんっ、ほんっと恥ずかしい…っ――///」

初対面の人にしなくてもいい詳細な説明をしたことに自分で気付いてますますパニック。
――そんなことしているうちに衣服を剥ぎ取られ、平原のど真ん中で生まれたままの格好。

「――って、ちょっ…。脱がさないで服返してくださいっ…!」

慌てて足を前に一歩踏み出すと、ごぷ……ってまたザーメンが垂れてきて、恥ずかしさのあまり足を閉じ手で前を隠す。
――そのままぺたん、と足元に跪いてしまって。

「ひどいことしないでください……。家に帰ればお金だってあるしお礼だって弾むのにぃ――」

ラヲ > ホントに簡単に全裸に出来てしまった。足元に跪く彼女の姿をしゃがみ込んで
恥ずかしがる彼女の顔を覗き込んだ。

「お金はホラ…アタシあまり困ってないからさ…その馬車の中にもすげぇあるし…まぁ」
「ちょっと…やんごとなき理由により今は中を見せられないけど」

馬車の床からは重みのある糖蜜が滴っており、甘い香りがする。近づいてくる女にも
杏に似た甘い香りがしていた。

「まぁ公私混同してないって理由でその反応はホント大したもんだけど、あたしはコレでプライベートだからさ」
「そんなトコでうずくまると尻が汚れるよ。折角綺麗な尻をしてるのに」

うずくまって丸くなった彼女の尻を細い指が撫で、むにゅっと沈めて揉む。
そしてローブや服は女が馬車に引っ掛けていた袋に詰めると、彼女を俵担ぎして馬車の屋根に上る。
「もうココまで夜が深くなってくるとさ、人もいないから…そんな大した事にはならな…」
「袴が邪魔だなオィ」
片手で簡単に自分の袴を破く、深めのスリットになった脚は滑らかで透き通るような白い肌をしていた。

馬車の屋根に、裸の女性を降ろすとすぐ抱き寄せ、肩を抱いた指でその頬を撫でる

マヤ > 「えっ、ちょっ――お、降ろして…っ――」

言葉紡ぐより先に体を抱えられて載せられてしまった馬車の上。
こんな高さ、一人で降りられるはずもなく、完全に身動きが取れない状況。
――天井には星が輝き始めた空。月の灯り、自分に覆い被さる白い肌の女性。
鼻腔を擽る甘い匂いに思考を蕩けさせられ、されるがままに抱き寄せられる。

「――……王都まで送り届けでくれますか?」

尻肉を揉み扱かれても抵抗はしない代わりに、見返りを求める。
したたかといえばしたたかだが、他に術が無いのも事実。
体を捧げることでなんとかなるのであれば――。

「お姉さんカッコいいから、いいですよ。送ってくれるって約束してくれたら――」

自分から首に両腕絡めて甘えるようにもたれかかる。
人肌の温もりを求めて大胆に体を押し付け、両の胸の形を歪ませて。

ラヲ > 「あ、それでいいの?」
もたれかかる裸の彼女をもっと強く抱き寄せると自分の、彼女よりも薄い胸がグリグリと
彼女の先端を刺激させながら、抱き寄せる手は腰に回りムニムニと尻を揉んでいる。

「元よりこっちも楽しませてもらってから帰す予定ではあったから、って事で…」
「アタシの職業に関してはまぁ深くは言えないけど奴隷商でないことは間違いないよね」
「ラヲって名前だから。今後縁が出来た時も兼ねて宜しくね。」

女は尻を揉む手の反対側、細い白い指先が器用にうねると指の腹に油に似たテカリを見せる。
そして滑らかに彼女の口元に動くと、その指を彼女の口の中に押し込み舌をこねた。
彼女の口の中が潤う所でトロリと指先から蜜が滲み、そして滑らせるように指を引き抜くと
官能的に蜜が指先と彼女の舌で繋がり糸を引いている。

「辛党じゃなけりゃ…良いんだけども。セックスと蜜ってのは結構性に合うもんだから」
「身体には結構良い物だよ」

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からマヤさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からラヲさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にミヤビさんが現れました。
ミヤビ > 今日は薬草の採取である。
収入は基本的に薬師としての仕事であり、薬草は基本市場から買ったり、冒険者に依頼したりするのだが、時には自分で採取に行くこともある。

今日はメグメールで採取をしていた。

「んー、最近は結構いい感じに生えていますね」

ここ最近の雨で、特にキノコ類が豊作である。
キノコは扱いが難しいが、その分効果も高く、最近は特に研究対象として重点的に利用していた。
毒々しいキノコを見つけては、ひとつづつ摘み取って、油紙で包んでいく。

ミヤビ > 「これはしめじ、まいたけ、木の小鍋もできそうだね」

夕飯用のキノコも集めながら、薬になるキノコも集めていく。
そんな彼女が出会うのは、同じ冒険者か、それとも女を狙う悪人か、はたまた獣か