2019/10/12 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にセーデさんが現れました。
セーデ > 街道の向こうから、松明の火が1つゆらめきながら近寄ってくる。
旅行者である。迷子のティネには分からないだろうけれど、王都に向けて歩いている。

「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ………」

歩いてくる旅行者の見た目は、妙齢の人間女性。いや、よく見ると耳が少し尖っている気もするけれど。
全身をぴっちりと覆うタイツめいた衣服を着用している。大きい胸と臀部の輪郭を惜しげもなく晒しながら。
背には見かけ十数キロはありそうな大荷物を背負い、リズミカルに息をつきながら、早足気味に歩いている。
見た目はさほど筋肉質でもないのに、その足取りは力強い。

「ふっ、ふっ、ふうっ、ふっ……あとすこし、あと少しで王都……」

一応武器は持ってるけど、真夜中に女の一人旅は大変めずらしいだろう。
襲われても撃退できる自負はあるのだが、さっさと王都に帰って休みたいという心もあり、かなり急いでいる。
……当然、道端の妖精の姿になど気付けない。そちらから声でも掛けられないかぎり。

ティネ > 「このままだと野宿かな~~」

 外で夜を明かすのは恐ろしい。ノウハウがあるわけでも自衛できる力もない。
 へたをすれば普通に野犬のお腹に収まってしまいそうだ。
 漠然とした危機感に覆われながら地べたに座り込んでいると、その火が向かってくるのを見た。

「あっ、人だ、まっ、待って~」

 この夜中に出歩いている旅人が、出くわした妖精に酷いことをしないタイプか定かではないということが
 躊躇いを生ませて、やや控えめな叫び声が出る。
 ぼんやりと光りながら小走りの彼女の前に飛び出して、止まってもらおうとするだろう。
 うっかり跳ね飛ばされるかもしれない。

セーデ > 「ふっ、ほっ、ふっ、ふ…………っとっとっと!? えっ、何、なんで止まるの!?」

ティネが声を掛けた刹那、タイツ女性の歩みがぴたりと止まる。
最小限の動きで前進速度を殺し、前につんのめりそうになるモーメントも何らかの力がかかって中和される。
女性は驚いたような素っ頓狂な声をあげ、周囲を見回す。まるで自分の意思で止まったのではないかのように。

「………あ、うん? 妖精さん……? あなたが声をかけたの?」

そしてすぐに、飛び出してきたティネの存在に気づく。
指先までタイツに包まれた手を差し出し、そっと掴もうとする。警戒されるなら無理には掴まないが。

「今どき妖精さんなんて珍しい……かも? どうしたのかしら、わざわざ人間に声を掛けるなんて」

鮮やかな朱の瞳が松明の炎に照らされ、らんらんと輝く。
その視線でティネのシルエットを追いながら、セーデはなにか興味をそそられたように楽しげな声で問いかける。

ティネ > 「わっ、わわっ?」

 衝突を覚悟していたら、向こうがなにか不自然な急ブレーキをして驚く。
 しかし手を伸ばされれば、それ以上深く考えることはしない。
 松明に照らされた興味深げな視線に若干緊張に身体を硬くしつつも、拒んだり逃げたりすることはない。
 全身に纏うタイツを珍しげに見やった。

「あ、うん。ボクだよぉ~。
 あのね、ボク、迷子になっちゃったの。
 王都に行きたいんだけど、どっちかわかる?」

 手を振って存在をアピールして、おずおずと尋ねる。

セーデ > 「ふーん、迷子ねぇ? 妖精さんでも迷子になるんだ? ふふっ♪」

迷子と名乗る妖精の声色や仕草に、タイツ女の顔に笑みが浮かぶ。
柔和でおしとやかな、人当たりのよい町娘めいた自然な笑み。
その場でしゃがみ込み、飛行する妖精と目の高さを合わせながら、なおも見つめ続ける。

「王都に行きたいの? 王都はあっちよ。私もいま王都に帰るとこなんだけど。
 そうそう、私はセーデって言うの。王都で魔術工房やってる……んー、魔女ってやつ。
 まぁ魔法の装備品とか妖精さんにはあまり関係ないかな?」

ふぅ、ふぅ、とやや上がった息を整えながら、タイツ女は魔女と名乗った。
こめかみを伝い落ちる汗のしずくを、手の甲の布地でぐっと拭う。漂う汗臭さが、長旅の後であることを示唆する。

「さて、教えてあげたけど……妖精さん、ここから一人で帰れるの?」

ティネ > 「ぼくはティネだよ~。よろしくセーデ。
 妖精とか小人用の装備は取り扱ってないの~。ひどーい、差別だ」

 おどけた調子で口を尖らせてみる。
 じっと見つめられると、照れくさくなったようで一度視線をそらしてしまう。
 漂う汗のにおいに、すん、と鼻を鳴らす。

「誰だって迷子になりえるよ~、こんなに暗いと。
 う~ん……」

 示した方向に視線を向ける。
 暗くてよくわからないが、飛ぶのが下手な小さなティネには果てしない距離に思えた。

「優しい魔女さんに連れて行ってもらえると助かるなぁ……
 なにかの縁だと思って、さ」

 媚びるような上目遣いでそんなことをのたまう。

セーデ > 「ティネちゃんね、よろしく♪」

にっこり、晴れやかなはにかみを作って首をかしげてみる。ウェービーな髪がふわりと揺れるが、長旅でやや埃っぽい。

「……んー、まぁ小人用の装備なんて需要がないし、妖精さんは装備に頼らずとも魔法とか得意でしょ?
 もちろんティネちゃんが欲しいって言うなら作ってあげてもいいんだけど。
 あまり作ったことないから自信ないかもねぇ……ふふっ♪」

差別呼ばわりをやんわりと往なすと、セーデは再び立ち上がった。
大荷物ごと身体をねじり、屈伸をし、肩を回し。再び走り出すための準備運動をしている。

「うん、小さい身体だとちょっと遠い道のりよね。じゃあ連れて行ってあげようか。
 ……と言っても荷物の方は……アレだから……そうね、こことかどうかな?」

言うと、セーデは上目遣いの妖精をひょいと掴み取る。
避けられずに掴めたなら、タイツに包まれた己の胸の谷間へと軽く押し込むように置き、手を離す。

「ここなら座りもいいんじゃなくて?」

ティネ > 「ボクそんなに魔法も得意じゃないしぃ~。
 魔法の武器とかドレスとか使ってみたい~。オーダーメイド対応してよぉ~」

 無邪気にそんなものをねだる。
 どちらかというと差し迫って必要というより魔法の装備への興味のほうが大きいのだろう。

「おおっとっと……うん、確かに、悪くないかも……」

 警戒心を長く保てない妖精は、あれよあれよと胸元に運ばれて小さな体を収められてしまう。
 生々しい温もりに全身が包まれて、汗の香りも濃密になり、返事する声が上ずる。
 再び動き出すなら、振り落とされたりしないようタイツの端を掴むことになるだろう。

セーデ > 「はいはい。無事に王都に帰れたなら、考えてあげなくもないよ?
 それじゃーちょっと駆け足でいくよ。揺れるけど我慢してね?」

タイツ越しでも淫猥な球形を見せつけてくる乳房2つ、その谷間とデコルテに嵌るように妖精が座ったのを見れば。
セーデは再び王都に向けて脚を進め始める。歩きから、早足、そして小走り気味にスムーズに加速。
中秋の夜風をひゅうひゅうと切り始めれば、そのスピードを正確に維持しつつ街道を駆けていく。

「ほっ、ほっ、ほっ、ほっ…」

リズミカルに息を吐きつつ、しかしほとんど呼吸を乱さないまま駆け続けるセーデ。
当然身体はダイナミックに揺れ、ティネが腰掛けるたわわな乳房もぶるんぶるんと揺れるのだが……。
しかし突然、ランニングの振動とは明らかに異なる小刻みでおぞましい震えがティネの尻の下に走ると。
全く継ぎ目も見られなかったタイツの布地がセーデの胸元にて音もなく裂ける。

「ほっ、ほっ、ふうっ………ん、ふふふっ♥」

その裂け目の中から一斉に、十数本の触手がぞわりと湧き出て来る!
1本1本がミミズめいたサイズ感を持ちつつ、表面は粘膜めいた艷やかなピンクで、ベタつく粘液を帯びている。
それが、胸に座り込むティネの両脚、お尻、腰へと縦横無尽に絡みつこうとする。
数本にでも絡まれてしまえば、極めて柔らかくも弾力をもった触手、引き剥がすのは非常に困難だろう。
そして完全に妖精の身体を捕らえてしまえば、即座にタイツの中へと引き込もうとする……。

セーデが走り始めて1分も経たないうちの出来事である。タイツが変化を見せても、彼女は依然走り続けている。

ティネ > 「はぁ~い」

 自分よりも大きい乳肉のかたまりが尻の下で揺れている。
 その存在感に心地よさとおののきを覚えていたが……
 急に布地が裂け、異形の触手が這い出してくると血相を変えて驚く。

「えっ!? 何!? 何これ!」

 予想もできない悍ましい姿の怪物と、怖気の走る粘液の感触に表情がひきつる。
 揺れる肉の上、飛び立つことも出来ずに簡単に全身が拘束される。
 四肢をばたつかせるが、もちろん妖精の非力さではびくともしない。
 
「あ、ああああっ!?」

 そうして転がるようにタイツの中に引きずり込まれてしまうだろう。

セーデ > まるで食虫植物のごとく、無数の触手が小人を絡め取り、タイツの内部へと引きずり込んでくる。
大きな乳房の谷間に挟み込まれるように埋没させられると、ティネの頭上で無数の触手が絡み合っていく。
まるで布の糸目が再び縫い合わさるかのように、裂け目がぴっちりと閉じてしまった。

「はぁ~い、妖精さんおひとりごあんなーい♪」

セーデの声がタイツ内に響く。肺が拡縮し、声帯がぴりぴりと震える感触がくすぐったいほどに伝わるだろう。
王都に向けて駆ける速度は落としてないようで、なおも魔女の肉体は激しく上下し、全身の筋肉が躍動している。

「なんで?って顔してるだろうから先に言っておくけどー。ティネちゃんが『悪い妖精』じゃない保証がないのよね。
 迷子のふりして近づいて、逆に旅人を迷わせる妖精さんがいるの、お母さんに聞いて知ってるんだから。
 さすがに私は迷子になるのは嫌だし? かといって可愛い妖精ちゃんを即殺すのも忍びないじゃない?
 だーかーら……ふふっ♪」

ティネを引きずり込んだ触手群は下半身をまったく離さず、かといって絞め殺すでもない。
そして周囲からはさらに数十本の触手が蛇の群れのごとく殺到し、腕から腋、胸や背筋、羽根、首へと巻き付いてくる。
暗い中で目を凝らすなら、タイツの布地と女体の皮膚の間には隙間なく細かな触手群が満たされているのが見える。
いわゆる触手服というものだ。それが今、ティネを捕らえている。

「……王都に着くまで、ちょっとぐちゃぐちゃにされててよ、ね?」

タイツの中身は、セーデの1日分の汗が濃縮された煮汁と触手が分泌する粘液とが混ざり合い、大変粘っこい。

ティネ > 「あ、ああっ、あっ、
 はっ、は、んぶっ」

 触手の海から外へと伸ばした手の先、布が閉じられ、
 灯りが遮られて完全な暗闇に落とされる。
 周囲を細かにうごめく肉で満たされ、そこに声や筋肉の動きが伝わるだけで
 全身へのびりびりとした愛撫となってティネを襲う。
 沼の中を泳ぐように四肢を動かすが、水に落ちた羽虫以上のものにはならない。
 その無様な様子は、タイツ越しにも見えるかもしれない。

「こ、殺っ」

 嫌でも首に巻き付いた触手の一本を意識してしまう。
 軽い調子で放たれた語に、胸の中に氷を差し込まれたような恐怖と、
 害虫のように扱われていることへの恍惚が、妖精を震わせた。
 ころさないで、そう叫ぼうとした口に汗と粘液が流れ込み、声を封じる。

「ん、んぐっ、んっ、んびぃっ」

 拘束されて、媚液を飲まされ、全身を揺らされて、恐怖に茹で上げられながら
 小人は隠しようもなく全身をつんつんと発情させていた。
 粘液の中に、自身の雫を落とし、混ぜ込んでいく。
 次に与えられるものが痛みでも快楽でも屈辱でも、きっと耐えられない。

セーデ > 「うんうん、大丈夫、殺さない殺さない♪ 少なくとも首を折ったり頭を潰したりってことは、ね?」

怯えきった嗚咽がタイツの胸元から漏れ聞こえてくると、セーデは些かも悪びれる雰囲気なく答える。
回答の言外には、それ以外の方法……例えば窒息死とか悶絶死とかまでは保証しない、とでも言いたげ。
実際、この責めはセーデの『使い魔』たるタイツ君がセーデの指示で行っているため、加減が効くとは限らないから。
――たかが羽蟲1匹の命、と軽んじているのも事実。

「……ん、ふっ♥ びくびくしてるっ♥ おっぱいの下で、小さい生き物が、びくびくーって…♥
 体温も熱くなってきてるし、なんか硬くなってきてるとこも分かるし。クセになるかも、この感覚…♥
 ――ほら、もっとガクガクびくびくってして? 色々漏らしちゃっても大丈夫だからね、ティネちゃん……?」

せっせと走りながら、タイツと肉体の間で悶絶する小人の存在感を感じ、高揚を覚えるセーデ。
より互いに昂ぶらせようと、使い魔タイツに念で指示を送ると……次の瞬間。
ぐい、と脚を土の字に近くなるまで横に開かせると、その股間に2本の触手を突き立てさせた。
狙い過たず、女性器と肛門へ。女児の小指程度の太さの触手がすさまじい力で孔をこじ開け、掘り進む。
同時にティネを拘束する他の触手群がダイナミックに揺さぶりをかけ、セーデの乳房の谷間へと出し入れさせる。
ランニングの揺れも相まって、恐ろしい勢いと速度でぐわんぐわんと振られる妖精の身体。

ティネ > 「……っ……ふぅ……っ! くぅ……んっ」

 その軽すぎる言葉だけでティネは達しそうになる。
 あっけなく轢き潰されて満ちる触手に混ざる想像をしてしまう。
 自分の命を心からなんとも思っていないことが伝わって。
 責めに肺から空気を押し出されて――
 そうしてほしい/やめてほしいという嘆願は叫びの形にならない。
 そうやって全身で快楽と苦悶を訴えても、
 『小さい生き物がびくびくしている』、その程度のものなのだろう。
 その無力感が、漏れる声を甘く上ずらせる。

「んあ、はおっ、あがっ」

 無理矢理に姿勢を変えられ、そこに二つの肉鞭が襲いかかり、貫かれる。
 触手に目があるような正確さだった。
 酷く無様な格好にさせられていることを気にすることすらできない。

「んえ、ん、んええええええっ」

 柔らかい乳肉の弾力と、全身をシェイクする振動、死の恐怖、下を貫く衝撃。
 まずびちゃびちゃと漏れたのは、胃の中のものすべてだった。
 肉の海の中痙攣し、口から胃液を吐き出しながら、絶頂に至る。

セーデ > 「んぁ♥ な、なぁに? おまんことお尻をブチ抜かれちゃった程度で吐いちゃったの?
 くすっ……♪ やっぱり妖精さんってよわーい♪ ふふ、ふふふふふっ♪」

ぴっちり締め付けるタイツと触手群の合間で、人型の小動物が2つの孔を穿たれ、残る1つの孔からおびただしい液体を吹いた。
それが吐瀉物であることを悟っても、セーデは厭らしく嘲るように笑うのみで、嫌悪感は示さない。
ぎゅるる、と生々しい水音を伴って触手がティネの口元に殺到する。
左右に薙ぎ払うように、あるいは彼女の口を拭うように触手が行き交うと、胃液はさっぱりと絡め取られてしまった。
すえた異臭は痕跡も残らず、再び2つの肉体が放つ淫臭が粘液に混ざって満ち始めた。
そのまま、口元にはわずかだが空間が形作られる。最低限の呼吸を保証するように、あるいは思う様叫ばせるために。

「吐きながらイッちゃうなんて、愛らしい妖精のイメージ壊れちゃうなー?
 ふふっ♪ ほぉら、もっと可愛くイッてよ? 女の子でしょ? ねっ? ねえっ!?」

なおも身体を揺さぶりランニングを続けながら、セーデはティネの見せる健気な反応に異常な高ぶりを見せる。
それに呼応するように触手服の活動もより活発さを帯びていく。
小さな肢体を揺さぶる動きも大きく乱雑になり、乳首や腋へのくすぐるような愛撫も混ざり始める。
そして膣と直腸を埋める触手の動きもよりダイナミックになる。
膣側は深く打ち込まれた奥のほうでぐるんぐるんと頭を振り始め、子宮口や膀胱を弾くように打ちすえる。
腸側は容赦なく深堀りを進め、大腸の中程までも侵入したのち、勢いよく引き抜き、また素早く潜り込む。
タイツ内空間を満たす粘液も際限なく粘度を濃くし始め、まるでスライムのようにティネの全身に絡みつく。

ティネ > 「んんんっ、ふぅっ、ふぅぅぅぅ……っ♥」

 勝手な嘲る声に、むしろティネの身体は悦ぶ反応を見せる。
 胃の中いっぱいを吐き出しても、魔女にはささいな不快すらも与えられていない。
 全身触手責めと嘔吐で体力を奪われ、意識が朦朧とする。
 目の前の肌や触手にみずから吸い付いて、汗や淫液をこくこくと啜る。

「あッ、……んぐっ、おっおっ、おほっ! はぐうぅ!
 あっ、あっ、あ――っ」

 エスカレートする責め苦に意味のある言葉を発することが出来ない。
 ぷりぷりとした可愛らしくすら思える敏感な場所への愛撫と、
 二孔を乱暴に犯す動きのコントラストに正気を灼かれていく。
 下腹部を穿つ肉鞭の衝撃が、直接脳まで届くかのようだった。

「やだっやだっやっ、あ、あひゅううううっ」

 内側から膀胱を叩かれて、股の間からしょろしょろと香ばしい液を溢れさせる。
 失禁してしまった。涎と小水と愛液を、法悦の表情でタイツ内の触手の海の中に垂れ流している……

セーデ > 「あはっ♥ 今度はおしっこ漏らした! くすすっ、妖精さんも吐いたり漏らしたりするんだねぇ?
 いいよいいよ、小さい身体の中身全部出しちゃっても♪ 『うちの子』は大抵食べちゃうから。
 ……あ、でもさすがにうんちはやめてほしいかな?」

触手群はティネの内臓を壊さない程度に乱暴に掻き回す。そして肢体が見せる反応、分泌する液体を舐め取って堪能する。
それは子供がカエルの手足をもいで遊ぶのと似たような感覚。少し間違えれば本当に『壊して』しまいそうな力加減。
心理面に与える影響には殊更無神経で、トラウマ上等の無慈悲で乱暴な仕打ちを容赦なく続けている。

「……っと。ティネちゃん、そろそろ王都だよ」

容赦ない責めとペースの落ちない走行を続けながら、セーデが乳房の下の存在に向けて声をかける。
セーデの脚が速かったのか、ティネが意外と近い場所で迷子になってたのか。お早い到着となった。
セーデのそのセリフはティネにとって、僥倖に聞こえるか、それとも。

「そうだ。城壁の関所を通るときに怪しまれると嫌だから、ティネちゃん、少しの間『引っ込んでて』ね?」

続けてセーデがそう言うと、ぐい、とティネの脚に絡んだ触手に力がかかる。
いままで腹の上あたりで揉まれていた肢体がいっきに駆け下り、淫臭と熱の濃密な区域へと引き込まれていく。
そして、ぐちゅり、と今まで以上の湿り気をティネが感じるや否や――。

「……ん、お゛っ♥」

ティネの身体が狭く湿った領域へと持ち運ばれ、ぐいと押し込まれた。タイツと皮膚の間でなく、四方が粘膜の壁に変わる。
そう、セーデの女性器、膣の中にねじ込まれたのである。こうすれば外から見てタイツの中に異物は認められない。
ティネはなおも2孔を責め崩されながらも、狭い鞘状器官に連れ込む関係上、手や胸の戒めは解かれている。
ティネという異物を飲み込んで快感に咽ぶセーデの性器全体がうぞうぞと痙攣し、妖精の肢体を弄ぶ。

ティネ > 「あうううううううッ」

 体内、体外を駆け巡る感触に目を白黒とさせる。
 タイツの中に閉じ込められて自分の身体のこともよく見えない。
 腸が外側に引きずり出されているのではないか、
 快楽の痛痒に麻痺しているだけで手足が取れているのではないか、そんな錯覚すら覚える。
 排泄物や体液をそうしているように、触手たちは自分を文字通りに貪ってしまうのではないか、
 そんな妄想が浮かぶ。

「や、っと、おわ……」

 温い蜜に濡らされ、霞んだ目をまたたかせ、気が緩んだところで、

「ふぁい」

 間抜けな声を上げて下へ下へと滑り落ちていく。
 ひょっとしたら引きずりあげられているのかも知れなかった。
 どぷん。そんな音が立ったような気がした。

「あ、あ、ああああああっ」

 そこがどこであるかを認識した途端、ティネの思考が甘さ一色に塗り替えられる。
 鈍麻した思考に純粋かつ濃密な淫臭を叩き込まれ、苦痛が一気にかき消された。
 そうして取り囲む肉襞が波のように肉体を弄べば、

「ふぁぁぁぁぁっ、せぇでっ、せぇでぇぇぇぇ……っっ」

 息苦しく不快なはずの空間で、快楽に噎び、何度も何度も身体を折り曲げては反らせ、
 四肢をぬかるみに沈め、暴れながら絶頂する。
 肉壷の熱さを少しでも長く全身で感じたい、そのことしかもう彼女の頭にはなかった。

セーデ > 「んあ、は、ああああっ♥ だ、だめっ、ティネちゃん、動いちゃっ……♥
 いまから、検問、くぐる、ん、だからっ……怪しまれちゃ、ったら、王都、入れな……っあああん♥」

触手服を駆使し、己の膣穴に小人を容赦なく突っ込むという鬼畜の所業。
骨盤の中で元気に悶絶する妖精の動きは、ただ苦しんでいるだけというわけではなさそう。
むしろ悦びに震え、自ずからセーデの媚神経を愛撫しにかかってることが分かると。
セーデは屋外、しかも王都の喧騒がほど近くなっている状況にも関わらず、あられもない喘ぎ声を上げ始めた。

「ん、あ、あぅ、っ、ふううっ、う、お゛っ♥ き、きもち、きもちいっ♥ こびとオナニーいいよっ♥」

ティネの膣内ダンスに合わせて、身を捩り、腰を震わせ、汗と愛液を分泌する。
子宮口からも粘っこく熱い白濁液が吹かれ、ティネに降りかかる。目が眩むほどの性臭が膣内に満ちる。
そしてやがて、ぎゅ、むぎゅ、と膣壁全体が激しく収縮し、ティネを締め上げた。絶頂しているのだ。
さらさらな愛液も、ギトギトの子宮内分泌液も多量に入り混じり、悶絶する小人の全身に染み込んでくる。

「お゛♥お゛♥お゛♥お゛♥お゛んっ♥ 奥イクぅ♥ 妖精さんの死にかけダンスでイッ………。
 ……こんばんわ、番兵さん。お勤めご苦労さまです♥ 夜分すみませんが入城の手続きを……。
 はい、『ブラウン・レクルス』のセーデ・ウェイストル、1日の旅程を予定通りに……」

ティネほどではないにせよあられもなく悶えていたセーデだったが。
いざ城門に差し掛かれば瞬時にして(ほぼ)平静を取り繕い、夜間の入城手続きにとりかかる。
その間も女性器は断続的に絶頂を覚え、弛緩と収縮の周期でティネを責め立て続ける。

やがて、再び歩き始めるセーデ。無事王都の城壁内に入れたのだろう。
少し歩いて静かな通りに入ると、脚を止めると同時に、ティネの脚部の拘束が解かれる。
膣と肛門を責め続けていた2本も抜かれ、今やティネはセーデの膣内で自由の身。

「……ふぅ。着いたよティネちゃん。自分で出てこれるかな? くすすっ」

ティネ > 「……っ、………………」

 なにか言っているのがわかるが、分厚い肉の壁に阻まれて識別できない。
 遠くの雷のようなものだ。
 純粋に自分を包む肉の震えとして伝わってくる。
 それでも相手も悦んでいるということが解って、ぐに、ぐにと反応の良かった箇所を踵や掌で圧迫する。
 それは奉仕精神というよりはもっと原始的な、相手が反応すると自分が気持ちよくなる、といった報酬系の働きだった。

「ぐ、ぎっ、ぅぅぅぅぅ、ぁぁぁあぁ♥」

 相手のエクスタシーを示す膣の収縮に、小人の四肢を折るような力で締め上げられ、それがまたティネから嬌声を絞り出していく。
 口や鼻、陰部の中に擦り付けられる分泌液という名の淫毒が、妖精を
 意思無き膣の虜囚へと貶めてしまう。

「…………」

 やがて拘束と責め苦が終わっても、ティネが肉の牢獄から出てくることはない。
 酸欠寸前の身体はほとんど動かず――膣口からぴょこんとか細い腕をはみ出させるぐらいだった。

セーデ > タイツに隠された膣道の中、まるで人を模した張り型のように無造作にティネを咥えこんだ状態のセーデ。
度重なる互いの絶頂の果てに、今やその人型はぐったりと脱力して動かない。
このまま丹田に力を込めれば腹圧だけでひり出せそうな感じもある。
他方で、息も絶え絶えな状態だけれどまだ死んでいないこともわかる。心臓の鼓動、冷めやらぬ体温を膣粘膜に感じる。

「………………………」

羽蟲1匹、死んでも心はさほど傷まないつもりだったが、まぁ無駄に死ぬよりは死なないほうが良い。
とりあえず命が繋がっていることに、ほっと一息。
そしてすぐに、魔族じみた厭らしい笑みをにんまりと浮かべると。

「……そっかー、ティネちゃん、私のタイツの中……いやおまんこの中がそんなに気に入っちゃったんだ?
 せっかく王都に着いたのに出て来たくないんだねー? いいよいいよ、じゃあそのままで!
 私のお家に連れてって、そこでしばらく『飼って』あげるから。よかったねー!
 だいじょぶ、だいじょぶ! 飽きるまでは死なせないから? 一応ペットの扱いに心得あるから! ふふっ…」

反応の薄いティネに対してまくしたてるように言い放つと、早足気味でまた歩み始めた。
向かう先は、スラム街の更に奥にある自宅兼工房『ブラウン・レクルス』。

その後、ティネがどんな目にあったのか。無事脱出できたのか。それは誰も知らない。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からティネさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からセーデさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にゴブリンリベンジャーさんが現れました。
ゴブリンリベンジャー > 雨脚が弱まった。
数分前まで雨らしい雨がふり、街道はどろりとぬかるみ水溜りは点々と姿を見せる。

今はもう雨は降っていない。
僅かに吹く風が雨の香りと共に木々に残る雨の残滓を巻き込んで吹き荒れる際に飛び散るものが有る程度。

――…狩りには丁度いい天候である。
泥水なぞ気にしない、夜の闇の中を歩くのも問題などない、
有るのはその身から消す事の出来ないゴブリン臭さ、それも
今は吹く風の湿気た香りと濡れた緑の香りで消えていよう。

片手には既に抜き身の憎悪の刃片。
獲物が街道を通り抜ける瞬間が訪れるまで、
隠れている茂みの枝葉をギリギリとボロボロの刃で削り切り、
手持ち無沙汰を解消するのと同時に投擲用の鋭い枝を作る。
毒は憎悪の刃片から毒を搾り出せばいい、投げるだけの重み、
なぜずとも獲物の対象の肌を浅く切るだけの鋭さがあればいい。

――街道の茂みに山賊や野党が潜むことは良くある事だろう。
ただ今宵は潜んでいるのが最弱な魔物に分類されるゴブリンでありながら、
どのゴブリンよりも狡猾で貪欲で危険なゴブリンだった。