2019/07/30 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「───Zzzz……」

昼下がりの時間帯の、街道脇の草原。
背の高い緑草に埋もれるようにして、ウエストバッグを枕に仰向けに寝そべり寝息を立てている金髪の男が一人。
呑気そうな寝顔を青空の下にさらし、何やらいい夢でも見ているのか時折ンッフフ……などと
笑い声めいた寝言なども聞こえてくる。

そんな男から少し離れた場所には、鞍などの馬具を装備した平均的な鹿毛の馬が一匹。
男が連れてきているものであるらしく、男の寝ている場所から大きく離れようとはせず、
時折ゆったりと移動したり、ちらっと男の方を伺っては草を食む、という行動を繰り返していた。

緩やかなそよ風が時折草を揺らし、その隙間から昼寝する男の姿をチラチラと覗かせていて。

エレイ > 「───、──……んが? ンン、よく眠ってしまった感……おお……もう夕方じゃねぇーか……」

やがて惰眠をむさぼっていた男が覚醒した頃には、空は赤く染まっており。
それを見て近づいてきた馬の顔を撫で付けると緩慢な動作で立ち上がり、
そのまま馬に乗ってのんびりと王都へ帰っていった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からエレイさんが去りました。