2019/06/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にボブさんが現れました。
■ボブ > (王都へと原木を届けに行った帰り、空になった荷馬車を操り、街道を村へと向かっていく褐色肌の若き木こり。
途中の休憩小屋の前に停まり、馬に水を与え、男は休憩小屋の中へと入ると備え付けのベンチに腰掛ける)
「ふぅ~~、一仕事終えてある程度の現金は手に入ったな。
これをあんまり無駄遣いせずにしっかり貯めておかないとな、これから人生は長く続くしな」
(腰に付けていた皮袋をポンッと叩けば、ガシャリと重たい金属同士がぶつかり合う音がして、
原木がそれなりの高値で売れた事をその音が示していて)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にフィニスさんが現れました。
■フィニス > 「ここですかね、こんにちはー」
そんな休憩小屋に入ってくる一人の女性。
神様にいい男がいないかと聞いたらここが運命的にいい感じ、といわれて覗きに来たところである。
「こんにちは、ボクはフィニスといいます。早速ですが、性交渉しませんか」
そして男性を見つけると早速頭がおかしい感じの挨拶をする。
■ボブ > (村に買える前にちょっとした休みを取っていた男の前に扉を開いて入ってきた女性……
顔を見合わせたとほほ同時に開口一番、セックスをしようと言われ、は?……という表情を浮かべる男)
「え……えぇ~~っと、新手の流しの娼婦かい? 街中じゃなくって城壁の外で稼ぐタイプかい?」
(とりあえず今の状況を整理しようとセックスを考えの前提において考え、それによって導き出された結論を口に出し、
目の前の女性に問いかけていく男)
■フィニス > 「娼婦? ですか?」
そもそも娼婦という単語すら知らない無知な子である。
かくかくしかじかと、こうな多経緯を説明していく。
「国が私一人になってしまったので、人口を増やすために神様に聞いたら、王都に来て子供を産めと言われたんです。やり方はこの前親切な女性に聞いたのですが、さて、相手の男性を探そうと思って神様に聞いたら、ここがよさげということできました」
どや顔で言い切る。
「フィニスといいます。お兄さんの子種、いただけませんか?」
どう考えても邪神に操られている感じであった
■ボブ > (頭で考えて導き出した問いに対して否の返事を返し、どう考えても頭の悪い経緯をつらつらと話してくる女性を
まっすぐ見つめていく男)
「まぁ……確かに子種は持ってるわな。
それでそちらさん…フィリスは俺の子種が欲しいって事でお願いしてきていると……
これは据え膳食わぬは…ってヤツかな? いいぜ、俺の子種で良かったらな…俺はボブだ、よろしくな」
(正直な所、いい身体をしている女性から抱いて欲しいと強請られているのだ、
それを拒否するバカは居ないだろうと男は考える。
もし美人局の類だったとしても、それを撥ね退けるくらいの武力はあるため、豪胆な姿を見せながら、種付けを請け負うか)
■フィニス > 「じゃあ、よろしくお願いします」
鎧を脱いでおくと、レオタードだけになり、そのままボブによりかかる。
下は草だが十分柔らかく膝の上にすわる。
「ボブさん、ボク、性交渉すらこの前知ったばかりなので、やさしくしてくださいね」
ちょっと緊張した面持ちでそんなことを言った。
■ボブ > (身体を覆っていた鎧を外し、男の膝の上に座ってきながら、緊張した面持ちで優しくして欲しいと願ってくる女性を見つめ)
「まぁ、それじゃ性交渉ではないが、男と女が性的最初に触れ合う段階から始めていくか」
(男の膝の上に座ってきた女性の顎の下に手を添えて、男の顔の方へと向かせていけば、艶やかな女性の唇を奪い、
その唇を舌先で割り開いて、舌先を咥内へと挿し入れれば、ファーストキスの経験があるのやらないのやら分からない女性に
濃密な大人のキスの実戦レッスンを施し始めていく男)
■フィニス > 「んっ♡♡」
ファーストキスをされる。
特に抵抗せずに口を開くと、舌が口の中に入ってきて、歯の表裏や、あごの上下、そして舌をやさしく舐めていく。濃厚とはいえ、やさしく、慣れていて気づかいされたキス。
雄の匂いが口中に充満し、鼻腔を刺激する。
口内をやさしく刺激されると、胸の奥とお腹の奥がじんわりと暖かくなる。
「キス、気持ちいいですね♡」
一度離れると嬉しそうに紅潮した頬でそう述べる。
薄手のレオタードの乳首は立っており、おまんこも濡れ始めているのが分かるだろう。
■ボブ > (出会ったばっかりの女性の唇を奪い、舌先を蠢かせる濃密なキスをしていけば、重なり合った唇からは
甘い吐息めいたかすれた声が小さく漏れ聞こえているのを耳にしていけば、
彼女の方から唇を離して、キスを気に入ったような言葉を洩らしてくるのを聞き)
「キス、気に入ったかい? キス自体は子種を仕込みながらでも出来るからいつでもしてあげるよ」
(いつでもキスをしようと誘いを掛けつつ、少し視線を下に下げれば、実に美味しそうに発育した身体の方が
女としての主張をし始めているのが見てとれて、男の手は彼女の身体の最後の防衛線…レオタードに手を掛ければ
ゆっっっくりとその柔肌を晒させていって)
「ふふっ、男を知らぬ柔肌か……急いで村に帰らなくて幸運だったわけか…」
(彼女の着衣を足元を覆う代物のみにさせた上で、男自身も衣服を脱ぎ捨てていけば、
身体には幾多の切り傷などが刻まれた逞しい雄の裸体を晒し、下腹部…股間には男のヘソを隠すくらいに長い肉槍が存在を主張していた)
■フィニス > 「それから子種が出るんですか?」
大きな肉棒に少し驚きながらも興味津々で。全裸にされて、覆いかぶさられている状況だが、別に怖がる様子もないだろう。
「ボクのここに入るんですかね、それ」
まだ濡れ始めているぐらいの秘所を自分で触る。入るかどうか不安なようである。
■ボブ > 「ああ、必ずしも的中するとは限らないが白く濁った熱い液体として子種がフィリスの中に注がれる事自体が性交渉だね」
(一切隠す事無く、裸体を晒している男は子を欲しがっている女性に着床率は100%ではないと話していって)
「まぁ、最終的には根元まで入れるつもりだが、その前にちゃんと準備はしないとな」
(不安そうに秘処を触れている彼女に入る事は入るが、それには準備が必要だと話し、両脚を大きく広げさせれば
その彼女の脚の間に男が顔を突っ込み、縦一線の乙女の秘処に口を付ければ、丁寧にクンニを施し始めていく)
■フィニス > 「そ、そんなとこ舐めるんですかっ!? ちょっと恥ずかしいです……」
恥ずかしくはあるが、自分は性交渉について全く知らない。ボブさんに任せておくのが正解だと思いクンニされる。
生ぬるいなめくじのような物が自分の中を出たり入ったりしながら、周りも刺激して聞く。
「なんか、おまたへんですっ♡ きもちいいっ♡ たぶんきもちいいですっ♡♡」
初めての感覚に翻弄されながらも、無知ゆえに一切拒否感もなく、素直に快感を受け入れ感じていた。
ボブのテクニックが高く、痛みを与えないようにしているのも、フィニスが素直に受け入れられる要因の一つだろう。
「あんっ♡♡ きもちいいっ♡ きもちいいっ♡」
愛液がとぷトプとあふれ始める。2,3分のクンニでかなり感じているのは容易に見て取れるだろう。
■ボブ > 「舐めないとダメなんだよ……ここが濡れないとフィニスが痛い思いをしながら性交渉する事になるからさ」
(彼女の股間に顔を突っ込みながら恥ずかしがる乙女の秘裂の中に舌先を挿し入れ、
まだまだ硬めの膣口付近を柔らかくさせるようにクンニ愛撫を仕掛けていき)
「気持ち良くなれる所はお股だけじゃないんだよ、フィニス……。
自分の手でオッパイを揉んでみな。 時折、乳首を指の腹で撫でるように擽ってみても気持ち良くなれるよ」
(彼女に女の身体の感じる所を教え、性感帯を自分の手で発見、開発してもらうように誘いあげていく男)
■フィニス > 「ん、おっぱい、もむんですか」
そう言われて自分でいじり始める。
なんとなく、触られているのに比べあまり気持ちよくない。
テクニックの差がある上、加護の補正が自慰だと効かないため、ボブの愛撫を知ってしまったフィニスには痛く不満なようである。
「ボブさん、なんか、自分でやるといまいちです。ボブさん揉んでくれませんか?」
そんなおねだりをする。
■ボブ > (彼女の胸の性感帯を育ててもらおうと胸揉みの自慰をしてもらうようにしたが、揉み方が分かってないのか、
男に揉んでくれと頼んでくるのを耳にして、男は股間に突っ込んでいた顔を離していけば)
「それじゃあ、俺がこうして座っているからフィニスは俺の上に背中を向けて座って。
フィニスの背後から手を伸ばして揉んでいくから、フィニスはどんな風に揉まれ、形を変えさせたら気持ち良くなれるか、
見て学んでいこうか」
(自慰が加護の範疇外である事を知らない男は胸愛撫の仕方を見て学んでもらおうと床の上にペタンと座り込み、
彼女にその上に座るように誘っていけば、背後から両手を伸ばし、豊かに育ちあげた胸に指先をめり込ませるように
掴みあげていけば、ムニムニッと乳肉を揉み上げ、時折、指の腹を乳輪あたりに添え、円を書くようになぞりあげていった)
■フィニス > 「お願いします♡」
後から抱きしめられながら、胸をもまれる。
初めてを気遣っているのかあまり強くはないが、それでも十二分に気持ちいい胸の愛撫をされる。
「ボブさんの手っ♡ きもちいいですっ♡♡ んああっ♡♡」
腰が無意識に動き、まだ毛も生えていない秘所を、その剛直の竿の部分に擦り付ける。
そのまま乳首を両指で擦られた瞬間、体を震わせて軽く絶頂する。
「あたま、まっしろにぃ♡♡」
■ボブ > (男の腰の上に座った彼女の脚の間からひょっこりと男の肉槍が飛び出し、男の胸愛撫によって感じ上げ、
揺れる彼女の身体の動きに合わせて、クンニされて感度が増している秘処に熱い肉の塊が擦れていく)
「フィニスの胸……オッパイもなかなかの揉み応えだ、これはこのオッパイの間にチンポを挟んでもらって
扱いてもらっても極上の快感が得られそうだな」
(彼女の乳房や乳首を苛めあげながら、種付けとは関係ない男の欲望めいた事を口から洩らしていけば、
その乳首責めに一気に高みに達したように男の腰の上で体を震わせていく彼女の身体を抱きとめ)
「ふふっ……もう少しオッパイを揉んでてあげようか? それとも性交渉する?」
(背後から彼女を抱きとめながら、耳元で囁き掛けていく男……
その囁きとともに耳元にチュッとキスをし、耳からうなじ辺りを舐め擽っていく)
■フィニス > 「性交渉、してください♡」
今までのキスも、クンニも、胸もみも前戯だというのはわかっている。
しかしどれも、今まで感じたことがないほど気持ちよかった。本番はいかほど気持ちいいのか、期待に胸を膨らませ、そんなおねだりをする。
くすぐったそうに、首やうなじを舐められながら、早く早くと腰を振りおねだりをする。
■ボブ > 「ふふっ……それじゃあどう性交渉する?
フィニスが仰向けになって、その上に俺がかぶさってする?
それとも動物のように四つん這いになってお尻を突き出した状態になってもらって、その後ろから俺が繫がる?
男に押し伏せられるのが嫌なら、フィニスが上になってしてもいいんだよ?」
(性交渉の初心者に性交渉のやり方は多数あると色んな体位の形を説明し、彼女の頭の中で彼女自身と目の前の男が
それらの体位をしている様を思い浮かばせるようにしながら初めての性交渉の体位を選ばせようとしていって)
■フィニス > 「じゃあ、ふつうのほうほうがいいです」
そういうと上から覆いかぶさられて、正常位の姿勢になる。背中に草がチクチクと当たり、目線の先には夜空が見えた。
「それじゃあ、ボクにいっぱい種付けをして、いっぱい赤ちゃん作ってください♡」
知っている最低限の単語を使い必死におねだりをする。
■ボブ > 「OKっ、他の方法はフィニスの体力が続いたら続けてするって事でね」
(仰向けになる彼女の身体の上に覆い被さる男…仰向けになっても自己主張の強い胸は半球状の形で震えているのを眺め)
「それじゃあ、どうやったら赤ちゃんが出来るか、その目で篤と見て、そして身体で経験するんだよ」
(彼女の身体の上に覆い被さった男は肉棒の根元を自分の手で支え、しっかりと照準をつければ
愛液と唾液で濡れた膣口に向けて肉棒を突き込み入れ、ミチッと乙女の証明を突き破っていけば、彼女の胎内に男の肉棒を満たしていった)
■フィニス > 「ん、あっ♡ あっ♡ ああああああっ♡♡♡」
ほぐされ切った秘所は、柔らかく男根を受け入れる。ぎちぎちと締め付けながらも、フィニスは処女膜を破られても気持ちよさのみを感じていた。
「しゅごいれしゅぅ♡♡ あたままっしろでっ♡ あっ♡あっ♡ ああああああっ♡♡」
そしてそのまま一番奥、子宮口をこつん、とたたかれた瞬間絶頂する。胸イキとは深さが違う、本気の交尾絶頂。
がくがくと体を痙攣させ、気持ちよさを受け入れている。
初めてで無知だとしても体は本能でどうすればいいかが分かっており、男根を搾り取るように入り口から強く締め付けていた。
■ボブ > (男は腰を前に突き出し、長いモノの切っ先を彼女の胎内の奥まで届かせれば、男の身体の下で初めてを失った女性は
激しく達しあげ、男の肉棒を締め付けてくるのを肉棒の肌で感じ上げて)
「へへっ、まだまだ頭が真っ白になるのは早いぜ。
頭が真っ白になった事を今の状態で同時にしたら、フィニスはこれからどうなるんだろうね?」
(亀頭を子宮口に押し当てた状態で男は上体を前に倒し、恍惚の表情を浮かべている彼女の唇を奪い、咥内を舌先で蹂躙し、
更には両手で彼女の乳房を捉えていけば人差し指と中指の間の股に乳首を挟み入れ、キュッ…キュッ…と締め付けながら
乳房を揉みしだき、この短時間で急激に感度が増した部位全ての同時多発攻撃を彼女の身体へと浴びせ掛けていった)
■フィニス > 「んむっ♡ んむううう♡♡ んむううううう♡♡」
悲鳴のような嬌声をあげながら、先ほどよりももっと深い絶頂をする。
一つずつでも感じていたことを全て一度に行われれば、耐えられるわけがないのだ。
陸にあげられた魚のようにビックんびっくんと全身を痙攣させながら、体全体で肉棒を締め付け精を早く出すように促していた。
■ボブ > 「んちゅっ……んんっ……んんんっ」
(彼女の唇を奪い、乳房を弄び、そして長い肉棒の抜き差しで初めての女性を性的に苛め続けていた男。
だが、男が性的に苛め上げればその反撃も男の肉棒へと跳ね返ってきて、彼女の身体を責めあげつつも男も着実に昂ぶっていく)
「くっ!!……そ、そろそろメインの目的の時刻だぜ。
準備はいいかい? ここに俺とフィニスの子供が作り上げる時がやってくるぜ」
(荒い息を吐きながら奪い上げていた唇を解放し、彼女の顔を見つめ、乳房を揉みあげていた両手の内、
右手を離してその右手を彼女の下腹部へと乗せれば、その肌の上を撫でながら子種が彼女の腹の中に注がれる時が近いと伝えていく)
■フィニス > 「んああああああ♡♡ ああっ♡ ああああっ♡♡♡」
初めての強烈すぎる性感に、獣の叫び声のような嬌声をあげることしかできなくなっているフィニス。返事など当然できずに絶頂し続けるしかできない。
しかし、体は精を求め、貧欲に搾り取ろうと締め付けていた。
■ボブ > (腰を突き上げ、男の身体の下にいる彼女に本懐を遂げる時が来たと伝えていくが、
感じ上げている彼女は大きな瞳からは涙を、口元からはヨダレを零しながら淫らに感じ続けているだけ。
それを眺めつつ、男は腰を突き動かし続け、ビクッ!!と大きく膣内の肉棒を震わせていけば)
「おらっ、喰らえっ!! コイツが子種だっ!!」
(ズシッ!!と亀頭を子宮口へと押し付けるように突き込んでいけば、その状態で鈴口をポッカリと開かせ、
その開いた鈴口から大量の熱湯のような熱いザーメン……子種を注ぎ込んでいく)
■フィニス > 「おおおおおおお♡♡」
精を子宮に直接受け、そのまま今日4度目の絶頂をする。ギューギューと膣は男根を締め付け、一滴残らず子宮に飲み込んでいく。
そして、それに呼応したフィニスの体は、排卵を行う。
初めての排卵の感触、そしてそれが受精する感触で、女として、雌としての幸せに包まれて、5度目の絶頂をしてしまう。
「あひっ♡ あひっ♡♡」
がくがくと体を震わせながら、無意識に自分のお腹をなでていた。
■ボブ > (ドクッ……ドクッ…と精を注ぎ込んでいる最中もキスによる束縛が無くなった彼女の口からは嬌声が上がり続け、
その度に男の肉棒は締め付けられ、最初に弾込めされた精も全て彼女の胎内へと注がれていけば、ゆっくりと肉棒を抜き出し、
圧迫され続けた彼女の膣内を解放させていけば、男は彼女の頭…主に黒の猫耳辺りを優しく撫でていって)
「どうだい? 話に聞いていた性交渉と実際にした性交渉……話に聞いていた通りだったかな?」
(初めてを経験した彼女に耳学問と実体験、それらが同一のものだったかを優しく問いかけてみせていく男)
■フィニス > 「はぁ♡ はぁ♡ すごすぎますよぉ♡♡」
ちょっと膨らんだお腹を抱えて、嬉しそうにそうつぶやく。
初めての快感、求められる幸せ、そして人生初めての家族が腹に宿る幸せ。
圧倒的な多幸感に包まれ、幸せそうに微笑む。
「ボブさん、子種、ありがとうございました」
お腹をやさしくなでる
■ボブ > (彼女の頭を撫でていけば、息が調い始めた彼女の口から初めての性交渉の感想と、そのお礼が男に与えられるが、
その姿は性交直後とは思えないくらいに男の欲情をそそっていて、油断したらまたムラムラとしてきそうだと思っていて)
「まぁ、さすがにしばらくは腰が立たないだろう。
でもこの開けっぴろげの所で一夜明かすっていうのも選択肢としてはありえないな。
ウチの村に来るか? それとも王都まで送って行こうか?」
(派手に絶頂をしあげた彼女、しばらくは自分の足で歩けないだろうから、
男の荷馬車で男の家に泊めるか、王都へと送るか、どっちか選ぶように言ってみせるか。
もし男の家を選んだとしたなら、もう一回戦は確実に付いてくるだろうが……)
■フィニス > 「ボブさんのところにお邪魔します♡」
どうせだからこのまま甘えてしまおうと考え、そんなおねだりをする。
当然のように我慢できなくなり馬車で一発、家に帰ってからも数回やってしまうことになるのだろうか。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からフィニスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からボブさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」に幻鏡の迷宮さんが現れました。
■幻鏡の迷宮 > メグメール街道のある区間。
王都から無名遺跡に繋がる道に極々有り触れた花々が点々と咲いている。
花屋や薬師の店でよく見かける様々な花なのであるが、どれも重たそうに蕾を垂らし、一つたりとも花は咲いていない。
それにその花々は形状こそ違えど、どれも花弁の色は妖しい紫色であり、是を美しいと思う者もいる色合いだろうけども、毒々しく見える者が居てもおかしくない。
通常であれば薄い霧が広がり、虫の音すらしない筈なのであるが、今宵は不思議と虫は鳴き、薄霧がなく見通しも良い、何も変わらない、何も日常と変わらない筈なのに、その花々が点在している様子があまりにも不自然で……。
もご
もご、もご……。
耳を静かに澄ませば虫が奏でる音色の中に土の中を蠢く音が混じっているだろう、それに良く見れば花々は不自然に揺れて、誰か誘うようにふらり、ふらり、ゆらり、ゆらりと。
幻鏡の迷宮は誘う、日常に擬態し、獲物が迷い込むのを……待っている。
その咲き乱れる花の中に希少な本物の薬の材料となる花を交えて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にリーゼさんが現れました。
■リーゼ > 街道沿いとは言え、夜に歩き回るのは野盗や賊に襲ってくれと言っているようなもの。
それにもかかわらず、こんな夜に、しかも少女がひとりで街道を歩いているのには当然理由がある。
とはいっても、深い理由ではなく、単に割の良いお仕事の言うだけ。
昨日、たまたま顔を出した冒険者ギルドで、普段は滅多にない採集依頼を見つけたのだった。
「夜しか咲かないとか、やっぱり薬になるのかなぁ…?」
依頼に出されていたのは、夜にしか咲かないと言われる花らしい。
花の特徴くらいしか聞いていないけれど、街道沿いの森に行けばすぐに分かるということだから何とかなるだろう。
明かりを灯したランタンを片手に、のんびりした足取りで歩いていくと、蕾を揺らす花々が見えてくる。
徐々に数を増やす蕾たち。
けれど、そのどれもが咲いてはおらず、目当てのものではないとは分かるけれど。
「……うーん? 全部、紫色とか……この辺りの土が変なのかな…?」
数が増えるに従って、不自然さを増す光景に首を傾げ。
■幻鏡の迷宮 > 夜更けにしか咲かぬ花、青い月が輝く夜にしか咲かぬ花、月明かりすらない夜にしか咲かない花、夜を限定して咲く花にしても色々とあるだろう、その色々が特定の条件下でしか咲かぬ花が紫色の毒々しい色合いの有りえない色の花弁を蕾を揺らして、ありふれた花々の中に混じって咲いている。
しかし、その偽なる闇夜に咲く花の中で、紫色の毒々しい色合いの花弁ではなく、紫色の花の群れの中より比喩ではなく実際に月明かりを固めて作り上げたような、僅かに輝く白い花弁の蕾を持った花が咲いている。
どれもが街道の道にだ。
人が踏み歩き、馬車が幾度も通り過ぎて踏み固められた街道の地面に咲き乱れ、その白く輝く花もまた不思議とそんな場所に咲いていた――が、花は毒々しい紫に幾重にも囲まれ、それに近づくたびに花は増えて、街道の道なのに花畑に似た光景となっている。
ランタンの輝き、人の体温、香り、何もかも。
毒々しい花々は柔らかに吹く風とは無関係に重たそうに蕾を揺らして、迷い込んだ冒険者を少女を歓迎する。
歩き進み花々の深い場所まで踏み込めば余計に揺れて、それどころか毒々しい花々は徐々に閉じていた蕾を綻ばせ広げ裂き始める――…様々な種類の花だというのに一斉に。
そして、花達は一斉に
ぽふっ
と愛らしい音と共にその花弁の中より緩い麻痺の効果のある毒の花粉を飛ばす、その色も薄い紫色で染料か何かと見紛うばかりではあるが、一斉に吹き出すことで薄っすらとだが街道は紫色の霧に包まれ始めてしまう。
■リーゼ > 「あっ! もしかして、あれかな……っ!
けど……話では森の中に咲いてるって、聞いてたんだけど……」
道の真ん中。
少し向こうに紫ではない、常闇のベールに包まれて、なおも輝くような色合いの花が咲いているのを見つける。
聞いていた話と少し違うけれども、その花の特徴自体は聞いた通りのもの。
周囲に揺れる花々も、もしかしたら珍しいものなのかもしれない。
残念ながら薬師でもなければ、学者でもないので、詳しい花の種類までは分からない。
摘んで帰れば、少しくらいはお金になるかもしれない。
そんな風にも思うけれど、ひとまずは依頼を完了させるのが最優先。
いつのまにか、辺り一面が花畑のような光景になっていた。
奇妙には思うけれども、目当ての花自体が希少なものなら、
何かの魔力が作用したりすることもあるのかもしれない。
一応は慎重に、道だったはずの場所へと足を踏み入れる。
所狭しと咲く花の蕾が服の裾に触れると、揺らめくリズムに変化が生じる。
それはまるで漣のように広がっていき、それに合わせて一斉に紫の花が綻んでいく。
「え…? な、何……急に……?」
急な変化に、戸惑う声を上げて、慌ててランタンを掲げて辺りを見回す。
けれど、魔物が襲ってくるような気配もなければ、怪しい物音も聞こえない。
ただ薄っすらと紫色の花粉が立ち込めていく。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」から幻鏡の迷宮さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からリーゼさんが去りました。