2019/04/03 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にゴブリンリベンジャーさんが現れました。
ゴブリンリベンジャー > 数週間、数ヶ月ぶりになるだろうか、王都よりはなれて久しく復讐者は復讐の舞台へと舞い降りたつ。

目的地は未だ王都にあらず、その戦力を増強させ本拠地を築くべくの略奪行為である。

今はメグメール街道を王都に向って進んでいる途中であり、その身体にまとうローブの相変わらずの認識阻害の魔力を利用し、光を持たず闇夜を見通す妖精の名残である眼を頼りに、極力足音を消し獲物を求め彷徨っていた。

腰には変わらぬ相棒であり、此処まで復讐者を復讐に導いてきた復讐の刃を呼んでいる刃が折れてナタ状になった剣を携え、静かに静かに、獲物が街道を歩いていないか、若しくは馬車でも通らないか耳を澄ませ、気配を配り、闇の中を進み続ける。

人間であれば男であれば見ぐるみを剥いで殺し、女であれば群れを増やすために火と働きしてもらおう、馬は捌いて喰らい、馬車は……利用させてもらおうか、運よく、相手には運悪く、遭遇できればの話であり、それを想像しているだけでも思わずニヤニヤとおぞましい笑みを浮べる。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にシュンさんが現れました。
シュン > 今日も1人でお使い程度の依頼をこなす。
業者が行くにはちょっとだけ面倒な場所、しかし冒険者なら容易い場所に荷物の届けもの。
それを終えて報告に戻ろうと王都へと歩みを進めていた。

「稼ぎそんなに良くないし、早いところ味方を作っておきたいんだけど……」

あいにく初対面でどうぞよろしくとしてくれるような人はおらず、街道で同じような人間……いや人間以外でもいいが、とにかくなにか居ないかと辺りの人影を少し意識しながら歩いていく。

――流石にまだ、近くの悪意には気づかない。

ゴブリンリベンジャー > 鼻を鳴らす風が運んできた匂いに気がつき、ヒスヒスと鉤鼻を震わせると、浮べていた笑みをへのじの口にゆがめて、軽く舌打を打つ。

ローブのフードを深く被りなおし、溜息を吐き出し眉間に皺を寄せると今夜は獲物に有りつけないと喉を苛立ちに慣らしながら、走り去るのだった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からゴブリンリベンジャーさんが去りました。
シュン > かすかに聞こえた何かがかける音に、少し視線を向けたが、自分から離れていく音なのを気づけば気にせずそのまま王都へと向かった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からシュンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にカインさんが現れました。
カイン > 「……ふぅ。やっと止んだか」

街道にポツンと佇む大きな岩陰から文句を言いながらも姿を現す男。
自分の身に纏う外套が湿り気を帯びているのを横目に、
げんなりした表情で街道を見渡せば生い茂る草木から水滴が滴っているのが遠目にもわかる。
数刻降り続いた雨がようやく止んだ直後の光景だ。
空を見上げると、先ほどの曇天が嘘のようにな蒼い晴れ間が覗き。

「これだから雨は嫌いだ、っと」

外套を取り外して絞るとボタボタ音を立てて水が落ちる様が見えて肩が揺れる。

「こりゃ落ち着けるところに行ったらしっかり干したほうが良いな…。」

カイン > 「まだ肌寒いってのに雨ってのは勘弁してほしいもんだ。春だってのになあ今ひとつ温度が上がらんな」

困ったもんだと漏らしながら外套をバッサバッサと音を立てて振るい、
それを岩の上に剣を置いて引っ掻けることで固定してから軽く広げて干しながらも、
日当たりがあまり良くない場所だけにそれ程の効果は望めそうにない。
中途半端に太陽を覆い隠した雲を恨めし気に眺めながら首を鳴らし。

「この調子じゃもう一雨しばらくしたら来そうだな。それまでには町に辿り着きたいが…。歩くしかないか」

そのまま視線を道の左右にやってみるが全く物のない平原である。
人影はおろか動物の影すら見つからず苦い笑みが浮かぶ。

カイン > 「…雲が出てきたか。のんびり一休みって訳にもいかんな」

空を見上げて遠くに大きな雲が現れたのを見て、
渋い顔になりながら外套を掴んでその場を後にしていく。
次の雨が来る前にと足早に家路を急ぐのだった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からカインさんが去りました。