2018/11/16 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にボルフライさんが現れました。
ボルフライ > 王都までへと続く街道、道中には森の中を切り開いた道もあり、すべてが安全とは言い難い。
現に今、2台の馬車がその人目につきにくい道の途中にて足止めを喰らっていた。
足止めと言うほど生易しいものではなかったが。

『よーし、そっちは客どもを引っ張り出せ!
こっちは積み荷だ!』

どこから来たのかはわからぬが、王都へ向かっていたのであろう2台の馬車を取り囲んだゲーティア傭兵団。
この蛮族どもは慣れた手腕で馬車を引き留め、行者を引きずり降ろし、馬をたやすく宥めてしまっていた。
先頭の馬車は客車らしく、不幸な乗客が何人か乗り合わせているらしい。
後ろは荷馬車であり、客たちの荷物やらを運んでいたのだろう。
蛮族どもは早速、乗客たちを引きずり降ろし、積み荷を騒がしく物色し始める。
もしかすれば抵抗を示す勇敢な者もいたかもしれないが、下衆な蛮族どもの後ろにたたずむ巨躯の男…この傭兵団の首領たるボルフライの冷たい視線に射抜かれれば、たちどころに反抗心が失われてしまうだろう。

ボルフライ > 数刻ののち、2台の馬車は王都への道を外れいずこかへと移動していき、やがて暗闇の中へと消えていった。
その後乗客や行者がどうなったかは知る由もないが、この後バフートにてそのうちの何人かが商品として売られているのを目撃されたとか。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からボルフライさんが去りました。