2018/09/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にカインさんが現れました。
カイン > 「イツツ…一体一体はそこまでじゃないといっても数がいると無傷って訳にはいかねえな。
 やっと人心地付ける、なっと」

普段からあまり往来が多いとは言えない街道の一角。
椅子にするのには丁度いい大きさの岩に腰かけながら、
全身にできた細かな傷の治療を行う男の姿があった。
どうやら、巷を騒がせる怪物退治の帰りらしい。

「あいつらは一体だれが起こしたんだろうなあ。
 勝手に出てくるようなもんでもないだろうに」

道から外れた荒れ放題の場所を眺めながら、
やり辛そうにはしながらも小器用に右手で左手に包帯を巻き付け、
げんなりとした表情で声を漏らす。金になるのは良い事だが数が多いだけに辟易もする。

カイン > 「流石に今の時期に一人でほっつき歩こうってやつも居ないよな。
 街道まで出てきたという話は聞かないが、だからと言っていつ出てくるか解らんし」

翻って街道の方に視線を向けてみると視界の範囲には気配はおろか痕跡すら見えない閑古鳥。
普段の獣が出ます、という程度の話ならまだしもよく解らない兵器闊歩しています、
となれば皆警戒するのも当たり前だろう。
一人取り残されているような感覚に思わず肩を竦めながら、
水袋の中身を喉に流し込んで大きく息を吐く。

「あー、生き返る。…これが酒なら言うこと無いんだがな」

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からカインさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にカインさんが現れました。
カイン > 「よし、それじゃあ一度街に戻るか。一人でやるなら色々と限界だ、
 装備の補充が手間なのが面倒だねえ」

他と組むわけにもいかないのが出自的に厄介な所である。
肩をトントンと叩いてから大きく息を吐き出して、
誰もいない街道を街の方へ向かって歩いていくのだった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からカインさんが去りました。