2017/11/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にノーラさんが現れました。
ノーラ > すっかり暗くなり始めた街道を、土で汚れた服で街に向かって歩いている。
周囲には光の玉がふわふわと漂っていて、遠目にも目立ちそうだ。
何よりも目立つのは、背中に背負った大きな籠ではあるだろうけれど。

「今日もいい鉱石が掘れましたねー♪」

重そうにする様子もなく、鉱石が大量に入った籠を運んでいる歳若い女性。
すれ違う人々に二度見されながら、そんな事を気にすることもなく足を進めていく。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にノウブルさんが現れました。
ノウブル > (土地で暴れている魔物を討伐してくれ――そんな依頼の帰り道
街へと戻る其の途中で、少し先へと謎の光源が在るのに気付く。
同じ方向に進んでいる上で、自分の方が少しだけ歩みが速いらしい
次第に其の光源の正体が、何らかの魔法だかに寄るモノだと判れば
この夜道では矢鱈と目立つ其れへと自然視線を寄せながら
次第其の背後へと、そして隣へと、ゆっくりと追いついて行くだろう。)

………随分な荷物だな。

(矢鱈と重そうな荷を背負って進む其の正体が、女で在るなら
ふと、通り縋るついでに、そんな風に声を掛けた。
他の人間達と同じ様に、気になるのは気になる物だ)。

ノーラ > 「♪~」

鼻歌交じりに歩いていれば、後ろから追いつきがてらに声をかけてくる人物。
そちらに視線を向ければ、にこっと笑顔を浮かべて見せて

「そうでしょうかー?
 慣れてしまって、全然重くないんですよ」

ふふ、と笑いながらこちらも相手のなりをざっと確認する。
身の丈以上はあるだろう大振りの得物を見れば、鍛冶師としては興味を持たずにはいられなくて。

「あの、その得物…どこかに特注されたんですか?」

普通に売って売れるものではない。
となれば特注か自作になるが、後者はめったに聞かない。
消去法で行き着いた考えを口にしていく。

ノウブル > ―――そうか、何処かから買い込んで来たのか?

(鉱石を背負って行く商人達が少ない訳では無い
けれど大抵は場所で運んだり、動物に背負わせたり
そして、自ら背負って持ち運ぶ者でも、大抵は男である事が多い
自ら採集してきた、と言うよりは、買い付けて来たと考える方が現実的で
だから、その様に問うて見たのだけれど――確かに、其の体躯は決して華奢とは言えない
其の腕や肩、或いは足元へと視線を落として、納得する様に双眸細め)

―――……いや、昔、自分で鍛った物だ。
剣の方は、元々は用意して貰った物だな。 今は大分、元の形は無くなって居るが。

(ふと、己が背負う獲物について問われれば、すんなりと答えるだろう。
どちらも決して新しい物ではない、斧の方は特に、其の形状の特異さは
鍛冶の出来る者でなくとも感じ取る事が出来るだろう
両手剣に関しても、幾度も打ち直した気配が感じられる筈だ)。

ノーラ > 「いえ、自分で採掘してきたところですよ。
祖父から教えてもらった、いい場所があるんです。
あら…自作でしたか。
なかなか鍛冶と武芸を両立する方って聞かないです…すごいですね」

普段は荷馬を連れてくるのだが、今は生憎足を痛めてしまっていた。
その為、多少時間はかかるもののたまにはと自身で運ぶことにしたのだ。
尤も、そんなことが出来る女性などまずいないこともわかってはいるので聞かれたことで気分を害した様子など微塵もなく。
ただただ、男の持つ武器が物珍しくてちらちらと視線を向けながら足を進めるばかりだ。