2017/04/11 のログ
■ノーガルト > (軽く、肩をすくめていた。
まあ、これ以上言えば彼女がまた気にしてしまうだろうしもう言わないでおこう。
明るく振舞っているけれど、その心情はどことなく察している。
ノーガルトも察しが悪い莫迦ではない。)
「仕事…というと………?」
(彼女の仕事と言えば…なんだっただろうか。
確か剣を使うのは知っていたが、騎士という風貌ではなかった。
ただ、近所のお願いやお使いをしているのは知っている。
それで報酬をもらっているので、冒険者という言葉は当てはまるかもしれない。
そんなことを考えると、確信に至る彼女の言葉を聞けた。)
「俺と…?……なるほど。」
(彼女と一緒に依頼をこなすことも、もちろんできるかもしれない。
彼女の剣の腕前は以下ほどかはわからない、しかし。
家にいなくて心配させるよりも、むしろ一緒にいたほうがこっちも安心できる。)
「わかった…宿の女将に話を通してみる。」
(パーティはいずれ組まなければならないと思っていた。
二人だけのパーティも珍しくはないし、彼女にはレンジャーの素質もある。
ならば、サポートしてもらえるならノーガルトも生存力が上がるだろう。)
■シンシア > 「まあ…うん、最近は簡単なのとかご近所さんのばかりだったからね」
歩きながら最近のお仕事というか
近所のお手伝いを話してたばかりだったのを思い出して
「そっかノルと会う前は…結構やってたよ?」
1人だったから、と付け足しながらそれは、危ないことも多いし怪我も多くしてたし
刺し違える勢いで飛び込むことも多かった頃
「うん、私もまあ…ギルドで受けれないような危ないのも回ってくるしね」
兄やほかの人と組んでこなしたことも何度かある
そういえば、長く一緒にいるけど彼とそういう経験は1度もなかったと思い出して
■ノーガルト > 「そのほうがお前らしいとは思うがな…。」
(肩をすくめながら、今度は苦笑する。
近所の手伝いをしているシンシアの構図は、あっという間に想像できた。)
「………。」
(そういえば、まだ付き合い始める少し前。
キルフリートに挑むと決めたちょうど前日くらい、彼女のバランス感覚に驚かされたのを思い出した。
屋根の上を起用に降りていくのを思い出し、そういう意味でも。
彼女には、レンジャーを任せられるかもしれない。
女将さんに、今度引退した冒険者レンジャーの話を聞けるように手配してもらおうかと考える。
確かに、彼女の技術はなかなか高いとは思う。
だが知識は…残念ながら、というところだろうかと予想。
一挙特化、ノーガルトは彼女にレンジャーとしての知識を身に着けてもらおうと考えた。)
「そういうのは極力受けないようにするぞ、俺も死にたくはないからな。」
(ノーガルトは常日頃から、自分はただの人間だと思っている。
魔剣を持っていても、何十年も一人で旅をしてきても。
家族と一緒に笑うだけの、ただの人間だと。)
■シンシア > 「…そうだけど、欲しいものもできたから頑張らないと」
お金以外の報酬は近所のお付き合いのことが多い
金銭が絡むものは、ギルドから弾かれるほどの依頼ものとなれば危険度もあがるもので
「うん、ノルは魔剣だけでも命がけなんだから
普通のでいいよ、危ないことしないでほしい」
危険度の低い、その日に帰れるもの
近くにいてほしいから、あまり家をあけられると不安になってしまうから
歩きながら隣に少し体をくっつけるようにして
■ノーガルト > 「……ほしいもの?珍しいな、無欲のシンシアがほしがるものなんて。」
(家にあるたくわえがどのくらいかは知らない。
大きな依頼で得た報酬は、彼女に全額とはいかないもののかなりの額は預けた。
其れでも買えないものがあるというならば、もっと頑張らないといけないかもしれない。
できる限り、彼女の力になることをノーガルトも考えているのだ。)
「…魔剣探しは命がけになるさ、残りの奴らも、おそらく曲者だろうな。
まあ、その分…できる限りな。」
(もうすぐ街につく、その間くらいはこうしてくっついていてもいいか。
ただ、平民地区に入るや否やノーガルトは一人さっさと行ってしまうだろう。
照れ隠し、というよりも誰かにくっついているところは見られたくはないのだ。
そうすることで嫉妬して、シンシアを取られやしないかと不安になるから。
もうしばらく、月は今宵は見えないけれど。
それでもシンシアと、今日は夜遅くまで語り合っていた、とか。)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からノーガルトさんが去りました。