2017/01/14 のログ
■イルミ > 「んんっ、ん、ふ……っ、ちゅ……」
唇をついばまれ続けるのは、サキュバスとしてはじれったく思う部分がある。しかし、心の別の部分では彼の欲情を直に受け止められているような気がして嬉しいと感じてもいた。口の中を犯される、という感覚と、彼に奉仕しているような満足を同時に噛み締めているのだ。
「んん、っ……は、ふぁ……あ」
しかし、胸に指を埋められると、その口から艶かしい吐息が零れる。もはや全身がとろけた性感帯のようで、下半身も下着の内側はもはや失禁でもしたかのように濡れそぼっている。
精液と快楽を求めるサキュバスの本能と、優しさと愛情を求める少女の心が溶け合って、その境界すらぼやけていく。
■リューゼ > 「はっ…はぁっ…はぁっ…あの…名前、聞いてもいいかな…。」
唇を離し、じっと女性の顔を見つめる。
淫魔であるその顔立ちは、魔力にあてられた青年が魅力的に思うには充分すぎるもの。
少しぼうっとした表情のまま、青年は呟くように言った。
そもそも、そこまで女性経験のない青年は、なかなか荒々しくもなれない様子で。
「凄く、柔らかい…。気持ちいい…。」
むに、むに、と乳房の感触を楽しみながら…。自分のズボンに片手を掛けた。
ずる、と少しもどかしそうにしながらもそれを脱ぐと、ぽろん、と成人男性らしい肉棒が露わになる。
外気に晒されるもなお、赤く熱く勃起しており…。
「いいか、な……?」
聞くや否や、あまりにも魅力的な乳房に押し付ける。
欲情しきった青年の精神状態では、すでに我慢するという事がきかなくなってきていて…。
■イルミ > 「はぁ、はぁっ……いっ、イルミ、イルミって、言います」
彼の発情に当てられて、こちらもますます興奮していく。どうしようもなく体が精を求めて、同時に、『名前を呼ばれてみたい』という乙女じみた希望も抱き始めていた。どうしようもない興奮だけれど、それに身を任せるのもたまには悪くない、それに、彼はこちらのせいで欲情してしまったんだから、自分にはそれをなんとかする義務がある。
「あっ……こ、こう、です、か?」
そう思って、押し付けられたモノを、恐る恐る、乳房ではさみこんだ。恐ろしく熱くて、火傷してしまいそうとぼんやり思いながら。果たしてそれは、固く熱いものをすっかり包み込んだ。しかし、ゆっくりとした動きでの摩擦はいかにもぎこちなくて。
■リューゼ > 「イルミ。…うん。俺、リューゼ。
あっ…それ、凄い、な…も、っと…!」
ぼそり、と耳元で囁くように名前を呼んだ。
それだけでも愛おしさが増すようで、背中に回す腕はさらに女性を抱くようにして。
乳房に挟まれれば、その快感に震えるように息を吐き出す。
そのぎこちなさすら快感になるようで、肉棒は更に硬さと熱さを増していくだろう。
「気持ちいい…。もっと…ぎゅってしてくれるかな…?」
そしてより強い快感を求めて、女性に要求する。
卑猥な要求すらも、溶けた理性では止める事もできずに平然と。
パイズリの快感に震える青年の様子は、女性にどう映るだろうか。
そんな事も思えず、ただ女性の身体と魔力に興奮を高められていく。
■イルミ > 「リューゼ、さん……ですね……」
彼の名前を呟いて、ほっと息を吐く。名前を知ってしまうと、ますます個人的な感情定着してしまいそうになるのを感じる。ますます彼にことが愛しくなるような、ますますその精を求めたくなような。
「あっ……はい、えっと……」
一段と距離の近づいた気のする彼の言葉に答えて、胸での押し付けを強くする。その固さも熱さもよりはっきりと感じたまま、乳房の肉でたどたどしくも入念なマッサージを続けていくうちに、その匂いもあって、ますます欲情は高まっていく。
頭がぼうっとしそうになりながらも、愛撫は少しずつ滑らかになっていった。
■リューゼ > 「はっ…はぁ…く、ぅ…。」
じわりと滲む先走り。
それが潤滑油になって、より一層吸い付く乳房の感触に酔わされる。
このまま埋もれていれば、心地よく精を放つことができるだろう、が…。
「…イルミ。…あの、俺…挿入たい…。」
愛撫を受けながら、ぼそっと耳元に。
熱い吐息を吐きかけるようにして口にした。
肉棒はびくびくと震え、女性の中の快感を求めているよう。
受け入れられれば、女性の背中に毛布を当てて。
どこかとろんとした表情ながらもゆっくりと女性を押し倒すようにするだろうか。
■イルミ > 「リューゼ、さん……」
彼の申し出……というか、リクエストを聞いて、最初は照れたように視線を逸らした。それに、胸での愛撫もそれなりに楽しかったのでここで終えるのは惜しい気持ちもあった。しかし、彼の希望、そしてサキュバスの本能に抗うことなど出来ないし、するつもりもない。
「来て……くだ、さい……中、に」
ゆっくりと体を横たえながら、自分からおねだりする。こちらからもとろけたような表情で見つめながら、タイツとその下のショーツを脱ぐが、それは一目見れば間違いなくぐっしょり濡れているのがわかるだろう。
■リューゼ > 「ああ…。」
女性に覆いかぶさるようにしながら、ゆっくりと。
すっかり濡れたそこを見て、更に興奮を煽られて。
溶けた理性のまま、自らの剛直をそこにゆっくりと沈めていくだろう。
「っ…あ、ぁ…すご…い…!」
淫魔の濡れそぼった割れ目に入れ、その快感に表情を歪めつつもゆっくり腰を前後に動かし始める。
女性の気持ち良いところはどこか、探りつつもその肉棒の熱さを中に移していくように。
その態勢のまま、キスを求め、片手は女性の乳房をゆっくりと揉んで。
毛布の上で、より深く淫らな交わりに溺れていく。
■イルミ > 「あっ、あぁぁあっ、あ……ん……!」
ただ挿入されるという段階で、既に堪える必要があった。声を出すことではなく、あっさり絶頂してしまうことをだ。それほどに膣内は彼のことを待ちわびていて、歓迎するかのようにキツく締め付ける。
「はあ、はぁんっ……」
膣も、胸も、唇も、彼のものになったかのような感覚。それは紛れもなく快感でしかなくて、全身がその快感にビクビク震える。彼が凄まじいテクニックの持ち主であれ、一切経験のない童貞であれ、絶頂させられてしまうのは時間の問題だろう。
■リューゼ > 「く…! キツ、い…!」
ずぷ、ずぷ、と粘ついた音を立てつつゆっくりと出し入れ。
そうやって膣内を熱を持った肉棒で擦り挙げながら、
時折、最奥部をぐいっと押し上げていく。
「はぁ…これ。…っ、あっ…!!」
しかし、淫魔の肉壷の与える快感は凄まじく…
ほぼ、暴発気味に中に精を吐き出していく。
どく、どく、とマグマのような精液を吐き出しながら身を震わせ…。
…しかし、青年は満足していない様子で、さらに女性の肉壷をかき回し始める…。
■イルミ > 「あっ!あぁ、あ……っ、ダメ、ん……!」
サキュバスにとっては摂食器官であり、生殖器官であり、また最高の性感帯でもある子宮。それを何度も叩かれ、その過程で熱くなった膣を擦られ続ければ、もはや結果は明らかだ。それも、濃い精液を直接注ぎ込まれたとなおさらで、
「んんっ、あ、あぁぁっ、っふぁ、あ、あ……!!!」
ビクン、ビクンと痙攣して分かりやすいほどに絶頂してみせ、悲鳴のような、しかし高く甘い声をあげる。それでも尚萎えないものにかき回される膣内に、だんだん声はか細くなり、しかし消えることはなく垂れ流されつづけ……
■リューゼ > 「…イルミ…。」
絶頂を迎えた女性を見つつ、若干嬉しそうな笑みを浮かべる。
ゆっくりと腰を動かしながら、そのたくましい両腕を回し、ぎゅっと女性を抱きしめる。
そのまま冷えを癒すように、快楽を求めるように。
情欲と快楽に溺れたまま、一晩を過ごしていく…。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からイルミさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からリューゼさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にリーシャさんが現れました。
■リーシャ > 雪も降りそうな程に冷え切った、夜の街道を一人歩く。
目当てのものは、夜、月の光にだけ淡く光を返す鉱石だ。
そんな物があるのか、と目を丸くした少女だが、同時に興味もそそられた。
今までに見たことのない幻想的な石なのだろう、などと勝手に想像を豊かにして。
酒場の店主に二つ返事で依頼を受け入れ、意気揚々と出かけた次第である。
「さて、ここいらが、お話に合った不要な鉱石の廃棄場所らしいんだけど――」
やってきたのは草原――ではなく、灰色の、草木の生えていない開けた平地だ。
近辺で採掘した鉱石を仕分けて、不要な物を廃棄するための場所らしく、足元には様々な石が転がっている。
大きさも色もまちまちで、どことなく荒涼とした雰囲気がある。
少し離れた場所には、おそらく作業をするときの拠点となるであろう小屋が見える。
明かりは灯っていないから、恐らく無人なのだろう。廃屋の可能性すらある。
夜にしか判別できないという特性があるから、きっと今夜は徹夜になるはず。
先に拠点を確かめておくべく、少女は小屋へと近寄っていく。
とん、と軽いステップで跳ねる度に、銀の月影が髪に降り注ぎ、冴え冴えとした色を見せた。
■リーシャ > 冬の夜。風の音しか聞こえないほどに静かな平野は、草木もなく物寂しい。
その片隅にある小屋の扉に手をかけると、そっと押しやり、中へと滑り込んだ。
鍵はかかっておらず、どうやら今は使用されていない様子が伺える。
埃は積もっているものの、ベッドは綺麗に整えられたままだし、片隅には保存食の備えも見られる。
部屋の中央、火を入れられる石のスペースには、僅かな灰が平らに均されていた。
「へぇ、無事に使えそうだね。すこし泊まるにはちょうどいいや♪」
火を入れられるならば、湯を沸かすこともできる。
それならば、浴室に入ることはできなくとも、タオルで身を清めることは可能なはず。
十二分な設備を確認できた少女は、とりあえず旅装を下すことにした。
干し肉やら寝具やら、探索する時に背負っているのは流石に重い。
使い古したランプに火をともし、荷を解いて半刻ほどすれば、小屋の中はすっかり少女のための場所に代わる。
トイレが付いていないのは外で済ませることにして、鍵は使われていない棚を支えにすることに。
現状、少女の探索は順調そのものだった。
■リーシャ > 流石に、この寒い夜に、こんな寂しい所へとやって来る者はいないのだろう。
一人というのは存外寂しいが、楽しくもあるもので。中央の土間に火を落とすと、焚火の形を成す。
その近辺には金属製のスタンドを立て、その上に鍋を乗せて、持ってきた乾麺をゆで始める。
とりあえず暖かな夕食を食べて、英気を養ってから探索に赴く構えだ。
ぐつぐつ、ことこと。蒸気が沸いて、周囲に湿気が満ちていく。
暖かな空気を味わいながら、とりあえずは一心地。羽を伸ばしながら。
「ま、こんなところに来る物好きは、なかなかいないよねぇ」
どうせ人など来ないから、とすっかり気を抜いて、のんびりムード。
ぐつぐつと鍋が頑張っている間に、素材の下ごしらえもしておこう。
塩漬けした小魚と大蒜と鷹の爪、それからほんの少しの大葉を用意。
東方風のペペロンチーノなどという謎の物体を作るべく、鼻歌交じりの調理が続いた。
物寂しい光景に、しかし明かりの灯った小屋が、唯一人の気配を漂わせていた。