2016/06/12 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアリシアさんが現れました。
アリシア > 勇猛そうな黒馬が街道を颯爽と走っている、上等な馬具が付けられたその馬に乗るのは小柄な少女が一人。

「ええ、そのまま走って……いい子ね、貴方気に入ったわ」

少女の以前の愛馬は魔族の国にて失った、そこで新しい馬を何頭か用意させ
街道を試しに走らせていたのである。

アリシア > 「新しい子は、この子がいいですわ」

そっと馬の首を撫でれば、黒馬は雄叫びをあげる

「そう、それでいいですのよ……風より疾く駆けなさい」

そして一陣の黒い風が王都の方へと駆け抜けていった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアリシアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にエレクシアさんが現れました。
エレクシア > 「……場所を間違えた?」

街道に突然に紡ぎ風が起き舞った砂が散ればそこには眠そうな瞳をした姿がいつの間にかと立つ。
きょろきょろと周囲を見回し思っていた場所と違う所に立っていると知ればどうしてこうなったと腕を組み首を傾げる。

「間違えた以上歩くしかないが…どちらに向かうかの」

丁度己の立つ道を見下ろしどちらにと進むかと決めかねる様に何度も道を見直し、ふと何かを思いついたように手を打てば街道から逸れる様に足を進め道のわきで何かを探し始める。

エレクシア > 身を屈めて拾い上げたのは一本の太めの木の枝。
それを軽く投げてはキャッチと行い街道へと戻る。

「こういうものは運に任せるのも悪くはないの」

決めれないならこの木の枝に任せようと決める。
街道の真ん中に戻れば真上にと枝を回転させるように放り投げて1歩2歩と下がり木の枝が落ちるのを見守る様に眺める。

エレクシア > 高くに投げられた木の枝は街道にと落ち転がる。
そして枝の差した先の街道を、王都へと続く道を眺める。

「ふむ、あっちという訳かの。」

枝に近寄り拾い上げれば進む先を決めたというように目を向ける。
そして枝で街道にガリガリとよくわからない文字や陣を書き始め、書き終われば満足そうに頷く。

エレクシア > 「どこに着くか判らんが面白い魂の持ち主に会えるといいの」

どんな者に会えるだろうという楽しみに笑みを零し軽い足取りで街道を歩んでいく

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からエレクシアさんが去りました。