2015/12/12 のログ
ルーフェン > 「鳥も良いな…」

味気ないパンを齧りながら、ごくん、と喉を鳴らせば小鳥は何かを察したように慌てて飛び立っていく

「取って食うつもりはないんだが…」

苦笑しつつ飛び去る鳥を眺める
文句を零しつつも味気のないパンをしっかりと腹の中に収めてしまえば、水筒の栓を外して乾いた口の中を
潤すように水を飲み、喉を鳴らせば、手の甲で口元を拭う
味気ない昼食であったが、腹を満たせば立ち上がり、空を見上げる…当然、陽はまだ高い。街道を無事に行けば
夜が来る前に待ちには辿り着けそうである

「さて、それじゃあ、街まで行くか…」

ぐ、と伸び上がるようにすれば都合よく行商人の馬車が丘陵の下を通りかかり…これはしめた、と馬車に向かい駆け下りていくのであった

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からルーフェンさんが去りました。