2015/12/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にルーフェンさんが現れました。
■ルーフェン > 街道脇の丘陵に放牧された羊の群れをぼんやりと眺める
天気もよく吹き抜けていく風はやや冷たいがそこまで寒さを感じるものではない
遠くで草を食む羊のそばで羊の番をする羊飼いが、じぃ、と羊を眺める此方を怪しんでいるのか度々、こちらへ
視線を向けているようであったから羊飼いが此方を見る都度、特に理由はないもののぶんぶん、と手を振ってみせた
「…あんなに警戒せんでも、盗んだりしないのに…」
仕事熱心と感心する反面、此方を警戒するように意識を向ける羊飼いに呆れたりもした
丘陵を少し下れば街道が通っており、時折、荷馬車や旅人、戦場に向かう兵隊なんかが歩いてゆく
適当な岩に腰掛ければそれら行き交う人々を眺めつつ、ベルトに結ばれたポーチから布に包まれた硬パンを取り出し
昼食代わりに齧りながらぼんやりとする
「―――不味い…」
ぼそぼそするパンを文句を零しつつ食み、膝の上に零れたカスをポイポイと払えば小鳥がそれに集まり突いていく