2015/12/03 のログ
■アルフレート > ……コートは遺跡で見つけた布地をエルフの職人に仕立てさせた
変わったものに興味を持つんだな
(こちらの言葉を無視するような態度に一瞬苛立ちを覚えるも、愛着もある自慢の一品に触れられれば悪い気はしない
と、同時に喜ばされた相手が子供だという事実にため息が混じる)
その段階から始めろと言ってるんだ
その剣にはお前には大きすぎるだろう?トカゲ相手に遊んでいるのを見たが、振り回されているだろうが
冒険者に憧れるのもいいが、あと五年はしてからにするんだな
って、王都住まいの割には随分遠出したものだな…言われてみれば身なりもしっかりしている…
(言い回しからすれば孤児かとも思うが、その割には纏った雰囲気がそうとは思わせない
妙な子供に声をかけてしまったと思いながら、クセで相手の事を観察し、何者だ?と怪訝そうな表情を浮かべ)
■クラウディア > いいものだな、エンチャントもかかってるだろうし。
エルフの職人もよく言うことを聞いてくれたものだ。 高かっただろう。
だけど、金に見合った働きをしてくれるぞ、そいつは。
(うんうん、と満足気に頷く。 できの良いマジックアイテムを見たのは久しぶりだ。
自分の現役時代を思い出して、何だか懐かしい気持ちだ。)
この身体じゃ武器は駄目だ。 別の方法を考えないとな。
なるべく重量がかからないものがいい。
魔術的な刀身を作成できればいいんだが、難しくてね。
まあ遠出って言っても、馬車に乗せてもらってここまで来ただけだ。
街道沿いならすぐ帰れる。 …どうした、俺のことを魔物か何かだと思ってるのか?
(相手の言葉にうなずき、剣の柄を軽く叩く。
刀身を魔術で置き換えれば、この身体でも取り扱えるのではなかろうか。
自分の考えたアイデアを相手に話ながら、うまくできればいいが、と唸る。)
相手の怪訝そうな表情には、ニヤリと笑って見せた。)
■アルフレート > 大人びた口を聞くガキだ…
しかも割りとあってるのが逆に腹立つな…
(額を手で覆い、やれやれと首を振る
生意気な子供という相手に接した事はあるがそのタイプにも見えない
なまじっか冷静に分析してしまえるだけに見た目と中身のギャップに混乱してしまいそうだ)
それはそうだ、振り回しながら魔力を固定化するなんてそういう魔道具を遺跡で拾ってくるのが一番だが
自力で使うには高等な技術が必要だ、俺のようにな
魔物とは思っては居ないが、変なガキだと思っているよ
(ふん、と自慢するような言葉を吐いてから、相手が子供だった事を思い出し、バツの悪い気分になってしまう
そこにニヤリと小生意気な笑みを向けられてしまえばイラッとしてしまい
ぷにっとした子供らしい頬を指でつまんでやろうかと手を伸ばす)
■クラウディア > よく見たもんでね。 何にしろ、いい装備ってのは大事だよ。
無くさないことと、頼り過ぎないことに気をつければ生きていられる。
(腹が立つと言われると、楽しげに表情を緩ませる。
相手の態度が面白いとばかりに、相手の装備品に目をやる。
きちんと使い込まれて、かつ整備されている装備品は実に良い。)
そうだろうな。 なにしろ魔術は経験があまりなくてな。
身を守る術はそこそこ出来たんだが、攻撃関連となるとてんでダメだ。
変なガキか、そりゃあいい。
(相手の忌憚のない意見にころころと笑う。
ほっぺたをつままれると、なんともいえない表情を浮かべた。)
なんだよ、気の悪くなるようなことは言ってないはずだぞ。
まあ、俺にも冒険者の経験があったということだよ。
身体はこうだが、知識はある程度のこっているというわけさ。
(だいたいそんな感じだ。 のんびりした調子で告げる。)
■アルフレート > 当然だ、いい装備を手に入れられるところも含めて冒険者の才覚だ
無能は無敵に近い装備だろうが死ぬ時は死ぬ
全く、子供と話している気がしないな…
(背伸びした子供が講釈を垂れているのならばやかましいと拳骨を落として終わりだが妙に実感が篭っている
それに視線の配り方を見るにきちんと理解している節がある
理性ではただの子供ではないと感じているが、見た目が幼女ではどうにも受け入れがたく
眉間のしわがどんどん深まっていく)
いっちょまえの冒険者のような口を利く
どこぞの英雄譚にでもハマった聡いガキか?それとも取り付いた悪霊の類か?
(どちらも自分でも信じていない面倒くさそうな口調であらためてこの妙な子供をまじまじと見る
手慰みとばかりにオープンフィンガーの手袋から覗く長い指で頬を弄りながら
なかなか手触りがいい)
■クラウディア > 大丈夫か、すごい顔になってるぞ。 まるで子供に説教された時みたいな顔だ。
そうだなあ…もと冒険者だった、というやつだよ。
いろいろあってこの姿だ。 本当かどうかはわからないだろうから、
どう判断してくれたっていい。 ウソかもしれないし、本当かもしれない。
少なくても、俺は自分のことを冒険者だったと思ってる。それだけだよ。
(ものすごい顔で眉間にシワを作る相手に、少しばかり心配げな声をかける。
ほっぺたを撫でられながら、のんびりとした調子で答えた。)
ところで、あんたはなんでここにいるんだい。それこそ、
ここにはあんたみたいな冒険者の求めるお宝も、名誉をくれる魔物もいないぞ。
(ほっぺたに触られながら相手に問いかける。
もちろん暇つぶしに来たとか、ぶらぶらしていたとかってこともあるわけだけど。)
■アルフレート > ああ、今本当の話かもって思い始めてる自分と
頭の回る子供の作り話かと疑ってる自分、どっちもいい勝負してる事に頭痛がしてきただけだ……
固執してない辺りでイカれてる線が消えてくれたのはありがたいけどな
(今日何度目かのため息を吐く
ため息をすれば幸せが逃げるというが、とりあえず胸の奥につっかえた何かは多少逃げてくれる気がする
まあその度に補充されていくのだが
頬を指でつまんだり撫でたりするのは最早無意識の所作で、ストレスがたまった時にペンを弄ったりするのと似た様な心理だった)
俺は冒険者だが、魔術師だ
ここらに霊薬に使えるいい泉があってな、汲みに来た帰りだ
新米冒険者に依頼を出してやっても良かったんだが、今は宮廷もめんどくさくてな時間潰しだ
さっさと落ち着いて研究に専念したいものなんだがな
(ふん、と戦争だ政治だと息まいている貴族や王族どもを思い出しては鼻を鳴らす
すっかり目の前の子供相手に対等な口をきいているのだが、自分ではまだそれには気付いていないようで
なお一見手ぶらの彼がどこ水なんかを持ち歩いているかというと、腰につけたポーチ型の背嚢五つ分は入るという魔道具の中だ)
■クラウディア > まあ、どう受け止めてくれても構わない。
元気出せよ。魔族は俺以上に外見と年齢が吊り合わないぞ。
(溜息をつく相手を、元気をだせと軽く叩く。
ほっぺたをつままれながら、相手の要件を聞いてなるほど、と頷いた。)
そんなもんがあるんだな。 今度俺も来てみるとしよう。
せっかくなら付いて行きたいところだけど、そろそろ街道を馬車が通る。
俺はそれに乗せてもらうつもりだ。
(自分が街道沿いをウロウロしてからだいぶ立っている。
街道を定期的に動いている馬車がそろそろ来るはずだ。
ちらりと街道の方を見てから、相手に向き直る。)
俺はクラウディアだ。 もし俺に会いたければ、街の酒場に来てくれ。
(なにしろいい泉の情報を教えてくれた相手だ。名乗るぐらいは悪いことではないだろう。)
■アルフレート > 魔族なら判断は簡単なんだがな
お前はどう見ても人族の子供だろうが
(つまんだ頬から指を離せば、ぴしっとつついて手を離す)
森の奥のほうだからな、トカゲ相手に苦戦する程度なら勧めないぞ?
獣道程度しかないから迷いやすいしな
俺はアルフレート・グレイホークだ
さっき言っていた特殊な境遇というのが本当なら宮廷…は、不味いな…
平民地区と富裕地区の境界辺りに屋敷がある
そこに来て調べさせるなら小遣い程度はくれてやるぞ
(本当ならば…有益かどうかはさておき興味を惹かれる事は確かだ)
それから、嘘なら危ない遊びは控える事だな
クラウディア嬢ちゃん
(ふん、と笑うと、喉を痛めた時のために持ち歩いている蜂蜜飴でも握らせ、乱暴に頭を撫で思い切り子供扱いをしてやる
馬車が車では見送ってやろうか)
■クラウディア > まあそう見えるよな。うーん……
(おすすめしないとの言葉に素直に頷く。
今の自分では、だれかしらいなければ到達出来ないだろう。
そのくらいには自分を理解しているのだ。)
アルフレートか。いい名前だ。
行くかどうかは気分次第だが、覚えておくよ。
ウソならいいけどなあ。 ウソじゃないからそうもいかないんだ…
ありがとうよ。
(はちみつあめをもらうと遠慮無く頬張る。
馬車が来るまでは、他愛のない話をして過ごした。)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からクラウディアさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアルフレートさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にカレリアさんが現れました。
■カレリア > 「静かですわね…♪」
瞼を閉じ流れる風を感じながら眼下の荷馬車隊を見下ろす
小高い丘の上から眺める荷馬車隊は玩具の行列の様で見ていると少し面白い
■カレリア > 眼下の街道は魔物達に襲われる可能性がな訳ではない危険とも言える道
普通は何人か護衛を雇うのだが彼等はその分のゴルドを渋った
「チャレンジャーですわね」
もしも魔物が出れば商人だけでどうにか出来る物でもないだろう
もしくはあの荷馬車隊の中に手練れでもいるのかもしれないと若干の期待を込めて見守る
■カレリア > 自分の悪戯心に神が応えたか、荷馬車隊に近付く複数の動き
どうやら稀に起こる事態が今まさに起ころうとしている様だ
「あらあら…彼等にはあまり運がないんですのね?」
段々と距離を詰める魔物達
まだ甘いながらも統率された行動を見れば恐らく彼らはホブゴブリン
ゴブリンが知恵をつけ徒党を組んだような魔物
単独で動くことは殆どなく隊として動くことが多い面倒な連中
■カレリア > 接敵、ホブゴブリン達が荷馬車に取り付く
馬が暴れ商人は慌てふためく、だがその中で一人…一番最初に荷馬車に取り付いたホブゴブリンを切り捨てる男が一人
荷馬車の中から現れた男…鎧を身に纏い手に持つのは飾り気のないロングソード
「判断を下すのは早計でしたわね♪」
実力者を一人雇うことで保険とする…彼らはきちんと保険を用意していた様だ
流石に承認をやるような人物、甘く見ていた
■カレリア > 「でも…運が悪いですわね」
そう嘆息する、確かに彼は実力者だろう。今も2匹目のホブゴブリンを切り捨てている
だが…それも圧倒的ではない
「それに、彼らお腹が空いているようですね?」
常に3匹程で鎧の男に対峙するのとは別の動き、荷馬車を逃がさぬよう隊の前方から商人を襲う者達が居る
どうやらあの荷馬車の中身は食料、そしてホブゴブリン達はこの襲撃で必ず食料を奪い取るつもりの様で仲間が数匹斬られようと逃げ出すことがない
■カレリア > 圧倒的上位者でなければ数の暴力に沈む…そんな夢物語を打ち壊すような残酷な展開が眼下で繰り広げられる
男の鎧に刃が届き始め動きにもキレがなくなる
商人も荷馬車の中に隠れたが荷馬車そのものを壊されるのも時間の問題
「結果は出ましたわね…」
誰かが助けない限り彼等の命運は決まった
つまらなさそうに溜息をつき、何か予想外の変化が起こらないかとただ眺める
■カレリア > 「そんな御伽噺の様な事が起こるわけもないですわね」
鎧の男の喉に弓が刺さり商人の隠れる荷馬車が崩れる
英雄に運よく救われる、そんな都合のいい事はポンポン起こったりしない
「運命は残酷ですわね…本当に♪」
薄く笑みを浮かべる、弱者はただ蹂躙され強い者が生き残る
そんなこの世の残酷さを目の当たりにし…少女は笑顔で飛び去っていく
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からカレリアさんが去りました。