2015/12/02 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からリーシャさんが去りました。
魔王アスタルテ > 「そっかぁ。戦うのが好きなんだねー」
(勝っても負けても、誰かと戦えるのが楽しい。
 アスタルテは無垢に、そんな言葉の意味そのままに捉える。
 
 リーシャの膝の上でサンドイッチを美味しく頬張っていると、リーシャに抱きしめられる。
 可愛いリーシャに抱きしめられた事で、アスタルテはドクっと胸の内を鼓動させた。
 リーシャの温もりを肌で感じながら、アスタルテは気持ちがよさそうにゆっくりと瞳を閉じる。
 だが、翼をパタパタさせたりで、甘えている仕草をしているのには変わりない)
「リーシャちゃん……とっても温かい……。
 リーシャちゃんの腕の中……すごく安心する……。
 あたしね、最近はオリアーブ地方にちょっと長居していたんだよね。
 それで訳あって、しばらく気を抜けない事態になっちゃってね……。
 だから……リーシャちゃんが与えてくれるこの安らぎが、あたしにはすっごく幸せなんだよね……」
(オリアーブに神龍が出現し、王国陣営、ティルヒア陣営、異国、魔族問わず多くの犠牲を出した。
 その“神”の力は、オリアーブ地方に爪後を残した。
 アスタルテがオリアーブ島南部で拠点としている魔族都市にも“神”が現れ、都市を壊滅させようと攻撃をしかけてきた。
 アスタルテは、その場は“神”の攻撃をなんとか防いだが、
 再びその“神”の出現する事を警戒せざるを得ない状況となってしまう。
 なにせ、“神”に直接抵抗し得る力なんてかなり限られているのだから。
 放っておけば、再び多くの魔族が犠牲になる可能性があり、魔族や魔物を従え導く魔王としては見過ごせない。

 オリアーブではそんな状況下だったからこそ、リーシャの腕の中が心地いい。
 安心できる……。温かい……。もっと、リーシャに甘えたくなる……)

(リーシャにそのふっくらとしたほっぺをつんつんぷにぷにいじられれば、
 アスタルテはこれまた嬉しそうに、そして無垢に笑う)
「もぉ~、今は食事中だよー」
(言葉では注意している感じだが、『もっとやってー』という願望が滲み出ている。
 その証拠に、アスタルテの翼はさらにパタパタと動いているのだ。
 それに、リーシャちゃんの手触りがとっても優しくて気持ちがいいよね)

「あまりに早く生まれた事もびっくりしちゃったけど、もうあたしより年上に見えるぐらいに成長している事も驚いたよ!
 あははー、リーシャちゃんはあの子に可愛がられたみたいだねー♪
 リーシャちゃんがこんなにも愛らしいから、そりゃ可愛がりたくもなっちゃうのは無理ないよね♪
 そうだねー、すっごく良い子で、優しくて、まっすぐで、もうずっと愛情注いでいたくなるぐらい可愛い愛娘に育ったね!」
(ちょっと親馬鹿発言)
「猫耳とか艶やかな黒髪とかは、やっぱり母親似だねー」

(そんな話をしていると、リーシャはあくびをする。
 そしてリーシャは、アスタルテを湯たんぽのようにして、そのまま眠ってしまった)
「リーシャちゃん……寝ちゃった?」
(リーシャの腕の中の優しい温もりを感じながら、アスタルテもまたその瞳をゆっくり閉じるのだった。
 今夜のアスタルテは、リーシャの枕だよ~。

 ──それがとっても、幸せな時間)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」から魔王アスタルテさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にクラウディアさんが現れました。
クラウディア > まあ、ここらへんか…。
( 腰にぶら下げた、自分の身の丈には大きく感じるショートソードは、
 なけなしのおかげで買った逸品だ。 街道から少し外れたところ…
 魔物が出るようなあたりをぶらぶらする。 もちろん出たところで、
 兵士や武装した大人ならなんでもない魔物だが、今の自分に取っては強敵だ。
 その辺の茂みや、林のあたりをもそもそと探ってみる。
 知らない人が見れば、冒険好きな子供が一人で遊んでいるように見えるだろう。)

クラウディア > (がさがさと草むらから音がする。 えいやと雑草を払うようにすると、
 飛び出してきたのは大きなトカゲだった。 固くて強いウロコに覆われたそれは、
 ドラゴンのようでドラゴンではない。実際のところただのオオトカゲだ。)

お前に恨みはないが、試し切りをさせてもら…もら…もらう!
 相手を見据え、剣を抜く。 ショートソードではあるが、今の自分には重い。
 大分重い。 剣をきちんと構えようとするが、バランスを崩してふらふら。
 結局ずるずると剣先を引きずるようにして、トカゲと睨み合った。)

クラウディア > せーのっ……おりゃあ!
(大きな口を開けて飛びかかってくるトカゲに応じるようにして剣を振るう。
 といっても、身体を捻るようにして思い切り横スイングするだけだ。
 べちんと大きな音がして、トカゲが吹き飛ぶ。 重たい剣に振り回されながら、
 地面にぐさりと剣を突き刺した。)

だめだな…安定して使えないや。 どうするかな…
魔術で軽い武器にするか、それとも飛び道具にするか…
(逃げるトカゲを追わずに、うーんと小さく唸る。
 武器を使えばなんとかなると思ったが、
 結局のところきちんとした体力がなければ、
 うまく武器を使えないということがわかった。)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアルフレートさんが現れました。
アルフレート > (申し訳程度に宮仕えの義務を果たし、上が権力闘争に明け暮れ目を離した隙にさっさと逃げ出した税金泥棒が街道を行く
 霊薬に使うための水質のいい泉からたっぷりと水を汲んできた帰り
 少し外れたところに小さな影が動くのに気付く
 大気の屈折を魔術で操作し、望遠レンズを作ってそれを確かめると、神経質そうに眉根を寄せて、ため息を一つ
 街道をはずれそちらに足を向ける)

おい、こんなところで何をしている
子供が遊ぶようなところじゃないぞ?
(おおかた冒険者ごっこだろうと決め付け
 めんどくさそうな声音で余計なおせっかいを口にする)

クラウディア > 弓…あれもなあ。やりづらいよな…。
一番いいのは魔術か…今から転向出来んのかー?
(ブツブツつぶやきながら剣を収める。 自分が冒険者としてやってきた
 経験がある手前、一朝一夕で技術が身につかないのは骨身に染みているのだ。
 最低限の魔術と生存性を強めた戦術で戦えていたころが懐かしい。)

ん? ああ…試し切りだよ。 これが使えるかどうかの。
悪くはないんだけど、ちょっと大きいし重い。
(子供が使うには大きな、頑丈さを売りにしたショートソードに軽く手を当て、
 小さくため息をついて答える。 )

アルフレート > (ある程度の知識があれば判るだろう、男の装備はかなりの高級品だ
 銀糸縫いのインバネスコートはそれだけで一つの魔術結界を構築し、インナーはミスリルメッシュで編まれている
 眼鏡にブーツ、要所に配置されたアミュレットで、すべてがマジックアイテムで構築されている)

なら、木でも切っていろ
ここらの魔物は気性も強さも大した事は無いが…子供の遊び相手には不釣合いだ
親はどこに居る?どこの村の娘だ?
(口にしている言葉は相手を気遣ったものだが
 ともかく口調が悪い、上から一方的に言い放つような傲慢さが透けて見えるそれは気の短い相手なら反発の一つや二つは買いそうなもので
 しゃがみ込んで目線を合わせるそれは子供に対する態度だが、ワンピースからはみ出した腕や脚に注がれる視線は無遠慮そのものだ)

クラウディア > へーえ、いいもん持ってるじゃないか。 どこのだい。
(相手の装備品は良好なものだ。金持ちというわけでもなく、
 きちんと使えるものを装備しているあたり、十分に実戦を理解しているのだろう。
 格好から見ても冒険者といったところだろう。) 

樹ぃ斬るんなら斧かなんかだろう。
これじゃ斬れない。 親はどこかにいるよ。家はマグ・メールだ。
(相手の調子にもペースを崩すことはない。
 冒険者はどうしても威圧がちになるものだ。
 ナメられては押し通ることもできないし、プレッシャーを与えることもできない。)