2015/10/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にシエニィさんが現れました。
■シエニィ > 「ちんぽ~ ちんぽ~ まろやかちんぽ~♪」
月が煌々と闇空に浮かぶ、夜半すぎの街道。鈴虫の声に混じって、愛らしく拙い声が下品に響く。
轍や蹄で均された道からやや離れた箇所を、ひとりの幼女がふわふわとシャボン玉のように漂っていた。
「ちんぽ~ ちんぽ~ 熟成ちんぽに~ 干しちんぽ~♪」
その幼女だけまるで重力のくびきが働いていないかのように、くるりと宙返り、秋の夜風に右往左往しながら、所在なげに浮遊している。
着衣はほとんどなし。しかしその肌は紅葉のようにこんがりと赤く、月光の中では闇に溶け込みかねない。
頭部では紫の角と紫の瞳が妖しく輝く。あからさまに魔族なのだ!
■シエニィ > 「ちんぽ~ ちんぽ~ ビキビキちんぽに~ ミニちんぽ~♪
……はふー。そろそろ新しいちんぽ、ほしいなぁー?」
つややかなイカ腹を月光に反らし、だらしなくあくびをしながらひとりごちる。
彼女、シエニィはチンポハンター。そしてチンポコレクターでもある。彼女は今日も新たなちんぽを求めて、《まれびとの国》を彷徨う。
シエニィは寝てる時以外はこうして国中をうろつき回っている。何らかの加護のせいで王都では色々自由が利かなくなるが、それでも何度か潜入したことはある。
基本的に活動は夜が主体だ。昼よりも夜のほうが、誘惑の成功率が高いことを彼女は知っている。
しかし、この時間の街道をうろついていても良質なエンカウントは少ない。往来は荷馬車や乗合馬車など、複数人での行動が多いためだ。
ひとりで集団を相手するのは分が悪い。
「んー、んー、ひとり旅のちんぽ、いないかなー?」
遠巻きに、街道を眺める。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアイさんが現れました。
■アイ > 「なんじゃ、旅のちんぽ売りかと思うたが」
シエニィとは対照的に、色の白い童女がいつの間にか傍らに立ち、声をかける。
「こんな場所で男あさりとは、またむつかしい事をしよるの、嬢」
シエニィ程ではないにせよ、やはりこの寒空に薄着。
もし一人旅の男性が通りかかったとしても、あからさまに警戒してしまうだろう光景だ。
■シエニィ > 「え~? ニィのちんぽはニィのだよ! 売り物じゃないよ? 他をあたってくれます~?」
声を掛けられると、くるくると何度も無駄に宙返りを重ねたのち、逆さまにでんぐり返った体勢で声の主を見つける。
「こんばんわっ! おねーさんは、ちんぽ好き?
好きだったら、貸してあげることはできるよー? あげないけど」
夜でも目立つ白い肌が、夜闇に慣れた目に若干痛い。しぱしぱと紫の瞳を瞬かせながら、幼女は見た目相応の甲高く無邪気な声で歌う。
「それとも、ちんぽ、生えてる? 生えてたら、ちょーだい?」
ニッ、と真っ白な歯を見せて笑う。
■アイ > 「生えとりゃせんし、取ったりもせんよ」
ふわふわ浮かぶシエニィを、路肩の岩に腰かけて見上げる。
「それ、おちんぽはやれんが干しギカ位ならやれるよ。おあがり。」
懐から取り出す仕草では有るが、実際に懐に放り込んでいた訳ではないだろう。
どこからともなく干したキカの実をとりだし、シエニィに一つさしだす。
甘味がギュッと濃縮された、キカの干物だ。
「嬢は、ここいらに根を這って男を待つのかぇ?あばにはあまり、効率的とは言えん気がするよ。
たちまち男ひでりになってしまうと思うのぅ。」
■シエニィ > 「えー、ちんぽ好きじゃないのぉ? おねーさん、子供ぉー!
それに……なぁに、それ食べ物? 果物? なんか、使い物にならなくなったおじいちゃんのちんぽみたーい」
口の端を釣り上げ、嘲笑するよう褐色幼女。
『干しギカ』なるものを差し出されれば、若干警戒するようにそろそろと高度を下げながら顔を寄せ、その干し果物の匂いを嗅いだり、様子を見たり。
甘い匂いがすることを感じ取れば、そっと受け取り、口に運ぶ。
「……ん、甘いっ♪ ちょっと固いけど、ネチネチしててどんどん甘くなってくる!
ニィはオトナだから苦いものとかしょっぱいものが好きだけど、これは美味しいって認めてあげる!」
固く凝縮された実をせっせと咀嚼しながら、シエニィは満面の笑みを白い幼女に見せる。
「おねーさん、なんかフシギな喋り方をするね。えーと……確か、東のほうの人がにたよーな喋り方してた、ような。
ニィは別にここだけでちんぽ探してるわけじゃないよー。今日はたまたま、野原で探してみたい気分!」
くるりと身を翻し、再び街道の方へ視線をやる。相変わらず人通りはまばらにあるが、どれも集団行動で、護衛もしっかりしているように見える。
「おねーさん、美味しい食べ物ありがとう! 御礼に、ニィからも美味しいもの、あげる!」
白い幼女に向き直ると、シエニィはくるりと中空で手を翻す。
すると、まるで手品のように、彼女の手の中におまんじゅうめいたモノが現れた。
よく見れば、それは男の……それもまだ未熟な男児の陰茎と睾丸である。切られたものではなさそうで、血色もよく、ときおりヒクヒクと動きを見せる。
■アイ > 「ははは、翁のおちんぽかえ、ばばはふぐりに似とると思うとったよ。」
笑みを浮かべるシエニィを見て、アイも目を細める。
「そうじゃな、ばばは東国から流れてきたから。
ふむ、方々場所を変えて探しておるか、それがええの。」
シエニィが遠方に視線をやれば、アイもそちらへと視線を向ける。但し、もう遠目が聞く訳ではない。
「ん、ばばめに何かくれるかね。こりゃ嬉しいの。
ははは、こりゃかあいらしい。童子のおちんちんじゃな。
どこかから、抜いてきたかね?」
手を差しだし小さなおちんちんを受けとると楽しそうに笑い、つんつんと先端の部分をつついてみる。
「こりゃ歯を立てる訳にはいかんな、ははは」
■シエニィ > 「ばば、って、おねーさんは自分のことをばばって呼ぶの? へんなのー。まだちっちゃい子供じゃん!」
自分の容姿を差し置いて、相手の超然とした雰囲気に因縁をつけてくる褐色幼女。
シエニィのほうは見た目相応に無邪気であどけない口ぶりだが、それでいて口調はハキハキとしており、多少の成熟を感じさせる。
「子供だから、子供のちんぽを出してみたんだけど。まぁ、おねーさんにはお似合いだよね!
この辺の農家の子供だったかな? 夜、お外におしっこしに出てきたところを、ちゅってして、もらっちゃった!」
アイさんの手のひらの上で、謎の陰茎はまるでユムシのごとく寝そべっている。
その中には確かに血が通っていて暖かく、先端をつつけばぴくりと睾丸部分が収縮し、やや遅れて、透明でネバついた雫が鈴口からにじみ始める。
「噛んじゃダメッ! あんな小さい子が、あんな小さいうちからおちんちん無くしちゃったらかわいそう。
それはもうニィのモノだけど、傷つけたらあの子が痛くなったり死んじゃったりするから、やさしく扱ってね。
舐めるとしょっぱくておいしいよ! 最近のニィは、若いおちんちんがマイブーム!」
繊細なモノを扱わせているという自覚から、シエニィは油断なく目の前の白い幼女の挙動を見守っている。
しかし身振り手振りでちんぽの解説をする仕草は楽しげだ。
■アイ > 「ん、ばばがちいさいのはの、嬢のようにこれから強く美しくなっていく小ささとは違ぅてな。
大きくなるだけ大きくなって、この先萎んでいく小ささなんじゃよ」
アイの声もやはり子供のような音の高さではあるが、話口調はゆっくりとしており、声だけが幼いおばあさんのようである。
「そうかぇ、そうかぇ。せっかく貰ろぅたんじゃし、失くさんように気をつけんとなぁ…?」
ふー、ふーと小さなおちんちんに息を吹きかけると、パクリ。
おもむろに、それを口の中に放り込んだ。
東国で「わらしご」を、童子と書く。また、童子は「どうじ」とも読み、それらは力を蓄え千年以上もその名を伝えた鬼達の尊称に用いられる。
例えば、酒天童子。その配下である茨城童子、熊童子、虎熊童子、星熊童子である。
それは幼さを顕わす意味合いよりも、強烈なエネルギーを宿す者としての意味合いが強い。
硬い種子から誕生し、あらゆるものを押しのけ開く発芽のエネルギーだ。
「うむ、童子(わらしご)の生命力というものは、やはり素晴らしいものじゃて」
アイの瞳が銀の光を帯び、前髪を押しのけて額に小さな角が生え出た。
■シエニィ > 「へぇ~……? じゃあ、おねーさんはおばーちゃんなの?
そうはみえないけどなー。ニィにはコドモにしかみえないなー」
アイさんの言葉の真意をなかなか飲み込めないようで、シエニィは紫の瞳をまんまるに見開き、その容姿をまじまじと観察している。
小さな陰茎をパクリと口に放り込む仕草には、その食べっぷりに思わず笑みが溢れる。
「噛んだり、飲み込んだりしちゃダメだからねー? ちゃんとあとで返してね?
舌でコロコロ転がすように味わうんだよ~。ちんこだけじゃなくて玉もねっ! 意外とあとで味が染み出てくるんだから」
口に放り込まれた幼い陰茎は、冷たい外気からいきなり熱い口中へ放り込まれた温度差と、湿った舌の感触に驚き、急速に硬さを得つつある。
同時に、びっくりしたように先端からしょっぱい先走り汁を放ち、口の中を未成熟な雄の香りで満たす。
幼子のとはいえ、同じ幼子に見えるアイさんの口にまるごと含むには陰茎と睾丸のペアは大きすぎるであろう。
左右に膨らむ頬や、唇からちらちらと覗く包茎の先端を観察してニコニコ微笑むシエニィであったが……。
若い生気を吸い取って変貌を始めた幼女の様子には、さすがに驚く。
「……え、え。角……角が生えてきた? もしかして、おねーさんも、魔族……?」
■アイ > トン。
つま先が今まで座っていた岩を軽く蹴れば、アイの身がシエニィと同じく、スィと宙にまう。
「なんじゃ、気づいておらなんだのかぇ?」
輝く月を背にし、その姿を影としつつも尚、月よりも煌々と輝く双の瞳がシエニィを捉える。
声色にも張りが出、そのイントネーションも先ほどと比べると心なしか冷たい印象を受けるかもしれない。
「それも仕方あるまいて。なにせ、殆ど人の身と変わらぬような有様じゃったからな。
しかし、よいものじゃの、若々しい魂の一部なりとも取り込むというのは。
のう、嬢?」
■シエニィ > 「えへへ……。ニィはあまり魔界にいたこともないから、そーいうの気付きづらいの。
……まぁ、こんな時間にお外歩くコドモなんて、魔族くらいだよね~」
宙に舞う姿に若干ぎょっとするも、身を引いたりはせず、まじまじと睨むように凝視する。
シエニィは見た目からしてあからさまに魔族ではあるが、他の魔族との親交はほぼないに等しい。自由奔放なのだ。
「魂吸うのはいいけどぉ、死なせない程度にね? ニィのコレクションが減ったら、とっても悲しいから。
でも、ニィにはわからないなー。魂とか精気とか。
たしかに、ちんぽ舐めたり挿れたりすると元気になるけど、それはー、いい匂いだったり、コクのある味だったりするからで」
ぷっくりとした頬を潰すほどに首を傾げ、おさげを月光にきらめかせながら、問う。
「おねーさんは、そーいう魂とかを吸って生きてるの?」
■アイ > 「ははは、人の童子なら夜更かしか、小用に起き出したか、
あるいは奴隷として引き回されておるかじゃな。
うむ、大丈夫じゃよ、死なせなぞせん。大丈夫じゃ。」
生えてきた角を軽くつまみ、引っ張る。
まるでおばあさんが入れ歯でも外すかのように、それはポコリととれてしまった。
「おのこのおちんぽは魂の根源の片割れが宿っておるからの。
嬢とてそれを意識せずに取り込んでおる…まぁ、ええ。ええ。
舐め取ったり、受け入れたりするのが楽しいのじゃから、難しいことなぞ放っておいて、良く味わうとええじゃろ。」
取り外された角はアイの手の上で小さな局部の姿を取り戻していた。
「ほれ、ごちそうさま。ばばにはもう、過ぎたごちそうじゃよ。」
シエニィの手にまんじゅうのような子供の局部をそっと戻すと、またスイと元居た岩の上へ降りていく。
その姿と印象はまた、ただの人間の幼女のそれに戻っていた。
「今は、そうでもないのう。昔ほど、自分からそういったものを欲して生きなくなってしもうたな。
さて、さて…年寄りはそろそろ退散するとしよ。よい獲物がかかるとええの、嬢。」
■シエニィ > 「あれ? 角が、とれて……あれあれ? ニィが出したちんぽに変わったよ? どーなってんの?」
奇特な行動を取る魔族に、口をぽけーっと開きながら見入る魔族。
こどもちんぽを返却されると、それを転がしたり裏返したりしながら念入りに観察する。渡した時と違った点はないか。
なにか失われたものはないか。手を汚す先走り汁を舐めてみたりするも、とくに違いは感じられず、首を傾げる。
「……んー、そっかぁ。ニィも、魂を吸ってたのかなぁ。
たしかに、ちんぽの玉って『きゅうしょ』だもんね。叩くと痛がるし。
それに『せいえき』は元気になるもんね。栄養がいいのかなーって思ってたけど、きっとそれにも魂が混じってたのかな?」
手のひらのうえで小さな睾丸をコロコロと弄ぶシエニィ。ぴちぴちと潮があちこちに飛び散る。未精通なのかもしれない。
しかし、チンポハンターを自称していながら、今更すぎる物言いである。
「うん、ニィはあまり難しいことは考えないよ! ちんぽが好きだから、ちんぽを集める!
そしてちんぽをいっぱい味わうんだぁ! おねーさんも味わってもらえたなら、ニィは嬉しい!」
ちゅ、と不意打ち気味に勢い良く鈴口を吸って残りのカウパーを絞り出すと、くるりと手のひらを翻し、虚空に収納する。
「あ、忘れてた。ニィは、シエニィ・ピエニィっていうの。名前、おしえてー?
おねーさんは、おばーちゃんなんだよね。あまりあちこち行けなくなると大変だね。
ちんぽが欲しくなったら、いつでもニィに言ってね! わけてあげる!」
去ろうとする魔族の幼女に、シエニィはくるくると宙を舞いながら、呼びかける。