2022/06/30 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にチューベローズさんが現れました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にチューベローズさんが現れました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にチューベローズさんが現れました。
■チューベローズ > 普段の布の多い服を脱ぎ、今はさっぱりとした水着を身にまとう少女。
小さな足で濡れたプールサイドをペタペタと、どのプールに入ろうかとニコニコとした笑みを浮かべながら長い髪を尻尾の様にハタハタと揺らし歩いている。
流れるプールや波のプールに身をゆだねるのも気持ち良いし、ウォータースライダーのように滑るのも楽しい。
歩く度にすらりとした足が伸び、腰に巻いたパレオがふわりと揺れる。
胸元はすっきりとしたチューブトップの水着に小さくなだらかな曲線を描く少女の体。
今はとりあえずとばかりに思い浮かべたプールの中で波のプールに向かい歩みを進めている。
■チューベローズ > ザザァ─ザザァ─。
足を進める程に大きくなっていく寄せては返す波の音。
南国の細い木で飾られた芝生の道を曲がり見えたのは月明かりを受け波が作る泡を照らすキラキラと輝く光の粒。
今は幸い、人がいない様で、一枚の絵画の様な景色を独り占め。
それに気をよくしつつも、誰かとのんびり肌を重ねたり遊んだりするのも魅力的でわずかな寂しさを胸に抱く。
そんな喜びやら寂しさを内に抱きながらぺたぺたと足を擽る感触が芝生から柔らかな砂に変わり、少女の小さな足が僅かに沈み足跡を残す。
引いた波で濡れた砂はひんやりとして心地よく、寄せる波が足を擽り、砂を巻き込みまた引いていく。
足を進める度に踝、袋はぎ、膝と少女の体は確実に水に包まれていく。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にシロさんが現れました。
■チューベローズ > 歪む月を映す揺らめく水面にしずしずと進んでいく少女。
今はこの辺りまで浸かり、小さく一息。髪のまとめを解せばはらりと広がり、波に少女の銀糸が広がっていく。
■シロ > 本日は義父と会食の予定があったのだが、突然別の予定が入ってしまったらしく、お金だけ渡されては遊びに行っておいでと放任され。
ちょっとした退屈しのぎで水遊場へと足を踏み入れる。
黒のワンピースタイプの水着へ着替え、場内をキョロキョロ見渡しながらプールサイドを歩く。
「空いてて良かった。
人多いとうんざりするんだよなぁ」
後頭部の後ろで両手を重ねるように腕を組み、釣られるように波の音が響くプールへと歩み寄る。
冷たい水の中へ足を浸け込み、ゆっくりとその身を水中へと沈めていく。
人がほとんど泳いでいないプールには自分と、大差ないであろう先客が泳いでいるのみで。
特に気にすることも無く、浅瀬の方で波に打たれながら天井を見上げる。
■チューベローズ > ゆったりと波に身を任せ乍ら腰を下ろし漂うように泳ぎながら、浅瀬の方へと視線を見上げれば月を映す透明な天井を見上げる少女の姿。
波が揺らめく度にふわりと浮かぶような浮遊感。
もっと深くまで入らないのだろうかと、小さく首を傾げながら、ただ一人の少女に視線を向けた。
年のころは自分と同じぐらいであろうか、浅瀬で上を見る少女。
声をかけるのはまだ離れているし、大きな声を出すというのはそもそも頭にない。
視線でも合えば笑みを向け、誘う様に水に濡れた手を持ち上げ手招きをするだろう。
■シロ > 水に浸かってから数分か。
しばらく波に揺られるのみだった悪魔もそれが余計に退屈を助長していると気づいたのか。
足をバタバタさせたり、水の中に顔を浸して遊んでみたりする。
その中でチラリと銀髪の少女へ視線を向ければ自然と重なる視線。
その無垢な笑顔と手招きに悪魔の表情が引き攣る。
悪魔は子供を相手にするのが苦手だ。何を話せばいいのかわからなくなる。
それでもこうして一人でプカプカ浮いてるのも退屈なので、その少女の元へと軽く泳いで寄っていく。
「……お嬢さん、こんな夜遅くに一人で泳いでるの?」
声が聞こえるくらいの距離まで詰めれば引き攣った笑顔のまま首を傾げて問い掛ける。
若干の気まずさもあり、こちらからはそれ以上距離を縮めようとはしない。
彼女の様子を伺うような、警戒しているようにも見えるかもしれない。
■チューベローズ > ぼんやり、のんびりと浮かんでいた少女、視線を向けた拍子に重なる視線。
浮かぶのは引きつりながらもこちらへと泳いでくる少女。
そんな相手にして自身はどこか楽し気に口角を上げクスリと笑みを浮かべる。
「ふふ。 もちろん。 幽霊やお化けや見えない魔物なんて連れていないもの。 そう言うお姉さんも一人で遊びに来たのかしら?」
等とどこか揶揄う様にコロコロと悪戯っぽく笑う。
そしてちょっとした悪戯を思い浮かべると、何かを見るように少し目を細め少女のひきつった顔から相手の背後へと視線を向けて。
「あら?でもお姉さんは一人じゃないのね?」
クスクスと妖しく笑みを浮かべながら波の中広がる自身の髪を操り、水底の方の相手の袋はぎを水中で擽る様に撫でてみる。
■シロ > こんな時間にこんな幼い子が一人。
己も周りから見れば幼いと思われる年かもしれないが、彼女は更に幼く見える。
妙だなんて思いはしないけれど、不思議な子だなーと訝しむ表情は変わらずで。
「お化けって……ゴースト系の魔物のこと?
そんなの王都にいるわけないじゃん」
子供の言うことはなんとも理解がしがたい。
悪意がない分、余計に裏が読めないというかなんというか。
揶揄う様なそんな言葉に苦笑を浮かべ。
「……はぁ? ボクは一人で来てるけど……って、ひゃあ!? なに!?」
突然水中で何かに触られる様な感触を感じ、悪魔は咄嗟に目の前の少女へと抱き着いた。
冷や汗を浮かべながらプルプルと震えている。
どうやら少女の企みは成功したらしい。
控えめな膨らみを押し付けるように、悪魔は少女に密着して離れない。
■チューベローズ > 訝しむ表情を相変わらずこちらに向ける相手。
少女はくすくすと愉しげに笑みを浮かべていて、毛された言葉にコクリと頷く。
「あら、それはわからないわよ?」
等と言葉を返しつつ、水中で髪を操り相手を擽れば、その衝撃に驚き控えめなふくらみを押し付けてくる相手。
プルプルと震え、冷や汗を浮かべながら密着して離れない相手の腰に腕を回し、温かな体で軽く抱きしめながらこてんと首を傾げつつ、ゆっくりと深くなる沖へと移動していく。
「ここはプールだからお魚もいないのだけど…何か感じたの?」
しかし、驚き怯えた少女の表情が自身の心を甘く擽る。
今度は広がる髪を水中で小さくまとめ、少女の足首に絡ませ、相手を沈めようと軽い力でクン、クンっと引き相手が足をばたつかせればまるで気のせいとばかりに絡んでいた髪は解れ足を自由にする。
■シロ > 「そ、そんなことでボクを脅かそうとしても無駄だからね……!
ボクはお化けとか怖くないしっ……!」
並べる強がりの言葉も彼女にくっついたままでは説得力に掛ける。
何か水中に落ちていたものが足に触れただけだろうかと楽観的に考えて心を落ち着かせる。
徐々に深い所へ移動していることには気づかず、彼女の問い掛けには言葉を詰まらせながらも答える。
「い、今……何かが足に……絶対、なにかいたって──っ、ぐふっ、な、やあっ……!」
何かが足に絡みつき、水中へと引っ張られる。
悪魔の軽い体はその力だけでもよく沈み、プールの水を飲み込みながら苦しそうに悶えて足をばたつかせた。
その拍子に離れていく彼女の髪。
苦しそうな席を繰り返しながら更に怯えた表情で少女に縋り付く。
「こ、ここ……絶対何かいる……出た方がいいって……!」
■チューベローズ > 「ふふ。えぇ、わかってるわ?だってお姉さまですものね…」
くっついたまま強がりを張る相手にコクンっと頷き、異常な状態に戸惑い気丈に振る舞う相手の顔を見詰めながら、こくんっと頷く少女。
悪魔よりも悪魔らしいかもしれない…。
そんな混乱する悪魔の足に髪を絡め引けば相手と共に沈みながらも少女の瞳は水に沈み苦悶の表情を浮かべる相手を見詰めているが、混乱し、怯えた相手は気づかないだろう。
戻ろうと縋りつく少女の顔を濡れた小さな手がひたりと包み込む様に撫で。
「もう…。そんなに私を怖がらそうとしないで? だって、だいぶ流されてしまったもの…」
そして、視線を浜辺へと向ければ飾りとしても焚かれた松明の炎は小さく揺らめいている。
少女の囁く様な声に遠くで響く波音。
大きな波のうねりが二人の体を持ち上げ、下がり。
水面を輝かせていた月も今は雲に隠れ二人を包み込む闇は深く、それがまた恐怖心を煽るだろうか…。
「大丈夫よ、お姉さま。 私が離さないわ? 怖いなら別の事を考えながら戻りましょう?」
波の力を使いふわりと浮いた拍子に自身の薄い胸に悪魔の小さな頭を抱き、甘く囁きながら温もりと心音を伝え落ち着かせる様に背中を撫で上げ、ばたつく足に自身の足を絡みつかせていく。
甘く囁く少女の濡れた顔を見れば濡れた髪がほほに張り付き細められた目がどこか妖艶に見えるかもしれない。