2022/06/22 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にクラウソニアさんが現れました。
■クラウソニア > 「ふむ、ここだな、その不埒者どもが出没するというのは」
ドーム状のガラス壁によって真昼の日差しの強められた水遊場で、女騎士が凛々しげな声音を小さく漏らす。
片手を腰に置き切れ長の翠眼で周囲を睥睨するその姿は、じっと立っているだけでも大勢の人目を惹きつけていた。
ほんのりと日焼け跡の伺えるクリーム色の肌を覆うのは、むっちりとした太腿の付け根に食い込むハイレグカットも悩ましい黒色ビキニ。
ホルターネックの細紐を今にも切れてしまいそうな程に重く張り詰めさせた双丘は、一房だけでも少女の頭部くらいにはボリュームのある魔乳。
黒ビキニの食い込みが豊乳の柔らかさを見せつけるかのように砲弾型の肉鞠を歪ませている。
尻肉の豊満さもそれに負けぬレベルでありながら、薄っすらと腹筋を浮かび上がらせるしなやかさは腰をきゅっとくびれさせ、凹凸の激しいボディラインを形成していた。
その上、陽光を反射して輝く金色の三つ編みを夏風に遊ばせる頭部も、エメラルドめいた翠瞳の理知的な美貌を形作るとなれば、男たちの目が集まらぬはずも無い。
■クラウソニア > 美貌の聖騎士が鎧ではなく水着を纏い一般客に紛れているのは、知人の嘆願に端を発しての事だった。
ちょくちょく利用している食堂の看板娘がその日に限っては妙に気落ちしている様に見え、何か問題でもあったのかと声を掛けた所、この水遊場にて男たちに乱暴されてしまったというのである。
それを耳にした客の数人も『自分の知り合いも同様の被害にあった』『訴え出たのに衛士達はまともに調べてもくれない』と訴え始め、これはただ事では無いなと騎士の勘が囁いた事で休日を利用しての調査に赴いたという訳だ。
本来、聖騎士たるクラウソニアの仕事ではない。
とはいえ、上からの圧力が捜査を妨害しているとなれば衛士たちではどうにもならず、被害者が増え続けるのは間違いない。
「――――ふ、たとえそうだとしても実際に私が被害に会い、現行犯で取り押さえてしまえば庇い立ても出来まい。不埒者どもめ、目にもの見せてくれるわ」
美貌の唇端を不敵に吊り上げ、水着姿の女騎士はゆったりとした歩調で歩き出した。
素足の歩みに合わせてたわわな肉果実がたゆんたゆゆんっと揺れ撓む。
それを両の手で支え持ったなら一体どれほどの重量感が手の平に与えられるのか。そして、指先をその柔肉に埋めたのなら、どの様な感触が返ってくるのか。
そんな肉欲たっぷりの視線をあちこちから向けられつつ、そこに悪意や害意の類が無いか意識を巡らせる。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 水修練場もいつのころからか、レジャー施設に様変わりとは年月を感じるというか、人間の欲望を垣間見て頭をかく。
それを利用して色々と得難いものも得ているのだが……。くんくんと鼻を聞かせて呟いてみる。
「さて、今日もいい女の匂いがするなぁ」
実際に匂いがするというか、目の端に映った妙に目を引くシルエットの女性に惹かれて見てみれば。
「げ」
聖騎士だ。それも有名人の。なぜこんなところに。
ここでつまみ食いしてるのがバレたか。変に緊張はしてみたが、そんなことで出張ってくるほど本部は真面目じゃない。
思い直して、逃げるか、いっそ声をかけてみるのはどうだろうと思い至る。
見かけたのに、声もかけずにというのも……それに、視線で嘗め回せば、正直股間にクル相手だ。
怖いもの知らずに本性が出たか、それとなく近づいて声をかけてみる。
「おや、聖騎士様も修練ですか。それとも……」
■クラウソニア > 「――――むっ。貴様、見覚えのある顔をしているな。騎士団の一員か。少しこっちに来い」
無造作に伸ばした腕が筋肉質な二の腕に絡みつき、そのままぐいぐいと更衣室裏へと連れ込もうとする。
豊満な乳房が惜しげもなくむにゅぅうっと男の腕に押し付けられ、薄く汗ばんだ体温と幸せな柔らかさを感じさせる事だろう。
ともあれ、彼をひと目の絶えた場所へと連れ込んだなら、そこでようやく開放し切れ長の双眸で周囲に他の気配が無いことを確認して
「私は今潜入捜査の真っ最中なのだ。私が聖騎士であるという事は口外しないでもらおうか。それと……ふむ、騎士か。騎士であるなら多少の圧力は跳ね除けられよう。私の協力者という事にすれば、くだらん咎めも飛んでは来るまい。 ――――よし、貴様、協力しろ」
先程触れた双乳の柔らかさといい、今しも漂う甘酸っぱい匂いといい、180の巨体からすれば見下ろす事となる身体は妙齢の女そのもの。
しかし、思考を巡らせ男の意思などお構いなしに一方的に決めつけ命令を下す様は堂に入っており、ある種の威圧感やカリスマ性などを感じさせもするだろう。
■グスタフ > 「お、おう……はい? ええと、まあわかりましたが……」
潜入? ここに? よくわからないまま頷く。まあ咎められていないのはホッとしたが。
それに、役得である。柔らかい色々な感触に、これを楽しまずして何が男かと、股間も反応してしまう。
しかし何に協力すればいいのか。潜入調査か。この勢いなら……。
「ああ、それなら、俺が主人で貴女が牝として連れ歩くのが最適ですよ。
普通に歩いてたら誰も出てきません。ここから先は、そういう場所なんで。
本気で潜入するなら、俺も本気でそういうことしますが、覚悟はできていますか?」
真面目な顔で言い迫る。これで引かれては困るが、この条件を飲ませれば…。
「俺の牝になる。意味が分かりますね。フリですが、プレイはある程度本気でやらないと……それでも?」
悩むふりをして真剣に考えこむ。あとは貴女の気持ち次第と、相手の胸を軽く叩く。
柔らかい胸だな、おい。などと不埒なことを考えつつ。顔は崩さず。
「それでもよければ、これを付けて」
ごそごそと何処から取り出したのか、首輪を見せつける。
それを首に巻いて、そういう関係だと見せつけるのだと。
■クラウソニア > こちらの事は知っているようだがそれでも一応の礼儀として名を告げ、彼の名も同様に聞いておく。
そうして困惑しつつも協力することを受け入れてくれた彼に、己が身を囮として痴漢集団をおびき寄せ、現行犯で取り押さえてしまうつもりであるという目的も伝える。
「むっ。そ……そう、なのか……。たしかに私一人で歩いていても、それらしい連中が近付いて来はしなかったが………」
少々の強引さを感じつつ、それでも一人でただ歩いているよりは相手の警戒心を解きやすくなるのは確かだろうとも思う。
"主人と牝"という言葉の響きからして既に卑猥な印象が強いし、事実、そうした行為を人前で晒す事になるのだろう。
無辜の乙女たちを食い物にして罰せられる事もなくのうのうとしている痴漢集団に天誅を加えてやりたいという気持ちは確かだが、クラウソニアはいい年こいて未だに処女の行き遅れ娘である。
彼の提案にあっさりとうなずける様な性質ではない。
逡巡の中、いきなり胸を叩かれて「ひゃっ!?」なんて小さな悲鳴と共にたゆゆんっと揺れた双乳を両手で抑え、赤くした顔でキッと男を睨む。
が、見上げた顔に下卑た雰囲気は無く、真剣な様子で引き締まっているのを確認すれば
「――――わ、分かった。これを付ければ良いのだな……?」
しばらく逡巡の後、ごくりと生唾を呑みつつ頷いた聖騎士は彼がどこからか取り出した首輪を受け取り白い首筋に巻き付けた。
これで自分は聖騎士ではなく彼の"牝"となった訳だが、赤みを滲ませる頬や、若干強張った身体を見れば余裕など無い事ははっきりと見て取れるはず。
あまりに雑な扱い方をすれば、獲物を誘い出す前に羞恥に負ける事もありそうだと分かろうか。
■グスタフ > 「そんなに緊張していては……経験がないこと、まるわかりですよ」
早速歩いて人前に出ようというのに、首輪だけでギクシャクしている。
それをみて、お尻を発破をかけるように軽く叩く。そのまま撫でるように手を滑らせて。
「とりあえず、触られるのに慣れましょう……触るのも」
お互い面と向き合って、お互いの身体に触る。
あまり変な気持ちをださずに、全身を慣れさせる様にくっつけ抱きしめて。
「さっき掴んで引き寄せた時は、ダイジョウブだったじゃないですか」
耳元で囁きながら続ける。
「そろそろ私もボロが出ないように口調も変えますね。いいかいソニア、これから君は……」
指が彼女の唇まで伸びて、顎を軽く上向かせる。
「その口で奉仕をする”フリ”をする。人目を集めるためには、ただするだけじゃなく、
ご主人様に奉仕すると人前で宣言するのが効果的だ……できるかな。聖騎士サマ」
目の前の相手を演技で躾けるように、そして、どこか挑むように目配せして。
そろそろ行きましょうか、と。首輪からのびたリードを手に歩いていく。