2022/04/25 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にピーターさんが現れました。
ピーター > まだまだ春の中頃だというのに日差しがまるで夏の様に燦燦と照り付けるある日。
冒険者ギルドで暑さを凌げそうな依頼を探していたところ、冒険者同士がこの水遊場に関して立ち話をしているのを耳にしたピーター。

なるほど、暑い日には水着美女!と短絡的直球思考で僅かな所持金を握り締め、こうして水遊場へとやってきたのだった。
今後使うかどうかも分からないのにちゃっかり子供用の水着まで購入してしまって、めでたく素寒貧である。

「ま、その分目の保養に徹すりゃあ足し引きゼロどころかプラスよプラス。」

夏めいた気候のおかげもあってか、水遊場はそれなりに盛況。
流れるプールの傍らに設えられたデッキチェアに腰を落ち着かせ、水中無邪気に戯れる女性客をニコニコと眺めている。
来て良かったなあ、としみじみと思いながら。

ピーター > 「ここんとこ冒険者業とカウンセラー業で息抜きする暇も無かったし、たまにゃこういうのも良いよね。」

陽光にブロンドの髪を煌めかせながら大きく体を伸ばす。
さてさてこのままプールサイドで目の保養にいそしむのも悪くは無いが、折角の状況を更に有意義に使わない手はない。
軽く準備運動をしてからそろりと流れるプールの中へと入ると、水の気の向くままに流され始めた。

「……わっ。 えへへ、ごめんなさ~い。」

そうして女性客にぶつかっては魅了の瞳術で印象を和らげさせ、水着姿を至近距離で堪能する。
ゆらゆらふらふら、水面を漂う水草の様に移動してはそれを繰り返し、小さな金髪の当たり屋と化していた。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にミリアムさんが現れました。
ミリアム > それなりに依頼を繰り返していたある時の報酬に水遊場のチケットをオマケで貰い足を運んでみる。
最初は乗り気ではなかったがレンタルの水着を借りプールに入れば暑さを忘れる事が出来、乗り気がなかったのが嘘なように楽しんでしまう。

そして人にぶつからないように泳ぎ、疲れれば水に浮かび休憩を行い。
何度目かの休憩の時に水面に浮かぶ少年に気が付く。
ぶつかるコースではないと考えていたが少し目を逸らしている間に何時の間にかぶつかりそうなコースになっていて。

「あ、ごめんね。大丈夫だった?」

水の外でならば避けれたであろうが水の中では避けるのは難しく。
少年と軽く触れ合うようにぶつかってしまうと少し慌てて謝り、怪我はないと声をかけては見つめる。

ピーター > ピーターにとって何度目かの衝突事故。
とは言ってもさほど急でもない水の流れに任せただけの触れ合う程度の衝突だ。お互いに怪我の心配は無いだろう。
もうすっかりぶつかる事にも慣れっこで、プロの当たり屋として生計を立てて行こうかとか、しょうもないことを考えていた頃だった。

「あっ、ううん。大丈夫だよ。 お姉さんこそ痛くなかった?」

こちらの身を案じる灰髪の少女に顔を向け、例によって印象操作目的の瞳術も用いる。
魅了の効果を有するとはいえ、大抵は悪印象を抱かせない程度のもの。
向けられている青い瞳に、翠の瞳を合わせてからにっこりと笑って見せて。

ミリアム > 少年にぶつかりすっかりと気が抜けていたと反省し。
しかしそれよりも今はとぶつかった少年を心配して見つめて。

「そっか、よかった。
お姉さんも大丈夫、これでも丈夫だから。
ぶつかっちゃお詫びに何か奢ってあげようか?」

大丈夫という少年の言葉によかったと笑みを見せ。
元々に変な感情はなく、ぶつかって悪い事をしたと思っていたところに印象操作の魔術を受け、素直でかわいい子と見てしまい。
瞳が合い笑みを見せられると微笑み返し、良かったら何かご馳走させてと言葉にして。

ピーター > 「え?おごり……?
 いいよいいよ、ぶつかっちゃったのは僕も悪いんだし!」

突然の申し出に、わたわたと慌てふためく演技を少々大仰に。
それと同時に目の前の少女を改めて眺める。
灰色の髪に青い瞳、歳は成人前くらいだろうか。白い肌は陽光を反射するかのように輝き、身に纏う紫色の水着が良く映える。
そして何よりこれまでにぶつかった相手の中でも上位の胸の大きさ。

ふふーん、と内心で満足気に笑みを浮かべると、慌てふためていた表情を苦悶に歪める。

「あっ、いたたた……ちょ、ちょっと足が攣っちゃった……」

わざとらしく片足を抱えようとしては、とぽん、と水の中に沈み慌てて顔を出しては足を抱えようとして沈む、を繰り返し始める。

ミリアム > 「でもこっちの不注意もあるんだよ」

慌てふためく少年にこっちも悪いと告げ。
見た感じ10歳ぐらいの少年、もう少し年齢が上なら気を付けるように注意もするがこれぐらいの年齢なら先に心配が来てしまい。
何故か保護欲のようなものを覚えてしまいながら見てしまい。

「ほら、やっぱり怪我してる。
暴れないでいいからね、お姉さんがプールサイドに連れて行ってあげるから」

笑みを浮かべていた少年が急に苦悶の表情を見せ。
痛みを口にして片足を抱えようとして浮き沈みを始めれば慌てて手を伸ばして抱き寄せていき。
大丈夫と安心させるように声をかけてプールサイドへと少年を抱いたまま向かおうとする。

ピーター > 「ぶ、ぶつかった時は痛くなかったもん……!
 わ、わ。大丈夫、大丈夫だからっ!」

邪悪な目論み通りに少女はピーターを抱き寄せた。
瑞々しい双つの果実が体に当たり、緩みそうになる頬をどうにか堪える。
折角だからこの甘美なひと時を永らえようと、プールサイドへ向かい始める少女から離れようと藻掻いて見せ。
そのどさくさに紛れ、ビキニの紐をするりと解いてしまおうと試みたり。

水着が外れれば自ら出る事も適わないだろうと、可愛らしい見た目に反して狡猾な作戦である。

「僕ならだいじょーぶだからっ、ね!ね!」

ミリアム > 「後から痛いのが出て来たんだ。
プールの中で足を捻ったなら上がらないと危ないよ。
足も届かないよね?」

少年が覚えないようにと抱き寄せれば自然と体が密着するようになり。
溺れそうなのが怖いのか藻掻く少年を強く抱けば胸が押し付けられ形が変わり。
後少しで縁にたどり着くという所で胸を押さえる水着が緩んだように感じ。

「大丈夫じゃないでしょ……ちょ、ちょっと待って、動かないで」

最初は気のせいと思ったがはっきりと水着が緩んだのを感じると動かないでと慌ててお願いし。
今は少年を抱き寄せているからいいが、もし離れればビキニが外れてしまうかもしれない。
そんな危うい状態に少年を直ぐにプールサイドに押し上げれなくなってしまう。

ピーター > 「捻ってないもん、攣ったんだもん!
 足だってちゃんと届くもん!」

※届きません。 と、そんなプールだけに水掛け論を展開していたが、体に押し付けられる柔らかな感触は至上の心地好さ。
ばたばたと藻掻けば藻掻くほど押し付けられ、水着を解いてからは半ば目的が其方となっていたり。
いやあ極楽極楽と歪めた顔の奥底ではしたり顔でほくそ笑んでいる悪童であった。

「動かないでって言われても……じゃあ、お姉さんが離してくれたら動かないよっ。」

状況はピーターも重々分かっている。
少女の双丘を押さえていた布は、今やピーターの体によって辛うじて少女の肌を隠している状態だった。
ピーターをプールサイドに上げずとも、その場で離れるだけで紫の布地は容易く水の上を漂い始めるだろう事は明白だ。

ミリアム > 「水の中だとどっちでも危ないんだからね。
届くなら沈まないよ」

強がっているのか届くという少年を溺れさせないように抱いたままの移動。
藻掻く少年の動きに強く抱き寄せ、そのせいで触れている場所がすれたりとして少し変な感じになるのを耐え。
息抜きのはずがこんな事になっているのだが、何故か少年に対しては悪い印象は起きないまま。

「え……そ、そうだよね。
それじゃ…ゆっくり離すよ、離したら直ぐに縁に捕まってね」

少年の言葉はごもっともだが今離すと水着が外れてしまう危なさ。
動揺したように言葉を詰まらせ、頬を僅かに赤くしながら少年に離せば直ぐに縁に捕まる様に言い。
少年を縁に捕まらせるようにそっと離して急いで水着を押さえるのだが、それでも水着はどうしても外れ、片方は隠せるがもう片方の乳房は晒してしまう事になって。

ピーター > 「うっ……は、はぁい。」

論破されてしまった。単に事実を指摘されたに過ぎないのだが。
もちろん本気で否定していたわけでも無いので、言葉に詰まった後に少しバツが悪そうに返事をした。
瞳術が効いているとはいえ、あまり印象を落とす様な事をするのは本意ではないのだから。

「はーい。お願いね、お姉さん。
 それと、ありがと……」

一応、お礼は言っておくとばかりに小声で。
何に対してのお礼なのか、足が攣ったところを助けてくれたお礼なのだろうか、それとも。

ピーターが離れたところで水の流れは止まるわけではない。むしろピーターが水流から水着を押さえて守っていたと言っても過言では無い。
そんな押さえがゆっくりと離れれば、水着もまたゆっくりと流れに逆らわずに漂い始めることだろう。
ピーターから手を離した少女が急いで押さえようとした甲斐も虚しく、水の中で白い肌の半球体がその姿を晒す。

――その事に対するお礼でもあったのかもしれない。

ミリアム > ちょっときつく言ってしまったかと少年の様子に悪い事をしたと思い。
もし手が空いていれば少年の頭を撫でたかもしれないが今はそれも出来ず。
悪い印象を持っていないだけに余計に悪い事をしたと思い。

「お礼なんていいからね」

小さなお礼の言葉に微笑みを見せて首を振り。

少年は無事に溺れないようにできたが代わりに押さえをなくした水着は流れに負け。
如何にか押さえるも少年の視線の先にはっきりと白い膨らみは片方とはいえ見せてしまい。

「…あ、あのね…こんな事頼むのはあれなんだけど…。
背中の紐、結んでもらえない?お礼はするからね」

赤くなった頬の色を強めながら両胸を水着で隠すも自分で押さえる為に紐は結べず。
頼めそうなのは少年だけ、なので恥ずかしそうにお願いをし、受け入れられれば背中を向ける事となって。

ピーター > ちなみに反省っ気はゼロである。
ついでに少女の罪悪感を煽るつもりも無かったのだが、結果論。
何故か反省している少女を他所に、どこか満足げなピーターだった。

「う、うん……」

首を振られれば、了承の頷きを返す。
しかしその視線はしっかりと水の中でふるんと揺れた白玉を捉えていた。

「え?……い、いいけど……
 でも、僕今手を離せないよ?……お姉さん、また支えててくれる?」

紐を結んで欲しいと頼まれたのは良いが、ピーターもプールの縁に掴まっているため手は塞がっている。
先に少女自身が指摘した通り、手を離せば足の届かない水深でとてもじゃないが水着の紐を結び直すことは出来ないだろう。
正面向き合って再度抱えて貰えれば結べる、と少し困った様な顔で提案する悪童。

ミリアム > 少年の言葉に無事でよかったと微笑み。
その視線が胸に向いている事に気が付けば年下でも恥ずかしく。

「ほんと?良かった…一人で結べないから。
あ、そうだよね」

お願いに少年が引き受けてくれたのは良かったが言うとおりに捕まり両手が塞がっている。
結んでもらうには少年を支えるしかなく、手で支えれば水着が流れてしまう。
少年の困った顔の提案にそれしかないと判れば水着が流されなようにして少年を抱くように支えて。

「これで…だけど手、届く?」

同じように抱き寄せたはいいがふと手が届くか今更に気が付いてしまう。

ピーター > 水の中で揺れる白肌はそれは柔らかそうに見えた。
王都平民区で売られていたトーフなる食品に似てるなどと思ったり。
美味しそうだなー、と複数の意味が重なった感想を抱いて。

「う、うん。大丈夫、届くよ。お姉さんは水着をちゃんと押さえてて?
 えっとね……こうやって、こうすればっ」

抱き寄せられればニコっと笑みを見せ。
その後任された水着の紐の両端をそれぞれの手に持ち、少女の背後へと、抱き着く様な体勢で回す。
すると自然、顔は胸の谷間に埋める様になるだろうか。

ミリアム > 子供とはいえ隠す物がない状態で肌を見られ。
その後でもう一度支えるとなるとどうしても恥ずかしさはあり。
それでも水着が外れた状態で上がるよりはと少年を支え。

「よかった。それじゃ早めにお願いね」

可愛いと思う少年の笑みも今は恥ずかしさに直視できず。
少年の両手が紐を持ち背後にと伸ばされれば後少し。

「―っ……!ね、キミ…頭は動かさないでね…?」

少年の顔が胸の谷間に埋まれば息をのみ。
どうしてもそうなると分かってはいても恥ずかしさは強くなり。
胸に少年の顔が埋まったまま紐が結ばれるのを大人しく待って。