2020/06/01 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にユーリヤさんが現れました。
■ユーリヤ > (ナイトプールの中でも人気の少ない一角で縁に腰掛け、膝から下を水に浸し涼んでいる女が一人
店員にはワンサイズ小さいスリングショットの水着を用意されたようで、大きな胸などに食い込んでいるが気にした様子は無く)
「人が少ないのは僥倖だったな。・・・・・・これなら、耳と尾を隠さなくても良かったか?」
(女が気にするのは現在は隠されている狼の耳と尾のことで
ミレー族に間違われての面倒を避けるためであったが、人が少ないならば好まない人化は何だったのか、と一人言を)
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にライヨウさんが現れました。
■ライヨウ > いつも施術をしている商人からチップ代わりにと渡されたチケット、無駄にするのも悪いと訪れた男は受付でレンタルの水着を受け取ると軽い説明を受けてから中へと…
「ふむ、水游場とは聞いていたがどうやら自分の考えていた様な場所とは違うようだな…」
偶には泳いで身体を動かすのも良いかと訪れてみた男は
少ない人数のそのほとんどが水泳に向かない水着で寛いでいる姿を見て自分の勘違いを痛感していた。
「目の保養でもして来いという事か?まあ、それも悪くは無いが…」
どこか落ち着ける場所でも探すかと様子を探っていれば、
人数が少ない場所で落ち着いている一人の女性に目を奪われる。
■ユーリヤ > (服装に頓着していなければ、自身へ向けられている視線にすらも気を向けるわけが無く。時折不躾に触ろうとする手を払いつつ、パシャリ、と水を蹴り飛沫を起こしては気晴らしをしているようで)
「はぁ、うっとうしい。なんだってこう触ろうとしてくるんだ。多少異なるがちゃんと消しているだろうが」
(自らに向けられる視線の意味には気づいておらず、伸ばされる手の意味にも無頓着で。
だからこそ、理由がわからず、それがまた若干の不快感となり、もう一度パシャン、と水を蹴り上げ)
■ライヨウ > 「随分と苦労している様だな」
人の目を惹く容姿故か数少ない人の中から男達が寄ってくる様で、
何度も男たちを追い払う様子に苦笑しながらも声を掛けてみる。
「まあその容姿なら仕方ないとは思うが…それに、その気…の所為か?」
不機嫌そうに水を蹴り上げる彼女の傍へと近寄りながらそう声を掛ける男は他の男たちと同じ目的に見えるかもしれないが、
彼女から感じる不思議な気に興味を惹かれた様で、何かを探る様にじっと彼女を見つめた。
■ユーリヤ > 「ったく・・・・・・ん?」
(またか、と思い嘆息しながらもそちらにちらりと視線をやると、どこか異なる風情の男で
じっと此方を見る姿には、どこか違和感があり)
「容姿、か。どうでもいいだろうに・・・・・・それに気、とやらなど知らん」
(ふん、と鼻を鳴らせば僅かに感じた獣に属するものの匂い、肌に巣くう蛇竜の文様が反応していないことから敵意はないと判断し、こちらも感じた獣の気配を探るように目を細め)
■ライヨウ > 「どうでも良いか、ここに来るものの多くはそう思っていない様だな、まあ俺も人の事は言えんが」
先程口にした気とは別に、やはり彼女の容姿は人目を惹くには十分だが
どうやら彼女はそれが気に食わないらしい。
「ああ、すまん。魔力と似たような物と思ってもらえれば…ようは
身体から出ているエネルギーと言えばいいか…シェンヤンの方では
通じるのだがな…それが何というか不思議な…獣の類の力の持ち主と言うのは判るが」
自分と近い獣の属性の気は判るが、他にも何か混じっているのを感じて居るようで、あまり見かけない気に興味を惹かれた様だ。
■ユーリヤ > 「そういうものか。人の中で暮らすには慣れるしか無いのか・・・面倒くさい」
(容姿については面倒だと口にするものの、そういう物だと認識してしまえば文句を言う気も多少はそげ
男が説明する「気」とやらに興味は移り)
「魔力か。似たということはそのものでは無いんだろうが・・・生命力といったようなもの、か?」
(男の説明を自分の中でかみ砕き、どうにか多少は理解を
そして、自分のそれが混ざり物だと気づいているような声音に面白くなってきたのか、僅かに笑みを浮かべ)
「混ざり物どうかもわかるのか。面白いな。はは、何が混ざっているのか当ててみるか?」
■ライヨウ > 「面倒か…そうかもしれないが、上手く使う事を選べば役に立つだろうさ」
特に女性ならば人目を惹く容姿と言うのは邪魔にはならないだろう…
ただ本人は本当に面倒くさがっているとなるとどうかは判らないが。
「ああそうだな、生命力と言うのが近いか…」
どうやら雰囲気は伝えられた様で頷いて見せ。
「何が混ざっているかか…うぅむ…ただ見ているだけだと難しそうだな、俺も訳有で獣の属性に縁が有るから判るが…」
当ててみるかと問いかけられれば、更に深く気を探って見せるが
どうにも本質に近い混ざり方の様で中々見えてこない…
「難しい物だな…これ以上は見ているだけでは探りようがないみたいだ」
もっとそれ其れの力を使用している状態ならば見えてくるかもしれないが、ただ見ているだけ…というこの状況では複雑な本質を
見抜くには至らない様だと苦笑しながら両手を上げ降参してみせる。
■ユーリヤ > 「使い方か。私はつかう気は全くないが、娼婦たちは姿を武器にしているのだったな。あぁ、それなら、納得は行く」
(春を売る者達はその容姿が力で武器だと思えば自分には縁が無くともそれを認める程度には役に立つか否かの判断は早く
もっとも、それを自分が武器にできるかは別の問題で)
「なるほど、な。まぁでも、混ざっているってのを一目で当てられたのははじめてだ」
(降参した男に軽く笑う
少なくとも平常時に混ざり物だと看破された事は驚きで。素直に賞賛を口にする)
■ライヨウ > 「なかなか極端な納得の仕方だな…」
その例えを聞いて本当に自分の容姿に興味が無いのが良く理解できた、
それはそれで勿体ないとは思うが。
「そういう場合は気が複雑に感じるからな、憑依に守護、混血等で
複数の力の根源を持つ者はただ見ているだけでは読みづらくてな…
まあいきなり正体を探るような真似をして悪かった」
どうやら笑っているのを見ると、気を探った事を失礼とは感じていない様で此方も笑みを返した。
■ユーリヤ > 「獣だって爪や牙、群れを使うんだ。人はそこに姿が増えただけのことだ」
(そう考えれば納得できるだろう?と口にして)
「ふむ、混ざるのは混血だけじゃ無いのか
そうなると私は4種の混ざり物と言うことになるのか?
自分で言っててあれだが混ざりすぎている気がするな」
(ふと自分の来歴を思い出し、元は3つだったのだが、とそう小さく呟き)
「まぁ、別に正体を探られる事については何も思っていないから問題ないさ。むしろ過去にミレーと間違えられて奴隷にされかけたことがあってな。そっちだったらぶちのめしていたところだ」
(自分が奴隷の扱いを受けるなら力でたたきのめす。そうで無いならばかまわないと笑い)