2020/04/12 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にレムリアさんが現れました。
レムリア > 水と戯れる健全な娯楽施設のように見えて、この国らしい爛れた娯楽に溺れる施設でもあるのだなと。
コネから回ってきた流れで遊びに来て、普通に楽しみながら健全なだけの娯楽施設は大手では珍しいのでは無かろうかと、プールで浮輪に乗ってプカプカとのんびり漂いながらこの国の将来をもっともらしく憂う。

「まあ、我にとっては他人事か」

うちの商会と繋がりがある時点で、ここも後ろ暗い所があるのだが。そういう所に踏み込まなければ、健全っぽいなと水面を漂いながら、さて何をどう楽しもうかなどと施設の大きさゆえに面白そうな所もそれなりにあると思いを巡らす。
カップル限定とか、そういう所はスルーして。眷属でも立てれば行けそうだが、それをすると何か敗北感を感じる。

レムリア > ゆらゆらと揺れる水面の揺れにあわせて無為に漂うひと時は、意外と心が落ち着く。
温泉などでゆっくり湯に浸かるのにも似ているやも知れぬと感想を抱きながら、とりあえずはとプールサイドへと上がって、ベンチへと腰を下ろしてついでにと買ったジュースへと口をつける。
さて、この後は不健全な領域へと足を進めるか。健全な領域へと足を進めて楽しむか。どちらにすべきかと、考えながら周囲を見ればカップルや家族連れが目立ち。
翻って、ひとりの我が身を顧みて遠い世界だなと、ちょっと真顔になりつつ。単純に愉しむなら、もうちょっと後ろ暗い所がいいかなどと心を闇に沈める。