2018/12/27 のログ
■イリーナ > 「将軍」
その単語には疑うように眉がよる。
が、続いた言葉には「あのじじぃならやりかねない」と納得もしてしまっていた。
ましてや、こんな水着を選んだのも――。
と、考えをめぐらせている間に隣の男は膝たちに。
何ともまぁ、様になっていると誘い方には小さく笑い。
「ナンパの口説き文句としては0点ですけど」
と、呆れ気味に身体を起こしてから、右手を差し出して。
「きちんと語ってくれた誠実さに感謝しまして……お付き合いいたしますわ、将軍」
と、丁寧にその誘いを受け取ろう。
「……この言葉遣い、つかれるので普通にしても?」
失礼にはあたらないだろうか。
寝椅子から立ち上がり「彼ら」と赤い瞳がそちらを向けられるのだが……。
「ちゃんと、満足させてくれるのなら、ね?」
いきましょうか、と自分からザイヴァーのたくましい腕へと腕を絡ませようとしながら待ちぼうけを喰らっている若者達のほうへと歩み寄ろうとするだろうか。
■ザイヴァー > 口説き文句としては0点と言われれば、苦笑しつつ、
「はは。まあ女を口説く練習をする暇があったら剣を振る生活だったのでね。気に障ったかな?」
と、聞きつつも、きちんと相手は自分の気持ちを受け取ってくれた様子。それに感謝しつつ…
「ああ、普通の口調で構わないよ。将軍も貴族も、肩書は服を着て背負うもの。ここでは水着一枚だからな。堅苦しくなくていい」
そう言って……そして、腕に腕を絡められ、貴族連中へと歩んでいけば…
『ザイヴァー殿。もしや、もう口説かれたのですか?』
「ああ、0点の口説き文句でな」
それには一同頭に?マークをつけるが…まあ、気を取り直し……
『と、とにかく。今日はよろしくお願いします。イリーナさん』
『では、奥に個室のようなプールがあるので、そこで……』
そう言っている貴族連中は、イリーナさんの際どい水着姿に頬を染めつつも、ジロジロ見つめない礼節はわきまえていて…
そして、奥の個室プールへと入室して。個室にしては広くとも、流石に6人も入ると少し狭さを感じるだろうか…?
「では、イリーナさん」
そう声をかけたのはザイヴァー。イリーナさんの顎に指をあて、上を向かせれば…
チュ…クチュ……
と、唇へと口づけを落とそうか……
■イリーナ > 「じゃあ、いつも通りに」
ふぅ、と小さな息を吐いたのはこの女も多少の緊張があったからだろう。
「……はーい、よろしくお願いしますねー?」
個室とは随分と準備がいいことで――とは口にしない。
あくまでも口説いたのはザイヴァーさんである、とばかりに豊満な胸を水着越しに腕へと伝えながら誘導されようか。
その道中、男達の顔色や泳ぐ視線を目ざとくみつければ。
これをセッティングした老将軍の意図も少しわかって。
「……ん。」
呼ばれるとともに、目を閉じながら黙って口付けを受け入れる。
こちらから少し角度を変えたり舌先で軽く相手の唇を舐めたりと慣れた様子で唇を重ねよう。
細い指が、逞しい相手の胸をなぞり、もどかしげに爪が胸板を泳ごうか。
■ザイヴァー > クチュ……ちゅ、ちゅぅ……と、段々と唾液同士が混じるような水音が響くようになってくる。
キスが、情熱的に、少しずつ激しめに変わってきている証で……
胸元をなぞる指先が少しくすぐったい。そのまま抱きしめつつ、手を動かして。
水着としての機能をほとんど果たしていない、
スリングショットに手をかけて……する、シュルッと脱がそうか。
そして……周囲の青年貴族たちに声をかける。
「おい、お前たちも棒が立っているんじゃないんだから。イリーナさんの体に奉仕しろ」
そう言えば、青年貴族のリーダー格の青年がイリーナさんの後ろに回り、後ろから手を回して、胸に手指を沈めようと……
そして、その手の中で形を変える胸に、ごくりと喉を鳴らした二人の青年貴族が、それぞれ片方ずつ胸に吸いつこうと……
そして、残った一人の青年貴族は、イリーナさんの頬を掌で包むようにして…
『よ。よろしくお願いします』
そう言って、キスをしようか…
ふにゅり、むにゅり……ぴちゃ、ぺちゅ…じゅる…
女性慣れしていないのか、少したどたどしいながらも……だんだんと、キスや胸愛撫に、熱が入っていって。
そして、胸を揉んでいた貴族と、ザイヴァーが交代すれば…
中々に手慣れた、程よい強弱のついた胸愛撫を行うだろうか……
■イリーナ > 「……っ、ぁ」
周りの青年達を煽るように、唇を重ねるたびに唾液が潰れ、跳ね。
二人の口元を汚し、個室に水音が響いていく。
抱き寄せられれば一瞬小さく甘い声が零れたが。
接吻で濡れた口元を拭うこともせず水着がはだける。
揺れる胸を後ろから、横から唇が。
たどたどしい手つきや口づけに思わず頬が緩んでしまい。
「そん、な。 がっつかなくても、大丈夫だから……ね?」
たどたどしくても、しっかりと反応してしまう身体。
胸の頂が存在を主張するように起立し、そこを吸い付かれればびくりと背中が小さく震える。
背後から胸を愛撫する青年にもそれは伝わるだろう。
「ぇ、え……よろいく、ね?」
ほんのり紅潮した頬と、細められた赤い瞳が丁寧にも挨拶をしてくれた青年に向けられる。
唇を合わせながら、耐えられずに舌先が相手の唇を舐め、舌を絡ませようとするが――。
背後、先ほどまでとは違う愛撫に熱っぽい吐息が零れて。
■ザイヴァー > 4人の男が上半身に群がる中、ザイヴァーは掌で乳房の触感を楽しんだ後は再び胸揉みを青年に任せ、
自身はイリーナさんの秘所に手をやって……すでに何も守る布をまとっていないであろうそこに、
太めのザイヴァーの指が愛撫を始める。淫唇をなぞった後は、その内部に指を侵入させ、
胸吸いや、キスの水音とはまた違ったいやらしい音を鳴らして…
既に、男達の股間、水着の前はギンギンに立ち上がっていて、男達の息も荒くなっていって……
そして、個室プールに備え付けられた寝椅子に、ゆっくりと相手の体を横たえさせれば…
最初に挿入しようとしたのは、ザイヴァーで……
「では、俺からさせていただくよ」
青年達も、文句はないのかザイヴァーに譲って…
そして、ガチガチに硬くなった、太く長いモノを水着から取り出して……
膣口にあてがえば、ジュブ、ジュブブ……と、沈めて行こうか。
「ん……っく、良い感じだ」
そう、気持ちよさそうに短く息を吐けば、腰を動かして……
その様子を、青年たちはただ眺めているわけではなく、ザイヴァーほどではないが、太く長いモノを、
イリーナさんの体に押し付けようか……
■イリーナ > 男達の愛撫を受けながら、時折一人だけ感覚の違う愛撫に思わず目を細めてしまう。
順々に男達の口付けを受け入れながら女の吐息も荒くなっていく。
狭い室内では男たちと女の熱が篭る息で満ちていく。
「0点で、口説かれたものね――?」
自分から、というザイヴァーの言葉に小さく頷きながら
愛液が垂れ落ちる秘所を強請るように指先で広げよう。
男を求める様を隠さぬように、なかがひくつく様を男たちへと晒しながらずぷり、と沈み込んでくるモノに目が細まり。
「あわ、て……なくても――みん、な。 相手する、から――」
力強い腰使いに途切れ途切れの声で応えながら細い指が、男達のモノへと絡んでいく。
狭い個室の中、宴はまだまだはじまったばかりで――。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からイリーナさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からザイヴァーさんが去りました。