2018/11/26 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 水滴を滴らせた、海パン姿の男が、プールの間にあるベンチに座っている。
水着を着た女性たちをぼんやり眺めているが、微かに口元が緩んでいる。
「(うーん、やっぱり訓練後の水着鑑賞は良いねえ……)」
等と考えつつ。
此処最近、プールで長時間潜ったり、只管泳いだりして、肺活量や体力の訓練をしていたが。
その度に、男はこの場所で、女性の水着を鑑賞していた。
「さて、どうするかな。また遊ぶか、それとも、また訓練か……」
■クレス・ローベルク > 「まあ、最近、苦戦ばっかりだし、仕方ない。
自分に焼きを入れるって意味でも、もっかい訓練しようか」
そう言うと、再び水の中に入り、泳ぎ始める。
男のしている訓練とは簡単だ。要するに、"バテるまで、泳ぐ"。
水の抵抗を掻き分けるのに全身の筋肉を使うので、これだけで体力を消耗する事ができる。
「取り敢えず、一時間ぐらいはずっと泳ぎっぱなしかな、と」
そう言うと、何もないプールを、只管泳ぎ始める。
誰か声をかければ止まるだろうが、それまでは延々、泳ぎ続けることだろう。
■クレス・ローベルク > ぴきーん。
「あぐっ!?」
急に、今まで流流と泳いでいた男が、急に立ち泳ぎをしはじめた。それも、右足を動かさない、奇妙な泳ぎだ。もし水がなければ、変な片足立ちでぴょんぴょん飛び上がっているような。そんな動きをしている理由は、
「あしっ、つったあ……!」
微妙に底に脚が届かないのか、無様な立ち泳ぎをしている。
■クレス・ローベルク > 「お、お、おお……」
何とか、プールの端まで泳いで、腕の力で身体を持ち上げ、左足だけ陸にひっかけてそのまま転がるように陸に上がる。
只管泳いで体力も切れたのか、そのままぐだーと倒れている。
「ああ、何か眠くなってきた……」
地面に倒れてうとうとする男。
傍から見ればこれ以上なくシュールだろう。
■クレス・ローベルク > 「こ、此処で寝るのは……だめだ……」
横になった事で些か体力も回復したのか、プールの端に腰掛ける。
そのまま、脚をばたばたさせて、波立たせる。
脚を挙げたり振り下ろしたりする度に、水しぶきが上がる。
脚が冷えれば大分眠気も冷めるが、しかしそうなると今度は、こんな事をやってる自分が何だか寂しいものに感じられ、
「はぁーあ。他の人は結構楽しんでるのに、全く。
戦闘職ってのは辛い仕事だよ」