2018/05/18 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」に紅月/コウゲツさんが現れました。
■紅月/コウゲツ > ーーーわいわい、がやがや。
折角新たな土地に来たんだから、と、水着を新調しに来た紅の娘。
水着売り場についたものの、はてさて、どれが良いのだろう…?
「んー……いつもの感じだとモノトーンなんだよなぁ…」
黒いビキニを合わせてみたり、白のタンキニを合わせてみたり。
「リボンとかの可愛い系はもう、似合う気がしないし…うーん?
とりあえずロングパレオは絶対欲しいなー…」
■紅月/コウゲツ > 「いっそギルドの海上任務見越してスポーツ系にしといた方がいいかなぁ…
いや、折角の遊びにそれは勿体ないか」
むむむぅ…眉間に皺がよる。
マグメールに来てからすっかり仕事人になってしまってるし、休みと決めた日こそ、ちゃんと女性らしい水着を使いたい気もする。
「あっ、お花のヤツ可愛い…胸元がブーケみたい」
ほくほくと楽しんで眺めている。
■紅月/コウゲツ > 「やっぱり黒の編み上げのでいっか。
それに黒のパレオを…ロータス柄あるじゃん、これにしよ」
鼻唄混じりにレジに持っていき、そのまま試着室へ。
「ん、いい感じかなー?
よおっし、のんびりするかー」
ざっとサイズと身嗜みを確認…良好。
■紅月/コウゲツ > ホクホクと下の階へ…
貝殻型のフロートの上でぷかぷか、空を眺めてマッタリと…
「あー…適度に人の気配感じつつボーっとするとか、どんくらいぶりだろ」
やれやれ、と苦笑する。
最近『自分を大事にしろ』だとか『それ以上頑張ると干物になりそう』だとか、わりと切羽詰まった感のあるストップ入る事が多かったような…今日は1日のんびり、ゴロゴロするぞー。
■紅月/コウゲツ > 大体、自分はどっちかと言えば怠けたい方なんだ。
せかせかこまこまと…そういう人々を眺めるのは好きだけど、いざ自分が『やれ』と言われると向かないというか。
「頑張りすぎると、なーんも見えなくなるからいけないやなー」
自分の癖をぼんやりと思い返し、困り顔。
正面ばかり見てると、逆に、進まなきゃ進まなきゃって…ねぇ?
「…流されるのも、たまには素敵」
■紅月/コウゲツ > 「けどなー、あれだよなー…」
スッと目を瞑ると、はぁ、と溜め息をついて。
「『頑張らないをする』って、意外と難しい」
日差しを片手で遮ってみる。
動いた事によりフロートが揺れ、ぱちゃっと音をたてた。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にグライドさんが現れました。
■グライド > (次第に暑くなって来る季節、水場の仕事も増える。
とは言え本日の場合は、ただ水場で練り歩くだけで済む類の物なのだが。
己の様な、見た目で明らかにヤバイ男が近づくと
大抵の迷惑者は其れだけで、そそくさと逃げて行く訳で。)
―――……まぁ、ほとんど休暇と変わんねぇ訳だが。
(水辺を歩く姿は、確かに少々場違いやも知れ無い。
そんな中、ふと物音のした方向に何気なく視線を向ければ。
―――どこかで見た顔。)
………なんだ、御前も骨休めか?
■紅月/コウゲツ > 「……ふぁぁ、っ…ん~……ん?」
思いっきりのびのびと、欠伸しちゃったりなんかして。
…と、なんだか聞き覚えのある低音。
バランスを崩さないように視線を向ければ。
「イド!
うわぁ奇遇…ふふっ、初めて来て知り合いにバッタリとか、よっぽど縁があるのね」
クスクス…さっきまでの困り顔はどこへやら、嬉しそうな笑顔を向けてグライドに手を振る。
「いやぁ、ちょっとね…最近仕事のオニだったもんで、ゴロゴロしに来てみたわ」
■グライド > (水の上に浮かべた板の上で、寝転がる女の姿
見目は間違い無く休日だろう其の様子に、ふ、と口端吊り上げれば
己もまた、水辺の傍までは近付いて行く。)
よう、遺跡以来だな。 っても、色々噂は聞いてたがよ。
仕事の鬼か、そういや、砦にも駆り出されたって聞いたぜぇ?
(当人が鬼で在る事と掛けているのだろうか。
顔を合わせる事は無かったにしても、同業に近い相手
噂位ならば幾らでも入ってくると伝えよう。
何せ、癒術士と言うのはこの時勢、何かと重宝されるモノだ)。
■紅月/コウゲツ > コロリと横に転がって、トポン…
ぷはっ、と、水中から顔を出して…ふよふよ流れていくフロートも気にせず男に近寄って。
「いや、うん…あの時はお世話になりました」
遺跡の事を言われればギクリと、何だかちょっぴり恥ずかしそうに頬をかきながら。
「そだねー、砦には何だかんだ召集かかるよー。
…あ、ちょっと聞いてよ!
最近敵さんに面倒なのが増えたみたいでさぁ…この間砦奇襲された時、ついに前線駆り出されたわよ。
私、癒士枠なのにーっ!」
プールサイドに両肘を引っ掛け、ぷんすか。
ついてないわ、と、いつぞやみたいにご機嫌ナナメ。
■グライド > (水の中へ、転がるようにして落下した女の影を、上からじっと目で追う。
程なくして水面から顔を出した其の姿が、此方へと近づいてくるのなら
其の場へとしゃがみこむ様にして、女と多少目線を近付け。)
はっは、俺様も世話になったからな、気にすんじゃねぇ。
とりあえずは無事そうで何よりだ、最近はよ、砦行ったまま還って来ない奴ばっかりでなぁ。
(遺跡の事については…少々愉快げに笑い。
けれど、実際砦へ向かって、こうして戻って来た事を考えれば
恐らく、今の戦況を鑑みるに、素直に良かったと言えるだろう
面倒なのが増えたと聞けば、嗚呼、と頷いて肩を竦め。)
話は聞いてるぜ、っても、流れてくんのが曖昧な噂ばっかりで当てにゃならんが…。
実際、本当に治療しか出来ない奴なら駆り出されねぇよ、向こうも余裕なんざ無いんだ。
(恐らくは、猫の手だって借りたい位だろう、其れほどに戦況は一進一退を繰り返している。
王国にも、其れこそ化け物染みた連中は大勢居るが、其れは向こうだって同じ事。
その面倒な敵、と言うのが何者かは知らないが、遅かれ早かれ増援は来るだろうとは思っていた)。
■紅月/コウゲツ > 「あー…そりゃアレだ、たまにえげつない毒使うヤツいんのよ。
生きたままアンデッドにしてくようなやつとか、向こうにしか自生しない毒草の抽出液とか。
…いや、本当にもう、修羅場だったわ」
治療中の患者の阿鼻叫喚を思い出し、思わず男から目を逸らす…なかなかに疲れた表情で。
「そーりゃそうなんだけどさー?
いやぁ、さすがに頑丈な紅月さんもメンタル抉られてきますよ、ってね」
ハァ…溜め息をつき。
「もーイドさん褒めて!
グッタリお疲れな私を褒ーめーてー!」
半ば無理矢理ではあるが、元気出そうとふざけてみせて。
■グライド > 戦争ってのはそう言うもんだ、正々堂々なんざ通用しねぇ。
生きるか死ぬか、殺るか殺られるか、だからなぁ。
(それは、恐らくどんな国でも同じ筈だ。
この国では、互いに力があるからこそ、そう言った陰惨な事態が起こる。
疲労感たっぷりな表情に、淡々と現実を告げては――ふ、と小さく笑い。)
だが、この国じゃ其れが日常だ、ここいらで暮らしてる一般市民だって外野じゃねぇ。
早いトコ見れて良かったんじゃねぇか? 何なら、逃げたって誰も責めやしねぇさ。
(そう、言いながらも。
片掌を伸ばしては、そっと女の頭上に乗せる。
まるで、幼子でも褒める様な手管では在るが、其の頭を撫でてやれば
ご要望通りにと、労ってやると。)
おう、ご苦労さん。 っても、俺から出せる褒美なんざ、たかが知れてるがな。
■紅月/コウゲツ > 「うぅ、何となくそう言うと思ったよこの超リアリストめー…!」
泣くぞこのやろー、と、脅しにならない脅しをユルく言い放ち。
そして、溜め息をついて。
「…それでも、頼られたら投げらんないでしょーよ。
砦のピンチもそうだけど、フォーコのお願いも助けてあげたいし、九頭竜の山も凄く変だったし…色々ありすぎてわっけわかんないーっ」
ぶつくさ文句、というか不満やら消化不良やらをボロボロ溢して。
けれど、頭を撫でられれば嬉しそうに、もっと撫でろとすり寄って。
「ん、なぁに?
ご褒美までくれるの?」
きょとん、と首を傾げ。
■グライド > 当たりめぇよ、こちとら傭兵だぜ?
でなけりゃ、当の昔に砦周りの土に埋まって肥やしになってるだろうよ。
(おう、泣け泣け、とあっさり突き放した物言いで対処しつつ。
それでも、撫でる掌は、取り合えず相手が満足するまでは其の儘だろう。
色々と愚痴が毀れるのも、そうかそうか、と雑に聞き流してやりつつに。)
なんだ、騎士団長様とも顔見知りかい。 九頭竜の話は良く知らねぇが、今更何が起きてても不思議じゃねぇ。
何処で誰が何かしてたって、いちいち把握なんざ出来ねぇんだしよ。
(それから――ふと、考える。
考えるのは、相手が聞いて来た御褒美の内容だ。
ようするに、特に考えもなしに口から出た訳だが…
少し間を置いてから、頭撫でていた掌を、其の頬へと下ろして
今度は其の目元を撫でてやりつつ。)
―――……何か美味い物でも食うか? 其れとも、別の意味で可愛がってやっても良いがよ。
(――ちゃんとした前者と、意地悪交じりの後者を二択させてみようか)。
■紅月/コウゲツ > 「はぁ…でっすよねー。
ん、そう知り合い…というか、セクハラされる仲?お友だちよー」
ケラケラと笑って。
けれども、九頭竜の話には。
「いやアレね、ホントにヤバかったんだから。
私危うく穢れにまみれ過ぎて山中で行き倒れる所だったもん」
アレまじ無理、と、真顔で言いきって。
「あんさん相変わらずだねホント」
出された2択に思わず笑って。
頬を撫でる手を頬と掌ではさむように頬擦りし。
「どうせだったら、両方がいいわ」
と、冗談半分ヤケ半分で言って。
■グライド > 終わっちまったモンに囚われてる程、余裕なんざねぇのさ。
どうせ、ちょいと早いか遅いかの違いしかねぇ、そいつらも、俺様もな。
(其れが傭兵と言う物だ、と、言うだけ言い。
セクハラしあう仲、と言われた某騎士団長については
何と無く納得したようなしなかった様な…嗚呼、そうか、と意味深に。)
そんなにヒデェ事になってたのか。 だとすりゃ俺様にゃ廻って来ない仕事だろうな。
おう、俺様が俺様じゃなかったら、何だって話になっちまうぜ?
(浄化や穢れ祓いと言った類の話は専門外だ。
これが、原因に魔物や魔獣の類が絡んでいると言うなら別だ、が。
掌へと頬ずりする、女の仕草に待つ答え。
程なくして出された言葉に、ふっ、と思わず小さく笑えば。)
そいつはまた、強欲なこった。
(笑う、そして、其の儘女の掌を握り締めれば
ゆっくりと、水の中から引き上げてやろうとするんだろう。
何せこんな場所だ、食事所には事欠かないし、宿泊施設だって在るのだ
どちらを選ぶにしても、或いはどちらも選ぶにしても
来な、と、掛ける声は、誘う声でも在るのだろう。
まぁ、頼まれごとの手前、もう一寸だけは、周囲を歩く事になるだろうが――)。
■紅月/コウゲツ > 「えー?
……、あーそっか、人間基準ならそうなるか…
長生きしてよね、出来るだけさー?」
遅まきながら寿命の差を思い出して納得し。
「おー、酷かった酷かった。
何より悲鳴の大合唱が一番堪えたわ…」
最近行く先々で悲鳴きいてる気がする。
「強欲で結構、冒険者だもの」
薄く笑みを浮かべ、男に誘われるままに。
しばし館内探索を兼ねたお散歩を楽しんで、二人雑踏から消えて行くのだろう。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からグライドさんが去りました。
ご案内:「」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」に紅月/コウゲツさんが現れました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」から紅月/コウゲツさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にシシィさんが現れました。
■シシィ > 王都郊外にあるこの遊興施設に足を踏み入れようと思ったのは、散策で少し汗をかいたからかもしれない。着なれない水着に少し戸惑いつつも、周囲の人間がみなそうであるなら徐々にその感覚は麻痺するというものだろう。
月の明かりが差し込むのを見上げながら、ゆらゆらと水面に揺蕩う。
それほど水に抵抗がないのはダイラスの人間だからか。
仰向けになって四肢を波間に遊ばせながら、月を見上げる。
時刻が時刻だからだろう、泳いで楽しむというよりは己の様に漂っているものの方が多い。あるいは───
「まあ、こんな場所だもの、詮索は野暮ってものよね…?」
水面に揺蕩いながら、時折見受けられる男女の駆け引き。それが意味することを知らないほど初心でいるつもりもない。ここにいる大多数の人間と同じで見なかった振り、をするだけだ。
■シシィ > 湯殿程の熱さでもなく、沐浴のような冷たさもない。水温は一定に保たれ、ただ心地よい。
これだけの清水を温水に変え、清らかなままに保つ維持費を考えると、基本的には特権階級の楽しみだったのだろうとも思う。
己が今漂っているのはのは上流階級と一般階級の混じりあう中階層。客層も裕福な商人風の男や、あるいはお忍びの貴族なんかも含まれているのかもしれないが。
小さく水音を立て、身を撓らせる。
水をひとかき、ふたかきして、ゆるゆると泳ぐ。己が起こす水の流れが広がっていくのが楽しいが、それもすぐに失速して、また元の様に漂う。
月の光を浴びながらの優雅な遊びに口元が緩む。長く水につかっていても凍えないというのもまた不思議な感覚であったし、何より砂漠生まれの己にとってはこの上もない贅沢といえた。
■シシィ > 「───」
とぷ、と一度深く身を沈めた。差し込んでくる月の光がゆらゆらと、揺れる。長い髪だけが水面に揺蕩っているのは若干ホラーかもしれないが──。
オアシスではこんな暴挙はできない。水の中の景色──とはいえ人工的なそれではあるのだが、それ故に高い透明度を保つ。光の欠片が踊るように己の肌の上を滑ってゆくのは興味深かった。
今日は仕事の会合もない。純粋な余暇を楽しんでいるだけ、だから何も気負わないまま、そして猫のように己の好奇心に誘われるままに遊んでいた。
「───ぷ、は」
呼吸が苦しくなれば素直に水面に顔を出した。
胸に新鮮な空気を取り込んで、一息つく。いささか子供っぽいなあと思うものの、楽しくて、つい試してしまったのだ。
そろそろ一度自ら上がろうか、どうしようか、なんて漂いながら考える。
まだ少しこうしていたい気もするし──と子供のような煩悶だった。