2018/02/12 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 冬の寒さ厳しい昼。太陽が登りきる頃になっても、分厚い雲で覆われた空から粉雪が王都へ注ぐ。
水遊場はいつでも常夏気分が味わえるように気温が設定されているとはいえ、さすがに水着になろうとこの場所へ訪れる者はほぼ皆無であるが……。
「よーし!今日は僕の貸し切り!」
ここに例外が1人居た。背中や腰から三角ビキニの紐を揺らし、片手に持った防水加工されて中に空気の入ったドーナツ状の物……いわゆるウキワを振り回してはしゃいだ。
目論見通りに人の姿は見かけず、ただでさえ広々とした流れるプールは大河の流れに見える。さっそくウキワごと着水しては、その中にお尻を沈め。どんぶらこっこと遊泳中。
常夏の日差しに目を細めて楽しげに。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にスナさんが現れました。
■スナ > 温潤な空気に満たされた水遊場に、銀髪の少年が現れる。
腰は薄手のブーメランパンツで覆い、男性の証たる膨らみがやや目立ち気味。当然この水着はレンタル。
すでに全身から水を滴らせているのは、遊泳前に身体を清めるべくシャワーを浴びてきたため。
泳ぎ1つするのにもいちいち専用の着衣を借りたり何だりと、面倒なことこの上ない。
まぁそれも、冬真っ只中でも凍えること無く泳ぐことができる利点と比べたら、妥当なバーターと言えようか。
「ふーむ、今日は俺の貸し切………りではないようじゃな」
流れるプールの向こう側から流れてくる物体を、近眼の瞳で捉える。
もともと目付きの悪い両目を真一文字に伏せ、渋面を見せる。
そのままつかつかとプールに歩み寄り、先客の存在も気にせずに水に浸かろうと屈む、が。
その仕草はぴたりと止まる。
「………なぁ、そこの先客や。お前さんが入ってるその輪っか、何じゃ?」
体格に見合わない、低い男の声が発せられ、タピオカへと掛けられる。
いまタピオカがお尻を入れている浮き輪のことが気になったのだ。
■タピオカ > 「あぁ……夏……だね……」
濡れた前髪かきあげ、額から手首へ褐色の肌を水滴が滑り落ちていく。冷たいジョッキが汗をかくような爽やかさで、夏の眩しさに睫毛を弾ませぽつりと呟く夏気分。
と、そこにブーメランパンツを身につけた、一見眠たげな銀髪の少年の声が聞こえる。
一度身を起こして彼のほうを見やるのだが、
外見とその声音のギャップでどこから聞こえた声なのか少しの間迷ったらしく視線が彷徨ってから相手に定まり。
「声かけてくれたのは、キミだよね。低くて渋い声だね!
――これはウキワって言うらしいよー。
中に空気はいってて、水にぷかぷか浮くのさ。
キミも一緒にぷかぷか、してみる?」
声の主らしき人影は彼以外なくて。にーっ、と挨拶がわりの笑顔を浮かべる。ウキワの外側をモミモミしながらそう解説すれば、自分の膝の上を指差して誘ってみる。
このほうが、この輪っかが何かよくわかるだろうかと軽く首傾げ。
■スナ > 「おう、そうとも。俺が声を掛けたんだ。渋い声かね、そうかね………ククッ」
相手が応えれば、にっこりと糸目の目尻を下げ、柔和な笑みを向けて見せる。
残念ながら度の進んだ近視であり、眼鏡の着用は禁止されているため、相手の姿の詳細は捉えられていない。
それでもいまの声から女性、それも若い女の子であることもわかる。
……笑みが浮かんだのも、半分はそれが理由。
細く白い足を伸ばし、スナも静かに水槽に身を沈めていきながら。
「ほう、ウキワというのか。水に浮かぶための器具なんじゃな。
……む、何じゃお主、その手つきは。俺を誘っとるのかぇ。それは人ふたり乗せても沈まんのか?
まぁ、せっかくじゃから……」
言うと、少年は大きく息を吸い、プールの水面下へと勢い良く潜り込んだ。
そして魚めいて全身をダイナミックにくねらせ、水槽の底付近を走るように泳いでくる。
流れるままに流されるタピオカに向かって、一直線に……。かなりのスピードだ。
そして浮き輪の手前1m程度に達すると、突然水面に向かって上昇。
ざばぁ…っ! と盛大に水柱を上げ、イルカのごとく踊り出た!
「よっ……と!」
そのまま、タピオカに示されたとおりの位置に着地する。浮き輪ごと、タピオカの太腿に跨るような体勢。
当然浮き輪は重さに沈み、バランスも崩れるだろうが、きっと少年少女2人の体重程度なら平気だろう。
「ふぅ、これでええかの、女子さんよ。
……しかし何かね、お主、浮かんでるだけかぇ? 泳がないんか?」
にんまりと、心中から笑ってるのか作り笑いなのかわからない笑みを貼り付けながら。
スナは間近で少女の顔を覗き込み、平然とした口調で問う。
■タピオカ > 「うん。なんだか大人っぽい声だよ。
舞台でもしてるの?」
どこから見ても自分より年下の子供なのに、くつりと笑む様子はひどく年月を重ねたもの。
自分なりに考えたのは、彼は役者のようなお仕事をしてるんじゃないかと。そんな的外れな問い。
「キミぐらいなら僕の上に乗ってもきっとへーきへーき。
ほら、おいでー?
――えっと……。どういう、どういうこと……?」
彼がシェンヤン出身の妖狐で、遥か自分の30倍生きているなんて思っていない。見た目通りの子供を扱う口調と手つきで褐色の手指を内側へ寄せて誘いうが。勢いよく水面下に潜り込む様子にぱちぱち睫毛を弾ませる。てっきり、ぱちゃぱちゃと泳いでウキワまで寄ってくるかと思っている内に、水槽の底を海のジャガーのように移動してくる。
「あのー、……どこー?
――ふわあぁあああぁっ!?」
水面でぼやけた彼の影で見失って。片手をひさしにした瞬間のイルカジャンプ。水しぶきと勢いに声が裏返り。
「……っ、あはははっ!やることが派手だね!面白い!
僕はタピオカ。キミは何っていうの?
――ふふ。実はあんまり上手く泳げなくて。こうして浮かんでるほうが楽しいかな」
かなり大波が揺れたけれど、ウキワには二人分の体重をこえる浮力があった。ぷかぷかと、このウキワの乗り心地を彼に伝えつつ。太腿にまたがる彼の頭を撫でながら、相手の大胆さに笑う。名を告げつつ、やはり小さな子供を扱うように彼の身体を、ウキワから落ちないように軽く両腕で抱き寄せ。
■スナ > 「そんなに派手だったかね。ククッ……俺はちぃとばかり目が悪くての。
お前さんがどんな可愛い女子か早く見たくって、つい急いでしもうたようじゃの」
出会って2秒、とは言わないまでも1分も経たない内に互いの腰を擦り付け合うような体勢へ。
とはいえ、率直にスナの心中を語れば、このタピオカと名乗る少女は思った以上に若く、無垢そうだ。
なのでスナの方もとりあえずは無垢で無害を演じてみようと決める。
「そうか、タピオカというんかぇ。俺はスナ。よろしくな。
……っと、ククッ。タピオカよ。初対面の男にそれはなかなか大胆じゃな?」
いきなり腰に乗ってきた少年を押しのけるどころか、両手を伸ばして抱き寄せようとしてくる。
さすがにここまで大胆に接触してくるとは予想外だったのか、苦笑いを浮かべつつ、その手を追って横目遣いになる。
とはいえこちらも拒否はしない。しなやかな褐色の腕で抱き寄せられるままに上体を下げる。
自然と、タピオカの脚に乗ったスナの腰も下がる。柔らかく張った股間の膨らみがムニムニと押し付けられる。
……まだ固くはなっていない。
「……ほう、泳げないんじゃな。まぁ、泳げないなりに水を楽しむ方法があるというのは良いことじゃな。
それにまぁ、なるほど、こうして浮き輪に揺られながら漂っているのもなかなか楽しいんじゃろの」
にこやかな笑みを顔に貼り付けつつ、スナはさらに顔を寄せ、鼻先が触れ合うほどにまで接近する。
そうしながら、軽く腰を上下に振ってみる。
二人分の体重を支える浮き輪を揺するように。あるいは、男性の腰部を相手に意識させるように。
■タピオカ > 「とってもね!目の前にイルカが飛んできてびっくりしたー。
――あは!キミって泳ぐだけじゃなくて口も上手だね!」
物言いはどこか古めかしいのは、きっとそういう口調をする片親で育ったのかもしれない。そんな風にも思いつつ、彼の演技には気づく様子もなく。可愛い女子か早く見たくって、という言い回しには嬉しそうに笑みを深めるのだった。
「うん。よろしく、スナ!
ううん?大胆……?――あ、あぅぅぅ……。ス、スナ……、
あの……あたって……るんだけど……」
ぱあっと太陽みたいな笑顔で名前交換。そのまま、仲良しになれたらいいなとばかりにきゅっと柔く抱くのだけれど。
彼の台詞を聞けば、頭上に疑問符。
相手の細目をじっと覗いて真意を確かめようとすると、ブーメランパンツの薄生地ごしに彼の股間が自分のお腹のあたりに触れ。その男子の触れ心地にかあっと顔色を染めると、小さな声で眉根を下げる。
「泳ぎは練習中なのさ。
……でしょうでしょう?スナと一緒に南国の木の間に吊られたハンモックでのんびりしてるみたいな気分……。
――ねえ、スナ……、……ぁ……、……んっ……。……っはあっ……」
彼と同じように、にこやかな笑みを返そうとして……。
それは長続きしなかった。相手の顔がすぐ目の前にあることと……、彼の腰部がたえまなく、自分の身体に擦り付けられている事で。
次第に恥ずかしそうに目元を赤くするだけではなく、彼の頬に触れるのは熱っぽい呼気。男性を押し付けられ、もぞもぞと切なげに腰が揺れ始める。
■スナ > 「くく、ふふふっ。そうかぇ、口も上手かぇ。よく使っておるからの。使いすぎてちぃと舌足らずだが…」
ニッ、と薄く唇を剥き、歯を見せる笑みを作ってみせる。この程度の開き方なら入れ歯だとは勘付かれないだろう。
「おう、タピオカ。そうだとも、大胆だとも。
初対面の男子を膝に招いて、そうやって抱き寄せるたぁ、なかなか出来ることじゃない。
なに、大胆なことは悪いことじゃないぞ。ククッ。怖いもの知らずのきらいはあるじゃろうがな……」
自分でやっておきながらスナの突っ込みに戸惑いを見せるタピオカには、ついつい悪い笑みを浮かべてしまう。
もしかするとこの無垢な仕草がよく出来た罠なのではないかと勘ぐってしまいそうな程に。
なので、もう少しだけ探りを入れてみよう。元よりセクハラは大好きだ。
「……うむうむ、そうじゃなぁ。ハンモック。あの布を吊り下げただけの寝具じゃな。
バランスを崩すとすぐひっくり返る、二人でひとつの布で寝るのにも向かぬ、そういうところもよく似ておる。
タピオカはそうやって誰か、男子とかと一緒に寝たことはあるんかぇ?
……それと、何じゃ。何か当たっておるんかの? どこに? 俺の身体のどこかが当たって痛いんかの?」
とぼけた質問を投げかけつつ、さらにゆったりと腰を上下し、タピオカに押し付けてみる。チャプチャプと周囲の水が波立つほどに。
さすがにここまで女子と密着すれば、スナの男性器も水着の中で徐々に固くなりつつある。
その充血した突端を隠そうともせず、しきりにタピオカの褐色のお腹に押し付けながら。それでいて、シラを切りつつ。
■タピオカ > 「わあ!イルカのキバだぁ!」
それがシェンヤン産の香木を加工したものとは知らず、
見えた歯にはそういって1人きゃっきゃとはしゃぐのだった。
「そうかな……?
だって、スナは子供だから別に普通だと思うよ。こうしてぎゅってしたり……変だったかな。たしかに、男子だけど……。
スナの銀髪、撫で心地いいし」
悪い笑みを浮かべる彼に不思議そうに小首をかしげる。
あくまで彼を年の離れた親戚の子のように扱っているだけで他意は無かった。まるで成熟した男の人を膝にのせているという相手の台詞の響きに困惑した様子。
あまり手入れされている様子の無い相手の銀髪に手先触れたら、そっと梳って動く5指。寝起きの弟の髪を整える姉じみた仕草。
「そういえば、よく似てるかも。
そこまで思いつかなかったなあ。スナって頭の回転早いね!
……って、……なっ、……なな、何さ……!急に……。
男子と寝た事ぐらいなら……僕にもあるよ……。
あ……っ、あっ……、あの、あの……スナの……、その……、はっ……ぁぁ……、ぉ……、おちんちん……が……。んっ、んん!……かたく……なって……っ」
とぼけながらも、ぴたりと本質をつくその応答と相手の感性に尊敬顔になる。
その顔も、続いた質問に目に見えてうろたえ、頬紅が広がった。視線うろうろさせながら、小さな声で答える。ウキワが揺れ、彼のたぎりはじめる突起がお腹の薄い肉付きをぐいぐいと押してくる。彼の男の子を感じながら、眉根が更に下がって目つきが潤んでいく。褐色の肌が室内の常夏とは別に、熱を帯びはじめて。ようやく聞こえるほどの恥ずかしそうな声で、相手の何があたっているかを示した。
■スナ > 「ふむ、なるほどの。俺を子供だと思って……」
こうして身を寄せてみればなるほど、まだ若い少女だと思っていたタピオカだが、スナよりは背丈は高い。
大人「っぽく」見える部分は声色と口調だけ、それもまた然り。
タピオカが、スナからみれば大胆と取れる動作を見せた理由については溜飲が下がった。
……だからといって、膨れたおちんちんが引っ込むわけではない。
「ククッ、すまんなぁ、タピオカ。まぁ言って信じられるかどうかは知らんがな。
俺はおそらくだが、お前さんよりはずーっと大人……いや、老いておるんじゃよ。
子供と思って無邪気に手招きされて、それで俺が誘われたと勘違いしたとは、いやはや、してやられたの」
撫でられるままに、水に濡れた髪を撫でられながら、スナは子供をあやすような優しい口調で語る。
だが、あくまでもスナの瞳には、目の前の女性はひとりの雌として映っている。
甘く語りかけながらも、発情の色を見せる少女にスナもつられて興奮を高めていく。ちろり、と厭らしい仕草で舌なめずりをする。
「………ククッ、そうじゃよ。おちんちんが固くなっちまってるようじゃ。
タピオカよ、さっきまでは無垢で可憐な少女の顔じゃったのに、あっという間に『雌』の顔になっちまったの。
この顔は、この汗は、成熟した『雌』の証じゃ。雄と交わり子を孕むための準備ができつつあるという印じゃよ。
そんなタピオカを見て、俺の股間もこうなっちまったんじゃ」
スナの方からも手を伸ばし、少女の褐色の頬に触れる。とても熱い。
目尻や頬をやさしく撫で、汗ばんだうなじにも指を這わせる。
「……さぁ、タピオカよ。お前さんと俺は、この先どうすればいい? お前さんの望みを聞こうじゃないか」
■タピオカ > 「えっ……違うの……?
だって背丈だってこんななのに……。
僕より……ずっと……年上……!?」
髪を撫でて、腕で包んで。揺られるウキワの上で彼のほうをあやしているとばかり思っていたのに。その口調を彼に奪われ、驚きに声音を震わせる。自分の思い込みがその一言ではなかなか覆らずに、開いた青緑の瞳いっぱいに動揺が浮かんだ。
「あぁっ……、んっ……、んっ……!
はぁ……、はぁ……、かたいの……スナの、かたいおちんちんが僕のおなか、つついてくるの……っ!
はああっ、はあっ、はあっ……、ああ、あぁ……、身体……熱くなっちゃうよう……スナ……スナ……」
立場が逆転して。彼を下から抱きかかえていたのに今は、自分より小さな背丈の彼に組み伏せられているよう。狭いウキワの島で彼のゆりかごで揺られては、お尻を輪の中におしこんでいる都合で相手から逃れられずに。次第に唇がぷるぷると悶えだし。彼の手は小さいのに、大人の男の人の手に頬を触れられたみたい。ぴくん、甘く強張って。うなじを撫でられると、ぶるぶると首がすくんで。徐々に半開きになる口元。
「んぅ……んっ……、あ……あ……っ。
僕……僕……、こんなえっちな事されたら……、お腹の下がじぃんって……、痺れちゃうよ……。
はぁっ、はぁっ……、
スナ……スナ……。スナのおちんちんで……鎮めてほしいの……。
僕のここ……ここに挿れてほしいの……っ」
うっすら水の膜の張った甘い目つきになる雌。
彼の怒張していく雄しべを繰り返し下腹でなぞられると、子宮にまでその熱が響いて。疼きを覚える胸の裏。甘く上目遣いでお強請りをしながら、指先がそっと触れて指し示すのはお腹の下。小さなビキニが覆って張り付くぷっくりとした恥丘の割れ目。
■スナ > 「そうかい、そうかい。俺のおちんちんで、タピオカのお腹の下のほうを鎮めてほしいかぇ。
わかったよ、タピオカ。よく言えたの。恥ずかしくていじわるな質問をしてすまんかったな。
……ククッ、実際のところ初対面だものな。俺はタピオカがどのくらい『熟してる』かわからんかったもんでのぅ。
男に向けて迷わずそう求められるのなら、完全なオボコってわけでもないんじゃろ。わかった、わかった……」
目尻を下げて柔らかな慈愛の笑みを浮かべながら、額同士を触れ合わせて慰めるような台詞をかける。
しかしながら、切れるように薄く開かれた瞼、その下から覗く視線はまさしく……獲物を見定める眼光。
「じゃが、ふむ……この浮き輪の上でまぐわうには、ちょいと体勢が難儀じゃの。タピオカの尻が沈みすぎておる。
……ならば、こうするかの。ちょいと奇妙に見えるかもしれんが、嫌だと思ったら突き落としても構わんぞ」
そう言うとスナはタピオカに寄せていた顔を上げ、しばし口を結んで憮然とした表情を作る。
するとタピオカの眼前で、スナの身体に変化が現れる。先程まで撫でられていた銀髪の頭頂部に、狐めいた獣耳がピンと立った。
同時に彼の背後からは、同じ銀色の毛を纏った尻尾がふわりと伸びる。しかも1本ではない……左右に2本、計4本。
その姿を見せつけるようにしばし佇むと、左右の尻尾を伸ばし、浮き輪の両脇から水面下に回した。
すぐに、タピオカが浮き輪に嵌め込んだお尻の下にこそばゆい感触が走るだろう。しかしくすぐるだけではない。
尻尾2本が少女の小さなお尻をぐっと押し上げ、バランスを崩さないままに、腰を浮き輪の上端よりも高く持ち上げた。
「さて、これならやりやすかろう。タピオカの気持ちいいところに届くとええの。
じゃあ……ええかの、タピオカ。俺のおちんちんで、タピオカの火照り、鎮めてやろう……」
依然として興奮を感じさせない悠々とした語り口のまま、スナは再びタピオカに覆いかぶさる。
そして、浮き輪のバランスを崩さないように慎重に腰を持ち上げると、水着から滾りきった肉棒を取り出し……。
それをタピオカの下腹部に添え、そのままビキニをずり下げる形で押し付けていく。
抵抗がなければ、ペニスは少女の陰核を擦りつつ、徐々に裂け目へと割り入っていくだろう。
根元まで入りきるまで、ゆっくりゆっくり、気の遠くなるような時間を掛けつつ……。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 「うぅ……スナぁ……。
とっても……恥ずかしかったんだから……」
こつんと小さな彼の額が、火照ったおでこに気持ちいい。
慰めの台詞をかけられたら、少しばかり唇の先を尖らせるみたいにして呟く。
顔と顔が文字通りの眼前。獲物を見定めるよな彼の細目を羞恥心で直視できなくて。伏し目がちになった。
「どう……するの?
――わっ、わああああっ!?スナ……?スナって……一体……何者なの……!?
んっ、ぁ……くすぐったいぃっ……!」
引き締まった相手の表情に、赤い雌の顔のまま。その時間だけ、はぁはぁと忙しなく肩を上下して様子を見守る。獣耳が立ち、尾が伸び。まるで幻獣のようにそれをいくつも伸ばすと驚きも露わに口を開き。目の前の変化に信じられないと睫毛を何度も弾ませる。
けれど、狐めいたその耳も尻尾も、奇妙とも不気味とも思えない。どこか、相手の口調との外見とのギャップの上に魅力を漂わせるような変化だったから。ウキワの上から慌てて水面へ飛び込んだり、相手を突き落とすような事もしない。驚きの顔から、ぽうっと相手の真の姿を見つめ出すが。伸びた二本の尾がお尻を高く運ぶと長い毛先が太腿の付け根を撫でて。くすぐったげに背中が軽く震える。
「うん……っ。……あぁ……、はっ、はっ……。
スナ……スナ……。スナのおちんちん、いっぱいちょうだい……、
スナのおちんちんも……僕のなかでいっぱい気持ちよくしたげるから……っ。
あっあっ、もう……こんなになって……っ!
はあっ、はあっ、……ぁあああぁ……、スナぁ……っ!」
覆いかぶされるとそれだけで気が昂ぶったのか、吐息が荒ぶる。
甘く囁いては、たぎりきった肉棒の逞しさに目尻を赤く輝かせて。
陰核が擦られるとびびっ!と腰が浮き立ちつつ……。その腰の下にある自分の一番大事な場所。
すでに瑞々しく潤んでいる割れ肉がペニスにめくりあげられていく。
どこか未成熟なままの窮屈な雌肉の窄まりが亀頭に、ゆっくりと時間がかかる挿入が深くなるとさらにきつくなって。根本まで沈むあいだ、気持ちよさそうに呼気を吐く。