2022/12/15 のログ
レナード > 牽制したにも関わらず、殴り合いで飛ばされた同業者が男のテーブルを倒して、料理ごとぶちまけた。
一拍、無表情と評すれるほど感情の死んだ表情となった男は椅子から立ち上がると。

「テメェら生きて帰れると思うんじゃねぇぞ、コラァ!」

ドスの効いた怒声と共に喧嘩の中心部へと殴り込み、店は大乱闘となった。
結果、食い物の恨みと敵討ちに悉くを叩きのめすと、飲みなおしと別の店へと向かい夜の街に消えていくのだった――。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 酒場」からレナードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──ある日の夜。
男は人気の少ない夜道を、傍らにいる女性に肩を貸しながらえっちらおっちらと歩いていた。
傍らの女性はだいぶ酒に酔っているようで、殆ど男にぶら下がるようにしながら千鳥足でなんとか歩を進めている。

「……こう激しく酔っ払ってしまっては持つわけもない。とりあえずここに入って休むべきだろうな」

ちらりと女性を横目に見遣り、その酔い具合を見て苦笑を漏らす男。
度を越して飲みまくったのか、あるいは極端にアルコールに弱かったのか、それとも何か他の要因か──それはまあさておき。
男は安宿の前で一度足を止めると女性にそう提案し、返事を待たずにその中へと入り込んでいって。