2022/06/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にメルさんが現れました。
メル > 貧民地区、夜。
少しボロっちいフード付きマント、フードを目深に被り
いつもの服装を長いマントで隠しながら歩く。

酔っ払い達がぶつかってきそうになるのをひらりと避け
避けた男たちから聞こえる舌打ちに、相変わらず怖いところだとそっと息を吐く。
本当はあまり来たくはないのだが、止むに止まれぬ事情というやつで来ている。

「どこにしようかなぁ…」

やってきたのは娼館が立ち並ぶ通り。
お姉さんやお兄さんが声をかける中、通りの向かい側の壁へと体を預け。
どこにしようかと視線をうろつかせる。

事情というのも、溜まっているから抜きに来た、ただそれだけだった。

メル >  
悩んで楽しむ時間も長くなって、そろそろ決めようと
壁から背を離し、ゆるりと隠している尻尾を振って。
決めた娼館へと歩いていく。決め手は顔だったとか。

「ぬふふー」

そのまま、この日のために貯めたゴルドを散財し朝まで付き合ってもらい
帰りはつやつやとした顔で家路に。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からメルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にホガインさんが現れました。
ホガイン > (夕暮れ間近と言った具合の貧民地区。温かくなってきた気温に伴い野宿の民も増え始める頃だ。
院長の立場を持つ自分は掘り出し物――それは労働力としても。或いは孤児としての売り物としても意味を持つような存在を探しながら孤児院へ足を進めていた。

小太りの身体は貧民地区にしては整っている部類と言える。
例えば白いローブはその色故に本来汚れが目立つが清潔感が際立つ白さを保持している。
その靴は先端がきれいに磨かれ、あるいはモノクルには傷一つなく、曇りもない。
温厚な笑顔を浮かべつつ、時折見える冒険者には寄付の呼び掛けや孤児として迎えるにたる売値の付きそうな子供を探しながらの道のり。
人の良さそうな冒険者や聖職者がいるなら子供の相手を頼んでみるのも悪くないだろう。

運よく拾い物は見つかるだろうか?)

ホガイン > (やがて足取りは緩むことなく孤児院へと到達する。
中で行われるのは孤児への真っ当な教育なのかどうか。
中に入り込む存在だけが実態を確認できるのだ。今宵はその不幸な人物がいなかったというだけの話。)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からホガインさんが去りました。