2022/04/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」にシアレスさんが現れました。
シアレス > なにか面白いこと、出会いはないかとやってきた貧民地区の酒場
やってきたはいいものの、入るなりギロッと見られて軽く萎縮して
そそくさと端っこの席に陣取って頼んだ酒をちびちびと。

中に人は多いもののやはり貧民地区、入って少し経ったら怒号が飛び交って
ついでに食器とか酒とかも飛び交ってる。
入る酒場完全に間違えたと隅のテーブルの天板に額を擦り付け後悔中。

いつもは、まぁいいかとかで済ませるんだが今は流石にそれで済ませられない。
空になったビールジョッキが頭にあたって、痛くて頭を抑えた。

来るんじゃなかった。
新しい出会いをここで期待したのが間違ってた、とかため息。

シアレス > 混じれば良いのか? 混じれば出会いが生まれるのか?
未だに鈍痛がある頭で考えるが絶対に割に合ってないし違う。
もう数人は地面で伸びてるし、テーブルから乱痴気騒ぎを見ても琴線に触れる人もいない。

完全に選択肢を間違えたと後悔していたら前に大きな人影で上から声をかけられた。
野太い声で言われるから急いで額を擦り付けたら頭を掴まれて顔を上げさせられた。
目に入ったのは筋骨隆々でスキンヘッドの傷らだけの男。

『ヤろうや兄ちゃん』

何をです? 嫌ですけど。そう口にしたくても恐怖がこみ上げてきて口を開閉するで精一杯。
誰か助けてくれないかなぁ そう室内を見渡すが喧嘩を囃し立てる人に喧嘩中の人
どれも忙しそうで助けてくれそうにない。

救世主カモン、入り口をガン見。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」にジーゴさんが現れました。
ジーゴ > 「いやがってんじゃん。そいつにイヤなことしたら、もうオレとヤらせてあげないよ?」
スキンヘッドで体格も良い男におもむろに近づくのは華奢なミレーの少年だ。
手にしているのは空のお盆。どうやら店のバイトのウェイターのようだ。
実際には、砕けた皿の掃除、掃除の仲介、泥酔した客を店から投げ出すなどの仕事の方が多いけれど。

「はい、はい。今度オレとタダでヤらせてあげるから今日はもうこの人にからむのはやめてね」
怯えて固まっている青年の目の前で、スキンヘッドの男とミレーのウェイターは人目も憚らないようなキスをして。
男が少年の尻を揉もうとするのを、空いたお盆でガードする。
スキンヘッドの男をなんとか満足させて、彼を元いた席に帰らせるとようやく、少年は店の片隅で固まっている青年の方に話しかける。

「おにーさん、何してんの?ちゃんと嫌だ言わないといいカモだよ。カモっていうか、いいメスだけど」