2021/11/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──ある日の夜。
男は人気の少ない夜道を、傍らにいる女性に肩を貸しながらえっちらおっちらと歩いていた。
傍らの女性はだいぶ酒に酔っているようで、殆ど男にぶら下がるようにしながら千鳥足でなんとか歩を進めている。
「……こう激しく酔っ払ってしまってはもつわけもない。とりあえずここに入って休もうず」
ちらりと女性を横目に見遣り、その酔い具合を見て苦笑を漏らす男。
度を越して飲みまくったのか、あるいは極端にアルコールに弱かったのか、それとも何か他の要因か──それはまあさておき。
男は安宿の前で一度足を止めると女性にそう提案し、返事を待たずにその中へと入り込んでいって。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にアークさんが現れました。
■アーク > 荷物を自室に置いてから外へ出てきた少年。
今日は狼の頭付きマントの裾をはためかせながら夜の貧民地区をトコトコと小さな歩幅で進んでいる。
辛い戦いを経て入手した頭付きマントを装備すれば勇気百倍戦士の気持ち。
そんな荒ぶるテンションで貧民地区に出てきたのも、血への渇きから。
フニフニの柔らかな女性か、野性味たっぷりの筋肉質な戦士の女性、何方に出会えるだろうかと小さな胸は布の服の中でドキドキワクワク。
その高いテンションは足運びにも表れていてふわふわと非常に軽い足取りである。
■アーク > のんびりと貧民地区を歩く少年。
足の向くままふらふら、ふわふわとした足取りですすんでいく。
さて、すっかり夜も深くなり人通りが少なくなって。
そんな普段とは違う周囲にワクワクもしてしまう。