2021/08/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にクル・コービンさんが現れました。
クル・コービン > 「では失礼します」

今日は貧民街の教会に出向いて奉仕活動を行い。朝の礼拝をおこなった後教会の掃除や草むしりなどを行い昼になったのでそろそろ学院へと戻ろうと境界を辞去し歩き始めた。
クルはいろいろあってほとんど世俗的な知識が無いので貧民街を歩いていても身の危険を感じたりすることはなく。
実際にはこれだけスタイルの良い若い娘がこんなところを一人で歩いているのは危険そのものであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にエズラさんが現れました。
エズラ > 傭兵稼業から帰還し、懐に入った給金はさっそく酒代につぎ込まれるという、いつもの生活。昨夜も飲み明かし、店で酔い潰れ、昼過ぎまで寝こけていたが、ようやく覚醒。店を出て貧民街をぶらついていると――

「……むおっ」

このような場所にはそぐわない、修道服姿の少女の姿が目にとまり。ムフフ、と男の口元がにやけたのは、その少女の肢体が修道服でも隠しきれない主張をしていたからであった。

「よう、そこのシスターさん、こんなとこを一人で歩いてちゃ危ないぜ」

どこへ行くんだい、目的地まで護衛してやろうか――そんな言葉を続ける。

クル・コービン > 「ありがとうございます。ですが皆さま良い方なので何の問題もありません」

貧民街で何を言ったるんだと言われそうなセリフだが言っている本人は大まじめにそう信じていて。

「学院に戻るだけですから護衛が必要ということはありませんね」

そう付け加えるとやんわりと笑んだ

「あ、教会に御用ですか?でしたら……」

自分が勉学と信仰しか知らないので男も教会に用があると決めつけてしまうポンコツ娘。放っておくと神の教えを説きだしかねない勢いで。

エズラ > 「おおっ、修道服で学院生たぁ、なんともありがてぇお方のようだぜ」

ゴロツキ相手に物怖じしない態度――というより、単に世間知らずということなのだろう。少女の笑みにはまったく悪意がなく、それが逆にこの場所では危険極まりなかった。

「いやいや、教会で神様に祈るのも、学院でお勉強するのも結構だがよ――実地経験とゆーのをやらねぇと、世の中渡っていくのは厳しいぜ」

ムフフ、と助平心を隠そうともしない笑みを浮かべると――少女の腕に手を伸ばし。

「でないと、オレのようなのに狙われちまうからよ?」

そのまま引き寄せ、路地裏へ連れ込む算段である。

クル・コービン > 「いえ……私などまだまだです。って狙う……ですか?」

事ここに及んでも相手を疑うということを知らずに素直に路地裏に連れ込まれ。何が起こったか全く理解していない顔で相手を見上げ。Kカップぐらいある爆乳が男にどのような効果を及ぼすかなど考えたこともないのだ。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からクル・コービンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にクル・コービンさんが現れました。
クル・コービン > 「……ふぅ」

連れ込まれた宿屋からやっと出てきたクルはすっかり暗くなってしまった辺りを見回して。ゆっくり、というよりよろよろと歩き始めた。
一日に二度も襲われることはない……と自分に言い聞かせながら路地裏を彷徨っていた。

クル・コービン > 「ここはどこでしょう……」

貧民街の路地裏などという最悪の場所で迷子になってしまって。襲われた後に宿に連れ込まれたので現在位置がわからなくなっていたのだ。

仕方がないので見かけた人に声を掛けようと思うも路地裏に人通りはなく途方に暮れて。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からクル・コービンさんが去りました。