2021/07/05 のログ
■タマモ > それは、偶然の事だ。
いつもの気紛れの散歩、目的地はない。
そんな己の足が向いたのは、貧民地区のどこか。
とん、とん、と屋根から屋根を移っていて、すとん、と着地をしたのが、店並ぶ通り。
さて、何か面白そうな店とか、出来事とか、無いだろうか?
そう思い、周囲を見渡して…その時だ。
ぴくん、その耳が揺れた。
巡る視線が、すっと向いたのは、公衆便所。
いや、見た感じは確かに、どこにでもあるような、それだ。
しかし、己が感じ取ったのは、違和感。
鋭敏な聴覚を持つからこそ、感じるそれは。
その公衆便所の、なぜか、男性用の個室から聞こえる声。
くぐもった小声、さて、なぜそれが女性らしきものなのか?
浮かぶ理由なんぞ、いくつもないだろう。
「………ほほぅ?」
ぽつりと声を洩らせば、その個室の側へと忍び寄る。
その扉の前、そこで足を止めれば、その音が確かなものと、確認するように、しっかりと耳を立てるのだった。
■レム > 男性用のトイレの個室。
便座に腰掛けて、己の股間と胸元に手を当て、指先を卑猥に蠢かして自慰に耽る。
薄汚れた公衆便所での自慰行為という状況。先ほどまで行われていた凌辱の余韻として空気に混じる濃厚な淫臭。それらが興奮を煽る刺激として作用し。いけない事だと思いながらも、それだからこその背徳の悦楽として感じる快感は増幅される。
「んっ……」
既に隣の個室は空であり。便所に人気は無いと、次第に手つきは激しく大胆になり。押し殺していても、甘い声が静かに付近に響いて、夜気を震わす。
■タマモ > 瞳を閉じ、耳に意識を集中する。
より鮮明になる、その中の音に、ぴくぴくと耳が揺れた。
聞こえたのは、確かに女性…声の質から、少女寄りか?
しかも、その声には、そこであるべきものでない、その色が確かに含まれていれば。
自然と、笑みが浮かんでしまう。
声もだが、擦れる音、同じく聞こえる水音。
そこから、行為は徐々に大胆になっている、そこまで理解した、その瞬間。
その個室の扉に手を掛け、音を立てないように、ゆっくりと開くかを確認し。
鍵が掛かっているならば、鍵に触れ、そこから力でも流して、鍵をまず開けるのだが。
しかし、鍵が掛かっていなかったなら、ぱたん、とあっさりと開いてしまうつもりだ。
中に居る、少女が目にするのは。
行為に耽る中、いきなり開いてしまう扉。
そこに佇む、一人の人影だろう。
■レム > プライベートな場所では無く、いつ人が来るかもしれない。
そういうスリルはあったが、同時に場所や時間的に人が来る可能性も薄いと外への警戒もおろそかであり。
あげそうになる声を押し殺し、気配を忍ばせながらドレスの布地ごと胸元で己の柔肉をまさぐり。股間でも、押し込んだ指先が卑猥に蠢き、粘着質な水音とともに快感を紡ぎあげる。
そうやって、非日常的な快感を味わっていたところにいきなり個室の扉がばたんと開く。
「ふぇっ!?」
直接、個室の中に出現したために扉の鍵がかかっていたか、確認していなかった。かけた記憶も無かった。
さては、かかっていなかったかと察するまでの時間は秒よりも早い刹那の時間。しかし、それ以上に思考は進む事も無く。予想外の事態に、恥ずかしい現場を見られたという認識とともにフリーズし。
自慰の姿勢のまま硬直して、驚きの表情のまま扉を開いた相手を凝視する。
■タマモ > あっさりと、開いた扉。
中に広がる光景は、まぁ、予想した通りのものだった。
ただ、予想したのと少し違う、その部分をあがるなら。
その少女が、見た目、思いの外に大層な身分っぽい服装だった、と言う事か。
これは、ますます面白い、そんな考えが浮かぶもの。
こちらとしては、とても嬉しい誤算ではあるのだが。
ともあれ、その少女はと言えば、止まっている。
こんな状況になる訳が無い、そんな考えがあったのは、丸分かりだ。
「おやおやおやぁ?
何やら、面白そうな声が聞こえる、と思うたら…
これはまた、とても愉しそうなものではないか。
のぅ?お主?こんな場所で、なぁにをしておったのかのぉ?」
くすくす笑いながら、わざとらしく、そんな言葉を並べ立て、問い掛けて。
扉は開いたまま、ずぃっと少女の側へと、もう一歩踏み出し寄れば。
鼻先が触れる程に顔を近付けながら、両手を伸ばす。
止まった乳房と股間を弄っていた少女自身の手、伸ばす手がその手の上に添えられ。
ぎゅむぅっ、と乳房の方の手は握り、ぬちゅ、と股間の方の手は押し込んだ指先をもう少し埋めるように押し付けるのだ。
■レム > 驚きに心臓が跳ねあがり、驚愕の表情のまま硬直して思考は空白に。
何か次の反応を示すよりも先に相手の方が動き。皮肉気な物言いとともに、ずいっと接近してくる。
「えっ? あっ…ぅ……その?」
まさか、凌辱現場を覗き見しながらオナニーしてましたとは口にできるはずも無く。
口をぱくつかせながら、意味の無い声を出す事しかできず。再起動した思考も問われた言葉に、まともな台詞を返す事はできず。むしろ恥ずかしい所を見られたと意識させられ、情欲でなく羞恥に白い肌を染め上げて鼻先が触れるほどに近づいた顔から逃げ場を探すように、目が泳ぎ。
「んぁ……っ…」
己の手ごと乳房を握られ、股間の指先を押し込まれ。ふるりと、身を震わせて小さく喘ぎ。異常な状況による背徳的官能の響きを声に滲ませつつ、恥ずかしい現場を押さえられ。強気に迫ってくる相手に呑まれた様子で、怯えの色がちらりと瞳をよぎる。
■タマモ > こんな状況だ、まともな返答なんぞ、期待してはいない。
それよりも、この不意打ちの状況からの驚きや、後は…羞恥の表情を見せてくれれば、ありがたい。
と、その期待に、少女は見事応えてくれれば、自然と笑みは深まるもので。
「ほれ、妾が問うておるじゃろう?
相手の問いには、ちゃんと答えるのが、礼儀じゃろうに。
出来ない子には…お仕置きの一つでも、してしまうぞ?」
状況説明も出来ず、戸惑う姿を見せる少女。
更に身を乗り出し、その耳元に唇を寄せれば、ふっ、と吐息を吹き掛けながら、そう伝える。
もちろん、その間も手は止めない。
ぎゅ、ぐにぃっ、と握ったり、搾ったりと、少女自身の手で乳房を弄らせ。
ぬじゅ、ぬちっ、と更なる淫靡な水音を立てるように、埋めた指を上下に擦らせるように、動かさせる。
囁きの後、すぐに顔を戻し、その瞳を真っ直ぐに見詰めれば。
その少女の瞳に浮かぶ、怯えの色に、すぅっと瞳が細められた。
ちろり、舌なめずりも加え、捕えた獲物をどうするか、そんな雰囲気をありありと少女へと伝えるのだ。
■レム > 状況が状況であるだけに、どんな取り繕っても無駄に終わると思考は空転し。
動揺と羞恥に襲われて、冷静さを取り戻す事もできず。むしろ、強気にぐいぐいと攻め込んでくる相手に気圧されて、逃げるように仰け反るも。元から狭い個室ではわずかな距離を稼いだだけで、壁に突き当たり。
「そっ……それは、その……ひん♡
隣の個室で、女の子が襲われているのを見て……オナニーしていましたぁ……」
ずいっと迫られ問い詰められた挙句に、耳元に息を吹きかけられてビクンを身を震わせて敏感に反応し。お仕置きとの台詞に、何をされるのかと涙を滲ませて狼狽え。おずおずと、声も小さく正直に告白する。
その間も、ぐいぐいと責めたてるように相手の手は止まらず。それに促されるように、左手は豊かな己の胸を揉み潰すように指を食い込ませて、乳肉を卑猥に撓ませ。右手は、内から溢れる淫汁を掻き出すように、下着ごと秘所へと指先を食い込ませて、蠢いて淫靡な水音を奏であげ。
問い詰められながら強制された自慰でありながら、それでも確かな興奮と快楽を味わっている証とばかりに、ぐちりと溢れる淫蜜で下着は濡れてドレスの布地まで染みを広げ。
目を合わせ、見つめる瞳に映る視界の隅でちろりと舌なめずりの仕草が映れば、己の本性も忘れて被食者の気分に陥って、ひぅっと小さく息を飲み。ふるふると、怯えに震えて完全に状況に呑まれた態度を見せる。
■タマモ > 身を乗り出した分、身を引こうとする少女だが。
個室の中、すぐに壁に背が当たり逃げれなくなる。
そんな姿さえ、己の目を楽しませる姿となる事を、理解しているのかどうか、と言う感じだ。
「ほぅほぅ、なるほどのぅ?
他の女子が襲われ、それを見て興奮し、自慰に耽ってしまった、と。
そうかそうか、お主自身、そうなる姿でも、想像してしまったか?ん?
さて、それはそれで、面白い訳じゃが…」
己の問い、その返答を聞く訳だが。
その返答からの見解を、わざわざ聞かせながら。
その自慰自体は強制的にさせつつ、そこで一旦、言葉を切るものの。
「この個室に、来た理由とは、なっておらん。
それも、ちゃぁんと聞かせて貰おうかのぅ?
…おっと、これでは、風邪をひいてしまいそうじゃ。
これは、無い方が良いな?」
そこからの、新たな疑問を投げ掛ける。
そんな遣り取りの中、しゅるり、と己の尻尾の一本が伸ばされれば。
水音を立てて零す愛液に濡れる下着、それに絡み付き、びりぃっ、と剥ぎ取ってしまう。
この段階で、ここまで怯えている少女だ。
こうした無理矢理感でも感じさせてやれば、より怯えや興奮も強まるだろうと、そんな禄でも無い考えな上で。
■レム > ごつりと後頭部にあたる壁が逃げ場がないと教え。狭い個室の中で、触れんばかりの近距離に迫る相手に呑まれて、おどおどとどことなく上目遣いになって様子を窺い。
追い打ちをかけるように、自分が何をしていたかと状況説明をされて羞恥に涙目になり。
同時に、相手の言葉にこの場所に相応しく肉便器として全ての穴を犯し抜かれていた少女と自分を重ねて、己が肉便器として凌辱の憂き目にあう妄想が脳裏に浮かび。己の妄想に刺激されて、ぐじゅりと無意識に己の秘所を指先で掻き回す。
「それは……ちょっと、不穏な気配を感じて覗いてみましたら?
女の子の凌辱現場だったので…その、息を潜めて隠れてみた……みたいなって……あぁっ!」
さすがに、血の匂いに引かれてきました的な事は言えないと、それっぽい理由を疑問形で口にしてみれば。余計に、自分が覗きの変態じみているようなとどこか冷静な部分が自己評価して。自己嫌悪に似た羞恥に襲われたところで、無理やりに剥ぎ取られる下着。
股間部分がべったりと濡れたその下着は、扇情的なデザインの黒。下着を剥ぎ取られて、ひやりと直接空気に触れた濡れそぼる秘所の感覚に小さく悲鳴を上げ。
ひぃっ、と慌てて股間を押さえにかかる。
男子便所の個室で、自慰の現場に踏み込まれ。挙句に下着まで剥かれて、どうなるのかと怯えながらも、この異常な状況に興感じてしまう変態性。あるいは被虐性が、脳が痺れるような興奮として表れ、ぐじゅりと媚肉は濡れて渇く事は無く。密やかに、乳首もまた布地の下で尖り立つ。
■タマモ > 己の言葉のすべてなのか、部分的なのか。
大きくなる秘所からの水音、そこから漂いだす牝の独特の匂い。
そんな少女の反応は、確かに図星を突けたような、そんな雰囲気を醸し出す。
「ただそれを覗くならば、個室の中に入らず、外からでも分かるじゃろう?
ふふ…やはり、お主自身がそれを望む、変態嗜好の持ち主のようじゃな?
…ほれ、こんな風にされて、お主の体は、より興奮を妾に見せておる。
ならば、そうしてやろうか?
妾が、お主に、その女子以上に変態的な姿を、晒させてやろうか?」
その本当の理由を聞こうとも、多分、己はこの方向へと少女を導いただろう。
この場所で、あの姿を見せた時点で、その運命は決められたのだ。
自慰を続けさせるに留まらず、下着を剥ぎ取り、その場所を晒す。
そうした尻尾の先に絡む少女の下着、その扇情的なデザインも見れば、唇が大きくつり上がる。
抑えようとしようとも、自慰をさせる為、上から抑える己の手が、それを許さないだろう。
そして、言葉と共に、また別の尻尾が伸びたならば、まずはその尾先が、布地の上から尖る、その乳首に絡み付き、ぎゅぅっ、と搾り上げる。
それとはまた違う尻尾が、お尻へと伸び、その感触を愉しむように撫で回す。
そうした次々と体を弄る感触も与え、その言葉を承諾してしまえば、本当にそうされると意識させてゆくのだ。
まぁ、そこで拒絶しようが、その時は強引にでもしてやろうと考えてはいる訳だが。
■レム > 「あぅ……そん、な……わたくし、変態では……」
投げかけられる言葉に、絶望の表情を浮かべてふるふると否定に首を振ればさらさらと長い黒髪が流れ。
変態ではないと、囁く様に小さな声で自己主張する口とは裏腹に。相手の言葉に誘われ、隣の個室で肉便器にされていた少女以上の変態的な姿にと――想像をしてしまえばどきりと期待するかのように鼓動は跳ね。下腹部で子宮が蕩けるように疼いて、清楚ぶる上の口とは逆に、下の口からは涎のように愛液が溢れ出し。公衆便所の臭気に、牝の発情臭を足していく。
無意識のうちに、淫唇に指先を差し込み。淫蜜を掻き出すように指先は蠢き。胸元でも、乳肉を揉み潰すように乱暴なまでに力を込めて己の胸を握り、搾りたてて刺激を求め。漏らす吐息には、情欲の熱がこもる。
「ひぁ……んっ! はっ…ぁ……」
伸びてきた尻尾が乳首へと絡みつき、搾りあげてきた瞬間には胸の先端から走る甘美な刺激に甘く啼くように嬌声をあげて背筋を震わし。別の尻尾がお尻を撫で回す感触に、その撫で回す動きから逃れるように腰を揺すりたて、くねらす仕草は自慰をしながらでは誘っているかのような卑猥さ。
そうした、情欲に溺れた仕草を見せながらも初見の相手に対しては理性が働くのか。相手の誘いに躊躇う姿勢を見せ。初見の相手だからこそ、はしたなく痴態を見せても問題無いと内なる欲望が囁き。理性と欲望の綱引きは、最終的には欲望が勝り。
産んだ瞳を向けて、こくりと小さく頷く仕草で求め承諾する。
■タマモ > まず初めには、否定の言葉を零す少女。
しかし、与えた言葉の結果は、じわりじわりと侵食するように、少女を侵しているものと現われ。
その言葉と裏腹に、淫らな蜜は増し、牝の匂いを強めてしまっていた。
少女の手を抑える己の手を、ゆっくりと、重ねる手から離してゆけば。
すでに、自らの意思で動かしている様子が、ありありと見せ付けられる事だろう。
「………ふふ、良い子じゃ。
そんな淫らな変態娘の名を、聞かせて貰おうかのぅ?
妾の名はタマモ、覚えるも忘れるも、お主次第じゃ」
ゆっくりと、時間を掛けて、少女の答えを待ってやれば。
期待に応えるように、頷いてみせる。
褒めるように、ぽんぽんと、空いた手で頭を撫でてやり。
名乗り合う言葉を交わしながら、もう片手がドレスの胸元を掴み、ぐいっ、と力任せに引き下げる。
ドレスの形次第では、一部が破れてしまうだろうが、それは構わない。
そうする事で、少女の上半身、それを隠すものは無くなるのだ。
「隠す事はせず、そのまま、弄っておれば良い。
どうせ、これから、お主のすべてを晒して見せるんじゃからのぅ?
その変態っぷりと一緒に、な?」
そして、また続く言葉で新たな指示を出し。
これから行おうとする、その一端を、あえて伝えながら。
片方の尻尾はお尻を撫で回したままにさせ、乳首を搾り上げるもう片方の尻尾で、ぎゅぅっ、と引っ張り、こちらへと歩ませるように誘うのだ。
■レム > 「んぁ……ふっ♡ あぁ…いけませんのに……」
相手が手を離しても、己を慰め貪る手つきが止まる事は無い。ぐじゅぐじゅと己が肉壺を掻き回す指先も。胸の膨らみを揉み潰す手の動きも、より強い刺激を求めて乱暴で力強いものとなり。
見られている事を意識して羞恥に、見られながら自慰しているという変態性に興奮し、脳が茹だってしまうほどの淫熱が内から湧き起こり。見せつけるように、ぐいと己の乳房を持ちあげては揉み潰し。しなやかな脚は開かれて、濡れた股間を曝け出す。
とんでもない痴態を晒していると認識しながらも、そうであるからこその背徳の興奮が理性を蝕み、欲望の熱を加熱する。
「はっ…ぁ……レム…レム・カーネリアン、です」
頭を撫でられ、心地よさげに目を細め。熱のこもった吐息を漏らしながら、相手の名乗りに応じて名を返し。
ドレスの胸元を容赦なく引き下げられ、裂けたドレスが肌を隠す役割を放棄して白い素肌が露出し。その下に隠されていた、下と揃いの扇情的なデザインの下着もまた、乱暴にドレスを引き裂かれた表紙に引き剥がされて床に落ちる。
露出した肌に触れるのは澄んだ夜気ではなく、公衆便所のこもった空気と己の撒き散らした牝の匂い。それに、隣室からの濃厚な性臭が添えられて、ふるりと身を震わせながら相手の視線を意識して、そろりと上目遣いに様子を窺い。相手の言葉に反応して、顔を赤く染め。己の全てを変態的に晒して見せることになると、恥辱の予感に興奮してしまい。
己の意志でさらに脚を開き、淫唇に指を突き立て敢えて水音を奏でるように激しく指先を動かしながら、見せつけ。乳首を搾りあげる尻尾がぎゅっと引っ張るのにあわせて、素直に身を寄せていきながら、清楚な顔立ちとは裏腹に淫蕩な表情を浮かべて、小さく喘ぎ。
■タマモ > 「うん?…そうじゃな、いけない事であるのじゃが…
お主は、止めずには居られない。
そうでなければ、淫らな変態娘になんぞ、なれんしのぅ?」
少女の呟き、それを否定はしない。
いけない事だと、己の意見も含めより意識させつつ、それを続ける事も、そこに添える。
そうする事が、今の少女にとって当然だと、そうした流れを作るように。
その言葉に続くように、乳首を搾る尻尾は乳房を覆うように広がり、ぎゅむ、ぎゅむ、と乳首だけでなく、乳房にも揉み上げられるような感触を与える。
「ふむふむ、レム…えーっと…まぁ、レムで良いか。
ほれ、段々と、それらしい姿になってきたぞ?
ふふ…妾と共に居るレムは、いつでもどこでも、淫らな姿を見せる変態娘じゃ。
急がずとも良い、ゆっくりと、教え込んでいってやるからのぅ?」
その言葉に合わせ、お尻を撫でていた尻尾が、その尾先の狙いを谷間の窄みに定める。
ぴと、と触れさせれば、ぬち、ぬち、と解すように穿り始めるのだ。
と、そうしていけば、少女自らに脚を開き、弄り続ける秘所を己へと晒す。
こちらからせずとも、ちゃんと晒せる少女の動きに、一つ頷けば。
再び寄せる顔、耳元へと唇が寄せられれば、ぬちゃり、伸ばす舌が耳を舐める。
くち、ぬち、と舌は耳を舐め上げ、にゅるぅ、とすぼめられ、中へと入り込む。
くちゅ、くちゅ、と唾液を塗す水音と共に、流す力が音と感触を、そのまま留める。
それを確認すれば、今度は反対の耳にと、両耳に、それが残るように仕上げたところで、唇を離す。
■レム > 「こんな……場所で、こんな事……わたくし、本当に変態に……」
してはいけない事。良識に反する振る舞いをしているからこそ得られる背徳の味わい。
羞恥心を有しているからこそ、痴態を晒すことで興奮を感じてしまう。そういうマゾ的気質のままに、息も荒く乱れて潤んだ瞳に情欲を宿し。投げかけられる言葉に、また羞恥心を刺激されてむずかるように首を振り、恥ずかしがる仕草を見せながらも自慰の手つきは止まらない。
変態では無いと否定したい理性と、変態娘と詰られて被虐的興奮に溺れる心。既に崩れかけの理性は、抑止とならずに、むしろ興奮を煽るスパイスとなり。
乳首を搾りたてていた尻尾が、乳首だけでなく乳房全体へと広がり覆い。揉みあげる刺激を加えてくれば、新たなる官能に酔いしれて、甘い声をあげ。自分からも胸を揺すりたてて、得られる刺激を積み増そうとしてしまい。
便所の男性用個室という場所の異常性も合わさって、肉体的快楽に精神的官能を足されて普段以上の興奮を味わう。
「はっ…ぁ……いつでも、どこでも淫らな姿を見せる変態娘って……
さすがに、それは恥ずかしいですわ。それに……教え込むって、それは調教とか…んぅう、っ♡」
時も場所も選ばすに痴態を晒すとなると、危うい場所や行為でスリルを味わうというレベルでなく。そうなるように教え込むと言われると、奴隷のように調教でもするつもりかと相手の意図を考え。
しかし、しっかりと考え込むよりも先に尻肉の谷間。その奥に潜む窄まりを相手の尻尾が触れて来て、思わず腰をビクつかせ。解すように穿り始めてくれば、抗い耐えるようにキュッと力を込めてこらえつつも。穿る動きにあわせて、ひくひくと腰を揺らめかせて。どこか感じている様子を窺わせ。
耳を舐めあげられた瞬間には「ひぁっ」と小さく悲鳴を上げて、抵抗の力は緩み。耳穴を舌で犯された瞬間には、ビクンと背筋を震わせてどこか甘い響きの声を漏らし。両の耳を犯され、解放された時には瞳はとろんと蕩けて、尻穴が見せていた抵抗も緩んで、穿る動きにあわせてヒクヒクと喘ぐように窄まりが蠢き。開発は浅くとも、素質はあると見せる反応で語る。
そうやって、耳と尻を責められながらも胸と股間を慰める手つきは、乱れこそはしたものの止まりもせず。
■タマモ > 「ふふ…それを願った時点で、もう戻れぬ。
レムは、これから先、更なる変態的な行為に、身を堕とす事となるじゃろうて。
嬉しいか?嬉しいじゃろう?ほれ、本音で答えてみるのじゃ」
常識の枠内外で彷徨う思考、じわじわと、堕ちる道へと誘う言葉を伝えながら。
その内なる願望を引き出す問い掛けと共に、尻尾によって、乳房や乳首、尻孔への刺激を強めてゆく。
快楽に、少女は道を誤るだろうが、一度それを示してしまえば、きっと戻る事は出来ないだろう。
まぁ、己と共に居る時は、だが。
「おや、恥ずかしいから、良いんじゃろう?
ふむ、調教か…さて、それをどう受け止めるかは、レム次第じゃのぅ?
もっとも?その答えは、ほれ、お主の手が、妾に伝えてくれておるがな?」
それが、とても恥ずかしい事。
そんな事は、言わずとも、少女の反応で分かり切っている事だ。
しかし、それで興奮は増しているし、感じている事も、また事実。
耳元で、それを言い聞かせるように、囁き続けながら。
新たに与える、尻孔快楽を強めるように、少しずつ穿る深さを進め、進めた分だけ、擦る動きを大きくし、感じさせてゆくのだ。
更に、また違う尻尾が股間へと伸び、それは淫核へときゅむ、と絡み、引っ張って。
快楽の得られる場所を増やし、抑えられぬ程に膨らませてゆく。
そうしながら、視線を下げ、止めもしない自慰の手へと意識を向けさせ。
顎へと指を添えれば、その瞳をこちらへと向けさせ、真っ直ぐに覗き込み。
その現実を、少女へと突き付けるのだ。
■レム > 「んっ…は、ぁ……そんなの……考えてもみたら……
嬉しい、です…わぁ……ん♡ どんな事をされるのか……と…」
良識と常識に沿って答えるのならば、このような変態的行為が嬉しいはずがない。
実際に、反発し抵抗を感じている部分もある。しかし、それ以上に興奮し感じてしまっているのも事実であり。更なる変態的行為を味わうことにならば、どのような快楽が伴うのかと期待する心もあり。
どのようなことになるのかと想像を巡らせれば、肉便器のように犯される。奴隷のように調教される。牝犬として連れ回される。この国で見た、様々な女達の色々な痴態が連想ゲームのごとく連鎖して浮かび。それらすべてに自分自身を重ねて、ぐずりと理性が蕩けて崩れ。体の芯が疼き。
的確に乳房や乳首。尻穴を責めたててくる尻尾による快楽が、更なる快楽への期待を煽り。内なる被虐性を相まって、口にした言葉は貞淑という言葉とは反対の良識に背いたもの。
「恥ずかしいですが、恥ずかしいほど肌が火照るような……この感覚、わかります?
人の事を快楽を教え込んで、変態娘に躾けようだなんて……貴女も、変態ですね」
動きを止めることのない手の事を指摘されて、羞恥に目を潤ませ、視線を逸らし。せめてもの抵抗とばかりに、相手もまた変態ではないかと言葉を返し。
己が手で、己を慰め責めたてつつ。尻尾の動きも意識すれば、尻穴を穿る動きが次第に深く、大きくなっている事を感じ。より深く尻穴に尻尾を咥え込むほどに、大きくなる快感に、ぐずぐずと蕩けるように尻穴は解れてより深く尻尾を咥え込もうとするかのように、肉の輪は柔らかく解れいき。
尻穴だけでなく、淫核にまで尻尾が伸びて引っ張った瞬間には、電流でも流されたかのように「ひぅっ!」と小さく悲鳴じみた声をあげて、ガクンと腰を跳ねさせて敏感に反応し。
顎へと指を添えられて、顔を合わせ。覗き込む瞳を見つめ返し。自身の被虐性を自覚させられながら、だからこその興奮にゆるく息を吐く。
■タマモ > 「そう、考えれば、容易く分かる。
そして、それを自覚する事が、大切なのじゃ。
さすれば…ふふ…もう分かるじゃろう?」
少女からの告白、それは予想通りのもの。
与えられた快楽により、その本質を自らの口で暴く少女。
満足気な笑みを浮かべれば、そう、正直に答えた少女へと伝え。
尻尾を通し、少女が己から快楽を受ける性感帯、乳首、乳房、淫核、そして尻孔と腸内の浅くへと、ばちんっ、と軽い電流を流すのだ。
その電流による衝撃は、少女にとって、きっと新たな刺激の目覚めとなるだろうと。
「おや、何を当然の事を言うておる?
理解出来ているからこそ、どこまでも堕ちる事に、悦びを見出す事が分かるのじゃ。
さて、そんな妾だからこそ、レム、お主が知らぬ以上の事を分かっておる。
お主が想像する、以上の扱いも出来る。
…妾の躾け、受けるな?」
そんな少女の、せめてもの抵抗。
しかし、それはあっさりと切り返される。
どころか、その事実を晒す事で、少女へと、更なる期待を抱かせるのだ。
間違いなく、自分以上の事を知っており、それを仕込んでくれる相手なのだと。
頬に手を添えたまま、それを伝え終えれば。
逃れられぬ、その答えを待ちながら。
少女の自慰する手へと、残る尻尾の二本が絡んでいき、その手を退かし、そこへと到らせる。
両の乳房と乳首、淫核、尻孔から腸内。
更に膣孔に膣内と、尻尾に埋め尽くされる少女。
先のような快楽を尻尾で与えるも、それは、ゆっくりと離れてしまう。
なのに、そこへと与えられる快楽は、耳に刺激が残されたように、尻尾が離れようと止まらなくなってしまう。
今この時から、少女は見た目は何もされていないのに、快楽塗れの状態となるのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からレムさんが去りました。
■タマモ > 【これにて中断、失礼します】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からタマモさんが去りました。