2021/02/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にセラフィールドさんが現れました。
■セラフィールド > 表の顔である聖女としての活動の一環。
救貧活動としての炊き出しや、傷病人への癒しといった活動を終え。
聖女としての時間は過ぎたとモードを切り替えて、散歩のように特に目的も無く貧民地区の路地を歩く。
あえて目的と言えば、土地勘を養う事とばかりに狭い裏路地にも気にせず入り込み。この地区らしいいかがわしい店を見つけては、興味深げに眺めては脳内地図を更新したりしながらののんびりとした足取り。
足元の小石を、爪先でつつく様にして能力で変容させ。手のひらサイズのゴーレムもどきへと変化させれば、無目的にちょこちょこと歩くそれを先導としてランダムに道をゆく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にトランプさんが現れました。
■トランプ > 貧民地区をぶらりと歩いていた男。 ふと鼻先を擽るのは澱み饐えた匂いの中に混じる女の匂い。
気を引かれるままに足を進めていけば、貧民地区には似合わぬ黒のゴスロリ服を身にまとう少女の後ろ姿。
「こんばんはお嬢さま。 このような所を散歩するんは危ない時間帯ですよ。」
等と、背後から声を掛けながら男はゆっくりと歩み寄っていく。
相手が振り返れば長身のがっちりとした体躯の男が闇から浮き上がる様な白のスーツ姿の男。
■セラフィールド > 背後からの声に反応し、足を止めて振り向いてみれば目にするのは体格の良い白いスーツの男。
掛けられた言葉の内容を反芻しながら、疑問を示すように小さく首を傾げ。
「こんばんは。でも、このような時間だからこそ人気が少なくて、散歩に良いとは思わない?」
不審者として見るには、台詞も見た目もそう悪くない。
微妙に警戒心を刺激されなくもない、程度に相手を見定めて。元々治安のよろしくない場所であるから、ごもっともな台詞と同意の頷きをするも。この人気のなさが、静かで散歩には向いていると口にする。
そして、わざわざ忠告の言葉をかけてくるからには、いきなり襲ってくるような犯罪者ではないでしょうが。この地区の住人にしては、身なりが良いようなと疑問を孕んだ。探るような目を向ける。
■トランプ > 振り返る相手。
ふんわりとした広がるゴスロリ服ではあるが、少女の肢体の輪郭をぼやけさせながらも豊かに実った胸とくびれた腰からその先はスカートによって見えないが、それでも若々しい肌と、幼さと大人が混じる年頃。
こちらを僅かに警戒し探りながらも、言葉を返してくる相手に、男はわずかに口角を持ち上げ楽しげに笑う。
「えぇ、散歩には最適の時間なのは認めますが、護衛が一人もいないのは感心できませんね。貴女の様に可愛らしい方が一人で歩いていると、獣が寄ってきますよ?」
緩やかに足を進める男。
足音もなく、優雅なその振る舞いは貴族の物だが、スーツの内側は分厚い筋肉の鎧と太い首にがっしりとした顎。
相手に警戒されている事を知りながらも男の足で一歩程の所まで近づき、男も相手を観察する様に頭の先から足の先へと視線を滑らせていく。