2020/11/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にビョルンさんが現れました。
ビョルン > ジャケットの上に外套を羽織るのも吝かではない。
そんな気候の日も増えた。

鍛冶屋の店先で手入れの具合を確かめる。
抜刀する手で藁束を斬り上げ、返す刀で袈裟へ斬る。
素早く正確な動作で済ませて納刀し、うん、と鍛冶屋へ頷いて見せる。

何も特別な刀ではない、故に特別な手入れは不要。
己の技量ひとつで、名刀にも鈍にもなろう物だろう。
満足したと鍛冶屋にチップを渡し、道端へ出た。

ビョルン > 己が最後の客だったのだろう。
鍛冶屋が終い自宅をする気配を背中で聞きながらゆうたりと歩き出す。

塒へ向けて足を進めながら、とりとめのないことが頭の中に去来する。
一時はふむ、と思案顔で立ち止まったりもするがすぐにまた歩き出す。

今日の夕餉は何だろう。

ビョルン > 塒にした娼館に辿り着くまでに浮かぶのは、秋冬の個人的な出費についてだった。
己の囲う女は王国風の冬備えを持っているだろうか。
それから己も又、召し物を新しく誂えねばならない。
脚が──恐らくは、背が伸びた。

そうして迎える冬の最中に十代最後の誕生日を迎えるんだろう。
それを祝う女は昨年とは変わりこそすれ──大勢に影響はない。

一軒の娼館の木戸をからりと開けて、今帰ったと告げる。
余所行きの鉄面皮を解いた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からビョルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にジーゴさんが現れました。
ジーゴ > 「ん…あ゛ あ゛おぁ」
裏路地に響くくぐもった水音。
少し荒い呼吸が1つと呻くような声の主が一人
ひざまずいて、男の肉棒をくわえこんでいる少年。

ひざがつめたいなぁ…
冬が近づく夜の貧民街。粗末な石畳は冷え切っている。
奉仕しながらも全く違うことを考えている事が相手に伝わってしまったのだろう。非礼を責めるような言葉と共に
より喉奥まで性器を挿し入れられて、自然とえずいてしまう。

「う゛っ、え、ええッ゛」
後頭部を押さえつけるようにして、抵抗を許さない男の熱い性器が喉奥を刺激すると、
生理的な涙と胃からわき上がってでもいるのだろうか強めの粘性を帯びた液体で顔がぐしゃぐしゃになる。
その様子を見て、買い主は余計興奮を増したようだ。

ジーゴ > 色々なバイトをやってみたけれど、結局のところ
これが一番稼ぎがよい。
一晩を売るのではないから、短い時間で簡単に。
単価は安くても、たくさんできればがっぽり。

文字が読めなくてもできるし、相手を選びさえしなければ客を取ることは簡単にできる。
そして多分だけれども自分は体を売るのが上手い、そんな認識がある奴隷。

「う゛う゛…」
喉の奥を滾った性器が蹂躙する度に、言葉にならない声が漏れる。
いくら慣れていても、苦しいものは苦しい。
それでも、嫌がったり止めてもらうようにお願いしたら
もらえるはずの金が貰えなくなってしまうかもしれないから。
ひたすらに少年は耐える。相手もそのことを分かっているから、執拗に喉の奥の奥を突き上げる性器の動きを止めることはない。