2020/08/26 のログ
ジーゴ > この前、反射的に「家」を飛び出してから、既に数日。
貧民街をうろついて過ごしていたけれど、手持ちの金も尽きて、募る空腹。
とはいえ帰るきっかけも無くて、今晩もあてどなく裏路地をふらついていたはずだったけれど。

「え…」
寝る場所を探しに入った裏路地に見知った姿。
見知ったもなにも、逃げ出してきた相手であるご主人様の姿を見つけて、小さく固まった。
でも、こんな治安の悪いところで、地面に座り込んでいるのは、何かがおかしい。

「だ、だいじょうぶ?」
相手の元に駆け寄った。
逃げ出してきた気まずさとかはひとまず置いておいて。
相手の足下にしゃがみ込んで、顔色を確かめるように見上げながら、相手の肩口に手をのばそうとして。
相手を見つめる不安げな獣の瞳。

ジーゴ > 【後日継続】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」からジーゴさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」にヴェルソートさんが現れました。
ヴェルソート > 【後日継続】
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/裏路地」からヴェルソートさんが去りました。