2020/04/18 のログ
シルク > 思った通りすばしっこい。オマケに小さい妖精は見失いやすく、簡単に背中に回り込まれてしまい、背中に触れられる感触を感じてようやく回り込まれたことに気付く。

「ひっ!?う、な、なにっ!?うそぉっ!小さくなって...このっ!」

背中をまさぐり引き剥がそうとするも、中々捕まえられない。そう奮闘している間にもどんどん地面が近くなってきて。

「はな、れてっ!!」

私の身長が半分程になってしまえば、相対的に妖精は大きく。多少捉えやすくなったであろう彼を今度こそ引き剥がそうと、身体をひねり、手を伸ばして。

レザン > 「どんくさいなぁ。それじゃ迷い猫の一匹も捕まえられないよ。
 まあ、いまきみは猫よりも小さくなろうとしてるんだけどね」

手が伸びてくれば、今度はその腕にしがみつく。
捉えやすくなるほどの大きさになったということは力も強くなったということだ。
傷つけず捕まえることに拘るようなら、そう簡単には離れてくれない。

少女から路地の家々は遠ざかり、空は高くなり、空気は淀んで重くなっていく。
気がつけば、妖精の乗っていた樽は家屋のように大きくなり、
さっきまで持っていた瓶なんて、中に入れそうなほどだ。

縮小は一度止まる。

「ほら。かわいいかわいい妖精の出来上がり。
 おれ、レザン。きみと楽しいことしたいな~。
 それとも、まだなんとかしてみる気ある? 力づくで!」

からかうように耳元で笑って、頬をぺろんと舐める。
10cmしかないはずの妖精に、のしかかられている。

シルク > 身につけていたものは私の身体共々小さくなったものの、手に持っていた瓶だけはそうでは無いらしく。
どんどん大きく、重たくなる瓶は私の力では持てなくなり、地面に転がる。
それ程までに、小さくされてしまったのだ。

「そん、なぁ...もう、君の方が大きい...
もどして、よっ!私の方が大きかったから捕まえるだけにしようとしてたけど、もう手加減しないよっ!」

腕にしがみついていただけの妖精も、いつの間にか、私にのしかかる形になっている。
依然として妖精を引き剥がそうと──今となっては押し退ける、と言った方が正しいか──していたけれど、危機感を覚え始めた私は、腰のベルトへと手を伸ばし、短剣を取り出そうとまさぐるのだ。
そして、それが適ったならば、威嚇するように短剣を振り回してやる。

レザン > 「おっ、いいねいいね。力比べごっこしてみようか!」

 威嚇に怯える素振りもなく、あえて短剣を持っていない方の手首をつかむ。
そうしてまた急速な縮小が始まる。
手首を掴んでいた手はどんどん大きくなり……
やがて掴むことすらやめて、二本の白くしなやかな指で、あなたの手をつまんで、宙にぶらさげてしまう。
最初に相対した時の、手の上に乗せられるレザンの大きさ。
その対比は、今や逆となっている。
レザンの十分の一以下──もはやあなたは、身長にして一センチほどしかないだろう。

「ふふっ、ナイフ、怖いな~。手加減なくやられちゃったら、
 おれ、血を出しちゃうかも~」

まだ短剣を手放していないなら、大きくなりすぎたレザンの肌を傷つけることを試みることもできるだろう。
そうした場合には、さらに『代償』を払うことになるかもしれない。

シルク > 「力比べ、って、これじゃぁ対等じゃあないよっ!ふぇあじゃないっ!私の方がずーっと小さくなっちゃってるもんっ」

などと叫びながら、彼から見たら画鋲も同然の短剣を、今度は威嚇などではなく、明確に彼を傷付けようと振るうのだ。

「そうだよっ!こっちには武器があるんだから。ちっちゃくするだけじゃあ、負けないよっ」

レザン > 「わ~、痛いな~」

振るった短剣があなたを持つ指に当たる。
けれども、すべやかそうな肌は傷一つすらつかない。
どうしようもないサイズの違いがそのまま、彼我の攻撃力と防御力の違いになっていた。

「武器って、まさか今のしょぼいのじゃないよね?
 早く見せてよ、武器」

指でつまみ上げたままあなたをぶらぶらとゆすり、
その後ぽとんと掌の上に落としてから、指先を身体の上に乗せて、
ぐにぐに、といじり始める。
脚や腹、脇をくすぐるように。

「ほらー、早く負けないってところ見せてよ~」

シルク > 「きゃっ!は、離し...うわぁっ!」

彼に摘みあげられて揺すられ、投げ捨てるように掌へ。
腕力で抵抗してもビクともしないし、短剣をちくちく突き刺そうとしても傷もつかない。私に短剣を刺されたところで、恐らく彼にとって虫に刺されたようなものだろう。

「わっ!や、やめっ...きゃふっ!ひゃ、うぅっ!」

挑発してくる彼に言い返す余裕もない。また摘まれてなるものかと、迫る彼の大きな手から逃れようとするものの、今は彼の掌の上。逃げ場なんてない。この高さから飛び降りたのならば、きっとタダでは済まない。
本当は小さな私の軽さでは落下の衝撃も大した事はないけれど、そんなこと知る余地もなく。

レザン > 「あれ? もう終わり?
 エルフっておれみたいな妖精の上位版なんでしょ~?
 こんなふうにされて恥に思わないのぉ~?」

ほとんど抵抗らしい抵抗もなくなってしまったのをせせら笑う。

「ま、いいや。ここからおれの攻撃のターンね!」

指を下半身に動かす。人差し指と中指を股にくぐらせて、両脚を強制的に開かせてしまう。
そうやって掌の上で固定して、大きな瞳でじっと眺めながら、
丸出しになった下着の上から指の腹で、さす、さすとこすりあげていく。

シルク > 「恥ずかしいに、決まって...やっ♡ひっ♡そこ、さわ、るなぁっ♡」

このサイズ差では、何されても大怪我は必至。迫る指に目を瞑り──股間から走る桃色の電撃に今度は目を見開く。
あくまで私を痛めつけるのではなく、辱めるつもりらしい。肉体的に痛い目似合わないのは安心だけれど、これからどんな目に遭わされてしまうのか...ごく、と息を飲む。
快感に悶えながらも、短剣を手に突き刺そうと抵抗は辞めない。

レザン > 「なかなか覚えてくれないよね。おれは人の言うこと聞くの嫌いだって。
 ちょっと痛くしてあげようか?」

腹部にたしなめるように淡く爪を立てる。傷にならないが、痕が残る程度の力。
片方の指は反応の強く、声が甲高くなるところを探るように、繊細な手付きで捏ね上げる。
それを繰り返したあとは、腋の下に指をくぐらせ、掌の向きを垂直に変える。
すると、まるで掌に磔にされてしまったようなかっこうになるだろう。

「は~い、ぬぎぬぎしましょうね」

下着に爪をひっかけて、一気に脱がしてしまう。
それを自分の唇に運ぶと、目の前で舌に乗せて、口に含み……こくん、と喉を鳴らして呑み込んでしまう。
見せつけるように。

あなた自身に対しても、同じことはできる、と気づけるかもしれない。

シルク > 「わか、ってる、けどぉっ!♡いぃっ!つめ、たてるなぁっ!」

小さな私がまともに抵抗出来ない分、言葉での抵抗だけは、無駄だと分かっていても続けようと。
磔にされれば、その僅かな抵抗すら許されず、ただ喘ぐか、虚勢を張る事しかできない。

「ね、ねぇ、まさか、私のこと食べよう、って言うんじゃ...?わ、私なんか食べてもおいしくない、よ...!?」

私から奪った服を見せつけるように口に含み飲み込むレザン。彼は何も言わないけれど、私には『次はお前の番だ』と聞こえるようで。

レザン > いい考えだ、とでも言いたげに表情を華やがせる。

「食べる……?
 あ、それ面白そうだね。
 小さい妖精に虫みたいに小さくされて……
 食べられるなんて体験、面白いと思うよ? どう?」

提案の形をした一方的な言葉。
顔を近づける。周囲が影に覆われ、バニラのような香りの吐息が身体を撫で、冷静な思考を奪おうとする。
唇からはみ出させた舌が、味見とばかりに下肢をつま先からねぶっていく。
妖精というおとぎ話の存在の持つものとしては、あまりに生物的な器官が、あなたを責めた。

「食べられるのいや? わがままだなあ。食べられても死ぬとは限らないじゃん!
 でも……ほんとにいやっていうなら、ここにほっぽっちゃおっかな」

唾液にまみれたあなたの身体を、地面に立たせた瓶……
そのコルクのフタの上に立たせる。
そこからでもきっと、目もくらむ高さになるだろう。

「いまきみはさ~、ニンゲンの百分の一ぐらいしかないんだよ。
 いまおれに捨てられたら一生その大きさで生きていくか、
 誰かに踏まれたり、鳥とかに食べられたりしちゃうかもね……」

首を傾げて、小さな子供に、言い聞かせるように。

「どうする? おれに食べられるのやだ? いなくなったほうがいい?」

ふーっと、また甘い吐息を吹きかける。

シルク > 「面白くなんかない、よ、わ、わ、わ...食べられたら、死んじゃうに決まってるし...!」

舐められ唾液にまみれた下肢から恐怖が広がるようで。小刻みにガクガクと震えながらも、身振り手振り必死に説得を試みる。

瓶のコルクの上に立たされても、腰が抜けてしまいぺたん、と尻もちついた格好で。

「食べるのもダメっ!居なくなるのも、だめ!
...もとに、もどして、よぉ...わぷっ」

どちらに転んでも地獄な彼の提案。私は涙ぐみ懇願するけれど

レザン > 「だめだな~。きみの命乞いって面白くないね~
 要求するだけして、おれに何もくれないんでしょ?
 そんなんじゃだめだ」

脚を指でつまんで逆さ吊りにすると、自分の口元まで運ぶ。
唾液にてらてらと光る自分の口の中を見せつけるように、ゆっくりと。

そうして、まるごと口の中に放り込んでしまう。
唇を閉ざして、舌で秘所をつついたり、喉頭蓋に押し付けたり。
舌先で顔面を押しつぶして、窒息寸前の状態にしたり。
舌裏に閉じ込めて、花の蜜のような味の唾液をたっぷり飲ませたり。
歯で甘く噛んで、歯の痕をつけたり。
意識を失わないように、時々唇を開いて空気を吸わせてやる。

「~♪
 じゃあさじゃあさ~、食べるのやめるかわりに
 おれのペットになるのはどう?
 ペットになったことはあるけど、ペットを飼ったことはないんだよね~」

軽い口調。
口に含んだまま、器用にしゃべりかける。

シルク > 「そん、な...っ!きゃ、やめ、てぇっ!出し、ひゃっ♡ひゃ、んぐっ!?」

そんなことを言われ、改めて命乞いしようとしても、今まさに食べられている状態ではなんの言葉も浮かばない。どころか、股間を舌で擦られたり、窒息させられたりと、尚更言葉を発せない状況に。

「ぷぁっ!なるっ!なります、からぁっ!ペットに、なるから、助けてっ、助けてくださいっ!」

口が開かれれば甘い唾液に塗れながら、酸素を求めて舌の上を這う。しかし、充分に空気を吸えないまま再び口内へと引き戻されて。
そんな中、救いの提案画与えられれば、それがどんな条件だろうと私は乗ってしまう。
ペットになる、という言葉の意味も考えずに、反射的に答えて

レザン > 「わかった。ペット決定~」

あなたの身体を舌先で転がして、歯を乗せて固定し、
とどめの刺激となるよう、じゅううううう、と秘所を強烈に吸い上げる。
それと同時に、舌を通して、魂に強い呪いが刻み込まれる。
それは、例え大きさがもとに戻ったとしても決してレザンの言うことに逆らえなくなる契約だ。
記憶や名前までも、レザンが欲するならば献上しなければならなくなってしまう。
あなたが絶頂すると同時に、その呪縛が結ばれるだろう。

シルク > 「え、ペット...ひゃうぅぅぅあぁぁっ!?♡!!♡」

さんざん舐めしゃぶられ、昂ってしまった身体は、トドメの吸引によってその昂りが爆発。頭の中を桃色に染め上げてしまうその刺激に、体を反らせて絶叫する。

「はぁ...はぁ...はひゅ、なんか、へん...なに、した、の...?」

彼の舌を通して私の中へと入ってきた魔力は、私の心臓を縛り上げるような、窮屈な感触を与えてくる。恐怖を伴うその感覚は直ぐに消えるけれど、違和感が残り。

「ね、ねぇっ、はやく、だして、私の体、戻してよ...!」

レザン > 「ごちそーさま♡」

あなたの問には答えずに、もごもごと分泌物を舐め取り、味わう。
それを済ませれば、ぺっ、と地面に吐き出してしまう。
するとまたたく間に、元のひとらしい大きさに戻っているだろう。
まるで白昼夢でも見ていたかのように。

「きょーのところはそれで許してあげよう。
 おれだってむやみに人殺しがしたいわけじゃないからね~」

例の瓶の上に着地すると、今度はそれがするすると縮んで、レザンの手に収まる。

「次会うときはこれでシルクを飼ってあげるよ。楽しみでしょ?」

契約のときに読み取った名前を口にする。
目の前で、虫ですらも窮屈そうなそれを見せつけてから、
飛び去っていくだろう。

シルク > 「痛っ!..あれ?戻って...る!
はぁ...よかったぁ...」

地面へ激突し、悲鳴をあげる私。
安堵のため息をついたあと、はっ、とレザンのことをキョロキョロ探しみれば、空へと飛び去る彼の姿が目に入る。

「次会う、なんてゴメンだよ...うぅ...」

体が元に戻ったとはいえ、この期に及んで彼を追う気力もなく、力無く呟いて彼を見送り、悪戯妖精の恐ろしさを思い出して身震い。

ひとまず、依頼主へ報告を、と帰ろうとするけれど...

「.........服、無いんだけど...」

人目につかないよう隠れ、裸体を隠しながら歩き出すのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からレザンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からシルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 基本的に、己の立場上この様な場所を訪れる事は余り無い。
王族や貴族が訪れない、という訳では無いのだが。己に取っては単に訪れる必要性が無いだけの事。
それでも尚、この様な場所を訪れた事に深い意味があるかと言えばそうでもない。純粋に、仕事の一環である。

「……やはりこの辺りの地区は早々に整理せねばなるまいな。必要性が無いとは言わんが、生産性が無さ過ぎる」

貧民地区の再開発。と言えば聞こえは良いが、その為に家や職を失う人々の事は一切考慮されていない。
新しい鍛冶場でも作りたいな、と考えながら、夜更けの貧民街を一人歩いていく。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 尤も、こうして貧民地区を如何にも"貴族です"といった服装で闊歩していれば、柄の悪い連中に絡まれる事もある。
多少の狼藉は目を瞑る程度の寛容さは持ち合わせているつもりだったのだが――

「やれやれ。もう数えるのも面倒だぞ。私は別に、ごろつき退治に来た訳では無いのだがな」

魔術で生成した無数の剣に貫かれた死体を見下ろして溜息。
周囲に転がっている死体は4人分程。実力差も分からぬまま挑んで来る蛮勇は褒めてやっても良いとは思うのだが。

「面倒だから、全部焼き払ってしまいたいくらいだがな」

ワイバーンの群れでも召喚してしまおうか、と思うくらいには若干苛立っている事もまた事実であった。