2019/11/05 のログ
カイン > 「後は気温の変化がもうちょっと朝夜で少なくなるといいんだがな。
 ないものねだりをしても仕方ないとはいえ、
 こんなときばかりは器用に魔法を使える奴らを羨ましくも感じるな」

世の中自由自在に温度を操って自分の過ごしやすい環境を作り出す輩などもいると聞く。
残念ながらそんな小器用な真似は自分自身には到底できそうにないのだが。
その代わりにと渡されたエールを手に取り軽く煽れば体の冷えていく感覚に人心地つき、
酒場の中を見回すと遅くまで飲んで潰れている者、一人で静かに飲むものなど客の様子は様々。
時折新しい客も訪れる様子に皆元気な物だと肩を揺らす。

カイン > 「全く、出てくるのが遅いぞ」

暫く待たされた後に漸く用意された道具の数々を手に取って渋い顔。
仕方がないとばかりにぼやきつつもそのまま手を振って踵を貸して去っていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」からカインさんが去りました。