2019/11/04 のログ
ご案内：「王都マグメール 貧民地区2」にセイン＝ディバンさんが現れました。
■セイン＝ディバン > 「あ、あ、あぁぁぁ～……」
夜の王都。貧民地区を歩きながら伸びをする男。
様々な依頼を終え、ようやっとオフ。
さて、どうしようかなぁ、と考えつつ。
「……ん～。やはり酒？
それか娼館でも行くか？」
自分の欲望に忠実な男。まずは酒か、あるいは胃袋を満たすか。
それか、もう性欲を吐き出すか、と悩みつつ。
細巻を咥え、すれ違う娼婦たちに手の平を振り挨拶。
「金に余裕があるってのも考え物だよなぁ。
何していいか判らんくなる」
空を見上げながら、煙を吐き出す男。
別段、焦ることもない。じっくりと考えようかな、と。
■セイン＝ディバン > ぷか、と煙を吐きながら目を閉じる男。
貧民地区は、相変わらずの喧騒。
露天商の客引きの声。娼婦の甘い誘い。
にぎやかな酔っ払いの歌と、どこかで巻き起こるケンカの騒音。
「ふむ。これこそ我が心の故郷、って？」
そんな騒がしさの中、のんびりとこれからのことを考える男。
とりあえず、腹はくぅ、と鳴るが。
実際の所空腹すぎるほどに空腹ということもなく。
そこがまた悩みどころ。
「あんま腹を満たしすぎても眠くなるのよな」
それはきっと歳のせいなのだが。そこからは目を逸らす男。
う～ん？ と首を傾げつつ、通りを歩く人の波を遠目に見たり。
■セイン＝ディバン > 男は、のんびりと歩きながら貧民地区から去っていった。
ご案内：「王都マグメール 貧民地区2」からセイン＝ディバンさんが去りました。
ご案内：「王都マグメール 貧民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場のカウンターに一人陣取って、
エールのジョッキを煽る男の姿があった。
「ん、酒の美味い季節にようやくなってきたな。
いつもこれくらいの過ごし安さだったらいいんだがなあ。
寒い熱いの時期は用心棒稼業やら傭兵稼業やらには面倒だからなあ」
人目をはばかる事無く愚痴りながらも、ジョッキをカウンターに置き、
店主に次の酒を注文する迷惑な客であった。
団体客が多い酒場の中にあって個人客の利用が主なカウンター席は、
騒々しい店内の中でも人気の少ない空間になっている。
それもあってか、あるいはいつもの事なのか周りの客も店主も大した反応はしてこない。