2019/10/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にヌルさんが現れました。
■ヌル > 「あぁ、暑い」
深夜の貧民街の人気のない裏通り、夜風でコートをなびかせながらフラっと通りの方へと脚を向け現れた。
何かの水分で湿り気を帯びた短剣を指先で拭いながら、器用にソレを振ると、自分の懐に収める。
季節も冬に差し掛かり、冷たい風が吹いていても男の身体はまだ熱く、内側にこもる熱に
若干の鬱陶しさを感じつつ、首をグリグリと鳴らしながら黒づくめの長身はふらふらと歩いている。
「暑い、今日も暑い」
そう、ダル気に呟きながら。大体何かが起こっている貧民街。
夜も深いというのに走り回る足音に何をやってるのだろうかと想像しながら
特にアテもなく歩いている。
■ヌル > 長い事歩き続け、やがてそのまま街へ消えて行った。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からヌルさんが去りました。