2019/07/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場のカウンターに一人陣取って、
エールのジョッキを煽る男の姿があった。
「ん、酒の美味い季節にようやくなってきたな。
いつもこれくらいの過ごし安さだったらいいんだがなあ。
寒い熱いの時期は用心棒稼業やら傭兵稼業やらには面倒だからなあ」
人目をはばかる事無く愚痴りながらも、ジョッキをカウンターに置き、
店主に次の酒を注文する迷惑な客であった。
団体客が多い酒場の中にあって個人客の利用が主なカウンター席は、
騒々しい店内の中でも人気の少ない空間になっている。
それもあってか、あるいはいつもの事なのか周りの客も店主も大した反応はしてこない。