2019/04/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
■ジード > 騒々しい繁華街の裏側、その出口に近い場所で一見の店がのきを構えている。
並べられているのは傷薬類のポーションや気付け薬、病薬の類で
一般的なものから如何わしいものまでその種類は様々だ。
「参ったな、ここの所ずっと実入りが悪いときた。
何かやってるらしいとは聞いてるけど――」
時折ひと目を割けるように通り掛かる人影を相手に商売すること暫しの間。
そろそろ夜も更け始めた頃合いの状態をそう表して肩を揺らす。
ワケありの人間が通り掛かることが多い通りだが、人影そのものが残念ながら少ない様子。
何やら行っていると話には聞いているものの、残念ながらそれで客足が増えることはなさそうだと苦笑い。
■ジード > 「獣じゃあるまいし発情期が決まってるわけでもないだろうけど
書き入れ時がわかりやすいとご相伴に預かる方としては楽なんだけどね」
残念ながら早々都合よくはいかないのが商売の世界というもの。
お手上げとばかりに肩を竦めながらも商売道具の売り物を並べ替えて状態を確認。
「――もう少し材料の質あげたいんだけどなあ。
効果に大差がないとはいえやっぱり品質がいいに越したことはないし」
口でそうぼやきはするものの薬の材料の仕入れは中々に難儀する。
売り物を買って作るとなると高くつくし品質もイマイチなことが多く、
かと言って自分で取りに行くのはコストが高い。悩ましいと瓶を見下ろし渋い顔。
■ジード > 「仕方がないな。
そろそろ、切り上げるとしようか」
今日はこのあたりが潮時と見て取って、
荷物を片付けて立ち上がる。
そのまま路地を一本曲がってしまえば後に残るのはまばらな喧騒の届くくらい通路だけ。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にルースさんが現れました。
■ルース > 貧民地区の一角にある酒場。
素性の怪しいものが集まりにぎやかで騒がしい店内の一角でその様子を眺めるようにエールを口に運ぶ。
普段はバカ騒ぎの中央にいる事が多いが今日は一線を置くようにしている。
その訳は純粋に懐が涼しいからであり…先日から少々派手に奢りすぎたからという落ちでもある。
「おい、お前ら。偶には奢り返そうって気は起きないのかよ」
答えは勿論「ない」でそれも判っているので冗談のように声をかければほとんどの声な「ある訳ない」というもの。
それでも少数は多少の恩を返そうとエール代ぐらいは持ってくれる奴もいるわけで。
今はそんな奢りでエールを楽しみ酒場の楽し気な空気を楽しんで。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にミヤビさんが現れました。
■ミヤビ > そんな酒場に一人の少女が現れる。
きょろきょろと落ち着かない彼女は、明らかに離れしていない様子である。
その服装は見慣れぬものであり、さらに場違いな年格好の彼女は明らかに場から浮いていた。
そのまま端の席に座ると、彼女は安いあげ芋とエールを頼んだ。
■ミヤビ > 「こういうところ初めてですし、ドキドキします」
独り言をごちりながら、ちょこんと隅に座る少女。最近懐が寂しかったため、貧民街でも安く食事が出来そう(主観)なこの酒場に入ったのだ。
少し待つと、大量のあげ芋とエールが届く。慣れない炭酸入りのアルコールをちびちびのみ、すぐに
「ぐげぇぇぇぇ」
と上品ではないげっぷをするのであった。
■ルース > バカ騒ぎのテンションはさらに上がっていき、どんな仕事を受けたや誰かを落とした、どんな失敗をしたと話が大きくなっていく。
そんな騒ぎの中に新たな客、場違いな歳に見慣れない服装。
そしていかにも慣れていないという様子は荒くれ達には絶好の獲物。
何人かは早速手を付けようと席から腰を上げるが…少女のげっぷに驚いたものや首を振って席に戻ったりとして。
「あー…お嬢ちゃん。今のはちょっとあれだぞ?」
そんな中で本当に気まぐれと腰を上げて少女の座る席に近づき、なれなれしくも呆れた声をかけ。
「エールよりジュースの方がよくないか?」
気まぐれな親切心で軽い飲み物を進めてみる。
■ミヤビ > 「しばらくあげ芋を一人で黙々と食べていると、急に寂しさが襲った。皆、楽しそうに、ある意味騒がしくしているのに、自分は一人きりで黙々とあげ芋を食べているのが寂しくなったのだ。
きょろきょろと周りを見わたし、だれか同じような寂しさを感じている人がいないかを探す。それは子狐がはぐれて親を探すような、そんなせわしさがあった。
■ミヤビ > 「ひゃい!?」
突然声をかけられて驚いて振り向く。
「え、えっとこういうところは初めてでして。でも、エールを頼むものなんですよね」
何とも言えない微妙な笑顔でルースさんにそう話しかける。こんな優しそうな人(主観)ならお話に付き合ってくれるのではないかという期待がその目に浮かんでいた。
■ルース > 「そんなに驚くなって」
いきなり過ぎたか?と困った笑みを浮かべて勝手に隣の席に腰を下ろし。
後ろから感じる視線に「早い者勝ちだ」と手を揺らして示し。
離れしていないように見えるだけにできるだけ警戒心を持たれないように気を付けるかと考え。
「初めてでこの場所の酒場は度胸があるもんだ…。まあ、合ってるような間違ってるような…。
別に飲めないなら無理に頼まなくてもいいんだぞ?」
普通に飯だけでもいいんだと、それを示すように騒いではいるが酒を飲んでいないテーブルを軽く示し。
微妙な笑顔に声をかけるタイミングが遅ければ酔い潰されてそうな印象を持って。
今日は特に予定もなく、虫よけの意味も兼ね少女と話すのも良いかと考え飲みやすい柑橘系の飲み物を注文して少女の前にと置く。
■ミヤビ > 「ありがとうございます優しいお兄さん。私はミヤビと言います」
優しそうなルースさんを信用し、嬉しそうに尻尾を振りながら自己紹介をする。
受け取ったジュースをちびちびと口をつける。
優しそうなお兄さんならきっとこんな不慣れな所でも優しく教えてくれるだろうと思いこう切り出した。
「お兄さんは、こういうとこ慣れてそうですね。私にいろいろ教えていただけませんか?」
■ルース > 「優しくはないな。今日は気まぐれだ。ミヤビね、俺はルースだ」
こんななりだが冒険者だと軽く身分を明かして見せ、嬉しそうに尻尾を振る姿に本当に離れしていないと見て。
貧民地区をよく知る者なら勧められた飲み物を直ぐに飲むものは滅多にいないだけに。
ジュースを飲む姿を肴にエールを口にしてさて何を話すかと考えれば、先に少女が口を開いて。
「まー、この街は長いからな。大体は慣れてるぞ。どういう事を教えて欲しいんだ?」
大体の事は教えるぞと請け負い。少なくともできるだけ平穏に暮らせる知識は教えておこうと考える。
■ミヤビ > 「んー、なにがいいんでしょうか。気を付けたほうがいいこととかでしょうか。あと美味しくて安いお店とか行ったほうがいい場所とかですかね~」
エールを数口しか飲んでいなかったはずだが、すでに酔っているようで、顔がそれなりに紅潮している。眼も潤み、薄手のレオタードの胸の部分を見ると、うっすらと充血した突起が透けていた。幼さが残る顔立ちだが、その体は十分女を感じさせる見た目と匂いを発している。
そんな自分の様子をまったく頓着せずに、受け取ったジュースと、せっかくだからと注文したエールを交互にをちびちびと飲みながらあげ芋をどんどん消費していた。
■ルース > 「美味しくて安い店ならこの辺より平民地区の方が多いな。気を付けるなら…こういう店はよく選ばないと明日の朝は知らない男の腕の中だぞ?」
酒に弱いのか酔っている様子に声をかけて良かったと安堵。
顔の紅潮している様子や瞳の潤み、無防備と言える服装を見れば突起が透けて見え。
幼く見える顔立ちも酔いで色っぽく見え、この場にいる客たちなら、己も含めて手を出したくなる色気があり。
「しっかし…なんていうか無防備だな」
攫われても仕方ない姿でジュースとエールを交互に飲む姿。
そんな姿を眺めて、そっと手を伸ばして頭を撫でる。
■ミヤビ > 「えへへー明日から気を付けます。でも今日はルースさんが守ってくれるんでしょう♡」
嬉しそうに頭を撫でられる。ふわふわの狐の耳の手触りはよく、ずっと触っていたい柔らかさを持っていた。
その笑顔は非常に無防備であり、ルースのことを信頼していることがわかるものであった。
ジュースとエールを飲み干し、かなり酔っているようで、ゆらゆらと前後に揺れ始めている。
■ルース > 「本当に気を受けないとな。奴隷として並ぶことになるぞ?ま、それぐらいはサービスしておくか」
完全に信用して無防備な姿を見せる少女の姿に大丈夫かと困った笑み。
手触りのいい狐耳をくすぐるように撫でて感触を堪能して。
「ったく、無防備なお嬢さんがどうなるか実地で勉強しておくほうがいいな」
かなり酔った様子で前後に揺れる少女を支えるように抱き寄せ。
そのどさくさで透ける突起を擦り、お尻を撫で上げて立ち上がる。
■ミヤビ > 「ふにゃぁ♡」
酔っていてよくわからず、セクハラされたことも気付かずに抱き上げられる。気に入った優しいお兄さんに抱き上げられて、嬉しそうに抵抗もせずにつれていかれる。
これから行われることだろうことも理解せずに、尻尾は楽しそうにゆらゆらと揺れていた。
■ルース > 「一名様ご案内っと」
軽く触れただけでいい反応、これはもう食べてしまうしかない。無抵抗な少女を抱き上げてマスターに軽く笑いかけ。
代金はツケだという言葉とうまくやったなという飲み仲間の視線を背に酒場を後にして隠れ家へと連れ去ってしまう事となる。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からルースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からミヤビさんが去りました。