2019/04/07 のログ
■スピカネラ > 「ん、ふぅっ……!」
唾液をすすり、香りを吸うことでスピカネラの精子はとめどなく溢れるように生成されていく。射精、射精、そして射精。受精をさせるために、ひたすらに性行為を行う姿はまるで獣である。
子宮を犯し尽くせば、今度は口へ。口に白濁を注ぎ込んだら今度は子宮へ。そしてめちゃくちゃな量の白濁を全身へとぶち撒けるようなことも混ぜながら――少女の身体の表皮から内蔵、身体の奥底の細胞に至るまで、全て穢し尽くすほどの勢いであった。それは最早交尾とすら呼べず、性欲に身を任せたただの暴力であったことであろう。
それは、無限の時にも思えたであろうか。
何度も何度も行為は続く。もう終わりかと思っても、また腰が打ち付けられるのである。その度に熱いものが、アゲハの下腹部を、口内を、体全体を犯し尽くした。
アゲハの唾液の効果もあり、スピカネラの射精は尽きることがなく、何度も何度も行われた。
白く粘つく精液と愛液が混ざりあい溢れてしまっている結合部は、既に、何も見えなくなってしまっている程である。勿論、地面も本来アゲハを受精させるために生成された筈の白濁が海となって広がっている。
ぶちゅ、ぶちゅるるる、ぶぢゅうううう
大量の白濁の中で、新たに吐き出される白濁。
もう何度腰を打ち付けたか、射精をしたかスピカネラにもアゲハにもわからなかったことであろう。
「ふぅ……満足しましたぁ」
辺り一面が白濁まみれである。そしてアゲハは、白濁の海に溺れるように横たわっているであろうか。
恍惚の笑みを浮かべるスピカネラは、どれとアゲハを見やった。
■アゲハ >
「ぅ……ぁ――」
口での奉仕もまた――甘美なるものであった。
拙い動きなのに、蜜の影響か。裏筋を舌がうごめくだけで――
それだけでいきり立つほどで――
また、少女は。口を犯せば――食道で、喉で――男根を刺激した。
入り込まないのに――無理やり、噦きがら。涙をいっぱい瞳にためて――
その白濁を、胃で――受け止めた――
そういった姿すら愛おしく――きっと捗った、要因の一つになったことであろう。
どぷどぷと、大量に地面に。もはや液とは言えない、固形物となりかけている白濁の上に、秘裂からこぼれ出る”子種”
ドレスはもはや、破り捨てられ。生まれた姿――
シミひとつ無い白い肌にを彩るように。
かぴかぴの、白濁――ねっとりとした、それ。
むせ返るような、雄の匂いを、消すまでの蜜の匂いを放つ――少女は――
虹色に輝く、翅を白濁に汚されながら――
「えほっ、けほっ……こほっ……は、ぁ――おわ、り?」
廃人になってもおかしくない、悦楽を超えて――
身を起こしながら、ぽつり、呟いた
まぁもちろん。絶頂につぐ、絶頂で、立てず……
「――あ、おはな……」
かぴかぴの精液が付いたまぶたを開けて。視野に入ったもう使い物にならない花かごを見て――
しょうがないかぁと呟いたのだった
■スピカネラ > 「…………はっ。……え、っと……やりすぎちゃいました……?」
嵐のような射精の余韻に浸っていたスピカネラであったが、ようやく我を取り戻したようであった。目の前の惨状を前にして、申し訳なさそうに困った顔を浮かべる。
「すみませ~ん……何だかちょっと、気持ちよくなってしまってたみたいで……その、翅といい、この香りといい……やっぱり貴女は……?」
そんなことを問いかけながら、交尾の間に脱ぎ捨てていた白コートを手に取ると、自分の肩にかけるのであった。
■アゲハ >
「――ぁ、いえ。きもちよかった、ですか?」
喉がガラガラする。絡みついた感じだから。少し掠れて聞こえるけれど。
えへへと、笑う姿は少し、胸をときめかせるかも、しれない。
「――ぁ、えーっと……まぞく、です」
まずいかな? と思いつつ。隠せることではないので、恐る恐る――
まぁでも。逃げられる状態ではないのは、間違いないのだから。
諦めも、肝心だ
■スピカネラ > 「そりゃもう。やみつきでしたよ~……ってごめんなさい、ほんとに……」
ぺこぺこ謝るスピカネラ。先程まで獣のように腰を振ってアゲハを痛めつけていた者と同一人物とは思えない程である。可愛らしい微笑みにはしっかり胸をときめかせつつ。
「やっぱり、魔族ですよねぇ~……そんな気はしてたんですけど……そりゃ頑丈な訳ですね~……あ、いやほんとごめんなさい、はいっ……!」
並の人間の少女であれば、既に死体となっていることであろう。それほど迄に獣のように激しく、無限に続くかのような交尾であったのだ。
「貴女の身体と服……そしてお花もめちゃくちゃにしてしまいましたし……もしよろしければ、今晩は私のところの図書館に来ませんか? 湯浴みとお食事くらいは出させてください」
そう言って、スピカネラは微笑む。
ついていくもついていかないも、貴女次第である――。
■アゲハ > 「……図書館?」
大きな女性が、自分のようなものにぺこぺこしているのはなんだかおかしく思えた――
「――はい、じゃあ、お邪魔、します」
悪い人ではないのかなと思いつつ。
もしかすると、この人も――”そう”なのかもしれないので――
「あ、でも。えっちしたくなっても――さっきみたいにはしないで、欲しいです。ちゃんと、しますから。休みつつ、なら」
えへへと、拒否はしないからと言いつつ。
「…………あの、ごめんなさい。立てない、です」
恥ずかしそうに白濁の真ん中で呟いた
■スピカネラ > 「いや~、やっぱり立てないですよね~……はひ、すみません……」
大柄なスピカがぺこぺこと小さな少女に謝っているのは、確かにおかしな光景かもしれない。
「ちゃんと送っていきますから、大丈夫ですよ~。背中に捕まってくださいね、えーと……えーと……」
そこで言いよどむスピカネラ。
「名前、聞いてませんでしたね……? 私は、先にも言いましたがスピカネラと言います~」
あれだけ孕ませる為の行為をして、さんざん穢しておきながら、何と名前すら知らなかったのであった。
立ち上がる手伝いをすれば、どうぞ、と大きなお尻をずん、と突き出して背中に捕まるように促す。
■アゲハ >
背中に、と言われれば。背に乗り――
やはり、鼻腔をくすぐる、蜜の香り――
首に腕を回せば。雄臭さに混じって――
「――あ、えっと。花売りの、アゲハ、です」
はふぅっと。頭を背中にあずけて。
軽い体から、ぼたぼたと精液をたれ落としながら――
「……ぁ、背中。汚して、ごめんなさい」
恥ずかしさから――匂いが強くなるけれど
さてさて――どうなったか――
■スピカネラ > 「それじゃ、しっかり掴まってて下さいね~」
甘い香りを背に乗せながら、慎ましい胸の感触を受けてまたスピカネラの肉棒がぎゅん、と上を向く。
いけないいけない、と小声で呟きながら股間に手をあてがえば、肉棒はすっかり消えてなくなるのであった。
スピカネラが何事が呟けば、足元に紫電で描かれた魔法陣が出現し――二人は、その場から姿を消してしまったのであった。
図書館で何が起きたのかは――この先、二人しか知らないことである。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からアゲハさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からスピカネラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場のカウンターに一人陣取って、
エールのジョッキを煽る男の姿がある。
「ふう、ずいぶん過ごしやすくなったな。
外で活動するならこの時期が一番楽でいい」
上機嫌に酒を一口のみながら、何となしに店内を見回すと書き入れ時だろうにガランとした店内。
肩を竦めて見せれば酒の追加を注文しながら目を細め。
「春先だってのに景気が悪いのか、あるいは季節的にどっかにしけこんでるのかもな」
貧民地区の用心棒を引き受けることが多い身の上であるが、
たしかにここの所娼婦に引っかかる客が多い気がした。
そういう季節なんだろうかと碌でもないことを考えながら頬杖をつく。
■カイン > 「口説く相手もいないんじゃ、そりゃ酒場に繰り出すやつもいなくなるか」
仕方がないなと喉を鳴らして笑い飛ばしながら、
酒を一口煽りながらゆっくりと目を細める。
この閑散とした様子では仕方がないと言い放つと、
マスターから向けられる冷たい視線に肩をすくめるだけに止め。
「ま、そのおかげで静かに飲めるといえば飲めるが物足りんは物足りんね」