2019/01/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場のカウンターに一人陣取って、
エールのジョッキを煽る男の姿があった。

「ずいぶん寒くなったもんだなあ。春先くらいが一番ちょうどいいんだが。
 この時期は用心棒稼業やら傭兵稼業やらにはキツいねえ」

人目をはばかる事無く愚痴りながらも、ジョッキをカウンターに置き、
店主に次の酒を注文する迷惑な客であった。
団体客が多い酒場の中にあって個人客の利用が主なカウンター席は、
騒々しい店内の中でも人気の少ない空間になっている。
それもあってか、あるいはいつもの事なのか周りの客も店主も大した反応はしてこない。

カイン > 「もうちょっと過ごしやすくなるといいんだがな。
 ないものねだりをしても仕方ないとはいえ、
 こんなときばかりは器用に魔法を使える奴らを羨ましくも感じるな」

世の中自由自在に温度を操って自分の過ごしやすい環境を作り出す輩などもいると聞く。
残念ながらそんな小器用な真似は自分自身には到底できそうにないのだが。
その代わりにと渡されたエールを手に取り軽く煽れば体の冷えていく感覚に人心地つき、
酒場の中を見回すと遅くまで飲んで潰れている者、一人で静かに飲むものなど客の様子は様々。
時折新しい客も訪れる様子に皆元気な物だと肩を揺らす。

カイン > 「…ん。酒もそろそろ潮時かね」

ふと気が付けば随分と夜が更けた気配がする。
人波よりも随分と頑丈な体を持っている自負はあるが、
かといってほかの全ての部分が人間以上かといえばそんなこともない。
悪酔いしない程度に終わらせようかと緩く息を吐いて考えながら、
立ち上がってその場を後にしていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/宿屋大部屋」にモッペルさんが現れました。
モッペル > すっかり夜もふけた時間帯。流石にこの時間は一階の酒場も店じまい。けれども今日の食事はなんとなく物足りなさを感じていれば、夜食という形で部屋で軽く食べていて。路地裏に向かう大きな窓を開き、そこから覗く夜空を仰ぎながら小さな炉で肉串を炙って温め、ワインを瓶であおり、ゆっくりとした時間…

「うう、少し冷えるか…」

大部屋には暖炉があり、自分で燃料を調達するなら使っていいとのこと。荷物から薪をとりだし、暖炉に積み、枝を手に。ナイフで枝に切れ込みをいれ、火口箱から火を移し…暖炉にくべて。しばらくすれば暖かな火となり、部屋を照らす。すぐに窓から暖気は出ていってしまうけれども…それでも、なにもないよりはよくて。

路地裏から見えるのは暖かな光と肉串の匂い。そして巨大な乳。

モッペル > あふ、と大きなあくび。お腹も満ちたし良い加減も程よい。暖炉の明かりが漏れる窓を締めて、灰を少しかけて火を抑えめに。暖かな室内で横になって
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/宿屋大部屋」からモッペルさんが去りました。