2018/08/18 のログ
ダスト > 「さてっと」

ぽつぽつと人通りもまばらになり、客を捕まえられなかった娼婦たちも諦めて帰り始めてきた。
すっと座っていた木箱から飛び降りれば食べていた林檎を近くの草むらに捨て。

「そろそろ僕も戻ろうかな」

誰に言うでもなく小さくつぶやけばそのまま夜の闇の中へと姿を消していく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からダストさんが去りました。